RSSヘッドライン

海外「アカデミー賞女優なのに、死ぬ場面が中学生のふざけた芝居に見えた」名作で一人だけ浮いた演技…

海外「アカデミー賞女優なのに、死ぬ場面が中学生のふざけた芝居に見えた」名作で一人だけ浮いた演技… エンターテイメント

作品そのものは名作なのに、なぜかひとりだけ演技が浮いている。そんな「あの映画は大好き、でもあの人だけは……」という記憶を持ち寄るスレッドが r/AskReddit で伸びていた。挙がったのは誰もが知る大作ばかりで、しかも叩く側と庇う側がきれいに真っ二つに割れている。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『ダークナイト ライジング』のマリオン・コティヤール。アカデミー賞まで獲ってる人なのに、あの死ぬ場面だけは中学生がふざけて「うっ……死ぬ……がくっ」ってやってるようにしか見えない。三部作の締めくくりであれが流れた瞬間、劇場の空気が完全に抜けた。

※『ダークナイト ライジング』は2012年公開、クリストファー・ノーラン監督のバットマン三部作の完結編。コティヤールは実業家ミランダ役で、終盤に正体を明かした直後、車の中で息絶える場面が問題のシーン。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
本人も後年のインタビューで、あの場面についてはネタにされるのも仕方ないという趣旨のことを言ってた記憶がある。というか、あれだけのテイクを撮っておいて最終的にあれを選んだ側にこそ言いたいことがあるんだが。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
その流れで言うと『マトリックス レボリューションズ』のトリニティの最期も相当きつい。串刺しになってから喋る喋る、しかも長い。三部作は今でも好きだけど、あそこだけは正座して見られない。

※『マトリックス レボリューションズ』は2003年公開、『マトリックス』三部作の完結編。トリニティは主人公ネオの相棒であり恋人にあたるヒロイン。

4. 名無しのReddit住民
『ドラキュラ』のキアヌ・リーヴス。映画自体は美術も音楽も完璧だし、ゲイリー・オールドマンの伯爵は今見ても震えるほどいい。なのに主役の英国紳士だけ、どう聞いてもカリフォルニアの好青年なんだよ。

※『ドラキュラ』は1992年公開、フランシス・フォード・コッポラ監督。原作小説に沿った耽美的なホラーで、衣装・メイク・音響効果でアカデミー賞3部門を受賞している。キアヌが演じたのはロンドンの若手弁護士ジョナサン・ハーカー。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
ウィノナ・ライダーの英国訛りも同罪だと思う。あの二人が並ぶと、ロンドンを舞台にした物語というより「イギリス英語を練習してきました発表会」の様相を呈してくる。

6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
キアヌは感情を前面に出す芝居が苦手なだけで、下手というのとは違う気がする。『ジョン・ウィック』で亡くした妻の手紙を読む場面、あれは本当に良かった。ハマる役だとちゃんと刺さる人だよ。

※『ジョン・ウィック』は2014年から続くアクションシリーズ。妻を病で亡くした元殺し屋が、形見として遺された子犬を殺されたことをきっかけに裏社会へ戻っていく話。

7. 名無しのReddit住民
コッポラ監督は後々まで彼を庇い続けてたんだよな。真面目にやろうとしすぎて力が入ってしまったんだ、という趣旨のことを何度も言ってて、責める気配が一切ない。あそこまで擁護されると、こっちが悪者になった気分になってくる。

8. 名無しのReddit住民
シェイクスピア映画の『から騒ぎ』に出たキアヌも忘れちゃいけない。周りはエマ・トンプソン、ケネス・ブラナー、マイケル・キートン。全員が言葉で殴り合ってる真ん中に、ひとりだけ台詞を音読してる人が立ってた。

※『から騒ぎ』は1993年公開、ケネス・ブラナー監督によるシェイクスピア喜劇の映画化。キアヌは物語をかき回す悪役ドン・ジョン役だった。

9. 名無しのReddit住民
『ギャング・オブ・ニューヨーク』のキャメロン・ディアス。1860年代のニューヨークを生き延びてきたスリという設定なのに、彼女だけ現代のロサンゼルスから転送されてきたみたいな喋り方と表情なんだよな。

※『ギャング・オブ・ニューヨーク』は2002年公開、マーティン・スコセッシ監督。南北戦争期のニューヨークの移民街を舞台にした抗争劇で、ダニエル・デイ=ルイス演じる悪役の怪演で知られる。

10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
正直あの映画自体もとっ散らかってると思う。デイ=ルイスは化け物だし、リーアム・ニーソンは出番が短いのに濃い。ただ全体としては「壮大にやろうとして着地に失敗した大作」寄りでは。

11. 名無しのReddit住民
ガル・ガドット。『ワンダーウーマン』で戦場に歩き出す場面の説得力は本物だと思ってる。ただ台詞が三行を超えた瞬間、急に台本を読み上げてる音になるのはずっと気になってる。

※『ワンダーウーマン』は2017年公開のDCコミックス映画。第一次世界大戦の戦場を女性戦士が単身で横断していく「ノーマンズランド」の場面が特に評価されている。

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
スレタイちゃんと読んだ?「良い映画の中で」って条件がついてるんだが。まあ言いたいことはわかるけど、その縛りを外したら候補が多すぎて収拾がつかなくなるんだよ。

13. 名無しのReddit住民
『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』で核物理学者を演じたデニース・リチャーズ。防護服を着ても短パン姿でも、一秒たりとも科学者に見えなかった。しかも役名がクリスマス・ジョーンズで、ラストの寒いダジャレのためだけに存在してる名前なんだよ。

※『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』は1999年公開、ピアース・ブロスナンがボンドを演じた3作目。締めの台詞「クリスマスは年に一度」を言わせるためにヒロイン名が決まったと長年ネタにされている。

14. 名無しのReddit住民
キアヌの『ドラキュラ』はもう散々出てるから、自分は『ロビン・フッド』のケヴィン・コスナーを挙げたい。イングランドの義賊なのに、序盤で訛りを試して途中で諦めたのが伝わってくる。中盤以降は完全に西部劇の人。

※ここで挙がっている『ロビン・フッド』は1991年公開のケヴィン・コスナー主演版。中世イングランドを舞台にした冒険活劇で、主題歌の大ヒットもあって当時世界的に当たった作品。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
おかげでパロディ映画の『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』に、「他のロビン・フッドと違って、俺はちゃんとイギリス訛りで喋れるからな」という名台詞が生まれた。あれ以上に的確な批評はこの世にない。

※『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』は1993年公開、メル・ブルックス監督のパロディコメディ。上の1991年版をまるごとからかった内容になっている。

16. 名無しのReddit住民
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のブラッド・ピットのオーストリア訛り。三十分に一回くらい訛りの存在を思い出したように取ってつけるから、そのたびに物語から引き剥がされる。話自体は好きなだけに惜しい。

※『セブン・イヤーズ・イン・チベット』は1997年公開。実在のオーストリア人登山家がチベットにたどり着き、少年時代のダライ・ラマ14世と交流するまでを描いた作品。

17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
でも『イングロリアス・バスターズ』のイタリア語は最高だったよ。あれは「下手なイタリア語を喋る男」を完璧に演じてるから成立してるわけで、彼が訛りを扱えないわけじゃないと思う。

※『イングロリアス・バスターズ』は2009年公開、クエンティン・タランティーノ監督の戦争映画。潜入場面でイタリア人になりすまそうとして、絶望的な発音で挨拶するくだりが有名。

18. 名無しのReddit住民
最悪とまでは言わないけど、『オーシャンズ11』のドン・チードルのロンドン訛りは相当な選択だったと思う。あの映画で唯一、素の格好良さより「やってる感」のほうが勝ってしまった役だった。

※『オーシャンズ11』は2001年公開の強盗計画もの。ドン・チードルはカジノの電源を落とす爆破担当バッシャー役で、ロンドンの下町訛りを強めに演じている。

19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
やり過ぎだったのは同意するけど、あの作品の悪ノリした空気にはむしろ合ってたと思う。自分は子供の頃に観たから、彼がイギリス人じゃないなんて発想すらなかった。騙せてる時点で成功では。

20. 名無しのReddit住民
自作に出るときのタランティーノ全般。特に『ジャンゴ 繋がれざる者』のオーストラリア人役は、誰かひとりでいいから「監督、そこは切りましょう」と言うべきだった。画面から漫画の臭い線が出てるレベル。

※『ジャンゴ 繋がれざる者』は2012年公開の西部劇。監督のタランティーノ自身が終盤に鉱山会社の男として出演し、オーストラリア訛りで喋る場面がたびたび槍玉に挙げられる。

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の彼だけは好きなんだよな。上手いというより、得体の知れない不気味さがそのまま役に効いてる。名演というより事故的な適材適所だと思ってる。

※『フロム・ダスク・ティル・ドーン』は1996年公開。逃亡中の兄弟が国境沿いの酒場に立ち寄る犯罪劇として始まり、途中から一気にホラーへ転調する作品。タランティーノは弟役で出演している。

22. 名無しのReddit住民
ジャレッド・レトの『ブレードランナー 2049』。出番はほんの数分なのに、そこだけ映画の重力が狂う。「こう喋ったらカッコよくない?」で組み立てた抑揚で、なぜその話し方なのかの裏づけが何も見えないんだよ。

※『ブレードランナー 2049』は2017年公開、1982年の名作SFの続編。レトが演じたのは人造人間を製造する企業の盲目の創業者で、静かで芝居がかった長台詞が特徴。

23. 名無しのReddit住民
悪く言いたくないけど『デューン 砂の惑星 PART2』のクリストファー・ウォーケン。皇帝という役に、あの独特の間とニューヨーク訛りが乗ると、宇宙帝国の頂点というより近所の変わったおじさんになる。

※『デューン 砂の惑星 PART2』は2024年公開のSF大作。ウォーケンが演じたのは銀河帝国の皇帝シャッダム4世。独特の間の取り方と話し方で知られるベテラン俳優。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
えっ、自分はすごく好きだったんだけど。あの皇帝はそもそも力で君臨してるタイプじゃないし、あの気の抜けた感じが逆に効いてたと思う。何がダメだったのか本気で知りたい。

25. 名無しのReddit住民
『フォー・ウェディング』のアンディ・マクダウェル。土砂降りの中で「まだ雨降ってる? 気づかなかった」と返す場面、あそこで映画のロマンスが全部ひっくり返る。何度観ても心臓が冷える。

※『フォー・ウェディング』は1994年公開のイギリス製ラブコメ。ヒュー・グラントの出世作で、四つの結婚式と一つの葬式を通して恋の行方を追う。上記は終盤、雨の中で告白される場面の返し。

26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
あれを彼女ひとりの責任にするのは酷だと思う。そもそもあの台詞、世界中のどの俳優が言っても成立しないやつだよ。責めるなら先に脚本を責めたい気持ちがある。

27. 名無しのReddit住民
『ゴッドファーザー PART III』のソフィア・コッポラは伝説枠。周りが全員、命を削るような芝居をしている中で、ひとりだけ普通に日常会話をしてる。直前に降板した女優の代役として撮影間際に決まったらしいから、気の毒ではあるけど。

※『ゴッドファーザー PART III』は1990年公開の三部作完結編。ソフィアは監督の実の娘で、当時は俳優志望ですらなかった。のちに映画監督として世界的な評価を得ている。

28. 名無しのReddit住民
『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』のハリソン・フォード。前二作のハン・ソロにあった切れ味がどこにもない。もうこの役を続けたくなかったからだと言われてるけど、それが画面にここまでくっきり出るのもすごい話だよ。

※『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』は1983年公開、旧三部作の最終章。ハン・ソロは主人公の相棒にあたる密輸業者で、軽口と皮肉が持ち味のキャラクター。

29. 名無しのReddit住民
『レ・ミゼラブル』のラッセル・クロウ。芝居が悪いんじゃなくて、歌が全部ワンパターンなのがつらい。ジャベールという役の執念そのものは伝わってくるだけに、歌い出すたびに惜しい気持ちになる。

※『レ・ミゼラブル』は2012年公開のミュージカル映画。全編ほぼ歌で進行し、俳優が撮影現場で生歌を録る方式で撮られた。ジャベールは主人公を執拗に追い続ける警官。

30. 名無しのReddit住民
『アメリカン・スナイパー』の赤ちゃん。とにかく棒。腕の中で一ミリも動かないし、父親が手を添えても表情ひとつ変わらない。あそこだけ主演二人の熱演が全部持っていかれるの、何度思い出しても笑ってしまう。

※『アメリカン・スナイパー』は2014年公開、クリント・イーストウッド監督。実在の狙撃手の半生を描いた作品だが、赤ん坊を抱く場面で明らかに人形が使われており、公開当時から話題になった。

まとめ

挙がった名前を並べてみると、批判の中身は大きく二種類に割れている。ひとつは訛りで、英国訛り、オーストリア訛り、ロンドンの下町訛りと、母国語ではない話し方を背負わされた瞬間に崩れた例がずらりと並んだ。もうひとつは配役で、演技力そのものより「その人がその役の中に立っている違和感」が指摘されている。字幕と吹き替えで観ることの多い日本だと、アクセントの不自然さは構造的に伝わりにくい。裏を返せば英語圏の観客は、日本人が時代劇の言葉遣いのズレに反応するのと同じ感度で、たった一言の発音から役者を見限っているとも言える。そして面白いのは、どの名前にも必ず擁護が付いたことだ。監督の指示ではないか、脚本のせいではないか、と原因を役者の外に探す人が絶えなかった。皆さんが「作品は大好きなのに、あの人だけは……」と思ってしまった映画はありますか?

エンターテイメント
シェアする

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    吹き替えで声優の中にタレントが混じってるとすぐ分かるね
    違和感しかなくて見ていられなくなる