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海外「ゲストブックに書いていってねって頼まれてた」1999年以前のネット、覚えてる人いる?

海外「ゲストブックに書いていってねって頼まれてた」1999年以前のネット、覚えてる人いる? 文化・習慣

接続音、アクセスカウンター、永遠に工事中のホームページ。1999年より前のインターネットを使っていた人たちが、あの頃の手触りを次々と持ち寄っていて、読んでいるだけで当時の部屋の匂いまで戻ってくる。日本のネット黎明期を知っている人ほど刺さる内容だった。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
「ゲストブックに書いていってね」って頼まれるやつ。あとページの一番下に必ず置いてあるアクセスカウンター。今思えば、あれが唯一の「誰かに見てもらえた証拠」だったんだよな。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
14歳のとき、友達と行ったライブの前座バンドが良すぎて、そのバンドのファンページをジオシティーズに作ったんだ。そしたら本人たちが俺らのゲストブックに書き込んでくれた。あの日、俺たちは世界一かっこいい中学生だった。※ ジオシティーズ=1990年代に世界的に流行した無料ホームページサービス。ジャンルごとの「街」に自分のページを持つ仕組みで、日本版も2019年まで続いていた。

3. 名無しのReddit住民
ダイヤルアップの接続音、今でも頭の中で完全に再生できる。ピーーーガガガガ、ヒョロロロ……ジーーー……ガッ、っていうあれ。しかも散々鳴らしたあげく、56kのモデムが12kで繋がったりするんだよ。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
そこに「AOLの無料お試しディスク」も足させてくれ。頼んでもいないのに郵便受けに届き続けて、気づいたら家じゅうがフロッピーとCDだらけになってた。コースターにして使ってる家、絶対うち以外にもあっただろ。※ AOL=当時アメリカ最大手だったインターネット接続業者。無料体験用のフロッピーやCDを大量に郵送してばら撒き、会員を集めていた。

5. 名無しのReddit住民
うちは親父だった。俺が繋いでる最中に受話器を上げて、あの音を聞くたびに家じゅうに響く声で怒鳴られる。母親は母親で「電話かけたいんだけど!」って。家族全員が一本の電話線を取り合ってた時代だよ。

6. 名無しのReddit住民
好きなユーザー名がそのまま取れたこと。数字もアンダースコアも要らない。思いついた単語をそのまま入れれば、それがもう自分のものになった。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
若い子にメールアドレスを見せると「え、なんで数字が入ってないんですか?」って驚かれる。あれで老いを感じると同時に、ちょっと誇らしくもなるんだよな。ドメインだって、欲しい単語がだいたい空いてた時代だからね。

8. 名無しのReddit住民
とにかく全部が新しかった。どこかのサイトを見つけたら、それが人生で初めて見るものだった。YouTubeなんて無いから、面白いことをやりたい人はみんな自分でサイトを立てて、ジョークや自分の体験談を載せてたんだ。新しい場所は友達から口伝えで教わる。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
そう、そこが本質なんだよ。接続音とかAOLとかも懐かしいけどさ、大事なのは「果てが見えない感じ」と「全部が手作りだった」ことだ。ネットは企業のものになる前は、人が作って人が回してた。今はもうデジタルのチェーン店ばかりだよ。……とはいえ昔が全部良かったとも言わない。何かを探すのは本当に大変だったし、やっと見つけたコミュニティが翌月には消えてたりした。それでも「あの頃に戻るボタン」があるなら、俺は迷わず押す。

10. 名無しのReddit住民
AOLのチャットルーム。入室した瞬間に飛んでくる「ASL?」。あれだけで会話が始まって、あれだけで会話が終わることもあった。※ ASL=age(年齢)・sex(性別)・location(住んでいる場所)の略。当時の英語圏チャットで定番の第一声。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
あそこに何百時間いたか分からない。そして全員が年齢を詐称してた。実際が何歳だろうと、チャットの中では10歳上か10歳下を名乗るんだ。街ですれ違う人の中に当時話した相手がいるんじゃないかと、今でもたまに考える。

12. 名無しのReddit住民
画像が上から一行ずつ、ゆーーーっくり降りてくるあの感じ。読み込みバーは9割まで一気に行って、残りの5%で永遠に止まる。そして最後にはリロードして最初からやり直しだ。

13. 名無しのReddit住民
サイトの下に「あなたは 65,102 人目の訪問者です」ってカウンターが必ず付いてた。数字が自分の一回で増えるのが、なぜかやたら嬉しかったんだよな。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
そして隣では「🎉 おめでとうございます! あなたは100万人目の訪問者です! ここをクリックして賞品を受け取ってください!!! 🏆」ってバナーが必死に点滅してるわけだ。何人がクリックしたんだろうな。

15. 名無しのReddit住民
当時のサイトは全部、今のCraigslistみたいな見た目だったよ。青いリンクがひたすら並んでて、飾りらしい飾りは何もない。※ Craigslist=アメリカの老舗クラシファイド広告サイト。1990年代のままの簡素なデザインで今も運営されていることで有名。

16. 名無しのReddit住民
初めて繋いだのは1993年。ブラウザなんて存在しなくて、緑や琥珀色に光るモニターに文字を打ち込むだけだった。要するにDOSなんだけど、そのDOSの向こう側に地球の裏側の人間がいて、会話ができる。文字しかないのに、あれは魔法だったよ。※ DOS=Windowsが普及する前に使われていた、コマンドを文字で打ち込んで操作するOS。

17. 名無しのReddit住民
参入障壁がゼロだったこと。地下室にこもってる怪しいおじさんのサイトが、大学の公式サイトより立派に見えたりするんだ。真面目に読み進めて、途中でようやく「これ研究者の論文じゃなくて、ヤバい人の自作の主張だ」と気づく。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
その大学のサイトも、たいてい情報棟の地下にいる変人が作ってたからね。で、大学案内みたいなページの奥に自分の主張をこっそり埋め込んでる。結局どっちも同じ人種だったんだよ。

19. 名無しのReddit住民
ホームページ作成ソフトなんて無かったから、HTMLを自力で覚えるしかなかった。タグを一個閉じ忘れただけでページ全体が崩れて、その原因を明け方まで探す。誰も教えてくれないから、他人のページのソースを開いて盗むんだ。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
俺のジオシティーズ見てくれよ、まだ工事中だけど。……あのページ、結局最後まで工事中のままだったな。くるくる回る工事マークのアニメーションだけは無駄に凝ってた。

21. 名無しのReddit住民
whitehouse.gov と whitehouse.com はまったくの別物だと、身をもって学んだ世代です。学校のレポートを書こうとして開いたら、政府とは縁もゆかりもない成人向けサイトが出てくる。あの一瞬で血の気が引く感じは忘れられない。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
90年代後半に立ち上がったアニメ系の人気サイトの運営をしてたんだけど、傘下のひとつが .com を押さえてなくてね。そっちは成人向けサイトだった。子供から「変なページが出てくる」って報告が何度も来たので、ダメ元で .com の持ち主に連絡したんだ。追い払われると思ってた。ところが向こうは真面目に謝ってくれて、自分のドメインを移したうえで .com をこっちに転送してくれた。あの対応は満点だったよ。

23. 名無しのReddit住民
学校のパソコン室でマウスのボールを抜くやつ。あとボールに溜まった謎の黒いカスを取らないと、カーソルが斜めにしか動かなくなる。夏休みに学区のパソコン掃除のバイトをしたことがあるけど、消毒用アルコールと綿棒で何百個もボールを磨かされたよ。あの夏の記憶がそれしかない。

24. 名無しのReddit住民
パスワードを200個も抱えなくてよかったこと。ワンタイムコードもSMS認証も無い。名前とパスワードを入れたら、それでもう終わりだった。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
先週、娘の服を一枚買うだけでこうなった。サイトにログイン→カード裏の番号を入力→カード会社のアプリに確認コードが飛ぶ→そのアプリを開くためにパスワード管理ソフトを開く→管理ソフトの認証をする→カード会社のアプリにログイン→そこでまた確認コード→元のサイトに戻ってコードを入力→ようやく購入完了→最後にダメ押しで確認のSMSが届く。服、大した値段じゃないんだけどな。

26. 名無しのReddit住民
Yahoo!ゲームが当時としては化け物みたいに凄かった。チェッカーやビリヤードを、顔も知らない誰かと画面越しに対戦する。今なら当たり前だけど、当時は「知らない人とオンラインで遊ぶ」という発想そのものが衝撃だったんだ。そもそもGoogleがまだ存在してなくて、検索といえばYahoo!だった。

27. 名無しのReddit住民
完全一致でフレーズを検索したら、本当にそのフレーズを使ってるページだけがちゃんと出てきた。しかも結果を何ページもめくっていけば、目当ての辺境のページに必ずたどり着けた。今は3ページ目あたりで検索エンジンに「もういいでしょ」って打ち切られる感じがする。あの頃はAsk Jeevesにもさんざん世話になったな。※ Ask Jeeves=質問を文章のまま入力して答えを探す形式の検索サイト。執事のキャラクターが目印だった。

28. 名無しのReddit住民
eBayで落札したら、相手に個人小切手やマネーオーダーを郵送してた。現金をそのまま封筒に入れて送る人もいた。会ったこともない他人に現金を郵送して、それでちゃんと商品が届く。あれがよく成立してたなと今でも思う。※ マネーオーダー=郵便局や銀行で購入できる送金用の証書。当時の通信販売でよく使われた支払い手段。

29. 名無しのReddit住民
ICQ、MSNメッセンジャー、ネットスケープ。Angelfireやジオシティーズで自分のページを作って、ゲストブックとカウンターとアニメーションGIFを必ず置く。音楽はWinAmpで聴いて、スキンを取っ替え引っ替えする。ドットインパクトプリンタで横断幕を印刷すると20分近くかかる。そしてOfficeのアシスタントが勝手に出てきて「手紙を書いているようですね。お手伝いしましょうか?」。うん、俺は年寄りだ。※ ICQ=世界初期のインスタントメッセンジャー。着信音で覚えている人も多い。Angelfire=ジオシティーズと同種の無料ホームページサービス。WinAmp=スキンで見た目を自由に変えられたMP3プレイヤー。Officeのアシスタント=Office 97に搭載されていたお節介な案内キャラクターで、日本語版のイルカを思い出す人も多いはず。

30. 名無しのReddit住民
ネットがまだオタクと物好きだけのもので、広告がほとんど無かったこと。荒っぽいけど正直な場所で、角を曲がるたびに何かしら面白いものがあった。除隊してプログラミングがやりたくてPCを買っただけの俺に、見ず知らずの人たちが何の見返りもなく色々教えてくれたんだ。学位も肩書きも要らない、必要なのは好奇心だけだった。そのおかげで今もこの業界にいて、もうすぐ引退を迎える。接続するたびに流れる「You’ve got mail(メールが届いています)」——あの一言だけで、今でも当時の部屋の空気まで思い出せる。

まとめ

接続音、アクセスカウンター、永遠に工事中のホームページ。挙がった記憶はバラバラなのに、根っこの部分は驚くほど揃っていた。「不便だったけど、全部が自分たちの手作りだった」という感覚だ。ページ一枚を出すのにHTMLを覚え、見てもらえた証拠はカウンターの数字しかなく、会ったこともない相手に現金を封筒で送っていた。手間がかかる分、画面の向こうにいる人間の顔がはっきり見えていたのだと思う。日本でも深夜になるのを待って電話回線をつなぎ、家族に「電話が使えない」と怒られながらチャットに潜っていた人は多いはずで、国が違っても同じ光景が繰り返されていたのが面白い。もちろん当時が完璧だったわけではなく、目当ての情報にたどり着くまでの労力は今の比ではない。それでも「戻れるボタンがあるなら押す」と言い切る人が少なくないのは、失われたのが速度や画質ではなく、偶然何かに出くわす余白のほうだったからだろう。皆さんが初めてインターネットに触れたとき、最初に開いたページは何でしたか?

文化・習慣
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