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海外「ゲームを買って、オンライン会員に入って、バトルパスも買う。3回払わないと撃ち合えない」強欲でダメになったゲームシリーズ…

海外「ゲームを買って、オンライン会員に入って、バトルパスも買う。3回払わないと撃ち合えない」強欲でダメになったゲームシリーズ… エンターテイメント

「企業の強欲のせいでダメになったゲームシリーズは?」。Redditにこんな質問が立ち、いちばん支持を集めた答えはたったひと言、「大手のシリーズなら、ほぼ全部EAのやつ」だった。

そこから挙がってくるのは、中身がランダムに出てくる有料くじ、毎年決まった時期に出る続編、名作を作ったスタジオの買収と閉鎖。海外の大手だけでなく、ポケモンやコナミといった日本でおなじみの名前も並ぶ。好きだったシリーズの変わりようを語る声には、怒りと同じくらい未練がにじんでいる。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
大手のシリーズなら、ほぼ全部EAのやつでしょ。腕のいい開発スタジオを買う、看板タイトルだけ残して中身を課金向けに作り替える、売上が落ちたらスタジオごと閉じる。このパターン、もう何回見たかわからない。

※ EA(エレクトロニック・アーツ)はアメリカの大手ゲーム会社。サッカーの『EA SPORTS FC』(旧『FIFA』シリーズ)などを抱え、有名スタジオを次々に買収してきたことで知られる。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ただ、妙な例外が『Anthem』なんだよね。BioWareが何年もダラダラ開発してて、いよいよ締め切りが迫ったとき、あのゲームで唯一よかった「空を飛べる操作」を残せって言ったのは、EAのお偉いさんの方だったって記事を読んだことがある。

3. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
あー、Anthem…。EAでインターンしてた友達がいて、発売の何日か前に仲間うちへ半額で回してくれたんだよ。で、みんなで遊んで、みんなで黙った。マジでつまらなかった。

※ 『Anthem』は2019年にEAから出た、強化スーツを着て戦うオンラインアクション。開発は『マスエフェクト』などで知られるBioWare。評価は伸びず、2021年には予定されていた大型改修も中止された。

4. 名無しのReddit住民
シムシティとシムズもEAだよ。シムシティの2013年版なんて、ひとりで遊ぶ街づくりゲームなのに常時ネット接続が必須で、発売直後はサーバーにつながらなくて遊べなかったからね。シムズの方は、『ザ・シムズ2』に込められてた情熱とこだわりと、寄せ集めのガラクタみたいな『ザ・シムズ4』の差に本気で呆然とする。3で追加コンテンツの小出し販売と、誰も頼んでない有名人コラボが始まった時点で、あれが警告だったんだよな。

※ 『シムシティ』は街づくり、『ザ・シムズ』は住人の暮らしを見守る生活シミュレーションで、どちらもMaxis開発・EA販売。『ザ・シムズ4』は2022年に本体が基本無料になったが、拡張パックなどの追加コンテンツは膨大な数にのぼる。

5. 名無しのReddit住民
それ言うならユービーアイソフトの『アサシン クリード』と『ファークライ』も同じ枠。ファークライは4までは本当に好きだったのに、そこから先は同じ料理の盛り付けだけ変えて出されてる感じがするんだよ。

※ ユービーアイソフトはフランスの大手ゲーム会社。『アサシン クリード』は歴史上の時代を舞台に暗殺者として動き回るアクション、『ファークライ』は広い島や田舎を舞台にしたオープンワールドのシューティング。とくに『アサシン クリード』は2009年から2015年まで毎年新作が出ていた。

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
何がそんなにダメなの?ストーリーまで強欲のせいで悪くなったってこと?ケンカを売ってるんじゃなくて純粋に知りたい。最後にやったファークライが3だから、その後の事情がさっぱりわからないんだよ。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
ユービーアイの上の人が「アサクリとファークライは毎年出したい」みたいなことを言ってた、って記事を読んだ覚えがある。実際、『ファークライ6』と『アサシン クリード ヴァルハラ』はかなり急いで作った感じがした。マップはやたら広いのに、やることは敵の拠点を制圧して、地図のアイコンを消していく作業の繰り返しなんだよ。

※ 『アサシン クリード ヴァルハラ』は2020年、『ファークライ6』は2021年の発売。

8. 名無しのReddit住民
全部でしょ。ルートボックスっていう名前の「ギャンブル」と、金を払った奴が勝つアイテム課金のせいで。好きだったシリーズが、ファンの熱意ごと集金用の量産品に変えられていくのを、みんな見てきたはずだよ。

※ ルートボックス=お金を払うと中身がランダムに出てくるアイテム箱。日本でいう「ガチャ」とほぼ同じ仕組みで、ベルギーなど一部の国では賭博にあたるとして規制の対象になった。

9. 名無しのReddit住民
スポーツゲームは全部そう。『マッデンNFL』も『NBA 2K』も、毎年選手データを入れ替えただけで定価、本当の稼ぎどころは選手カードのガチャ。『WWE 2K』も、WWEのゲームが2Kに移ってからずっとひどい出来のままだし。サッカー好きとしては、コナミの『ウイニングイレブン』(こっちではPESって名前だった)が基本無料の『eFootball』に変わったときが一番つらかった。まあ、文句言いながら毎年買っちゃう俺らが一番のスポンサーなんだけどさ。

※ 『マッデンNFL』はEAのアメフト、『NBA 2K』はバスケ、『WWE 2K』はプロレスのゲームで、いずれもほぼ毎年新作が出る。「選手カードのガチャ」は、ランダムな選手カードのパックを買って自分のチームを組むモードのこと。『ウイニングイレブン』はコナミのサッカーゲームで、2021年に基本無料の『eFootball』へ移行したが、配信直後は選手の顔や動きの不自然さなどで酷評された。

10. 名無しのReddit住民
『コール オブ デューティ』。ダメになってからもう長すぎて、90年代より後に生まれた人は「ダメになる前のCoD」をそもそも覚えてないんじゃないかな😅

※ 『コール オブ デューティ』(CoD)はアクティビジョンの戦争もののFPS(一人称視点のシューティング)。2005年以降ほぼ毎年新作が出ている。アクティビジョンは2023年にマイクロソフトに買収された。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
CoDに限らず、アクティビジョンのシリーズは全部だよ。『トニー・ホーク』も『ギターヒーロー』も。ギターヒーローなんて一時期は1年に何本も出してて、そのたびにプラスチックのギター型コントローラーが部屋に増えていった。気づいたらブームごと消えてたし、自分で畑を焼き尽くしたようなもんだと思う。

12. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
昔はXboxのオンライン会員になってれば対戦できた。今はXboxかPlayStationのオンライン会員に入って、ゲーム本体を買って、さらにCoDのバトルパス(今は何て呼んでるのか知らんけど)まで買う。ネットで悪者を撃ちたいだけなのに、3回も払わなきゃいけないんだよ。

※ 『トニー・ホーク』シリーズは有名プロスケーターの名を冠したスケボーゲーム、『ギターヒーロー』はギター型コントローラーで曲に合わせて弾く音楽ゲーム。後者は2000年代後半に関連作が相次いだあと、2011年にシリーズ展開がいったん止まった。

※ バトルパス=シーズンごとに買う有料の報酬プラン。遊ぶほど衣装や装飾アイテムがもらえる。

13. 名無しのReddit住民
『デッドスペース』は間違いなくそう。1作目は宇宙船にひとり取り残される正真正銘のホラーだったのに、3で協力プレイと課金要素が入って、気づけば撃ちまくるアクションになってた。そのあと開発スタジオまでEAに閉じられたし。

※ 『デッドスペース』は2008年にEAから出たSFホラー。開発元のVisceral Gamesは2017年にEAによって閉鎖された。2023年には、EA傘下の別スタジオが作ったリメイク版が出ている。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
昔のデッドスペースは本当に別格だったよな。無重力の空間で自分の息づかいだけが聞こえる場面とか、敵の手足を狙って撃たないと止まらない緊張感とか。ああいう空気を作れるスタジオはそうそうないよ。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
いや、今でも別格だと思うよ。2023年のリメイク版はちゃんと怖かった。皮肉なのは、そのリメイクを出したのもEAだってことなんだけど。

16. 名無しのReddit住民
スレタイ、打ち間違えてるよ。「どのゲームシリーズ?」じゃなくて「ブリザードのゲーム全部」だろ。スマホ版の『ディアブロ イモータル』を発表して客席からブーイングされたとき、壇上の開発者が「みなさんスマホ持ってないんですか?」って返したあたりで、もう察してた。

※ ブリザード・エンターテイメントは『ディアブロ』や『オーバーウォッチ』で知られるアメリカのゲーム会社。2018年のファンイベントでスマホ向けの『ディアブロ イモータル』を発表した際、PCの新作を期待していた観客から反発を浴び、開発者の返答が長くネタにされた。2022年の配信後も、課金の設計が強く批判された。

17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
え、本当に?常時オンライン必須なのはクソだけど、『ディアブロ IV』は全体的には評判よかったんじゃないの?自分はやらないけど、夫がやってて「シリーズで2番目に好き」って言ってる。みんなシーズン制が嫌なのかな。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
4は最初からよくなかったよ。見た目が派手なだけで中身が空っぽな、今どきの大作ゲームにありがちなやつ。最初の数十時間は楽しいんだけど、その先に何も残らないんだ。

※ 『ディアブロ IV』は2023年発売のハック&スラッシュRPG(敵を倒して装備を集めるアクションRPG)。オフラインでは遊べない常時オンライン仕様で、数か月ごとに新要素が入る「シーズン」制を採っている。

19. 名無しのReddit住民
『Plants vs. Zombies』と『Peggle』。PopCapのゲームは、EAに買われてからほぼ全部そう。どっちも、客から最後の一滴まで搾り取るための道具として見られた結果ダメになった。

※ PopCapはカジュアルゲームの名門で、2011年にEAが買収。『Plants vs. Zombies』は庭に植物を並べて押し寄せるゾンビを食い止めるタワーディフェンス、『Peggle』は玉を落として盤面のピンを消していくパチンコ風のパズル。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
うわ、Plants vs. Zombiesには何時間溶かしたかわからない。中毒性がすごかったもん。だからこそ金儲けのために使い倒されたんだろうな…。2がスマホで基本無料になって、強い植物を課金で買う形になったのを見たときは本当に悲しかった。

21. 名無しのReddit住民
『コマンド&コンカー』。EAがウエストウッドを買収するまでは、史上最高のRTSだった。ついでに言うと、『ニード・フォー・スピード』も同じ道をたどったと思ってる。

※ 『コマンド&コンカー』は1995年に始まったRTS(リアルタイムストラテジー=基地を築き、部隊を作って戦う戦略ゲーム)の草分け。開発元のウエストウッド・スタジオは1998年にEAに買収され、2003年に閉鎖された。『ニード・フォー・スピード』はEAのカーレースゲーム。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
初代の『レッドアラート』は、作ってる人たちが好きで好きでたまらなくて作ったゲームって感じがした。街のビルに歩兵を立てこもらせて守らせるのが、最高に楽しかったんだよ。

※ 『レッドアラート』は『コマンド&コンカー』シリーズの派生作で、歴史が別の道をたどった世界で連合軍とソ連が戦う。

23. 名無しのReddit住民
ポケモン…。ゲームフリークは15年くらい前から、出来がイマイチでもポケモンを出し続けるって決めたんだと思う。独占的に作れる立場だから、何を出してもみんな買うし。それで良いゲームを作る気がなくなったんだろうな。シリーズのピークは『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』で止まってるよ。

※ 『ポケットモンスター』本編の開発は日本のゲームフリーク。ポケモンの権利は任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの3社が持ち、ブランドの管理は株式会社ポケモンが担っている。『ブラック2・ホワイト2』は2012年発売のニンテンドーDS用ソフト。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
パルワールドをあれだけ本気で潰しにかかったのも同じ理由でしょ。まともに競争させられるのが、よっぽど嫌なんだよ。

25. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
でも『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、ちゃんと新しいことに挑戦してて楽しかったけどな。作る気がないっていうより、アニメやカードやグッズと足並みをそろえて、決まった時期に出さなきゃいけないのが苦しいんじゃないかと思う。時間さえもらえれば、あそこはまだやれる会社だよ。

※ 『パルワールド』は日本のポケットペアが2024年に早期アクセス版を出した、生き物を捕まえて一緒に戦ったり働かせたりするサバイバルゲーム。同年、任天堂と株式会社ポケモンが特許権の侵害を理由にポケットペアを提訴している(訴えたのはゲームフリークではない)。

※ 『Pokémon LEGENDS アルセウス』は2022年発売のNintendo Switch用ソフト。広いフィールドを自由に探索する新しい遊び方を取り入れ、シリーズの転機として評価された。

26. 名無しのReddit住民
強欲の話でコナミを外すのはおかしいだろ。『メタルギア』は生みの親の小島監督が会社を去って、その後に出たのがゾンビみたいな敵と戦うサバイバルゲームの『METAL GEAR SURVIVE』。しかもキャラのセーブ枠を増やすのが有料だった。『サイレントヒル』も楽しみにしてた新作が中止になって、次に出てきたのがパチスロ台。あれは本当に泣いた。

※ 『メタルギア』シリーズはコナミのステルスアクション。生みの親の小島秀夫監督は2015年にコナミを離れ、現在はコジマプロダクションを率いる。『METAL GEAR SURVIVE』は2018年のシリーズ外伝で、キャラクターのセーブ枠の追加が有料だったことが批判された。『サイレントヒル』はコナミのホラーゲームで、新作につながる体験版『P.T.』を2014年に配信したものの、翌2015年に開発中止となった。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
ただ最近のコナミは、ちょっと戻ってきてる気がする。『サイレントヒル2』のリメイクはちゃんと評判よかったし、『メタルギア ソリッド デルタ:スネークイーター』もきっちり作り直してた。あれだけ叩かれて、さすがに学んだのかもな。まあ、信用するのはもう何本か見てからにするけど。

※ 『サイレントヒル2』のリメイク版は2024年に発売。『メタルギア ソリッド デルタ:スネークイーター』は、2004年の『メタルギア ソリッド3 スネークイーター』のリメイクとして2025年に発売された。

28. 名無しのReddit住民
『Fallout』と『The Elder Scrolls』。ベセスダは本編の新作をほとんど作らなくなって、そのぶんの力を、ずっと課金で稼ぎ続けられるオンライン版に注ぎ込んだように見える。

※ どちらもベセスダの人気RPGシリーズ。『Fallout』は核戦争後のアメリカ、『The Elder Scrolls』は剣と魔法の世界が舞台で、代表作は2011年の『The Elder Scrolls V: Skyrim』。オンライン版として『The Elder Scrolls Online』(2014年)と『Fallout 76』(2018年)がある。

29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
本編の新作を待ってる間に、スカイリムだけ何回売り直されたか数えてみなよ。新しい機種が出るたびにまた出てくるから、「そのうち冷蔵庫でも遊べるようになる」ってネタが定番になったくらいだし。

30. 名無しのReddit住民
『スパイロ』だよ、スパイロ!子どもの頃、きょうだいと一緒に『The Legend of Spyro』の三部作を夢中で遊んだのに、そのあとはフィギュアを売るための看板キャラにされちゃって。『ジャック×ダクスター』とか『怪盗スライ・クーパー』とか『ラチェット&クランク』みたいに、まったく違う世界を旅しながら簡単な謎解きとジャンプアクションをこなすゲームに、もう一回戻ってほしい。復活するって話も見かけたし、今度こそ頼むよ。

※ 『スパイロ』は1998年に始まった、子どものドラゴンが主人公の3Dアクション(日本では『スパイロ・ザ・ドラゴン』として発売)。『The Legend of Spyro』は2000年代後半に出たリブート三部作。権利は現在アクティビジョンにあり、2011年からはフィギュアをゲームに読み込ませて遊ぶ『スカイランダーズ』シリーズの顔にもなった。『ジャック×ダクスター』『怪盗スライ・クーパー』『ラチェット&クランク』は、いずれもPS2時代に生まれたソニー系の3Dアクション。

まとめ

並べてみると、「強欲でダメになった」の中身はおおよそ3つの型に分かれる。ひとつはスタジオの買収と閉鎖。『コマンド&コンカー』のウエストウッドや『デッドスペース』のVisceral Gamesのように、名作を生んだチームが買われ、看板だけを残して消えていく。ふたつめは毎年の続編。『アサシン クリード』や『コール オブ デューティ』、スポーツゲームのように発売時期が先に決まっていて、中身が追いつかない。三つめは課金が本体になること。ルートボックスは日本でいうガチャそのもので、お金の取り方に腹を立てるポイントは、海外のゲーマーも日本のプレイヤーもほとんど変わらない。

目を引くのは、ポケモンやコナミといった日本のメーカーにも同じ厳しさが向けられていることだ。一方で、『デッドスペース』のリメイクや『Pokémon LEGENDS アルセウス』、コナミの最近のリメイクを挙げて「まだ持ち直せる」と言う人もいた。タイトルそのものは何度でも売り直せても、それを丁寧に作っていたスタジオや時間は戻ってこない。怒りの底にあるのは、その喪失感なのかもしれない。そして「文句を言いながら毎年買ってしまう」と自嘲する声が出るあたり、プレイヤーの側も自分がこの仕組みを支えていることに気づいている。

皆さんが「これは会社の都合でダメになった」と感じるゲームシリーズはありますか?逆に、一度落ちたのにちゃんと持ち直したシリーズがあれば、そちらもぜひ教えてください。

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