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海外「片手だけ60年ポキポキ鳴らし続けて『関節炎にならない』を自分で証明した医者がいる」いまだに信じられている嘘…

海外「片手だけ60年ポキポキ鳴らし続けて『関節炎にならない』を自分で証明した医者がいる」いまだに信じられている嘘… 文化・習慣

「ガムを飲み込むと7年間お腹に残る」「寝ている間にクモを8匹食べている」。子どもの頃に一度は聞かされたのに、大人になっても誰も訂正してくれないまま生き延びている話がある。海外の掲示板で「完全に間違っているのに、いまだに受け入れられている俗説は?」というスレッドが立ち、2800件を超えるコメントが集まった。読んでいくと単なる勘違いばかりではなく、「誰かが得をするから残っている嘘」がけっこう混じっているのが面白い。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
鳥の巣に触ると人間の匂いがついて、親鳥が二度と戻ってこなくなる、ってやつ。子どもの頃、地面に落ちたヒナを見つけても「触ったらもう終わりだ」と刷り込まれていたせいで、どうしていいか分からずただ立ち尽くしてた記憶がある。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
そもそも鳥って嗅覚がかなり弱いんだよ。ゼロではないけど人間よりずっと鈍い。だから巣に手の匂いが残ったところで、親鳥は気にも留めずに帰ってくる。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
これは半分「善意の嘘」だと思ってる。木に登って巣を覗こうとする子どもを止めるのに、これ以上効く言い文句がないんだよね。理屈で説明したところで5歳児は登るから。

※ 鳥の嗅覚は種類によって差があり、ハゲワシのように嗅覚が発達した鳥もいる。ただし多くの小鳥は視覚と聴覚に強く頼っている。

4. 名無しのReddit住民
指の関節をポキポキ鳴らすと関節炎になる。母親に何百回言われたか分からないし、今でも会社で鳴らすと隣の席の人にまったく同じことを言われる。人類は何をやってるんだ。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
名前は忘れたけど、これを否定するために片手だけを何十年も鳴らし続けた医者がいる。結局その手に関節炎は出なかった。サンプル1だから科学とは言えないけど、自分の体で払うところまでやったのは偉いよ。

※ 米国の医師ドナルド・アンガー氏の話とみられる。左手だけを60年以上鳴らし続け、左右に差が出なかったと報告して2009年のイグ・ノーベル医学賞を受けている。

6. 名無しのReddit住民
覆面警官は「あなた警察ですか?」と聞かれたら正直に答えなければならない。これ、いまだに真顔で言う人がいる。そんな決まりがあったら潜入捜査という仕事が丸ごと成立しないだろって話なんだけど。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
この手のやつ、警察側が自分で流したんじゃないかとすら思ってる。信じてる人ほど確認して安心して、自分からペラペラ喋るわけだからね。ついでに言うと「警察は容疑者に嘘をついてはいけない」というのも同じくらい間違ってる。

※ アメリカでは、取り調べで捜査員が虚偽の情報を伝えることが判例上ある程度認められている。日本では偽計を用いて得た自白の証拠能力が否定された最高裁判例があり、事情はやや異なる。

8. 名無しのReddit住民
毛を剃ると濃くなる、早く伸びるようになる。これを本気で信じて中学のあいだずっと剃るのを我慢してた友達がいたけど、我慢したところで生え方は変わらないからね。何を守っていたんだあいつは。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
この俗説がしぶといのは、体感としては正しく見えるからだと思う。剃った毛は先端が平らに切れてるから、伸びかけの段階だと太くて硬く見えるし、チクチクするぶん「伸びた」と早く気づく。目と手触りのほうが嘘をついてるんだよ。

10. 名無しのReddit住民
ガムを飲み込むと7年間消化されずに体に残る。子どもの頃にさんざん聞かされたし、つい数日前にも若い子が真顔で言っててひっくり返った。なんでこれだけ世代を越えて生き残ってるんだ。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
小学生のとき反抗心でわざと飲み込んで、翌日トイレでちゃんと再会したよ。「大人は嘘をついた」と確信して、そこからしばらく意地で飲み込み続けてた。今思うと誰にも勝ってないし、何も証明していない。

※ ガムのベース部分は消化されないが、体内に留まるわけではなく、他の食べ物と一緒に数日で排出される。

12. 名無しのReddit住民
寝ている間に年間8匹のクモを飲み込んでいる。数字が妙に具体的なせいで、みんな一度は信じてしまうやつ。夜中に口を開けて寝るのが怖くなった人、たぶん世界中にいるでしょ。

13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
俺は起きてる間に8匹食ってるから誤差だよ。

※ この「8匹」という数字に出典は確認されていない。「デマがどれだけ簡単に広まるかを示すために作られた作り話が起源」という説明もよく引用されるが、その由来話自体にも裏付けがない。

14. 名無しのReddit住民
人間は脳の10%しか使っていない、というやつ。全部使ってるよ、ただ全部が同時に動いていないだけで。眠っている90%に超能力が隠れてたら面白いのは認めるけどね。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
脳のほぼ全体が同時に活動する状態ならちゃんとあるよ。てんかんの発作っていうんだけど、まあ楽しいものではない。

16. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
信号機が三分の一の電球しか使っていない、と文句を言ってるようなものだよね。赤も青も黄も、必要なときに必要なぶんだけ点くから信号として機能してるわけで。

17. 名無しのReddit住民
オオカミの群れにはアルファがいる、という話。提唱した本人が後から「あれは間違いだった」と訂正して回っているのに、いまだに人間社会の説明に使われてる。自分をオオカミに例えると気分がよくなるし、威張る口実にもなるからだろうね。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
元になった観察は動物園みたいな飼育環境で、赤の他人同士のオオカミを一緒に入れた場合の話だったはず。野生の群れはただの家族で、父オオカミと母オオカミが二人がかりで子育てしてるだけ。ボスというより両親だよ。

※ 1970年代にこの「アルファ」概念を広めた研究者自身が、のちに誤りだったとして撤回・訂正している。

19. 名無しのReddit住民
電話の逆探知には30秒かかる、みたいなやつ。実際は呼び出し音が鳴った瞬間にはもう分かってる。「あと10秒だけ引き延ばせ!」って手で合図するあの場面、全部ただの演出だからね。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
スパイ物の定番だったからなあ。90年代に着信表示が普及した時点で完全に死んだ演出なんだけど、緊張感を作るのに便利すぎて誰も手放さなかった。ダイヤル式の交換機の時代なら、まあ多少は本当だったんだよ。

※ 位置がどこまで正確に分かるかは回線や端末の技術による。基地局の情報だけに頼る場合は数百メートル単位の誤差が出ることもある。

21. 名無しのReddit住民
「お客様は常に正しい」には続きがあって、本当は「趣味・嗜好に関しては」だった、というやつ。意味としては通るし、そうであってほしい気持ちも分かるんだけど、あの続きは後の時代に誰かが足したものなんだよね。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
「血は水よりも濃い」も同じパターンだよ。本当は「契約の血は子宮の水より濃い」で意味が逆だった、ってドヤ顔で言われるけど、あれこそ出典が見つからない。俗説を否定するための俗説っていう、一番タチの悪いやつ。

※ 「趣味・嗜好に関しては」の部分は後年に付け加えられたもので、元の言い回しには含まれていないとされる。「契約の血は子宮の水より濃い」という”本当の全文”も広く引用される一方、古い文献での裏付けは確認されていない。

23. 名無しのReddit住民
カイロプラクティックが体にいい、というのも相当あやしいと思ってる。気持ちよくて効いた気になるのは分かるけど、あれを医療と同じ棚に並べるのはさすがに無理があるでしょ。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
必ず反例を出す人が来るけど、論点はそこじゃないんだよ。人の体を伸ばしたり揉んだりすれば気持ちよくなる、そこは誰も否定してない。問題は「全部が科学的に効いて安全だ」と言い切っている部分。ちなみに創始者は、施術の原理を亡くなった医師の霊から教わったと自分で書き残してるからね。

※ 創始者D・D・パーマーは著書に、故人の霊から知識を受け取ったという趣旨の記述を残している。日本ではカイロプラクティックや整体に国家資格がなく施術者の背景がまちまちで、首を強くひねる手技による健康被害について国民生活センターが注意喚起している。

25. 名無しのReddit住民
尿は無菌だから、クラゲに刺されたときにかければ効く。無菌でもないし、かけても効かない。それでも夏になると海辺でこれをやろうとする人がいるのが不思議でならない。

26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
効いたように見えた人がいるのは、たぶん温度のせいだと思う。海の生き物の毒は熱に弱いものが多くて、体の芯で温まった尿は肌より温かいからね。ただそれ、尿である必要はまったくない。温めたタオルでも使い捨てカイロでもいいわけで。

※ 尿が無菌でないことは分かっている。クラゲの応急処置としても推奨されておらず、種類によっては刺胞を刺激して悪化させる恐れがある。日本では海水で洗い流し、こすらずに受診するのが基本とされる。

27. 名無しのReddit住民
砂糖を食べると子どもがハイになる。比較した研究では、砂糖を与えた子もそうでない子も変わらなかったらしい。親のほうが「砂糖のせいだ」と思って見てるから、そう見えるだけなんだと。

※ 砂糖の摂取と子どもの多動を比べた研究では、明確な差は確認されていない。一方で、砂糖が出てくる場面(誕生日会など)そのものが興奮の原因だという指摘もある。

28. 名無しのReddit住民
パイプカットは簡単に元に戻せる。戻せません。つなぎ直す手術自体は存在するけど確実ではないし、年数が経つほど条件は厳しくなる。永久のものだと思って決めるべき話だよ。

※ 精管をつなぎ直す手術はあるが、成功率は経過年数などに左右される。医療機関でも「永続的な避妊法」として説明されるのが一般的。

29. 名無しのReddit住民
食後30分は泳いではいけない。これも根拠がないのに、なぜか世界中で同じことが言われてる。満腹で全力で泳げば気持ち悪くはなるだろうけど、それは溺れる話とはまったく別だからね。

30. 名無しのReddit住民
寒いところにいると風邪をひく。「髪を乾かさないと風邪ひくよ」と言われて育ったけど、風邪はウイルスでうつるものであって、寒さそのものが病原体を生み出すわけじゃない。まあ言われた側は素直に乾かしたほうが家庭は平和だけどね。

※ 寒さ自体が風邪の原因ではないものの、低温で鼻の粘膜の防御が落ちるという報告もあり、まったく無関係と言い切れるわけでもない。

まとめ

並んだ俗説を眺めていくと、生き残る嘘にはいくつかの型があるのが見えてくる。ひとつは「子どもを止めるのに便利だった」もの。鳥の巣に触るなも、ガムは7年残るも、理屈より効くから親が使い続けた。もうひとつは「体感が裏切る」もの。剃った毛は本当に太く見えるし、砂糖を食べた子は本当に走り回っているように見える。目の前の経験のほうが正しく感じられるぶん、訂正が届かない。そして三つ目が「信じている側だけが損をする」もの。覆面警官の決まりごとや取り調べのルールがまさにそれで、間違ったまま安心している人が一番危ない。

日本で育っても「食後すぐ泳ぐな」「濡れた髪で寝ると風邪をひく」あたりは耳にタコができるほど聞かされたはずで、出どころの違う国で同じ形の言い伝えが育っているのは面白い。そして今回一番効いていたのは、「血は水よりも濃い」の”本当の全文”を持ち出したコメントに入った、その説自体も裏が取れていないというツッコミだった。俗説を正すつもりで、確認していない別の俗説を広めてしまう。心当たりのない人のほうが少ないと思う。皆さんが「これずっと本当だと思ってた」と後から知って気まずくなった話は何ですか?

文化・習慣
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コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    >毛を剃ると濃くなる、早く伸びるようになる。これを本気で信じて中学のあいだずっと剃るのを我慢してた>友達がいたけど、我慢したところで生え方は変わらないからね。何を守っていたんだあいつは。

    個人差じゃないの?
    自分は明らかに怪我したり剃ったところは太い毛に変わる
    髭なんかも剃り負けすると濃くなるし、頬を傷つけたりすると其処に髭が生える
    因みに毛穴が傷ついたりすると逆に生えなくもなる

  2. Reddit名無しさん より:

    >毛を剃ると濃くなる、早く伸びるようになる。

    騙されて泣いたハゲが大勢いる気がする…