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海外「司書に頼んだら一週間後に本27冊と5ギガ分の資料を揃えてくれて、料金はゼロだった」払う価値のある出費とは?

海外「司書に頼んだら一週間後に本27冊と5ギガ分の資料を揃えてくれて、料金はゼロだった」払う価値のある出費とは? ライフスタイル・日常

毎月の明細を眺めて「これ何だっけ」となる出費がある一方で、値上げされても絶対に切らないサービスもある。海外の掲示板で「毎月払っていて、本当に払う価値があると感じているサブスクは?」と聞いたところ、動画配信の名前を挙げる人より、寄付や会員証や図書館カードの話をする人のほうが圧倒的に熱かった。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
ネット回線一択。これさえ払ってれば、あとのものはだいたい全部タダで手に入るわけだし。順位を付ける以前の話だと思ってる。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
非公式のサブスクを全部まとめて解禁してくれる、唯一の公式サブスクってことだな。うまいこと言うね。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
その理屈でいくなら電気代のほうが上だろ。電気が来てなきゃルーターも光らないんだから、そもそもネットを契約するかどうかの話にすらならない。

4. 名無しのReddit住民
回線の話でいうと、地元のプロバイダのベータテスターに応募してみるのはおすすめ。うちはそれでWi-Fi 7のメッシュ機器と有線2.5ギガ、下り3.6ギガ・上り5ギガの回線が月62ドル(およそ9千円台)になった。手を挙げただけでこれなので、募集の告知は一応見ておいたほうがいい。

5. 名無しのReddit住民
地元の動物保護団体に月4.99ドル。見返りは何もない。強いて言えば寄付控除になるくらい。全額が自分の住んでる街の犬猫の避妊去勢手術に回る。増えすぎて処分される数を減らすための金だから、むしろ何も返ってこないほうが正しいと思ってる。

※ 米国には殺処分ゼロを掲げる地域密着型の動物保護団体が多く、飼い主のいない犬猫の避妊去勢手術の費用を負担している。月4.99ドルはおよそ750円。米国では慈善団体への寄付が所得控除の対象になる。

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
ありがとう、と言わせてほしい。同じ団体かどうかは分からないけど、うちの母もこないだ野良猫を何匹か連れて行って、無料で手術してもらってた。ああいう仕組みが近所にあるだけで救われる人と猫がいる。

7. 名無しのReddit住民
PBSに月5ドル以上の寄付をすると、PBSの番組が全部見られるようになる。しかも払った金はそのまま局の運営に回る。番組を見るための金と、番組を存続させるための金が同じっていうのが気持ちいいんだよ。

※ PBSは米国の公共放送。受信料の制度がなく、視聴者の寄付と助成金で運営されている。『セサミストリート』を長年放送してきた局として知られる。月5ドルはおよそ750円。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
待ってくれ。番組の最初に必ず流れる「視聴者の皆さまのご支援でお送りしています」の、あの視聴者ってお前のことだったのか。子どもの頃からずっと誰のことなんだと思って生きてきた。

9. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
NPRにも同じ仕組みがあって、月いくらか払うと広告の入らないポッドキャストが聴ける。うちはこの手の支払いを家計簿の配信サービス欄から寄付欄に移した。そうしたら削る候補として目に入らなくなって、精神的にかなり楽になったよ。

※ NPRは米国の公共ラジオ。全米の地域局が加盟し、ニュースやドキュメンタリーのポッドキャストを多数配信している。

10. 名無しのReddit住民
たぶん叩かれるけどYouTube Premium。広告ブロッカーの存在は知ってるし、パソコンではuBlock Originを入れてる。でもテレビでは効かないし、スマホでも効かない。友達の家で見るときも、旅行先のホテルでも効かない。自分が一番長く見てるのがYouTubeなんだから、広告に取られない時間を買ってると考えたら安い。YouTube Musicも付いてくるから、車ではずっとそっちを流してる。

※ uBlock Originはパソコンのブラウザに入れる広告ブロック拡張機能。テレビやスマホの専用アプリには適用できない。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
このスレ、YouTube Premium好きの書き込みが不自然に多くないか。いや本当に気に入ってるなら文句はないんだけど、ここ一週間の勧誘の圧がすごかったせいで、つい身構えてしまう。

12. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
みんな順番に「これは元が取れる」って言うんだよな。その理屈を一個ずつ認めていった結果、うちは今11本契約してる。明細を開くのが月に一度の精神修行になってるよ。

13. 名無しのReddit住民
Mubi。作家性の強い映画とアート系に絞り込んでくるサービスで、これを取った月にNetflixを解約した。選択肢が多すぎると結局何も選べないまま寝落ちするんだって、契約して初めて気づいた。数が少ないのは弱点じゃなかったよ。

※ Mubiは英国発の映画配信サービス。作品数を絞って厳選する方針で知られ、日本からも利用できる。

14. 名無しのReddit住民
逆張りみたいで申し訳ないけど、俺は配信を全部やめて円盤に戻った。好きな映画が予告もなく配信から消えるのを三回くらい食らって、さすがに嫌気がさした。中古のブルーレイなら一枚数ドルだし、誰の都合でも棚から消えない。並んでいくのを眺めてるだけで満足度が違うんだよね。

15. 名無しのReddit住民
Dropout。値段のわりに中身が濃いし、何より会社としての姿勢がいい。アカウントの共有をやめろと言わないどころか、堂々と勧めてくる配信サービスなんて他に見たことがない。

※ Dropoutはコメディ専門の定額配信サービス。台本なしの即興バラエティや、テーブルトークRPGを遊ぶ様子をそのまま見せる番組が看板で、動画サイト時代のコメディ集団が独立して立ち上げた。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
値上げの告知じゃなくて「もっと払いたい人向けの上位プランを作りました」という発表が来たとき、何も考えずに即決した。ここだけは解約する日が来る気がしない。そろそろ遺言に書いてもいいと思ってる。

17. 名無しのReddit住民
AMCのA-List。月27ドルくらいの定額で週に4本まで、IMAXでもドルビーでも追加料金なしで見られる。売店も割引になる。おかげで普段なら絶対に選ばない映画まで見るようになった。何が上映されるか分からない覆面試写の枠が一番楽しい。

※ AMCは米国最大の映画館チェーンで、A-Listはその定額会員制度。月27ドルはおよそ4千円。日本の劇場では見放題型の定額制はまだ一般的ではない。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
8年入ってる。月に2本しか行かない月でも元は取れてるよ。1本目を見た時点でその月の残りが実質タダになるから、ちょっとでも気になった作品を全部見に行くようになった。映画館に行く習慣がある人なら効き方が違う。

19. 名無しのReddit住民
コストコの年会費。動物を扱う仕事で軽いアレルギーが出るんだけど、自分にはロラタジンが一番合う。ターゲットで買うと有名ブランドの30錠入りが30ドル、店のプライベートブランドでも24ドル。ところがコストコならカークランドの365錠入りが12ドルなんだ。この薬代の差額だけで年会費の元が取れてる。

※ ターゲットは米国の大手小売チェーン。カークランドシグネチャーはコストコのプライベートブランドで、日本のコストコにもある。ロラタジンはアレルギー症状に使われる抗ヒスタミン成分で、日本でも市販薬に入っている。30ドルはおよそ4,500円、12ドルはおよそ1,800円。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
同じくコストコ。薬局でペットの薬を扱うようになってからは、なおさら手放せない。うちの犬の薬が動物病院で買うより6割くらい安いんだ。病院の値段だと毎月は無理で、そろそろ諦めさせるところだった。今は続けられていて、犬の動きが目に見えて違う。これは本当にありがたい。

21. 名無しのReddit住民
図書館で何が借りられるか、みんな分かってないと思う。うちの近所は映画もテレビゲームも貸してくれるし、調理器具まで棚に並んでる。過小評価されすぎだよ。

※ 米国の公共図書館は本以外の貸し出しが幅広く、工具や調理器具、楽器、ボードゲームを扱う館もある。日本でもCD・DVDの貸し出しは一般的で、近年は電子書籍を貸し出す自治体が増えている。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
うちのきょうだいは、俺が図書館でオーディオブックと電子書籍を借りてると小馬鹿にしてくる。「Audibleで買えばいいだろ、Kindle買えよ」ってね。毎回こう返してる。税金でもう払い終わってるものを使って何が悪いんだ、ベゾスにこれ以上献金する理由がどこにあるんだ、と。

※ Audibleはアマゾンのオーディオブック配信サービス。ベゾスはアマゾンの創業者。米国の公共図書館は電子書籍とオーディオブックの貸し出しが充実していて、専用アプリから借りられる。

23. 名無しのReddit住民
うちの市の図書館は本当にすごい。電子書籍は常に借りてるし、街のあちこちに居心地のいい居場所がある。工具の貸し出しまでやってる。でも一番驚いたのは調べ物の相談窓口で、聞きたい分野を専門にしてる司書につないでくれるんだ。舞台の仕事で特定の時代の服装を調べる必要があって頼んでみたら、一週間後に中央図書館で待ち合わせて、本を27冊と5ギガ分のデジタル資料を用意してくれてた。当時の絵画も、書き残された記録も、近い時代と地域のものまで揃ってて口が開いた。「まだ足りないなら三次資料も出せますよ」と言われて、こっちは呆然。全部が図書館カード一枚でタダ。お礼を渡そうとしたら断られたので、後日その人と飲みに行った。

24. 名無しのReddit住民
ガーミンのinReach。携帯の電波が届かない場所にいる時間が長い仕事なんだけど、これで同僚の命が助かったのは間違いない。ひどい事故が起きたときに、これで救助隊を呼べた。田舎の一本道で単独事故を起こしてる人を見かけたときも、これで救急に連絡してる。値段の話をする気にならないよ。

※ inReachは衛星通信でメッセージの送受信と救助要請ができる小型端末。本体代とは別に月額の通信プランが必要になる。携帯電話の圏外でも使えるため、山や海、僻地の仕事で使われている。

25. 名無しのReddit住民
ニューヨーカー誌。えーと、購読して……もう47年になるのか。毎週届くたびに、居心地はいいのに頭は殴られるような世界へ連れて行かれる。喜んだり、腹を立てたり、なだめられたり、人間の文化ってやつに素直に感心したり。この歳になっても、そういう時間を毎週きっちり持ってきてくれるものは他にない。

※ ニューヨーカーは1925年創刊の米国の週刊誌。長文のルポルタージュや短編小説、一コマ漫画で知られる。

26. 名無しのReddit住民
家計管理アプリのYNAB。これで浮いた額が本当にすごいし、月のはじめに一か月分の使い道が全部決まってる安心感が生活を変えた。金を管理するために金を払うのは皮肉な話だけど、うちで一番元を取ってる支出がこれなんだよな。やめる日が来る気がしない。

※ YNAB(You Need A Budget)は米国の家計管理アプリ。入ってきたお金を先にすべて費目へ割り振る「ゼロベース予算」方式が特徴で、月額または年額の有料制。

27. 名無しのReddit住民
ジム。月15ドルで週に3回から5回は行くから、月に12回から20回。1回あたり150円前後の計算になる。マシンも器具も使い放題で、シャワーまで浴びられる。この値段で他に何が借りられるんだって話だよ。

※ 月15ドルはおよそ2,200円。米国には月10〜15ドル前後の低価格ジムのチェーンが複数あり、24時間営業の店舗も多い。

28. 名無しのReddit住民
かなりニッチだけど、Strum Machineっていうアプリ。ブルーグラスや古い時代の曲を弾く人間向けに、コード進行を打ち込むと伴奏をループで鳴らし続けてくれる。やることが決まっててそれをきっちりやるだけのアプリなんだけど、みんな何時間も使うから月5ドルは全員が喜んで払ってる。

※ ブルーグラスは米国南部で生まれた弦楽器中心の音楽。バンジョーやフィドルを使い、参加者が輪になって延々と合奏する文化がある。

29. 名無しのReddit住民
笑わないでほしいんだけど、豆のサブスク。ランチョ・ゴードの豆クラブっていって、季節ごとに珍しい品種の乾燥豆が届く。本当に実在するし、本当にうまい。届いた豆を煮た日は台所が急に贅沢になるんだ。

※ ランチョ・ゴードは米カリフォルニアの乾燥豆専門店。伝統品種の豆を扱っていて、会員制の頒布サービスは人気があり順番待ちになることもある。

30. 名無しのReddit住民
このスレ、読んでると全部契約したくなるから危ないぞ。うちは去年、逆に7個やめた。使った記憶がないのに一年半引き落とされてたクラウドの保存容量、年に一度しか開かない写真アプリ、無料期間のまま忘れてたやつが2つ。やめた分の合計が月40ドル近くあって、そのぶんで映画館の定額に入り直した。払う価値があるかどうかは、金額じゃなくて先月何回使ったかで決まると思う。

まとめ

面白いのは、「元が取れてる」と胸を張った人ほど動画配信の話をしていないことだ。年会費と薬代の差額、映画1本あたりの単価、ジムの1回いくら。具体的な割り算ができるものほど言葉が強い。逆に、見返りは何もないと言いながら満足度が一番高そうだったのが、動物保護団体や公共放送への寄付だった。支払いを商品の購入から支える側の負担に置き直すと、節約のときに真っ先に削る候補から外れる。家計簿の欄をひとつ動かしただけで気が楽になったという書き込みは、なかなか鋭いところを突いている。

もうひとつ目立ったのは、すでに払っているのに使われていないものの存在だ。図書館は税金で運営されているのに、本以外に何を借りられるかがほとんど知られていない。専門の司書に調べ物を頼めるレファレンスサービスは日本の図書館にもあって、大きな館ほど本気で付き合ってくれる。電子書籍やオーディオブックを貸し出す自治体も増えてきた。映画館の定額見放題や、寄付するとその局の番組が全部見られる仕組みのように、日本ではそのまま真似しにくいものもある。それでも図書館については、明日から同じことができる。

そして最後の書き込みが効いている。払う価値があるかどうかは金額ではなく、先月何回使ったかで決まる。皆さんが「これだけは絶対にやめられない」と言い切れる毎月の支払いは何ですか?

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