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「ごめん、刺さらなかった」海外民が正直に語る名作・人気作への本音【海外の反応】

エンターテイメント

「みんなが傑作だと言うのに、自分には全然刺さらなかった」——そういう映画が一本や二本、誰にでもあるはず。海外掲示板Redditで「みんなが好きなのに自分は好きになれない映画は?」と問いかけたところ、名作・人気作への本音が次々と集まった。批判ではなく「合わなかった」という正直な声30選をお届けする。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『きみに読む物語』(The Notebook)。みんなが泣いてる場面で、自分はイライラしてた。なぜあれが「究極のロマンス」として扱われているのか、観終わってもよくわからなかった。
※ きみに読む物語(The Notebook, 2004):ニコラス・スパークスの小説を原作にしたラブストーリー。レイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリング主演。特に女性から絶大な支持を受け、「泣ける映画」の定番として知られる。

13. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
映画は大嫌いなのに原作小説は好き、という不思議な状態にある。同じ話なのになぜ映画だと合わないのかは自分でもわからない。

2. 名無しのReddit住民
タイラー・ペリー作品が苦手。黒人が直面する現実を描きながら、その苦境が「自分たちのせい」とも取れる描き方になっていることが気になる。多くの人が共感しているのが不思議なくらい、自分には合わなかった。
※ タイラー・ペリー(Tyler Perry):アメリカの映画監督・俳優・脚本家。独自スタジオを持ち、主に黒人コミュニティを描いたコメディ・ドラマ作品で知られる。「マデア」シリーズが代表作で熱狂的なファンを持つ一方、描写に批判的な意見もある。

3. 名無しのReddit住民
『ラブ・アクチュアリー』(Love Actually)は苦手。「太っている」という扱いをされるキャラクター設定も嫌だし、年齢差のある恋愛、既婚者への告白シーンなど、「ロマンティック」として描かれているものが今の目で見ると引っかかる点が多い。
※ ラブ・アクチュアリー(Love Actually, 2003):イギリスのクリスマス映画の定番。9組の恋愛を同時進行で描くオムニバス形式。ヒュー・グラント、コリン・ファース、エマ・トンプソンなど豪華キャスト。近年は一部描写についての再評価・批判も増えている。

4. 名無しのReddit住民
『ホーカス・ポーカス』(Hocus Pocus)は子どもの頃に観ていなかったからかもしれないけど、大人になって初めて観ても「これがなぜ?」という感じだった。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
『グーニーズ』(The Goonies)も同じ。子どもの頃の記憶と一緒に刷り込まれないと、あの魅力は伝わりにくい気がする。「ノスタルジー映画」は初見が全てだと思う。

6. 名無しのReddit住民
『死霊館』(The Conjuring)シリーズは作りとしては上手いと思うけど、実在の「超常現象調査家」を美化して描いている部分が引っかかった。実際の人物の評価を知っていると、純粋に怖がれなかった。
※ 死霊館(The Conjuring, 2013):実在するウォーレン夫妻による超常現象調査をベースにした作品。ウォーレン夫妻の「実績」については信憑性を疑う専門家も多く、映画での描き方との乖離を指摘する声がある。

7. 名無しのReddit住民
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(The Blair Witch Project)はみんなが「めちゃくちゃ怖い」と言うけど、森の中でひたすら迷ってカメラに泣きついているだけの映像にしか見えなかった。退屈で途中で止めたくなった。
※ ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999):フェイクドキュメンタリー形式のホラー映画の先駆け。製作費約6万ドルに対し全世界で2億4000万ドル以上を稼いだ。「これは実話」というマーケティング戦略が当時の観客に強烈な印象を与えたが、後から見ると効果が薄いという意見も多い。

8. 名無しのReddit住民
『トップガン マーヴェリック』(Top Gun: Maverick)は元作を観ていなかったからかもしれないが、大予算のホームドラマに見えた。飛行シーンよりも人間関係のドラマが前面に来ていて、置いてけぼりになった。続編なのに前作を知らなくても楽しめる設計になっていないと感じた。

9. 名無しのReddit住民
『ナポレオン・ダイナマイト』(Napoleon Dynamite)はとにかく合わなかった。「ダサいけど愛しい」というトーンが、自分には刺さらなかった。何度か試みたけど、最後まで楽しめたことが一度もない。
※ ナポレオン・ダイナマイト(2004):インディペンデント映画でありながら大ヒットしたカルトコメディ。冴えない高校生の日常を独特のテンポで描く。「好きな人はとことん好き、そうでない人には全く刺さらない」という評価が定着している。

10. 名無しのReddit住民
『ラ・ラ・ランド』(La La Land)は映像と音楽は綺麗なのに、ストーリーに引き込まれなかった。「夢を追う話」として受け取れなくて、気づいたら終わっていた感じ。あの結末への感情的な積み上げが自分の中でできなかった。

11. 名無しのReddit住民
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(The Wolf of Wall Street)は最後まで観たけど、終わった後に何も残らなかった。あれを「痛快」と受け取る感覚が自分にはなくて、ただ3時間が過ぎただけだった。

12. 名無しのReddit住民
『オッペンハイマー』(Oppenheimer)は後半は確かに面白かった。でも前半の長さは、クリストファー・ノーランだから許されている部分があると思う。他の監督が同じことをやったら「退屈な映画」としか評価されなかったんじゃないか。

14. 名無しのReddit住民
『インターステラー』(Interstellar)は好きになろうと2回観たけど、どうしても没入できなかった。宇宙の壮大さより「家族の感情」が前に出すぎている感じがして、SFとしての面白さに集中できなかった。

15. 名無しのReddit住民
『君の名前で僕を呼んで』(Call Me by Your Name)は評価が高くて期待して観たが、自分には合わなかった。ゆっくりした展開と感情の表現方法が、どうしても自分のリズムと合わなかった。

16. 名無しのReddit住民
『ダーティ・ダンシング』(Dirty Dancing)はあの時代のロマンスとして好きな人の気持ちはわかる。でも「ダンスで人生が変わる」系の映画が全般的に自分に刺さらないせいか、終始ピンとこなかった。

17. 名無しのReddit住民
『ドニー・ダーコ』(Donnie Darko)は周りが「意味深で好き」と言っていたけど、自分には「難解なだけ」に見えた。わかった気になれない映画は、正直しんどい。

18. 名無しのReddit住民
『E.T.』は子どもの頃に観ていなかった。大人になって記念上映で初めて観て感想を言ったら、横にいた大人に本気で怒られた。「初めて観た」という事情を話しても許してもらえなかったのは今でも謎。

19. 名無しのReddit住民
『フォレスト・ガンプ』(Forrest Gump)はみんなが「人生を肯定してくれる映画」と言うけど、自分には「主人公が特別なだけで、自分には関係ない話」に見えた。あの「なぜか全部うまくいく」という構造が、どうしても受け入れられなかった。

20. 名無しのReddit住民
最初の『ボラット』(Borat)は全然笑えなかったけど、なぜか続編は楽しめた。同じ主人公・同じノリなのに、何が違ったのかは自分でも説明できない。

21. 名無しのReddit住民
『グランド・ブダペスト・ホテル』(The Grand Budapest Hotel)は映像の美しさは認める。でも刑務所シーンで完全に興味を失って、そのまま終わった。ウェス・アンダーソンの美学が「装飾」に見えてしまって、中身が追いつかない感じがした。
※ グランド・ブダペスト・ホテル(2014):ウェス・アンダーソン監督。左右対称の構図、パステルカラー、独特のテンポが特徴で、「映像美の映画」として有名。好みが極端に分かれる作品のひとつ。

22. 名無しのReddit住民
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(Everything Everywhere All at Once)は設定と演技は好きだったけど、情報量の多さに圧倒されて感情が追いつかなかった。「泣けた」と言う人の気持ちが最後まで理解できなかった。

23. 名無しのReddit住民
批判は覚悟で言うが、『風と共に去りぬ』(Gone with the Wind)は4時間返してほしい。映画史的な価値は否定しないし、時代も理解している。でも個人の好みとして、どうしても好きになれなかった。
※ 風と共に去りぬ(Gone with the Wind, 1939):南北戦争時代のアメリカを舞台にした歴史大作。約4時間の長尺で、アカデミー賞8部門受賞。現在では奴隷制の描写について批判的な再評価も進んでいる。

24. 名無しのReddit住民
『アバター』(Avatar)シリーズは映像技術は間違いなくすごい。でも「映像のすごさ」以外に何が残るかというと、自分には何も残らなかった。ストーリーの新鮮さがないまま3時間が続くのがきつかった。

25. 名無しのReddit住民
『タイタニック』(Titanic)は3時間以上あるのに、もし半分の尺なら評価が全然違っただろうと思っている。前半のロマンス部分が長すぎて、後半の緊迫感が来る頃には疲れてしまった。

26. 名無しのReddit住民
『アベンジャーズ』(2012)は脚本と会話が自分には合わなかった。キャラクターに感情移入できないまま終わって、「なぜこれがこんなに絶賛されているんだ」という気持ちだった。
※ ジョス・ウェドン(Joss Whedon):アベンジャーズ(2012)とエイジ・オブ・ウルトロン(2015)の監督。後年、職場での行動について複数の俳優から批判を受けた。元コメントではキャラクター描写への不満と監督の評価が結びついた形で述べられていた。

27. 名無しのReddit住民
『アメリカン・ビューティー』(American Beauty)は「郊外の欺瞞を描いた傑作」と言われているけど、主人公への共感がどうしても持てなかった。あの「自己解放」の描き方が、自分には受け入れにくかった。

28. 名無しのReddit住民
『ゴッドファーザー』(The Godfather)は「映画史上最高の一本」と言われるけど、自分には全く刺さらなかった。何が面白いのかを説明してもらっても、感情として理解できない。「理解」と「好き」は別だと学んだ映画だった。

29. 名無しのReddit住民
『ショーシャンクの空に』(The Shawshank Redemption)は嫌いというわけじゃないけど、「人生で一番好きな映画」と言う人がこんなに多い理由がよくわからない。良い映画だとは思うけど、「最高傑作」というほどの体験ではなかった。

30. 名無しのReddit住民
クエンティン・タランティーノ作品全般、セリフが苦手。会話になっていなくてモノローグの応酬に見えてしまう。でもサウンドトラックのセンスだけは本当に最高だと思っているので、複雑な気持ちで観ている。

まとめ

30のコメントを読んで気づくのは、「みんなが好きな映画を好きになれない理由」がいくつかのパターンに分かれることだ。

「子どもの頃に観ていなかった」というノスタルジーの問題、「監督のブランドで評価されている」という権威効果への違和感、「長すぎる」という純粋な尺の問題、そして「周りの熱量が高すぎて期待しすぎた」という逆効果——どれも「映画が悪い」のではなく「自分との相性」の話だ。

このスレッドで一番印象的だったのは、みんなが「批判するわけじゃないけど」と前置きしながら正直に話していたことだ。傑作を「好きじゃない」と言うのには、意外と勇気がいる。そういう正直さが集まったスレッドだった。皆さんが「みんな好きなのに自分は合わなかった」映画はありますか?

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    E.T.が刺さらなかった人はいったいどんな感想をこぼして隣の人の逆鱗に触れたのだろうか
    特撮がちゃちだとでも言ったのかな?

  2. Reddit名無しさん より:

    観たり読んだりする作品は、なるべく楽しみたいから名作はだいたい楽しめる。フィクションを自分基準だけで観ても楽しめないだろうなぁ。