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「劇場で吹き出した」「床を転がった」——外国人が選ぶ最強コメディ映画【海外の反応】

エンターテイメント

「一生で一番笑った映画は何?」——この質問に、世代も国も違うユーザーたちが自分の「最強コメディ」を持ち寄った。古典から現代まで、「映画館で吹き出した」「床を転がった」「一時停止しないと続きを見られなかった」というリアルな体験とともに語られた30本をお届けします。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『ヤング・フランケンシュタイン』(1974年)。メル・ブルックス監督のモンスター映画パロディで、ジーン・ワイルダーの演技が全シーンで完璧だった。「Put. The candle. Back.」のシーンは何度見ても同じタイミングで笑ってしまう。白黒映像でフランケンシュタインをパロディにするという発想が天才的で、コメディ映画の教科書と言っていい作品だよ。
※ ヤング・フランケンシュタイン(Young Frankenstein):1974年のアメリカのコメディ映画。メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」のパロディとして作られ、コメディ映画史上の傑作として今も評価が高い。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
自分的には『エンペラーズ・ニュー・グルーヴ』(2000年)。初見で爆笑したけど、親友に見せた2回目の方がさらに面白かった。クロンクが街を「こっそり」通るシーンで、笑いすぎて飲み物をソファに盛大にこぼした。ディズニー映画としては異色だけど、ギャグのテンポが神がかってる。

3. 名無しのReddit住民
『クルー』(1985年)。ボードゲーム「クルード」を原作にしたミステリーコメディで、犯人が誰かを観客に選ばせる「3通りの結末」を劇場公開した伝説の映画だ。ティム・カリーの怪演と、ラスト10分の畳みかけるような種明かしシーンが特に笑える。何度見ても新しい発見がある密度の高さがある。
※ クルー(Clue):ボードゲーム「クルード」を原作とした1985年のコメディ映画。劇場公開時に「3つの異なるラスト」をそれぞれ別の映画館で上映するという試みで話題になった。

4. 名無しのReddit住民
『タッカー&デイル VS イービル』(2010年)。善良すぎるヒルビリー2人がホラー映画の「殺人犯」に間違われ続けるというコンセプトが最高で、ホラーとコメディが完璧に融合してる。若者たちが勝手に死んでいく展開を「無実の2人」視点で見せるギャグが、観るたびに腹が痛い。低予算なのに作りが丁寧で、コメディとホラーが両方好きな人なら絶対好き。
※ タッカー&デイル VS イービル(Tucker and Dale vs. Evil):2010年のカナダのホラーコメディ。ホラー映画の典型的な展開を逆転させた発想が評価され、カルト的な人気を持つ作品。

5. 名無しのReddit住民
『モンティ・パイソンと聖杯』(1975年)。ブリティッシュコメディの金字塔で、アーサー王の騎士たちが「馬の蹄の音はヤシの実で代替」という設定で旅する話だ。論理の崩壊、不条理、メタ的なギャグの全てが詰まってて、コメディ映画の原点のひとつとして語り継がれてる。特に「黒騎士」のシーンは誰もが引用するシーンになってる。
※ モンティ・パイソンと聖杯(Monty Python and the Holy Grail):イギリスのコメディグループ「モンティ・パイソン」が1975年に制作。不条理コメディの金字塔として映画史に名を刻んでいる。

6. 名無しのReddit住民
『オフィス・スペース』(1999年)。コメディとしての知名度は低いのが不思議なんだけど、会社勤めをしたことがある人なら絶対に刺さる。上司のムカつく行動・プリンターへの憎しみ・仕事へのモチベーションの喪失——全部わかりすぎて笑えてくる。「笑い」の背後に「これ自分の職場では?」という恐怖がある映画。
※ オフィス・スペース(Office Space):1999年のアメリカのコメディ。マイク・ジャッジ監督が平凡なオフィスワーカーたちの日常を描いた作品で、サラリーマンの「あるある」描写が絶妙と評価されている。

7. 名無しのReddit住民
『What We Do in the Shadows』(2014年)。何百年も生きてる吸血鬼たちが現代のニュージーランドでルームシェアしてる設定のモキュメンタリーだ。「皿洗いの当番が守られない」「ナイトクラブに入れない(招かれてないと入れないから)」という日常的なあるあるを不死者がやってるギャップが最高。
※ What We Do in the Shadows:2014年のニュージーランド・コメディ。タイカ・ワイティティ監督・主演作で、ドキュメンタリー形式で吸血鬼の日常を描く。同名のテレビドラマシリーズも制作されている。

8. 名無しのReddit住民
『トロピック・サンダー』(2008年)。製作中の戦争映画のロケが本物の危険地帯になってしまう話で、俳優たちがキャラと現実の区別がつかないまま行動し続けるのが笑える。ロバート・ダウニーJr.の「白人俳優が黒人役を演じるという設定の黒人俳優」という入れ子構造のメタキャラが特に最高だった。
※ トロピック・サンダー(Tropic Thunder):2008年のアメリカのコメディ。ベン・スティラー監督・主演。ハリウッドの俳優文化やアクション映画の慣習を全力でパロディにした作品。

9. 名無しのReddit住民
『ライアー・ライアー』(1997年)。ジム・キャリーが嘘がつけなくなる弁護士を演じる映画で、笑いすぎて息ができなくなったシーンが何度かあった。特にバスルームで自分で自分を床に叩きつけるシーンは、何の予備知識もなく初めて見た時に本当に驚いた。ジム・キャリーの体を使ったコメディはこれが頂点だと思う。
※ ライアー・ライアー(Liar Liar):1997年のアメリカのコメディ。ジム・キャリー主演で、1日だけ嘘がつけなくなった弁護士を描く。全米興行収入1億ドル超えのヒット作。

10. 名無しのReddit住民
『ベスト・イン・ショー』(2000年)。犬のコンテストに全力を注ぐ飼い主たちのモキュメンタリーで、登場人物全員が「狂ってるけどリアルにいそう」というラインを完璧についてる。フィッシャーとスコットのカップルが「共通の趣味はスターバックスだけ」という設定なのが笑えた。
※ ベスト・イン・ショー(Best in Show):2000年のアメリカのモキュメンタリーコメディ。クリストファー・ゲスト監督の即興コメディシリーズのひとつ。

11. 名無しのReddit住民
『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)。劇場で初めて見た時の衝撃は忘れられない。「二日酔いで起きたらなぜかホテルの部屋にトラがいた」という状況から始まる話を、真剣に解決しようとする3人の姿が笑えた。予告編でオチを知らずに見た初回の体験は唯一無二だよ。
※ ハングオーバー(The Hangover):2009年のアメリカのコメディ。バチェラーパーティーの翌朝から始まるどたばた劇で、全米興行収入歴代コメディ映画1位を記録した(当時)。

12. 名無しのReddit住民
『ア・フィッシュ・コールド・ワンダ』(1988年)。ジョン・クリーズとジェイミー・リー・カーティス主演のクライム・コメディで、登場人物が全員バカなのに各自のバカさの方向性が違うのが笑える。特にケビン・クラインのオットーというキャラが「バカなのに自分が賢いと思い込んでる」という最悪のコンボで、全台詞が完璧だった。

13. 名無しのReddit住民
『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007年)。高校最後の夜にパーティでモテたいという純粋な目標のために全力で動く2人の話で、ジョナ・ヒルとマイケル・セラのコンビが最高だった。「マクラビン」という偽IDキャラが生まれた映画で、IMDbのIDのくだりは名シーンとして語り継がれてる。
※ スーパーバッド(Superbad):2007年のアメリカのティーン・コメディ。セス・ローゲン脚本。青春の痛さと笑いのバランスが絶妙な作品。

14. 名無しのReddit住民
一番面白い映画というより、家族の思い出の映画なんだけど——子どもの頃に両親と観た『ホワット・アバウト・ボブ?』(1991年)で、父がソファから落ちるほど笑ってた記憶が今でも残ってる。映画そのものより、そういう「初めてみんなで笑った記憶」の方が消えないもので、その映画の評価が変わってくる。

15. 名無しのReddit住民
『ドッジボール』(2004年)。評価が低いのが信じられない。ベン・スティラーとヴィンス・ヴォーンの方向性が真逆すぎるコメディで、脇役陣のキャラも含めて全員立ってる。「誰かの痛みは笑い」という古典的ギャグを現代でやりきってる。一番笑ったのは、解説者2人が試合中に最低なことを言い続けるシーンだよ。
※ ドッジボール(Dodgeball: A True Underdog Story):2004年のアメリカのスポーツコメディ。チャック・ノリスやランス・アームストロングなどの本人カメオ出演も話題になった。

16. 名無しのReddit住民
『ステップ・ブラザーズ』(2008年)。ウィル・フェレルとジョン・C・ライリーが40代で親同士が再婚して義理の兄弟になる話で、大人なのに完全に子どもの行動をする2人の姿が毎回笑える。「ドラムセットに触るな」の一連の流れが特に腹が痛かった。何度見ても笑えるのはなぜか、分析しようとすると難しい作品だよ。
※ ステップ・ブラザーズ(Step Brothers):2008年のアメリカのコメディ。アダム・マッケイ監督、ウィル・フェレルとジョン・C・ライリー主演の人気コンビ作品。

17. 名無しのReddit住民
『メリーに首ったけ』(1998年)。ファレリー兄弟監督のラブコメで、男が昔の初恋相手を探す話だ。今見ると攻めすぎなギャグも多いけど、とにかく笑いを止めない勢いがある。あの「ヘアジェル」のシーンを初めて見た時の衝撃は忘れられない。
※ メリーに首ったけ(There’s Something About Mary):1998年のアメリカのロマンティックコメディ。ファレリー兄弟の代表作で、当時のコメディ映画に大きな影響を与えた。

18. 名無しのReddit住民
『忘れられないサラ・マーシャル』(2008年)。失恋した主人公が傷を癒しに行ったリゾートに、元カノと新しい彼氏が偶然いるという状況の映画で、主人公の自虐的な行動が笑えた。元カノへの未練と新しい出会いの間で揺れる人物の描き方がリアルで、コメディなのに共感してしまう作品だよ。

19. 名無しのReddit住民
『プレーンズ・トレインズ・アンド・オートモービルズ』(1987年)。スティーヴ・マーティンとジョン・キャンディの感謝祭帰省コメディで、笑えると思って見るとラストで泣かされるという映画だ。道中の散々なトラブルは全部笑えるのに、最後の展開でそれが全部変わる。「笑えて泣ける」を本当にやりきった映画のひとつだよ。
※ プレーンズ・トレインズ・アンド・オートモービルズ(Planes, Trains and Automobiles):1987年のアメリカのコメディ。ジョン・ヒューズ監督・脚本。感謝祭前日の旅をコメディに仕立てながら、感動的な結末で締める名作。

20. 名無しのReddit住民
『スペースボール』(1987年)。メル・ブルックスによる『スター・ウォーズ』完全パロディで、元ネタへの愛情が深すぎて元ネタを知ってるほど笑える構造になってる。「ダークヘルメット」のキャラがルーカスフィルムにまで公認される謎の経緯も含めて伝説の作品だよ。「We’re surrounded!」の名シーンは今でも引用されてる。
※ スペースボール(Spaceballs):1987年のアメリカのコメディ。メル・ブルックス監督によるスター・ウォーズのパロディ映画。

21. 名無しのReddit住民
『お熱いのがお好き』(1959年)。70年以上前の映画なのに笑いの密度が全然古くなってない。マリリン・モンローのコメディエンヌとしての才能をこの映画で初めてちゃんと理解した。ラストセリフ「Well, nobody’s perfect.」は映画史上最高の幕引きのひとつだと思う。
※ お熱いのがお好き(Some Like It Hot):1959年のアメリカのコメディ。ビリー・ワイルダー監督・マリリン・モンロー主演。アメリカ映画協会による「歴代コメディ映画ベスト1」に何度も選ばれている名作。

22. 名無しのReddit住民
『ダム・アンド・ダマー』(1994年)。ジム・キャリーとジェフ・ダニエルズの役が両方バカすぎて、どちらがよりバカかを競い合ってるような映画だ。「ウサギ君ハリー」の件と、ラストの展開が特に笑えた。当時の劇場の反応は凄まじかったと聞く。
※ ダム・アンド・ダマー(Dumb and Dumber):1994年のアメリカのコメディ。ファレリー兄弟監督によるスラップスティックコメディで、ジム・キャリーのコメディ俳優としての地位を確立した作品。

23. 名無しのReddit住民
『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011年)。女性主人公のコメディが少ない中で、笑いの強度が男性向けコメディに全く引けを取らない作品だ。クリスティン・ウィグの体を張った演技と、機内の場面での混乱シーンが特に笑えた。「コメディ映画の多様化」を語る時に必ず出てくる作品だよ。
※ ブライズメイズ(Bridesmaids):2011年のアメリカのコメディ。クリスティン・ウィグ脚本・主演。女性主演コメディの転換点として映画史に記録されている。

24. 名無しのReddit住民
『ナポレオン・ダイナマイト』(2004年)。初めて見た13歳の自分に戻って、もう一度何も知らない状態で見たい映画だ。劇場で全員が大爆笑してたのに、何が面白いのか説明しにくい不思議な作品だった。「VOTE FOR PEDRO」のTシャツが本当に街で着られてたのが当時の衝撃の大きさを示してる。
※ ナポレオン・ダイナマイト(Napoleon Dynamite):2004年のアメリカのインディーズコメディ。低予算(45万ドル)で制作され、全米で4,600万ドル超えの大ヒットとなった。独特のユーモアがカルト的人気を持つ。

25. 名無しのReddit住民
『ゲット・アウト』(2017年)。コメディ映画として挙げるのは変かもしれないけど、作品の核心にある不条理と笑いの構造は確実にコメディの系譜にある。緊張しながら笑える感覚——「ヒラリアスでホラー」という体験ができる映画で、見た後に「笑いと恐怖は紙一重」と気づいた。
※ ゲット・アウト(Get Out):2017年のアメリカのホラーコメディ。ジョーダン・ピール監督のデビュー作で、人種差別を題材にしながらホラーとコメディを融合させた作品。アカデミー脚本賞受賞。

26. 名無しのReddit住民
『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(2002年)。ギリシャ系アメリカ人の家族が巨大すぎて、主人公の婚約者が家族の圧力に飲まれていく様子が笑えた。自分の家族にも似た部分があって「これうちじゃないか」と思った人は多いはず。「ウインデックス(窓用洗剤)で全部治る」という家族の信仰が最高だった。
※ マイ・ビッグ・ファット・ウェディング(My Big Fat Greek Wedding):2002年のカナダ・アメリカのコメディ。低予算ながら全米で2億4,000万ドル超えという記録的ヒットとなった。

27. 名無しのReddit住民
『アンカーマン 史上最低のニュースキャスター』(2004年)。ウィル・フェレル演じる1970年代のニュースキャスターが完全なる時代錯誤の価値観を信じ切ってる姿が笑える。「これは完全に本気でバカ」な演技ができる俳優は少なくて、それをやりきれるウィル・フェレルの才能がこの映画で一番わかる。
※ アンカーマン(Anchorman: The Legend of Ron Burgundy):2004年のアメリカのコメディ。ウィル・フェレル主演で、1970年代のテレビニュース業界をパロディにした作品。続編も制作されている。

28. 名無しのReddit住民
『メジャーリーグ』(1989年)。スポーツコメディとして完璧に作られてて、チームが弱すぎて笑えるのに後半は普通に熱くなれる構造が巧みだ。チャーリー・シーンのワイルド・シングのくだりと、マネージャーのルー(ジェームズ・ガンドルフィーニではなくジェームズ・ベルーシ)の怒り芸が好きだった。
※ メジャーリーグ(Major League):1989年のアメリカのスポーツコメディ。意図的に弱いチームを作ろうとするオーナーに選手たちが反旗を翻す話。チャーリー・シーン主演。

29. 名無しのReddit住民
『ホット・ファズ 俺たちスーパーコップ!』(2007年)。サイモン・ペッグとニック・フロスト主演のアクションコメディで、田舎に左遷された凄腕刑事が「何もない村」で事件に巻き込まれる話だ。後半の展開が予想を完全に裏切ってくるのに笑えるという構造が見事で、エドガー・ライト監督のカット割りだけで笑えるシーンがある。
※ ホット・ファズ(Hot Fuzz):2007年のイギリスのアクションコメディ。エドガー・ライト監督のコーネット三部作の2作目。映画マニアが作ったコメディとして評価が高い。

30. 名無しのReddit住民
このスレッドを読んで気づいたのは、「一番笑った映画」は時代・状況・一緒に見た人で変わるということ。初見の衝撃、家族と見た記憶、劇場の空気、何も知らない状態で見た時の驚き——映画そのものの面白さと「その時に見た自分」の状態が合わさって初めて「一生で一番笑った」になる。同じ映画が全員のトップにはならない理由がそこにある気がする。

まとめ

30本のコメディを並べると、年代は1959年の『お熱いのがお好き』から2017年の『ゲット・アウト』まで60年以上にわたり、スラップスティック・パロディ・モキュメンタリー・ブラック・コメディと形式も幅広かった。共通していたのは「一時停止が必要なほど笑えた」「初めて見た時の衝撃が忘れられない」という体験の記憶だ。#30が言ったように、「一番笑った映画」はその映画を「その時・その人と・その状態で見た」という組み合わせで生まれる。あなたが一生で一番笑った映画は何ですか?

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    「裸の銃を持つ男」が大好きだ。リブート版でも笑ったわ。

  2. Reddit名無しさん より:

    「フライング・ハイ」シリーズ
    レスリー・ニールセンおもろい
    オートパイロットで腹抱えて笑った

  3. Reddit名無しさん より:

    ポリスアカデミーを入れないと

  4. Reddit名無しさん より:

    コメがザッカー兄弟ばっかりになるが「トップシークレット」