「葬式で流したら最悪な曲は何?」——海外掲示板Redditでこの問いを投げかけたところ、爆笑ネタから実際に起きた事故まで30の答えが集まった。「笑えるけど笑えない」「これは本当に流れたのか」という話が混在している。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
「Man in the Box」(Alice in Chains)。タイトルだけで葬儀に合いすぎてしまうのが問題だ。棺桶のことを歌っているわけではないのに、場の空気が完全に変わる。知っている人は笑い、知らない人は普通に聴いてしまう温度差が最悪だ。
※ Man in the Box(1990):Alice in Chainsのシングル。「箱の中の男」というタイトルが棺桶を連想させるとして、葬儀ネタの定番として海外でよく名前が挙がる。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
「Stayin’ Alive」(Bee Gees)も相当まずい。あのディスコビートで始まった瞬間、参列者の全員が「え?」となるはずだ。しかも「生き続けろ」という内容なのに、その場で一番それができない人がいる。
3. 名無しのReddit住民
「Wake Me Up Before You Go-Go」(Wham!)。朝に起こしてほしいという内容の曲を、二度と起きない人の葬儀で流す状況を想像すると、笑えるけど絶対にやってはいけない。
4. 名無しのReddit住民
妻の葬儀で「Tubthumping」(Chumbawamba)と「Living in a Box」(Living in a Box)を流したよ。彼女のユーモアを表現するのに最高だった。「転んでも起き上がる」という内容と「箱の中に生きる」というタイトルが、彼女らしい選曲だと思った。
※ Tubthumbing(1997):「I get knocked down, but I get up again(倒されても、また立ち上がる)」というフレーズで有名なチャンバワンバのヒット曲。
5. 名無しのReddit住民
いとこがひいおばあちゃんの葬儀で携帯の着信音を消し忘れて、静寂の中に「EVERYBODY DANCE NOW」(C+C Music Factory)が鳴り響いた。みんな凍りついて、その後誰も何も言えなかった。本人は今でもそのことを言われ続けているらしい。
6. 名無しのReddit住民
「Ding Dong! The Witch Is Dead」(映画『オズの魔法使い』より)。「魔女が死んだ」とみんなで喜ぶ曲だから、文字通りに取ると最悪の選曲だ。ただし故人の人柄次第では、本人が一番笑っているかもしれない。
※ Ding Dong! The Witch Is Dead:1939年の映画『オズの魔法使い』の劇中歌。2013年にイギリスのサッチャー元首相逝去の際、「魔女が死んだ」として一部の人々がダウンロードチャートを意図的に上げたことで話題になった。
7. 名無しのReddit住民
「Don’t Fear the Reaper」(Blue Öyster Cult)。「死神を恐れるな」「俺たちは永遠に生きられる」という内容の曲で、一見葬儀向きに聞こえるが、あのサイケデリックなギターリフが始まった瞬間に場の空気が微妙になる。意図が読めない選曲だ。
※ (Don’t Fear) The Reaper(1976):Blue Öyster Cultの代表曲。「死は恐れるものではなく、愛する人と永遠に結ばれる手段」という解釈もできるため、実際に葬儀で使われることもある。
8. 名無しのReddit住民
「Hot in Here」(Nelly)。火葬の時にこれが流れたら場が一気に和むかもしれない——という意味で最悪だ。「暑い、服を脱げ」という内容の曲が炉の前で流れる状況はブラックすぎる。
※ Hot in Herre(2002):ラッパーNellyのヒット曲。「部屋が熱すぎて服を脱ぎたい」という内容で、火葬を連想させるとして葬儀最悪曲の定番に挙げられる。
9. 名無しのReddit住民
「Party Rock Anthem」(LMFAO)。「Every day I’m shufflin’」というフレーズが体に染み込んでいる人には、聴いた瞬間に体が動いてしまう危険がある。葬儀でシャッフルダンスが始まったら、そちらの方が長く語り継がれる。
10. 名無しのReddit住民
「I’ll Make Love to You」(Boyz II Men)。ロマンティックなR&Bナンバーが葬儀で流れると、誰も正しい反応ができない。悲しむべきか、照れるべきか、全員が同じ困惑を共有することになる。
11. 名無しのReddit住民
祖父の葬儀で「Disco Inferno」(The Trammps)が実際に流れた。「Burn, baby, burn」というフレーズが何度も繰り返される曲で、参列者の多くが意味に気づいた瞬間に静かな混乱が広がった。今となっては家族の語り草になっている。
※ Disco Inferno(1976):The Trammpsのダンスクラシック。「Burn, baby, burn(燃えろ、燃えろ)」という繰り返しが特徴で、火葬・炎・地獄を連想させるとして葬儀NG曲の定番。
12. 名無しのReddit住民
「I’m Still Standing」(Elton John)。「俺はまだ立っている」という内容の曲を、もう立てない人の葬儀で流すのは、タイトルだけで完全にアウトだ。曲自体は良い曲なのに、状況が全てを変える。
13. 名無しのReddit住民
「Celebration」(Kool and the Gang)。「今夜は最高のパーティーだ、来い」という内容のお祝いソングが棺桶の前で流れる状況は、「最悪の選曲」の教科書として永遠に使えると思う。
14. 名無しのReddit住民
「If You’re Happy and You Know It」。子どもたちが「幸せなら手をたたこう」と全員で手をたたく状況を、葬儀で作ってしまったら取り返しがつかない。ただし子どもの葬儀では、本人が望んだ可能性がゼロではない。
15. 名無しのReddit住民
「Pop Goes the Weasel」。童謡としては普通だが、あのサビで「ポン」と飛び出す瞬間を葬儀でイメージすると、シュールすぎて何とも言えない気持ちになる。場が凍った後に誰かが吹き出す流れが想像できる。
※ Pop Goes the Weasel:イギリス発祥の童謡。「ポン!」という擬音と共に何かが飛び出す内容で、棺のイメージとの組み合わせがブラックジョークとして機能してしまう。
16. 名無しのReddit住民
「Jump Around」(House of Pain)。あのイントロが流れた瞬間に、場の全員が条件反射でジャンプしたくなる。「葬儀でジャンプした人」として記録に残りたくなければ、この曲は絶対に避けるべきだ。
17. 名無しのReddit住民
葬儀屋として働いているけど、65歳のヨークシャーの男性の葬儀で「Mr. Boombastic」(Shaggy)が流れた時は参列者みんなが自然と笑顔になった。「彼らしい選曲だった」と家族が言っていて、葬儀の雰囲気が一瞬明るくなった。NG曲が「故人の意志」になると、全部変わる。
※ Mr. Boombastic(1995):シャギーのヒット曲。陽気でセクシーな内容で知られ、葬儀での「爆笑エピソード」として各国で語られることが多い。
18. 名無しのReddit住民
「The Final Countdown」(Europe)。「カウントダウン開始」という曲が棺の前で流れると、何かが終わるのか始まるのかわからなくなる。ロケット打ち上げのような高揚感が葬儀に合うかどうかは、その人次第かもしれないが。
19. 名無しのReddit住民
妻と口論して酒に溺れ自殺した男性の葬儀で、「Whisky Lullaby」(Brad Paisley & Alison Krauss)が流された。切なくて胸に響いた。笑えない話だが、あの曲と状況が重なった瞬間の沈黙は今も忘れられない。NG曲が「最も正確な曲」になってしまうこともある。
※ Whisky Lullaby(2004):ブラッド・ペイズリーとアリソン・クラウスのカントリーバラード。酒に溺れて死んでいく男女の悲しい物語を描いており、実際の状況と重なった場合の重さは計り知れない。
20. 名無しのReddit住民
「Let the Bodies Hit the Floor」(Drowning Pool)。タイトルからして完全に場違いで、ヘビーメタルのリフが棺桶の前で流れる状況は誰も正しい反応ができない。ただ、故人のリクエストだったとしたら止める手段はない。
※ Bodies(2001):Drowning Poolのヘビーメタル曲。「体を床に叩きつけろ」という歌詞が特徴で、葬儀での最悪選曲として海外ではほぼ毎回名前が挙がる定番ネタ。
21. 名無しのReddit住民
「We’re In The Money」(1933年の映画曲)。遺産相続のことが頭をよぎっている参列者がいたとしたら、この曲が流れた瞬間に全員が互いの顔色をうかがうことになる。笑えないコメディが勝手に始まってしまう。
22. 名無しのReddit住民
「Entrance of the Gladiators」(Julius Fučík)。サーカスのピエロが登場する時のあの曲だ。葬儀場でこれが流れ始めたら、参列者全員が何かの冗談を待つことになる。「これはギャグか?」という空気が充満する。
※ Entrance of the Gladiators(1897):チェコの作曲家フチークによる行進曲。現代では「サーカスのピエロの曲」として認知されており、コミカルな場面の定番BGMになっている。
23. 名無しのReddit住民
「Yakety Sax」(Boots Randolph)。ドタバタコメディの追いかけっこシーンで必ず流れるあの曲だ。葬儀で流れた瞬間に、頭の中で自動的にチャップリン映画のシーンが再生されてしまう。笑いを我慢するのが一番きついパターンだ。
※ Yakety Sax(1963):ブーツ・ランドルフのサックス曲。イギリスの喜劇番組「ベニー・ヒル・ショー」のエンディングに使われたことで「ドタバタコメディの象徴」として世界的に定着した。
24. 名無しのReddit住民
「Baby Shark」。あのフレーズが葬儀場に響いた瞬間、子どもたちが反射的に「doo doo doo」と言い始めるリスクがある。大人は止めようとして止められず、場が崩壊するまでの時間が短い。
25. 名無しのReddit住民
「Uptown Funk」(Mark Ronson ft. Bruno Mars)。「Don’t believe me, just watch」というフレーズで始まるあの曲が葬儀で流れたら、参列者の半数は体が動いてしまう。元気すぎて、悲しみをどこに置いていいかわからなくなる。
26. 名無しのReddit住民
母の友人が70〜80年代のラジオDJをしていて、有名人の死亡ニュースの直後に「Another One Bites the Dust」(Queen)を流してしまいクビになったという話を聞いた。意図したかどうかは関係なく、タイミングが全てを変えた。
27. 名無しのReddit住民
「Always Look on the Bright Side of Life」(モンティ・パイソン)。イギリスでは実際に葬儀で使われることがあり、そのたびに「笑うべきか泣くべきか」という空気になるらしい。ただ、本人がモンティ・パイソンファンだったなら、最高の選曲かもしれない。
※ Always Look on the Bright Side of Life(1979):モンティ・パイソンの映画『ライフ・オブ・ブライアン』の劇中歌。磔にされながら口笛を吹いて歌うというシーンが有名で、イギリスでは実際に葬儀で流れることがある。
28. 名無しのReddit住民
「Haha You’re Dead」(Green Day)。タイトルがそのまま全てを説明している。これを故人へのメッセージとして流した場合、遺族の反応がどうなるかは想像に難くない。ブラックジョークとして完成している。
29. 名無しのReddit住民
祖父の葬儀で「On Eagles’ Wings」の代わりに間違えてK-POPが流れて、葬儀屋が「彼のお気に入りです」と紹介しながら強行した。後から確認したら完全に手配ミスだったが、祖父が80代だったこともあり誰も信じなかった。「本当にお気に入りだったのかもしれない」ということになって今は家族の笑い話だ。
※ On Eagles’ Wings:アメリカでよく葬儀に使われるカトリック聖歌。「鷹の翼に乗って」という詩篇91編をもとにした曲で、荘厳な葬儀の定番。
30. 名無しのReddit住民
夫の叔父がAC/DC好きで、「Highway to Hell」を葬式で流すのが本人の希望だった。実際に流れたらしく、きっと墓の中で笑っていると思う。「最悪の選曲」が「最高の見送り」になるのは、本人のリクエストがある時だけだ。
まとめ
30のコメントを読んで気づくのは、「最悪の選曲」と「最高の見送り」の境界線が「本人の意志があるかどうか」だということだ。
「Highway to Hell」も「Mr. Boombastic」も「Tubthumping」も、故人が望んだなら「最高の葬儀」になる。同じ曲が事故で流れれば「最悪の葬儀」になる。曲自体に問題があるのではなく、文脈が全てを変える。
そして「Yakety Sax」が流れて笑いをこらえる参列者、K-POPが流れて「本人の趣味だったのかも」と誰も否定できなくなった家族——このスレッドが教えてくれるのは、葬儀でも人は笑うし、笑えることが時に救いになるということかもしれない。皆さんが自分の葬儀で流してほしい、または絶対に流されたくない曲は何ですか?


コメント
高確率で聞こえてくるのは笑点