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【熱量がすごい】外国人が選ぶ「人生のベストアニメ」が古今名作だらけ|海外の反応

【熱量がすごい】外国人が選ぶ「人生のベストアニメ」が古今名作だらけ|海外の反応 エンターテイメント

「今まで観た中でベストアニメは?理由も添えて」——そんな問いに、海外民が年代もジャンルも越えて一気に答えを投げ込むスレッドが伸びていた。80年代の名作から最新のスロウライフまで、ショウネン、サイバーパンク、スポーツ、泣けるもの、笑えるもの、全部が並ぶ一大リスト。海外のアニメファンの審美眼と熱量、ついでに「推し語り」の愛おしさが詰まった全30コメント。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『カウボーイビバップ』。いわゆる「アニメっぽい」クリシェからほとんど外れてて、何より音楽が史上最強レベル。ジャズとブルースが西部劇と宇宙に溶けてる世界観は、今観てもまったく古びない。※ 『カウボーイビバップ』(1998)は賞金稼ぎを描いたSFアクション。渡辺信一郎監督、音楽は菅野よう子。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
名言が多すぎるんだよな。”Whatever happens, happens.”も”See you space cowboy…”も、あの作品以外では使えない重さを持ってる。

3. 名無しのReddit住民
『鋼の錬金術師 ブラザーフッド』。終わった後に「完走した、ちゃんと完成したものを観た」と心から思えたのは後にも先にもこれくらい。あれ以降どの作品を観ても、この作品を基準にしてしまう自分がいて、ある意味呪われてる。※ 『鋼の錬金術師』は荒川弘の漫画が原作。ブラザーフッド版は原作準拠で最後まで描ききった2009年のテレビシリーズ。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
2003年の旧アニメ版も別物として愛してるけど、ブラザーフッドはストーリーが原作通りに着地するだけで強すぎる。投げっぱなしの最終回を観て育った世代には、あの「ちゃんと終わる」感覚そのものがごちそう。

5. 名無しのReddit住民
『AKIRA』。年齢バレるけど、自分がアニメの世界に入ったのはこれとジブリと『攻殻』だった。80年代後半にあの映像を劇場で観た世代は、「アニメーションって何でもアリだ」って価値観に一発で塗り替えられたと思う。※ 『AKIRA』(1988)は大友克洋監督のSF映画。海外アニメ文化の起点のひとつとして今も語られる。

6. 名無しのReddit住民
『葬送のフリーレン』。スローだけど、年をとればとるほど刺さる。魔王を倒した後の話っていう設定自体が斬新で、人間の寿命と感情のすれ違いを丁寧に描いてくれる稀有な作品。※ 『葬送のフリーレン』は長寿のエルフが仲間たちの死後を生きる物語。「勇者モノ」の常識を反転させたと評される。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
ゆるい日常とゴリゴリの戦闘が同じ温度で成立してるのが本当に奇跡。キャラが強くなっていく描写を誰も口に出さないまま観客だけが気づく、あの設計のうまさよ。

8. 名無しのReddit住民
『頭文字D』。90年代の日本車と峠のドリフト文化と、ユーロビートとアニメの融合って冷静に考えたら狂ってるけど、それがハマったときの破壊力がすごい。後日談として、タイのイベントで実車のAE86を走らせるドリフトキング本人に会えて、人生で一番アニメに感謝した瞬間だった。※ 『頭文字D』は峠バトルを描いた走り屋マンガ原作。主人公が駆るのは初代トヨタAE86トレノ。

9. 名無しのReddit住民
超ニッチで申し訳ないけど『巌窟王』。『モンテ・クリスト伯』の原作をほぼそのままに、ダンテスを宇宙の吸血鬼っぽく変換しながら再現してる怪作。あの毛皮のような柄を層にして動かす独特な映像処理は、当時テレビで何が起きてるのかわからなかった。※ 『巌窟王』(2004〜05)はGONZO制作のSFアニメ。デュマの古典小説を未来世界で翻案。

10. 名無しのReddit住民
『進撃の巨人』。伏線が全部終盤で収束するタイプのストーリーで、最後までちゃんと着地させたことが一番の勝利。アニメオリジナル要素ではなく、原作の覚悟そのものをアニメ化して通しきった。※ 『進撃の巨人』は諫山創の漫画原作。完結まで10年以上を費やしたシリーズ。

11. 名無しのReddit住民
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。近未来の日本という設定、脚本、サイバーパンクの解像度、どれをとっても完成度が高い。最近のアニメがショートカットとして頼るクリシェを避けて、大人の視聴者を相手にした本気の物語。※ 『攻殻機動隊 S.A.C.』(2002〜)は押井守版映画と別軸のテレビ・映画シリーズ。

12. 名無しのReddit住民
『蟲師』。沈黙の使い方と音楽が本当にうまい。季節と風と虫の気配だけで1話が終わることもあるのに、終わるころには必ず何か置いていかれてる。原作・アニメどちらも、あの呼吸は他にない。※ 『蟲師』は漆原友紀の漫画原作。「蟲」と呼ばれる不可視の存在と、その専門家の物語。

13. 名無しのReddit住民
『天元突破グレンラガン』。特に終盤の「主人公は主人公じゃない」構造が、若いころに観たときの自分の価値観をぶん殴ってきた。熱血という言葉を全方向に出し切りながら、最後は静かで寂しくて、それでも笑顔で締めるあの終わり方はズルい。※ 『天元突破グレンラガン』(2007)はガイナックス制作のロボットアニメ。

14. 名無しのReddit住民
『FLCL』(フリクリ)。タイミングが人生の正解すぎた。サントラも世界観も、思春期の自分の全感情を一回で代弁してくれたし、今観てもアレがどういうジャンルだったのか説明できないのがむしろ魅力。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
あの「わからないけどわかる」感覚のまま大人になった。ちゃんと要約できないまま一生お気に入りであり続ける作品って、こういうののことを言うんだと思う。

16. 名無しのReddit住民
『HUNTER×HUNTER』。展開もトーンもテーマも、何ひとつとして予想通りに進まない。丁寧に積んだ長い伏線と、いきなり襲ってくるショッキングな瞬間が両立してて、アニメの常識を平気で踏み越えてくる。※ 『HUNTER×HUNTER』は冨樫義博の漫画が原作。休載と再開を繰り返す長期連載で知られる。

17. 名無しのReddit住民
『DEATH NOTE』。ダークで心理戦が中心で、いわゆる「アニメっぽい誇張された顔芸」がほとんど出てこない。だからこそ海外のアニメ初心者にも勧めやすくて、この作品で沼に落ちた人の数は計り知れない。

18. 名無しのReddit住民
『ハウルの動く城』。夢の中の出来事みたいなのに、どうしても感情を強く揺らしてくる不思議な一本。初見のときに筋を全部理解する必要はないんだなと、スタジオジブリが教えてくれた気がする。※ 『ハウルの動く城』(2004)は宮崎駿監督の長編アニメ。原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説。

19. 名無しのReddit住民
『新世紀エヴァンゲリオン』。もう、それだけで。言うべきことは全部観てからの話で、観た後の自分は、観る前の自分とは違うってことだけは言える。※ 『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年開始の庵野秀明監督作品。その後の日本アニメの作風に決定的な影響を与えた。

20. 名無しのReddit住民
『銀魂』。腹筋が本気で痛くなるレベルで笑ったアニメは後にも先にもこれしかない。ルームメイトが誕生日に銀魂のマグカップを買ってくれたとき、「お前が言いすぎたからな」って笑われた。あのマグ、今でも使ってる。

21. 名無しのReddit住民
『モブサイコ100』。中高生にも、大人にも観てほしい一本。派手な超能力バトルの裏で、一番描かれてるのは「人として真っ当に育つとは何か」っていうテーマで、ONE原作特有の優しさが最後までブレない。※ 『モブサイコ100』は『ワンパンマン』と同じONEによる漫画原作。ボンズのアニメ版は作画でも伝説級。

22. 名無しのReddit住民
『PERFECT BLUE』『パプリカ』『Monster』『STEINS;GATE』。全部ジャンル違いだけど、どれも「アニメという形式じゃないと成立しなかったストーリー」で、実写に翻訳できない良さを持ってる。※ 前2作は今敏監督の映画。『Monster』と『STEINS;GATE』はともにサスペンス/SFの名作テレビシリーズ。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
今敏監督作を一気見してから他のアニメ観ると、映像のリズム感に対する基準が一段上がってしまって帰ってこれない。良い呪い。

24. 名無しのReddit住民
『幽☆遊☆白書』。見返しても飛ばしたいエピソードがひとつもなくて、サブも吹替も両方レベルが高いっていう、総合点の高さが強み。90年代アニメの「ちゃんと最後までおもしろい」を象徴する作品。

25. 名無しのReddit住民
『君の名は。』。完璧、以上。説明の必要がないタイプの名作で、アニメ未体験の友達に最初に観せるのに一番成功率が高いのはこれだと思う。※ 『君の名は。』(2016)は新海誠監督の映画。日本の歴代興行収入ランキングの上位常連。

26. 名無しのReddit住民
『ヴィンランド・サガ』。シーズン1とシーズン2が、まるで違うテーマでしかも同じくらい高い完成度っていう、ちょっと信じられない構造をしてる。復讐から始まり「復讐とは何か」に向かう物語を丁寧に描く勇気がすごい。※ 『ヴィンランド・サガ』は幸村誠による漫画原作。ヴァイキング時代を舞台にした歴史長編。

27. 名無しのReddit住民
『ピンポン THE ANIMATION』。卓球の話なんだけど、卓球だけの話じゃない。画面からあふれる衝動と青春の息づかいが、スポーツアニメの常識を一発で塗り替えるので、食わず嫌いしないで1話だけ観てほしい。※ 松本大洋の漫画原作。湯浅政明監督のアニメ版は独特の線と演出で評価されている。

28. 名無しのReddit住民
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。喪失と悲しみを抱えて動けなくなっていた時期に観て、「もう一度立ち上がっていいんだ」と思えた作品。ストーリーとしても映像としても完成度が高いのに、それ以上に「この作品があって良かった」と個人的に言いたくなる一本。※ 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は京都アニメーション制作。手紙の代筆人の物語。

29. 名無しのReddit住民
『BERSERK(ベルセルク)』。「黄金時代編」の脚本の完成度が今でも別格で、長いアニメ史の中で超えてくる作品にまだ出会えていない。1話ごとにちゃんと意味があって、キャラクターの成長と崩壊が同じ線の上に乗っている、あの設計が強すぎる。※ 『ベルセルク』は三浦建太郎の漫画原作。作者の早逝によって未完のまま残るが、黄金時代編は独立した傑作として広く認識されている。

30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
黄金時代編を初めて読んだ日のことを、自分は今でも覚えてる。ちょっと呆然としてから、数日アニメもマンガも他のを読めなかった。あの沈黙の時間も含めてベルセルクの一部だと思ってる。

まとめ

並べてみると、海外のアニメ好きの「ベスト」は大きく四つの軸に分かれていた。第一が80〜90年代の古典枠(『AKIRA』『カウボーイビバップ』『エヴァ』『攻殻』)で、これは「海外アニメ文化の入口」として今も神格化されている。第二が完結の美学を重視する作品群(『鋼の錬金術師 ブラザーフッド』『進撃の巨人』『ヴィンランド・サガ』)で、物語を「ちゃんと終わらせた」ことへの評価がやたらと高いのが印象的だった。第三が感情を殴ってくる系(『ベルセルク』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『フリーレン』『モブサイコ100』)で、ジャンルが違っても「人として前を向く話」を描ける作品が刺さっている。そして第四が唯一無二の作家性(『FLCL』『蟲師』『パプリカ』『ピンポン』)で、「説明はできないけど一生忘れない」タイプの名作がちゃんと名前を出されているのがうれしい。海外のアニメファンは、日本で流行っていない作品にも深く刺さる人が多く、評価の軸が日本国内の話題性とはズレていて、その温度差を眺めるだけでも面白い。皆さんが「人生のベストアニメ」を一本だけ選ぶとしたら、どの作品を最初に名前に挙げますか?

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    >『銀魂』。腹筋が本気で痛くなるレベルで笑ったアニメは後にも先にもこれしかない。ルームメイトが誕生日に銀魂のマグカップを買ってくれたとき、「お前が言いすぎたからな」って笑われた。あのマグ、今でも使ってる。

    銀魂のギャグって外人にも通じるのか
    日本人にはまじでぶっささるけど