訃報を見ても、どこかで「いや、あの人はまだどこかで生きてる気がする」と思ってしまう有名人っている。陰謀論半分、喪失感半分。Redditで「死んだと完全には信じきれない人は誰?」という問いに、笑える名前から胸が詰まる答えまでが集まった。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
インドで突然死した、あの暗号資産の社長。何百万ドルぶんの口座を開けられる鍵を、たった一人で握ったまま逝っちゃった人だよ。あれはさすがに出来すぎてる。
※ ジェラルド・コットン。カナダの暗号資産取引所QuadrigaCXの創業者で、2018年にインドで急死したとされる人物。彼だけが顧客資産の鍵を管理していたとされ、約2.5億カナダドルが引き出せなくなった。死亡を偽装したのではという疑念がいまも根強い。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
新婚旅行先のインドで「持病の合併症で突然死」、葬儀は棺を閉じたまま、検視もなし。会社が死を公表したのは1か月後。これだけ揃ってたら、騙された投資家が「墓を掘り返してDNA鑑定しろ」と言い出すのもわかるよ。実際に要求されたって話だしね。
3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
で、その口座は一度でも動いた?動いてないなら、たぶん本当に死んでる。生きてたら絶対どこかで一円でも引き出してるはずだから。そこだけは妙に説得力あるんだよな。
4. 名無しのReddit住民
エルヴィス。本気で生きてると思ってるわけじゃない。でも「実はこの40年ずっと田舎で釣り餌屋を静かに営んでた」って言われたら、とりあえず話くらいは聞いてやってもいいかなって思うんだよね。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
もしエルヴィスが生きてたとしても、その年齢ならもう今ごろは死んでるよ。生きてる説を主張しても結局そこに着地するのが切ない。
6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
老人ホームで元気にしてて、JFKと二人でミイラと戦ってたらしいよ。映画みたいだけど、もう全部それでいいや。そっちの方が夢がある。
※ エルヴィス・プレスリーは1977年に42歳で急死。あまりに突然で偉大だったため「実は生きている」という都市伝説が今も語られる。JFKとミイラの件は2002年の珍カルト映画『バビロン上陸作戦(原題Bubba Ho-Tep)』ネタ。
7. 名無しのReddit住民
エンロンのケン・レイ。連邦刑務所で実質終身刑を言い渡される数週間前に、リゾート地で「大規模な心臓発作」で死んだことになってる。あれだけの金とコネがある男なら、検視官を買収して死を偽装して、引き渡し条約のない国に消えるくらい余裕だったはず。タイミングが綺麗すぎる。
※ ケネス・レイは米巨大エネルギー企業エンロンの会長。史上最大級の粉飾決算事件の中心人物で、有罪評決後・量刑前の2006年に急死した。資産没収を免れるタイミングだったため死を疑う声が根強い。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
持病の心臓疾患があって、薬を飲むのをわざとやめて自然に任せた、って話を聞いたことがある。そうすれば奥さんが資産没収の対象外の保険金を受け取れるからって。本当かは知らないけど、妙に筋は通ってるんだよな。
9. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
自分はてっきり自殺だと思ってたけど、それと同じくらいこの説もあり得る。どっちにしても「ちょうどいい時に死んだ」のは変わらないんだよね。
10. 名無しのReddit住民
オーストラリアのメリッサ・キャディック。2020年に忽然と消えた。片足だけ見つかったらしいけど、本人は世界のどこかで、みんなから盗んだ金を楽しみながら片足引きずって歩いてると思うわ。あれは生きてるでしょ。
※ メリッサ・キャディックはオーストラリアで巨額の投資詐欺を働き、捜査直前に失踪した女性。数か月後にビーチで彼女の靴に入った片足だけが見つかり、生死をめぐる議論が続いている。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
あの足、人里離れたビーチに長期間漂着してた状態で見つかったんだよ。わざと置いたんじゃなくて、たまたま発見されたって感じ。本人はもう逃げ場がないと悟って海に身を投げた、っていうのが現実な気がする。
12. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
自分なら片足なくして無一文でうろつくくらいなら刑務所選ぶわ。詐欺師は金を貯め込んでると思われがちだけど、実際は買い物や旅行でとっくに使い切ってるもんだよ。たぶん金もそんなに残ってなかった。
13. 名無しのReddit住民
キース・リチャーズ。これはもう、生きてるのか死んでるのか単純に判別がつかないんだよ。ずっとそのままの状態で何十年もいる感じ。
※ キース・リチャーズはローリング・ストーンズのギタリスト。長年の壮絶な生活ぶりから「不死身」「もう死んでるのに気づいてないだけ」とネタにされ続けている存命のレジェンド。
14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
あの人、何年も前に死んでるんだけど、誰もそれを本人に伝えてないだけだよ。それで普通にギター弾き続けてる。
15. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
最初に神が「光あれ」と言った。そしてキース・リチャーズがタバコに火をつけた。それくらい昔から、ずっとあそこにいる存在なんだよ。
16. 名無しのReddit住民
「ヒトラーが生き延びた」って言う人へ。正直、生き延びたかどうかはどうでもいい(実際は生き延びてない)。中学で『アンネの日記』を教えるとき生徒に必ず話すのは、ほとんどのナチスは罪を裁かれず、温かいベッドの上で太って長生きして死んだという現実だよ。勧善懲悪は物語の中だけの話なんだ。
※ 『アンネの日記』はナチス政権下で隠れ住んだユダヤ人少女アンネ・フランクの日記。世界中で読み継がれる戦争文学の古典。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
ちょっとした事件で刑事と話したとき、犯人のやり口を「バカだな、筋が通らない」って言ったら、刑事が「いや、賢い奴はそもそも捕まらないんですよ」って返してきた。なんであの一言があんなに胸に刺さったのか、今でもよく思い出す。
18. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
あなた、絶対いい先生だと思う。こういうことをちゃんと言葉にして教えてくれる大人に、子どものとき出会いたかったよ。
19. 名無しのReddit住民
アンディ・カウフマンが死んでるのは知ってる。知ってるんだけど、ある日ひょっこり現れて「全部ドッキリでした」って明かしても、自分はまったく驚かないと思う。あの人ならやりかねない。
※ アンディ・カウフマンは1984年に35歳で病死した米コメディアン。生前から手の込んだ悪ふざけで知られ、「死さえも壮大なネタなのでは」と疑うファンが今もいる。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
ジム・キャリーが一時期むくんで変な感じになってたあれ、実はアンディ・カウフマンが被ってたマスクだったって説、自分はまだ捨てきれてないんだよな。冗談で言ってるけど半分本気。
21. 名無しのReddit住民
DBクーパー。さすがに今は寿命で死んでるかもしれないけど、案外つい最近まで生きてた可能性もあると思ってる。逃げ切ったまま誰にも正体を知られず老衰、っていうのが一番ロマンがある。
※ DBクーパーは1971年に旅客機をハイジャックして身代金を奪い、パラシュートで降下して消えた正体不明の男。FBIが半世紀追って未解決のまま、米国で最も有名な未解決事件のひとつ。
22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
そもそも本人なんて最初から存在しなくて、乗務員が「ハイジャック犯がいて飛び降りた」って筋書きをでっち上げ、金は機内に隠して着陸後に持ち帰っただけ、って可能性もあると思うんだよね。誰もいなかったってオチ。
23. 名無しのReddit住民
ムファサ。あれはただ寝てるだけだから。もうすぐ起きるって。本気で何度見ても受け入れられない。子どものころのトラウマがそのまま残ってる感じ。
※ ムファサはディズニー映画『ライオン・キング』で主人公シンバの父。崖から落ちて命を落とす場面は、世界中の子どもにトラウマを残した名シーン。
24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
シンバの裏アカウント発見。父親が死んだ現実を受け入れられなくてここに書き込んでるんだろ。気持ちはわかるよ。
25. 名無しのReddit住民
ビットコインを作ったサトシ・ナカモト。有力な説は「もう死んでる」だよ。だってあれだけ巨額の口座を、一度も現金化せずに放置する理由が他に思いつかない。まあ、ただ淡々と握り続けてる可能性もゼロじゃないけど。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
サトシの正体が、生きてるか死んでるかすら誰も分からないまま今に至ってる、っていうのが個人的にいちばん非現実的だわ。これだけ世界を変えた人物なのにね。
27. 名無しのReddit住民
ロバート・マクスウェル。ギレーヌ・マクスウェルの父親ね。さすがにもう寿命で死んでるとは思うけど、あの船から落ちて死んだっていう公式の話だけは、どうしても信じきれないんだよな。
※ ロバート・マクスウェルは英国の大物メディア王。1991年に自分のヨットから転落死したとされるが、巨額の不正経理が死後に発覚し、転落の真相をめぐる憶測が今も尽きない。
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
あの人かなりの酒飲みだったって聞くし、自分は単純に足を滑らせただけだと思ってた。伝記読むとめちゃくちゃ面白い人生なんだよ、本当に。
29. 名無しのReddit住民
アンソニー・ボーデイン。あの人は本気で有名人をやめて、ひっそり姿を消したかったんじゃないかって思ってしまう。遺体は確認されたって知ってるけど、フランスであれだけ愛されてて金もあったなら、政府を抱き込んで死亡証明書を偽造することくらい…って、たぶん自分がまだ死を受け入れられてないだけだね。トニー、どこにいても、乾杯。
※ アンソニー・ボーデインは世界中を旅した米国の人気料理人・紀行番組ホスト。2018年に旅先のフランスで自ら命を絶ち、世界中のファンに衝撃を与えた。
30. 名無しのReddit住民
うちのオウム。死んでなんかいない。フィヨルドが恋しくてぼんやりしてるだけだよ。…っていう古典コントが頭をよぎるくらい、人は身近な存在の死を受け入れたくないんだよな。誰の心にもそういう「認めたくない一人」がいる。
※ モンティ・パイソンの伝説的コント「死んだオウム」のネタ。店員が「このオウムは死んでる」という客に「いや眠ってるだけ、フィヨルドが恋しいんだ」と言い張り続ける。
まとめ
面白いのは、ここに挙がった名前が大きく二つに割れていることだ。片方は「死んだことにして消えたんじゃないか」という詐欺師・大物たち——コットン、ケン・レイ、キャディック。もう片方は「偉大すぎて、あるいは身近すぎて、死を受け入れられない」存在——エルヴィス、ムファサ、そして自分の父や甥っ子。陰謀論として茶化される死と、ただ静かに認めたくない死。どちらも根っこは同じで、「あの人がもういない世界」をうまく処理できない心の動きなんだと思う。だから半世紀前のDBクーパーにロマンを感じるし、画面の中のオウムにすら本気で泣ける。皆さんにとって、訃報を見ても今ひとつ実感が湧かない人は誰ですか?

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