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海外「8人でウォッカ1本、チップ込み10万円。付いてきたのは席と線香花火だけ」味わって冷めた贅沢…

海外「8人でウォッカ1本、チップ込み10万円。付いてきたのは席と線香花火だけ」味わって冷めた贅沢… その他

ずっと憧れていた贅沢を、ようやく自分の金で味わってみたら「え、これだけ?」だった——そんな経験を持ち寄るスレッドが海外の掲示板で伸びていました。クラブのボトルサービス、フェスのVIP席、キャビア、リムジン、そして「働かない生活」まで。夢が醒める瞬間の話ばかりなのに、読んでいるとなぜか少し救われます。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
クラブのボトルサービス。取引先を接待する用事があって、先方がそういうのを好むタイプだったから連れて行ったんだ。で、実際にやってみたら拍子抜けもいいところだった。もう二度と自分の意思でやることはないと思う。

※ ボトルサービス=クラブで席と酒のボトルをセットで買う仕組み。行列を飛ばして入れる代わりに、酒の値段は普通に頼むより数倍になる。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
割高なうえに中身がしょぼいんだよな。友達に引きずり込まれてラスベガスで一度やったけど、恥ずかしいし恐ろしく高いしで最悪だった。付いてくるのは座る場所と、瓶に挿さった線香花火だけ。8人でグレイグースを1本分けて、チップ込み700ドル(約10万円)。ひとり2杯で90ドル(約1万3000円)って何かの冗談かと思ったよ。

※ グレイグース=フランス産のウォッカ。日本の酒販店なら1本5000〜7000円ほどで買える銘柄。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
いや、あれは酒を飲むために買うものじゃないから。入口の行列と、ドアマンの気分次第で弾かれる面倒を全部飛ばせるし、席が確実に確保できる。混んでる店でカウンターに並ばなくていいのも大きいし、連れが夜中にバラバラに消えるのも防げる。全員で割る前提なら、そこまで悪い買い物じゃないよ。

4. 名無しのReddit住民
新しいスマホ。買い替えた瞬間に思ったけど、前のやつと何がどう違うのか本気で分からなかった。結局やってることは寝転がって画面をスクロールすることだけで、それなら古い機種で十分だったんだよな。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
もう完全に頭打ちだと思ってる。10年ちょっと前は世代が変わるたびに「おっ」と体感できたのに、今は並べても違いが分からない。ノキアの3310を使ってた世代だけど、感覚としては2013年あたりで進化が止まってる。地図も動画もメールもカメラも、当時の中位機種で全部できてた。増えたのは非接触決済とワイヤレス充電くらいじゃないかな。

※ ノキア3310=2000年発売の携帯電話。頑丈さで有名になった機種で、海外では「壊れない電話」の代名詞として今もネタにされる。

6. 名無しのReddit住民
映画業界で働くこと。確かに華やかではあるよ。パーティーもレッドカーペットもあるし、ずっと憧れてた人に会えたりもする。ただ、しばらくいると気づく。関わっている人間のほとんどが、自分のことしか考えていないうえに、自分の人生にまったく満足していない。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
うちも同じだった。夫婦で高級レストランの世界に深く出入りするようになってから、まったく同じ感覚になったよ。憧れの人には会うな、って昔から言うけど本当だね。外から眺めてた頃のほうが、その世界のことを好きでいられた。

8. 名無しのReddit住民
贅沢とはちょっと違うかもしれないけど、ジープを所有すること。憧れている間が一番楽しかった。実際に手に入れたら、直すところが永遠に尽きない乗り物だと学んだだけで終わった。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
分かる。旅行先でレンタカーとして一度借りたことがあるけど、駐車場を出る前にもう後悔してた。なんというか、車のほうが人間に運転されるのを嫌がってる感じがするんだよ。うちにあった90年代のグランドチェロキーはエンジンだけ化け物みたいに丈夫で、その代わりエンジン以外は順番に全部壊れていった。エアコンは助手席の足元に水を垂らすし、後ろのドアの支えは扉の重さに負けるし。

10. 名無しのReddit住民
お金持ちと付き合うこと。ずっと憧れてたけど、実際にやってみるとなかなかしんどい。育ってきた環境が違いすぎて、こっちが本気で悩んでる日常のトラブルを「じゃあ買い替えれば?」の一言で片付けてくる。悪気はまったくないんだよ。悪気がないから余計にこたえる。

11. 名無しのReddit住民
自分はごく普通の人間なんだけど、たまたま有名人と交際したことのある相手と続けて付き合ったことがある。おかげで芸能人も結局は普通の人間なんだとよく分かって、いわゆる推しに対する憧れが完全に消えた。似たような相手なら、有名じゃなくてもそのへんにいくらでもいる。

12. 名無しのReddit住民
音楽フェスのVIPエリア。あれ、柵で囲った中にパイプ椅子が並んでるだけだからな。景色が良くなるわけでも音が良くなるわけでもない。

13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
それには全然賛成できない。トイレがまともに使えるし、バーの行列も比べものにならないくらい短い。しかも好きなときに普通のエリアへ戻れる。自分はそこに入れないフェスにはもう行かないくらいには価値を感じてるよ。

14. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
間違えてVIPの追加券を買っちゃったことがあって、中位のやつだから70ドル(約1万円)くらいだった。専用のバーと専用のトイレ、テーブルと丸椅子が置いてある囲いがある。すし詰めの一般エリアを椅子から眺めながら、心底ほっとしたのを覚えてる。前の年は一般で入って足は痛くなるし、人混みに紛れて体を触ってくる連中もいたから。テーブルには水と塩分の粉まで置いてあった。2000ドル(約30万円)のVIPなら絶対に買わないけど、中位のは本当に良かった。

15. 名無しのReddit住民
キャビア。想像していた味とまったく違った。とにかく生臭くて、あれをありがたがる感覚が最後まで分からずじまい。フォアグラも一度でお腹いっぱいになったよ。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
和牛もそうだった。アメリカの最上級ランクの牛肉よりうまいのは間違いない。ただ4〜5倍の値段ぶんうまいかと言われたら、全然そんなことはないんだ。高級コニャックも同じで、1本3500ドル(約52万円)のやつは確かに200ドル(約3万円)のものより良かった。でも差額の3300ドルぶん良いわけがないんだよ。5〜7万円くらいなら大喜びで買うんだけどね。

※ アメリカの牛肉は農務省が等級を付けていて、最上級はプライム。日本のスーパーで見かけるA5などの表記とは基準そのものが別物。

17. 名無しのReddit住民
手が届かないというほどでもないけど、ロブスターは過大評価だと思ってる。同じ金額を出すなら、自分は毎日でも普通のエビのほうを選ぶよ。あの巨大さに払ってる部分が大きすぎる。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
調理を失敗したときのリスクが違いすぎるんだよな。エビを1匹しくじってもせいぜい一口ぶんの損で済むけど、ロブスターをしくじったらその日の食事が丸ごと台無しになる。途中からあの緊張感に金を払ってる気分になってくる。

19. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
カニの脚のほうが断然上。ロブスターなんて要するにでかい海の虫だからな。殻と格闘した末に出てくる身の量を考えると、毎回どう考えても割に合わないと思ってる。

20. 名無しのReddit住民
リムジンに乗ること。子どもの頃はあれに乗るのが夢だったけど、実際に乗ってみたら「ふーん」で終わった。渋滞の中を、長いだけで小回りの利かない車で這うように進むだけ。端と端に座った人同士の会話も成立しない。

21. 名無しのReddit住民
国内線のビジネスクラスとファーストクラス。座席が少し大きくて、あとはお菓子の籠とそこそこの機内食が出てくるだけだった。無料か少額でアップグレードできるなら乗る価値はあるけど、多くの航空会社が取る500〜1000ドル(約7万5000〜15万円)の追加料金を払う価値はない。唯一の例外は、夜行便でフルフラットの座席がある機体を引き当てたときだね。

22. 名無しのReddit住民
プロスポーツの試合は、ほとんど家で見たほうがいいと気づいてしまった。実況は付くし、好きなお菓子は食べ放題だし、自分のソファがある。よほど良い席が取れる場合を除けば、わざわざ現地に行く意味を感じなくなった。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
駐車場での前夜祭みたいなやつは楽しいけどね。昔はスタジアム近くの駐車場まで1時間くらい歩いていって、友達とさんざん飲み食いして、また歩いて帰ってから家で試合を見てた。あれが一番いいとこ取りだったと思う。

※ テールゲート=アメリカでスタジアムの駐車場に集まり、車のそばで焼肉や酒を楽しむ試合前の定番行事。

24. 名無しのReddit住民
働かないこと。定年で仕事を辞める日を夢見て生きてきたんだけど、大きな怪我をして体が元に戻らなくなり、働けない側に回った。今はもう一度どこかに勤められるなら、何を差し出してもいいと思ってる。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
自分で選んで働かないのと、働きたくても働けないのは、まったく別のものなんだよ。自分も十数年前から体が動かなくなったけど、会う人ごとに「いいなあ、楽そう」と言われる。毎日痛みと付き合って、家族の足を引っ張りながらベッドの上で一日の大半を過ごすのが楽なわけないだろ、と毎回思ってる。隣の芝生が青く見えたことなんて一度もない。

26. 名無しのReddit住民
温かい便座。ずっと憧れて設置したんだけど、座った瞬間に「さっきまでここに誰かが座ってた」としか思えなくて、暖かい日に使ったら最悪の気分になった。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
それは冬に使うものだから。氷みたいに冷えきった便座に座る朝を何年か経験すれば、あれがどれだけありがたいか分かるって。日本のトイレに感動して帰ってきた友達が、真っ先に自宅に付けたのがこれだったよ。

28. 名無しのReddit住民
高い電話、高い時計、高い車。そういうものを持つのはもうやめた。買った瞬間から、壊すんじゃないか、誰かに傷を付けられるんじゃないかと気にし続けることになって、駐車場でも他人の車から離れた場所ばかり探す羽目になる。あれは所有じゃなくて見張り番だよ。

29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
そこは全然賛成できないな。自分は普段使いの小さいポーチをもう15年近く使ってる。飛行機に持ち込んで10キロくらい詰め込んで、さんざん雑に放り投げてきたのに、革の持ち手がわずかにくたびれた以外は買った日とほとんど同じ見た目のままだよ。ああいうキャンバス生地が語り継がれるのには理由がある。流行りに乗ったり外れたりしても、こっちは知ったことじゃない。

30. 名無しのReddit住民
この前、生まれて初めてミシュランの星が付いた店で食事をした。料理は本当に素晴らしかったし、発想も面白かった。ただ全部で2時間かかって、後半はずっと「早く先に進めてくれないかな」と考えてた。うまかったのは間違いないんだけど、いい店のチーズバーガーでも満足度は同じくらいで、300ドル(約4万5000円)は安く済んだと思う。

まとめ

並べてみると、冷めた理由はきれいに三つに分かれます。ひとつめは値段に対する中身の薄さ(ボトルサービス、国内線のビジネスクラス、キャビア)。ふたつめは、憧れの正体が「快適さ」ではなく「その場所にいる自分」だったと気づいてしまうパターン(映画業界、リムジン、セレブとの交際)。そして三つめが、手に入れた瞬間に管理コストへ変わるもの(ジープ、高い時計、高い車)です。

一方で、VIPエリアや高級バッグのように「使い方と価格帯を間違えなければ十分な当たり」と反論する人もいて、贅沢そのものが悪いというより、値段の上がり方に体感が付いてこなくなる地点が人それぞれある、という話にも読めます。和牛もロブスターもミシュランの店も、否定されているのは味そのものではなく「差額に見合うか」の部分でした。そして一番重かったのが、働かない生活を夢見ていた人が事故で働けなくなった話。憧れは、選べる立場にいる間だけ憧れでいられるのかもしれません。皆さんが「一度やって満足した」贅沢は何ですか?

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