RSSヘッドライン

海外「コーヒー1杯が6ドルって何なんだ、レシートを二度見した」値上げで買うのをやめたもの…

海外「コーヒー1杯が6ドルって何なんだ、レシートを二度見した」値上げで買うのをやめたもの… ライフスタイル・日常

「値上がりしすぎて、もう買うのをやめたものは?」という問いかけに、700件を超えるコメントが集まった。挙がってきたのは高級品ではなく、コーヒー1杯、映画館のポップコーン、月に一度の散髪といった日常のささやかな贅沢ばかり。しかも読んでいくと、金額そのものより「払った額に見合わなくなった」という共通した苛立ちが浮かび上がってくる。中には、やめてみたら意外と平気だったと気づいてしまった人もいる。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
ライブのチケット。行きたいアーティストが来ると聞いて座席表を開くんだけど、ステージが豆粒にしか見えない位置の席が100ドル(約15,000円)超えててそっと閉じる。その金額を出すなら家で音源を大音量で聴いた方がまだ幸せだと気づいてしまった。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
チケット本体より手数料の方が腹立つんだよな。サービス料、施設使用料、発券手数料と積み上げておいて、最後に「チケットはご自宅で印刷してください」と言われる。じゃあ何のサービスに金を払ってるんだ。

3. 名無しのReddit住民
サブ。だってあれ、突き詰めればただのサンドイッチだぞ。4〜6ドル(約600〜900円)で買えてたものが、どうやったら15〜20ドル(約2,250〜3,000円)になるんだ。パンの中身が金になったわけでもあるまいし。

※ サブ=細長いパンに肉や野菜を挟んだサンドイッチ。Subwayなどのチェーンが定番で、アメリカでは手軽な昼食の代表格。

4. 名無しのReddit住民
ファストフードはあらゆる形態でアウト。ダンキンのベーグル1個の値段で、スーパーなら6個入りの袋が買える。しかも店のやつは硬くて古い。安さと手軽さを捨てたファストフードに、いったい何の存在意義が残ってるんだ。

※ ダンキン(Dunkin’)=アメリカ全土に展開するドーナツ・コーヒーチェーン。朝食の定番として通勤途中に立ち寄る人が多い。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
ファストフードが「安い食事」じゃなく「ちゃんとした店と同じ値段」になった時点で終わってる。うちの近所のパブなんて、バーガーとポテトでハンバーガーチェーンのセットと同額なのに量は倍だ。宅配は頼めないしズボンも履かなきゃいけないけど、徒歩5分なんだから言い訳にもならない。

6. 名無しのReddit住民
スターバックス。味が嫌いになったわけじゃなくて、週5で通ったら年間いくらになるのかを電卓で叩いてしまったのが敗因。同じ額で豆と電動ミルを買ったら、朝の時間がちょっと豊かになった。今は挽いてる間の匂いが一番の贅沢。

7. 名無しのReddit住民
コーヒーが1杯6ドル(約900円)って何なんだ。豆1袋でも、器具でもなく、コーヒー1杯だぞ。桁を間違えたんだと思ってレシートを二度見して、店員に確認までしてしまった。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
数年前まで近所のドライブスルーのコーヒー屋で、ハウスコーヒーのLサイズが3〜4ドル(約450〜600円)だった。この前寄ったら7ドル(約1,050円)近くて、それが最後の来店になった。あと強制チップも無理。昔は支払いを済ませた後にチップを足す形だったのに、今は払う前に画面でチップ率を選ばされる。家でカプセルを突っ込んで淹れる方がずっと安い。

※ アメリカの決済端末は会計時に「15%/18%/20%」といったチップ率の選択画面が出る仕組みが一般化している。店員が目の前にいる状態で選ぶことになるため、断りづらいという不満が近年よく出ている。

9. 名無しのReddit住民
映画館のポップコーン。スナックがチケットより高いという状況を、どう理屈をこねても自分に納得させられない。今はロビーの匂いだけ嗅いで我慢する訓練を積んでいる。

10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
ポップコーンと、しなびたベーグルと、6ドルのコーヒー。この三つと向き合った結果、家で腹を満たしてから出かけて、外では「金欠なんで」という顔をしていることにした。まあ実際わりと金欠なんだけど。

11. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
というか映画館自体に行かなくなった。大画面テレビが現実的な値段になった時点で勝負はついてたと思う。家には後ろでずっと喋ってるやつも、暗闇でスマホを光らせるやつもいない。トイレに行きたければ一時停止できる。

12. 名無しのReddit住民
特定の商品というより、全部の値段が上がって全部の質が落ちてる。袋を開けたら底の方まで空気だったり、挽肉の脂身の割合が明らかに増えてたり。高いこと自体より、払った額に見合うものが返ってこなくなったから買うのをやめた。ただ生きてるだけで金がかかりすぎる。

13. 名無しのReddit住民
散髪。パンデミックのときに思い切っていいバリカンを買って、そのまま戻れなくなった。最初の3回くらいは後頭部が事故現場みたいになってたけど、今はもう誰にも気づかれない。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
男の散髪は完全にそれ。週に1回自分でバリカンを当ててるだけで、これまでに何千ドル浮いたか分からない。合わせ鏡のコツさえ掴めば5分で終わるし、失敗しても1週間で伸びる。

15. 名無しのReddit住民
美容室でのカラーとセット。6週間ごとに200ドル(約30,000円)は無理だと気づいた。今は年に1回、60ドル(約9,000円)くらいのカットだけ。少し伸びっぱなしでも誰も困らないという事実に、今さら気づいてしまった。

16. 名無しのReddit住民
私はドミニカ出身で、週に最低1回は美容室で髪を洗ってブローしてもらうのが普通というか、ほとんど文化みたいなもの。それをやめた。今は5ヶ月に1回トリートメントに行くだけで、あとは全部家でやってる。最初のうちは落ち着かなかったけど、慣れてしまえば誰も何も言わない。

17. 名無しのReddit住民
動画のサブスク。ただでビデオデッキ付きのテレビをもらって、フリマアプリでブルーレイプレーヤーを15ドル(約2,250円)で買って、リサイクルショップで100ドル(約15,000円)ぶん買い漁ったら、好きな番組と映画がひととおり手元に揃った。それでも複数のサブスクに毎月払ってた額より安い。新作だってスーパーに行けば12ドル(約1,800円)前後で円盤が買える。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
俺は逆で、音楽のサブスクだけは絶対に解約しない。それ以外の有料アプリは全部切ったけど、これだけは毎月の額に見合ってる。全部やめる必要はなくて、自分の生活で確実に元が取れてる1本だけ残せばいいんじゃないかな。

19. 名無しのReddit住民
新作ゲーム。1本75ドル(約11,250円)で、追加コンテンツにさらに20ドル(約3,000円)出せと言われても払えない。セールで2年落ちを買うのがすっかり習慣になった。そして急いで遊ぶ理由なんて特になかったことにも気づいた。

20. 名無しのReddit住民
アメコミ。昔のDCは「2.99ドルの線は死守する」というのを売り文句にしてて、あれは良心的だったと思う。今は1冊の値段が高すぎて、毎月追いかける気にならない。だいたい数ヶ月後にはワゴンの投げ売り箱に入ってるしね。

※ アメコミは日本の単行本と違い、20ページ強の薄い冊子を毎月買い足していく形式が主流。1冊あたりの値上げがそのまま毎月の負担増になる。

21. 名無しのReddit住民
ステーキ。買えないわけじゃないんだ。ただ、靴底の革より一段マシな程度の肉に、1ポンド(約450g)あたり15ドル(約2,250円)以上払うのが、どうしても自分の中で正当化できない。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
分かる。手が届く価格帯の部位は、焼いても噛み切れない筋の塊なんだよな。ちゃんとした肉は年に数回のご褒美に格上げして、普段は豆と卵で回すようになった。結果的に体調は良くなってる。

23. 名無しのReddit住民
牛肉の値段がおかしくなったので、まるごと買うのをやめた。挽肉でさえ高い。手羽先も昔は安さの代名詞だったのに今は無理で、もも肉に逃げてる。そのもも肉もじわじわ上がってきてて、次はどこへ逃げればいいのか分からない。

24. 名無しのReddit住民
チートス。1袋99セント(約150円)だった記憶があるのに、今は5.45ドル(約820円)だぞ? ……とか言いながら、俺のチートス中毒は終わる気配がない。これだけは値段を見ないでカゴに入れてる。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
リトル・デビーも同じ道を辿った。1パック25セントだったのが今は3ドル(約450円)超え。ポテトチップスの筒も気づけばえらいことになってる。値段は上がって中身は減ってるのに、なぜか手が伸びるんだよな。

※ リトル・デビー(Little Debbie)=アメリカの定番の廉価な袋菓子ブランド。日本でいえば駄菓子に近い立ち位置で、安さそのものが売りだった。

26. 名無しのReddit住民
シリアルとスナック菓子の棚まるごと。他が軒並み高くなってる状況で、小さい箱のシリアルに8ドル(約1,200円)は出せない。2日で消えるバーベキュー味のポテトチップスも同じ。カゴに入れる前に一回止まる癖がついた。

27. 名無しのReddit住民
前に飲んでたのより明らかに効いてた薬。メーカーの割引クーポンの期限が切れて、ジェネリックもまだ出てない。こういう話をすると「保険料が高い」という流れになるんだけど、保険をやめたら今度は薬そのものがゼロになる。完全に詰んでる。

※ アメリカでは製薬会社が患者の自己負担を一時的に肩代わりする割引クーポンを配ることがあり、期限が切れると負担が一気に跳ね上がる。ジェネリックが未発売の薬では安い代替品に切り替えることもできない。

28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
医療そのものが「値上がりしたからやめたもの」の欄に並んでるの、冷静に考えるとかなりまずいよな。健康保険も同じ。歯が痛くなったとき、まず「これは我慢できる痛みか」を判定してる自分に気づいて笑えなくなった。

29. 名無しのReddit住民
コンビニ。観光客が「安い、安い」と言いながら歩き回ってるけど、こっちは現地の給料で暮らしてるからもう手が出ない。同じ棚を眺めてるのに、見えてる値段が全然違うんだよ。

※ どの国からのコメントかは書かれていないが、通貨の強さの差で同じ店の印象が正反対になるという話。円安が続く日本の街でも見かける光景かもしれない。

30. 名無しのReddit住民
ここまで読んで思ったけど、値上げで一番効いたのは財布より習慣の方かもしれない。俺はタバコが高くなりすぎてやめたんだけど、半年経ったら吸いたいとも思わなくなってた。コーヒーも外食も、一度やめてみると「なくても普通に生活できるもの」だったと気づいてしまう。客に気づかせちゃうの、企業としては長期的にかなり損してると思うんだよな。

まとめ

挙がったものを並べてみると、生活必需品よりも「日常の小さな贅沢」に集中しているのが分かる。コーヒー1杯、映画館のポップコーン、月に一度の散髪、週末のファストフード。どれも単価は小さく、なくても死なない。だからこそ家計が苦しくなったとき、真っ先に切られる。

もう一つ共通しているのが、金額そのものより「払った額に見合わなくなった」という感覚だ。硬いベーグル、噛み切れないステーキ、開けたら空気ばかりの袋。値段が2倍でも中身が2倍なら人はそれなりに納得する。値段だけ上がって中身が痩せたとき、客は静かに離れていく。コメント欄の温度が怒りより諦めに近いのは、たぶんそのためだ。

そして面白いのは、やめた側が思いのほか平気そうなことだ。バリカン、家で挽く豆、リサイクルショップの円盤、5ヶ月に1回のトリートメント。値上げは客を追い出しただけでなく、「そもそも要らなかった」と気づかせてしまった。一度そう気づいた人は、値段が元に戻っても戻ってこない。皆さんが値上がりのせいで買うのをやめたものは何ですか?

ライフスタイル・日常
シェアする

コメント