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海外「エアコンが動くと、換気口からかすかに音楽と歌詞が聞こえてくる」自分だけだと思っていた体の反応…

海外「エアコンが動くと、換気口からかすかに音楽と歌詞が聞こえてくる」自分だけだと思っていた体の反応… その他

「換気扇が回ると、かすかに音楽が聞こえる」「くしゃみの1分前に猛烈な吐き気がくる」「本屋に入るとトイレに行きたくなる」。自分だけの異常だと思って何十年も黙っていた体の反応を、みんなで持ち寄ったスレッドが賑わっていた。読んでいくと、思い当たる節が1つや2つは出てくるはずだ。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
どうやら自分は「聴覚性パレイドリア」というやつらしい。何年も体験してきて、最近やっと名前のついた現象だと知った。正直けっこう気に入ってる。
家の暖房やエアコンが動き出して換気口に空気が流れている時、かすかに音楽が聞こえるんだよ。歌詞らしきものが混ざっていることもあるけど、何を言っているかまでは聞き取れない。毎回違う曲だし、聞き覚えがある気がしても曲名には絶対にたどり着けない。

※ 聴覚性パレイドリア=換気音やノイズのような意味を持たない音の中から、音楽や話し声を聞き取ってしまう現象の呼び名。雲が顔に見えるのと同じ働きが耳側で起きているとされる。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
自分が人生で初めて立てたAskRedditのスレが「ホワイトノイズの中に何が聞こえる?」だったんだけど、まったく伸びなくて笑った。てっきり全員に聞こえてるものだと思ってたんだよ。自分の場合は音楽か、楽しそうにしているパーティーのざわめきが聞こえる。息子が生まれたばかりの頃は、四六時中あの子の泣き声が聞こえていた。ちなみに姉妹には旦那さんのギターが聞こえるらしい。

3. 名無しのReddit住民
ここ1年半くらいなんだけど、くしゃみが出る1分ほど前になると猛烈な吐き気に襲われる。今まさに噴射する、というレベルのやつ。それがくしゃみをした瞬間、嘘みたいにケロッと治る。あの1分間だけは本気で人生を諦めかけてる。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
自分も同じことが起きるけど、こっちは「相当腹が減っている」サインとして出る。始まったのは3〜4年前。しかも逆方向もあって、先に吐き気がくると鼻の奥が反応してくしゃみが誘発される。もうどっちが先なのか自分でも分からない。

5. 名無しのReddit住民
うちの家族がたまに作るパプリカのソースがあるんだけど、なぜかそれを食べている間だけ猛烈に悲しくなる。理由も何もない、押しつぶされるような憂鬱がくる。しかもソースは普通においしいから本当に厄介なんだ。食べ終わって口から味が消えた瞬間、気分はスッと元に戻る。嫌な思い出なんて一切ない。まったく説明がつかない。
補足しておくと、これは懐かしさとは違う。懐かしい味の食べ物なら別にあるし、あっちは幸せ寄りの切なさで、ちゃんと思い出が紐づいている。このソースの方は鈍く痛むような、救いのない感じ。アレルギーでもない。材料はどれも単体なら普通に食べられるものばかりだから。

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
『Because of Winn-Dixie』って映画を観たことある? あの中に、悲しみが一滴だけ入っている飴が出てくるんだけど、それを舐めた登場人物が「犬がいない味がする」って言うんだよ。君のコメントを読んだ瞬間、真っ先にあの場面を思い出した。

※ Because of Winn-Dixie=2005年公開のアメリカ映画。ケイト・ディカミロの児童小説が原作で、野良犬をきっかけに孤独な少女が町の人たちと関わっていく物語。

7. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
仲のいい友達にも似たようなのがいて、本人はそれを「チョコレートミルクのホームシック」と呼んでた。飲んでいる間だけ、行ったこともない場所が恋しくなるんだと。原因は分からずじまいらしいけど、名前をつけた時点でその子の勝ちだと思う。

8. 名無しのReddit住民
耳の中にある小さい筋肉に力を入れて、自分の聴覚をこもらせることができる。あと目を細めずに視界だけをぼやけさせるのもできる。子どもの頃から退屈しのぎにやっていたけど、他の人ができないと知ったのはだいぶ後になってからだった。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
その筋肉に力を入れた時、耳の中でゴーッと台風みたいな音しない? 自分はする。長い会議がつらい時にこっそり発動させて音量を絞るのに使ってるけど、今のところ一度もバレていない。

10. 名無しのReddit住民
今さらな答えで申し訳ないんだけど、いい音楽を聴いた時に鳥肌が立って胸がざわつくのは、全員に起きることじゃないと数年前に知った。程度の差はあれ誰でも感情と体が反応するものだと思い込んでいたのに、そうじゃないらしい。頭の中で自分の声が喋らないっていう人たちとも、たぶん重なっている気がする。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
一度これで夫に、首が3つ生えた人間を見るような顔をされたことがある。感情が溢れて涙目になっていたので「音楽で魂が震えることってない?」と聞いたら、きょとんとした顔で「ない。ただの心地いい音だよ」と返ってきた。同じものを聴いていたつもりだったのに全然違った。少し気の毒にすら思う。

12. 名無しのReddit住民
鼻をかむと、左目の目頭のあたりから空気が出る。ティッシュを当てている鼻ではなく目のほうから、だ。人前でやると自分でも「今、目から風が出たな」と分かるレベルではっきり抜けていく。何十年もこれで生きてきたけど、いまだに理由は謎のまま。

13. 名無しのReddit住民
夜ベッドに横になっていると、壁と天井にカラフルな模様が見える。線路みたいだったり、昔のパソコンに入っていた「パイプ」のスクリーンセーバーみたいだったり。規則性のないものがゆっくり動いていて、これがけっこう綺麗なんだ。子どもの頃はもっとハッキリ見えていた。一度その話を持ち出したら、その場の全員から何を言っているんだこいつという目で見られた。

※ 「パイプ」=Windows 95〜XP時代に標準で入っていたスクリーンセーバー。水道管のような管が画面上を伸び続けるもの。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
うちの子にも見えているらしくて、本人はそれを「うにょうにょ」と呼んでる。初めて「うにょうにょが出た」と報告された時は家族全員固まったし、逆に子どもの方が「え、見えないの?」と本気で驚いていた。ちなみに自分は目を閉じるたびにフラクタルみたいな模様が出るタイプ。

15. 名無しのReddit住民
夜になると手足が熱くなりすぎて、その痛みで目が覚める。だから毎晩、冷やした水を入れた湯たんぽを保冷剤ごとクーラーボックスに突っ込んでベッドの横に置いてる。手が痛いほど熱くなったら起きて、冷たいゴムの袋を握りしめてまた寝るんだ。洗面所に立って延々と冷水を流し続けるより、まだ睡眠を邪魔されずに済む。足のほうは布団から出すか、冷たい床に立って冷ます。何人医者にかかっても理由は分からないし、そもそもあまり関心を持ってもらえない。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
親友がまったく同じ症状で、あちらは家系で何人も同じことになってる。本人いわく「紅痛症」という呼び名がついていて、親戚と娘さんが今その研究に協力しているらしい。原因が分かったわけじゃなくても、名前がある時点で自分ひとりの気のせいじゃないと確認できるのは大きいと思う。

※ 紅痛症(こうつうしょう。英語では erythromelalgia)=手足が発作的に赤く熱くなり、焼けるように痛む症状を指す呼び名。

17. 名無しのReddit住民
本屋と図書館に入ると、必ずトイレに行きたくなる。どうやらこれは自分だけの体質ではないらしい。相当古い建物に足を踏み入れた時も同じことが起きる。
追記:コメントで教えてもらったんだけど、これ日本では「青木まりこ現象」という名前がついてるらしい。最初に雑誌へ投稿した人の名前が、そのまま現象の名前として定着したんだとか。後世に名前を残す形としては、さすがに気の毒すぎないか…。

※ 青木まりこ現象=書店に入ると便意をもよおすという現象の呼び名。1985年に雑誌へ寄せられた読者投稿がきっかけで広まった日本発の言葉で、原因については諸説あり、はっきりしていない。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
分かる。昔、毎週金曜に通っていた日本食の店の隣が大型書店で、食事のあとに本屋へ寄ると入った瞬間にきて、毎回全力で店の奥のトイレへ向かってた。ついでに言うと、自分は雑貨屋でも同じことが起きる。あの手の店でトイレを借りずに帰れた記憶が一度もない。

19. 名無しのReddit住民
普通に歩いていると、突然、足首を捻挫したみたいな激痛が走る。体重をかけられないくらい痛いのに、我慢して歩き続けると1分もしないうちに何事もなかったように消える。だいたい2ヶ月に1回のペース。年を取るのは最悪だね。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
こっちは膝が数ヶ月に一度、前触れもなくカクンと抜ける。一歩分だけ地面が消えたみたいになるやつ。誰にも気づかれていないつもりでいるけど、たぶん普通に見られてると思う。一緒に年を取っていこう。

21. 名無しのReddit住民
他人が痛い目に遭った話を聞くと、太ももの裏側に変な感覚が走る。すごく酸っぱいものを口に入れた時の、あの奥歯がキュッとなる感じが、なぜか脚に来るんだよ。今まで一度もうまく説明できたことがない。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
それ、以前ポッドキャストで似た話を聞いたことがある。共感覚の一種じゃないかという内容だった。自分は胸のあたりに来るタイプ。ちなみにお尻に来る人がけっこう多いらしくて、その事実を知った時が一番驚いた。

※ 共感覚=音に色を感じる、文字に味を感じるなど、ある刺激が別の感覚を一緒に呼び起こす状態のこと。

23. 名無しのReddit住民
頭の中で、曲のサビだけを延々とリピートするラジオが鳴ってる人いない? しかもDJがやたらしつこい。音質もやけに良くて、実際に曲を流しながら一日を過ごしている感覚に近いんだ。むしろ静かになる時間の方が珍しいくらい。

24. 名無しのReddit住民
右手の薬指をかくと、なぜか頭皮がゾワッとする。指と頭は明らかに関係ないはずなのに、毎回律儀に連動する。これがあんまり気持ちいいので、集中したい時にこっそり発動させてる。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
それはその人固有の配線みたいなものだと思う。自分の場合は顎の左下をかくと右目の下がむずむずする。友達に説明しても一度も伝わったことがないけど、この手のショートカットは案外みんな1つくらい持ってるんじゃないかな。

26. 名無しのReddit住民
目を閉じても何ひとつ思い浮かべられない。見えるのは真っ黒だけ。思い出をたどる時も、映像を再生するのではなく自分に言葉で説明していく感じになる。他の人がリンゴを頭に浮かべたり、記憶を動画みたいに見返せると知った時は本当に驚いた。アファンタジアという名前があるらしい。不思議なのは、夢だけはやたら鮮明に見ること。

※ アファンタジア=目を閉じても頭の中に映像を思い浮かべられない状態を指す言葉。近年になって広く知られるようになった。

27. 名無しのReddit住民
生まれてからずっと視界に細かい砂嵐がかかっていて、41歳になった一昨年あたりまで、それが普通じゃないと知らなかった。面白いのは、自分は本当の意味での黒とか真っ暗闇を見たことがないということ。明かりを消した部屋で目を閉じても、色のついたノイズが常に動き続けているから。

※ 視界にテレビの砂嵐のような細かい点が常に見え続ける状態は「ビジュアルスノー」と呼ばれる。生まれつきの人は自分だけの見え方だと気づかないまま大人になることも多い。

28. 名無しのReddit住民
満腹になるとくしゃみが出る。もう何年もこれ。おかげで妻は、自分の目がうるうるしてきたのを見て「もう食べ終わり?」と聞いてくる。合図として優秀すぎて、こっちが少し悔しい。

29. 名無しのReddit住民
クモを見ると耳の奥がゴロゴロと鳴る。他の虫では絶対に起きなくて、クモの時だけ。これまで誰にもうまく説明できた試しがないので、自分の中ではスパイダー耳と呼んでる。

30. 名無しのReddit住民
トイレに近づけば近づくほど、我慢が効かなくなる。玄関の鍵を開ける瞬間が一番の山場で、あと3メートルというところで急に限界がくるんだ。膀胱は絶対にこっちの現在地を把握してると思う。

まとめ

読んでいて印象的なのは、みんなが「自分だけの異常」だと思って何十年も黙っていた、という点がほぼ共通していること。換気口から聞こえる音楽も、本屋でくるトイレも、音楽で立つ鳥肌も、口に出して初めて同じ人が何百人と現れている。裏を返せば、人は自分の感覚が他人と同じかどうかを確かめる手段をほとんど持っていない。目を閉じて何も見えない人と、色のついた砂嵐が見え続ける人が、同じ「暗闇」という言葉を使って何十年も普通に会話できてしまうわけだから。
もうひとつ効いているのが、名前がつくだけで肩の力が抜けている人の多さだ。原因が判明したわけでも治ったわけでもないのに、呼び名がある=自分ひとりの気のせいではない、というだけで安心している。ちなみに書店でもよおす現象は日本発の呼び名がそのまま海外へ渡っていて、英語のコメント欄で「Mariko Aoki phenomenon」と真顔で語られているのは、なかなかの光景だった。
皆さんの体には、他人に話したことのない妙な反応、ありますか?

その他
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コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    トイレみたいに隔絶した空間で一定時間拘束されている環境でなければ「考える・考えている」という状態になったことがない人間にしか起きない現象だと思っている>青木まりこ現象

    思考している・思索していることが常態化している人だとこの現象は起こらないからね