「今までで一番、死に近づいた瞬間は?」——海外の掲示板Redditでそんな質問が投げかけられると、思いがけない九死に一生の体験談がずらりと並びました。70フィート上から落ちてきた鉄筋、運転中に突然始まったスリップ、プールで頭を押さえつけられた子ども時代…。読んでいるとこっちまで息が詰まるような臨場感のある話を、まとめて紹介します。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
ホテルの建設現場で鉄骨工をしてたときの話。エレベーターシャフトを担当してた連中がミスって、70〜80フィート(約25m)の高さから鉄筋の束を落としたんだ。それが俺ともう一人の2フィート(約60cm)横にドスンと落ちた。最初は二人とも軽くショック状態で、そのあと頭に血がのぼって、現場の全員を殴り倒したい気分になったよ。数週間休んで、結局別の仕事を探すことにした。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
レベルは全然違うけど、俺はおじの家の2階のトイレを改修してたときのこと。祖母が様子を見に階段を上がってきててね。階段の上の小さな棚に金属のハンマーが置いてあるのに気づいて、「これ危ないな」と思って、ばあちゃんに落ちないように取ろうとしたんだ。なのにどういうわけか取り損ねて、ばあちゃんが上がってくるまさにその瞬間に棚から突き落としてしまった。ハンマーは頭のすぐ横をかすめて、後ろの段に落ちた。心臓が止まるかと思った。3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
2年前にモントリオールの大型建設現場でまさにそれで人が亡くなったよ。61階から落ちてきた数百ポンドの金属の梁に押しつぶされて、26歳の作業員が即死した。他人事に思えないわ。あんたが無事で本当によかった。4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
俺も頭に血がのぼると思う。落とした連中と殴り合いになるか、あるいはその鉄筋を使って奴らのトラックを「修理」してやってたかもな。命に関わるミスを笑い話で済ませちゃいかんよ。
5. 名無しのReddit住民
子どものころから抱えてた遺伝性の病気で肝臓がやられて、移植しないと余命4週間って宣告された。それが2週間後に、ドナーリストにいた誰かと適合したんだ。自分の家族がお祝いムードのときに、別の誰かの家族が悲しみに暮れてる——そう思うと不思議で、ちょっと胸が締めつけられる感覚だった。だからもし可能なら、献血もしてほしい。本当に、本当に大事なことだから。たくさんの命が救えるんだ。
6. 名無しのReddit住民
ブラックアイスバーン※ 路面がうっすら凍って透明に見える状態。アスファルトの黒がそのまま見えるので一見乾いているように錯覚し、気づかずに突っ込んでスリップする危険な凍結。。出勤中に「朝飯何にしよう」なんて考えてた次の瞬間には、ひっくり返った自分の車を眺めながら「なんでこんなに静かなんだ?」って思ってた。あの一瞬の切り替わりが今でも忘れられない。
7. 名無しのReddit住民
10歳になる前、別の子に長いあいだ頭を水中に押さえつけられたことがある。水を飲んで必死にもがいてたんだけど、だんだん視界が白くなって、もうもがく必要すら感じなくなった。妙な感覚だったよ。あとで思い出せるのは、プールの縁に横たわって激しく水を吐いてたことだけ。あのまま意識を手放してたらと思うとゾッとする。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
「もがく必要を感じなくなる」って表現がいちばん怖い。溺れるって暴れて助けを求めるイメージだけど、実際は静かに沈んでいくって言うもんね。よく生きて戻ってこれたよ、本当に。
9. 名無しのReddit住民
バス停に立ってたら、すぐ近くで丸太を積んだトラックが横転して、丸太や部品がこっちに飛んできた。ウォークマンを大音量で聴いてて気づかなかったんだけど、通りの向こうで女性がものすごい形相でこっちを見てて、それで間一髪気づいてバリケードを飛び越えて助かった。しかもオチがあって、家に歩いて帰ったらラジオで「96番目に電話した人が曲名を当てたら賞品」ってやってて、何があったか話す前にそれに当てて、スキーのチケットを当てちゃった。流れてた曲はロバート・パーマーの『Simply Irresistible』。死にかけた日に運使い果たした気分だよ。
10. 名無しのReddit住民
自分でも知らなかった食物アレルギー。本当に何の前触れもなく襲ってきて、喉が腫れて息ができなくなって、これマジで終わったわって本気で思った。今でも初めて食べるものはちょっと身構えるようになった。
11. 名無しのReddit住民
一人で家にいるときに飴を喉に詰まらせた。一人だから誰も助けてくれない、頭がパニックになりかけたけど、なんとか自力で吐き出せた。あのとき家族が誰かいたらって考えると、一人暮らしの怖さを思い知ったよ。
12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
一人のときの「誰も気づかない」って状況がいちばん詰む。出せてよかった、本当に。俺もそれ以来、固いものは小さくして食べるようになったわ。
13. 名無しのReddit住民
一人で、しかもどの登山道からも何マイルも離れた場所で、子グマを連れた母グリズリーに20フィート(約6m)の距離でばったり出くわした。あの瞬間の、相手がこっちを認識した時の空気の張り詰め方は一生忘れない。なんとか刺激しないように後ずさりして、命拾いした。
14. 名無しのReddit住民
作業中の溝にあと30秒長くいたら、ショベルカーのバケットが頭の上に落ちてきてた。出た直後に「ガシャン」って音がして振り返ったら、さっきまで自分がしゃがんでた真上だった。膝の力が抜けて、しばらく地面に座り込んだよ。
15. 名無しのReddit住民
2012年、新しい仕事が決まって、お祝いに友達とバーで会う途中だった。時速45マイルで青信号を進んでたら、スマホを見てたらしい黒いSUVが赤信号を突っ切って正面衝突してきた。あとはもう全部ぼやけてる。シートベルトが命を救ってくれた。車は廃車、胸は数日まっ黒に内出血した。ガソリン満タンに入れたばっかりだったのに…。あの日は本気で「これで自分は終わりだ」と思った。
16. 名無しのReddit住民
波のプール※ 機械で人工的に波を起こすレジャープール。見た目は普通のプールだが、波で足をすくわれて流されやすく、泳ぎが得意でない人には意外と危険。で溺れかけた。あれ見た目より全然ヤバいよ、特に泳ぎが得意じゃない人にとっては。波が来るたびに足が浮いて、立とうとしても立てなくて、本気で焦った。
17. 名無しのReddit住民
俺自身は覚えてない。赤ん坊だったから。手術後の父が強い鎮痛剤を飲んでて、母が目を離した隙に、俺がそれを手に入れて「いい気分」になっちゃったらしい。いちばん近い病院まで車で1時間かかる場所だったから、ヘリコプターが家の庭に着陸して俺を運んだって。親からその話を聞くたびに背筋が寒くなる。
18. 名無しのReddit住民
脊椎の手術をして退院した数日後、息を吸うたびに変な感覚があった。痛くはないけど、とにかくおかしい。リクライニングチェアでずっと過ごしてたから背中の張りかと思ってたんだ。妻が症状を調べて「肺塞栓症※ 血のかたまりが肺の血管を詰まらせる病気。手術後など体を動かさない時に起きやすく、命に関わることがある。じゃないの」って何度も病院に行けと言ってきた。最終的に救急外来に行ったら、2分もしないうちに看護師4人がドアを蹴破る勢いで来て、血液をサラサラにする点滴を両側からぶち込んできた。両側肺塞栓だってさ。「あぶなかったね」じゃ済まないレベルだった。
19. 名無しのReddit住民
何年か前、車のベルトを交換してた。ジャッキで車を上げ、前のタイヤを外して、仰向けでホイールハウスに頭を突っ込んで作業してたんだ。うまくいかなくて上から見ようと体を引き抜いて起き上がった。立ち上がる前に、ジャッキがねじれて車が地面にドスンと落ちた。あと5秒早かったら、ホイールのボルトに首を切断されてたよ。車を上げ直してタイヤを戻して、整備工場に牽引してもらった。もうあんな作業は二度とごめんだ。
20. 名無しのReddit住民
公共の花火大会の最中に銃撃戦が起きた。観客全員が一斉に逃げ出して、俺もその中の一人だった。頭上で花火が上がってるのに地面では本物の銃声が鳴ってて、もう何が起きてるのか理解が追いつかなかった。
21. 名無しのReddit住民
子どものころ、ものすごくひどい腎臓の感染症にかかった。家族全員が腎臓移植の検査を受けられるか医者に聞かれるまで、誰もそんなに深刻だとは思ってなかったんだ。結局、手術も透析もなしで完全回復できたけど、あの時の家族の青ざめた顔は今でも覚えてる。
22. 名無しのReddit住民
彼女に「うん、そのパンツだと太って見えるよ」って正直に言った瞬間。命の危機を感じたね。…って冗談はさておき、みんなの本当に重い話の中に放り込むと逆に申し訳ないな。でもまあ、ある意味で生死に関わる瞬間だったのは確かだ。
23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
ここまで張り詰めた話が続いたところに、ちょうどいい一服の清涼剤だわw でも経験者として言わせてもらうと、その回答はガチで命に関わるから気をつけろよ。
24. 名無しのReddit住民
大学の寮で目が覚めたら、人生で一番ひどい割れるような頭痛がして、吐き気と倦怠感がすごかった。ただの重い風邪か食あたりだと思って、あと1時間だけ寝ようと目を閉じかけた。でもなぜか頭の中の小さな声が「先に窓まで行って外の空気を吸え」って言ったんだ。窓を開けた瞬間、廊下の一酸化炭素検知器がけたたましく鳴り始めた。台所のガス管がゆっくり漏れてたんだよ。あのまま1時間目を閉じてたら、二度と目を覚まさなかった。
25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
その「窓まで行け」って囁いた小さな声、いったい何だったんだろうな。生存本能ってやつなのか。とにかくその声に従ったあんたの判断が命を救った。鳥肌立ったわ。
26. 名無しのReddit住民
新車のレンタカーでデモインからファーゴへ向かう道中だった。途中の小さな町でサンドイッチを買って、スーパーで安かったレーニアチェリーも一袋。天気を満喫しながら、ラジオのコメディ番組を聴いて、チェリーを食べて種を空き缶に吐き出してた。ボブ・ニューハート※ アメリカの有名コメディアン。淡々とした語り口のとぼけた話芸で知られる。のネタが流れて、その妙にシブいジョークで思わず鼻を鳴らした拍子に、口の中のチェリーの種が気管に詰まった。必死に出そうとしても動かない。視界が狭まってきて路肩に車を止めて、自分でハイムリック法※ 喉に詰まった物を吐き出させる応急処置。後ろから抱えて腹部を圧迫する。をやれる何かを探した。意識が遠のいて「ああ、こうやって死ぬのか。100万年考えても思いつかなかった死に方だ。妻に会えなくなるな」って本気で思った瞬間、体が最後の痙攣を起こして種が飛び出した。車の周りを2周歩いてから、ラジオをクラシックロックに変えたよ。
27. 名無しのReddit住民
ベトナムだ。17ヶ月と3日、毎日が死の隣だった。あれを「一番死に近づいた瞬間」って一つに絞れって言われても、毎日がそうだったとしか言いようがない。今こうして書き込めてること自体が、ちょっと不思議な気分だよ。
28. 名無しのReddit住民
心臓が止まって、砂利敷きの路地裏にバタンと倒れた。気づいたら救急隊に囲まれてた。一瞬で世界が暗転して、次に光が見えたら病院だった。あの「途中」の記憶がまったくないのが、逆にいちばん怖い。
29. 名無しのReddit住民
フェンタニルが混ざったヘロインの過剰摂取。使って、ベッドに歩こうとしてよろけて、彼氏に抱きとめられたところまでは覚えてる。次に覚えてるのは彼氏が「口紅つけてる?」って聞いてきたこと。「ついてない」と答えられて、彼が泣いてるのに気づいた。唇が青くなるくらい呼吸が止まってて、彼は1時間以上、揺すって叫んで顔を叩いて水をかけ続けてくれてたんだ。一週間後に助けを求めた。それから14年、ずっとシラフを保ってる。
30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
青くなった唇に「口紅?」って聞くしかなかった彼氏の気持ちを思うと泣ける。そして14年シラフって、それ自体がもう一つの生還だよ。本当におめでとう、よく戻ってきた。
まとめ
こうして並べてみると、死の入り口は驚くほど日常のすぐ隣にあるのだとわかります。通勤途中のスリップ、子ども時代のプール、自宅でひとり詰まらせた飴、車の整備、レンタカーで食べたチェリーの種——派手な事故より、むしろ何気ない一瞬に潜んでいることのほうが多いのです。そして共通していたのは、すぐ横にいた誰か、ふと聞こえた頭の中の声、たまたま気づいてくれた医者など、ほんの紙一重で生死が分かれていたこと。「あと5秒」「あと30秒」という言葉が何度も出てきたのが印象的でした。皆さんは、これまでで一番ヒヤッとした瞬間はどんなものでしたか?

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