興行収入では大コケしたのに、今では名作として語り継がれている映画たち。Redditで「興行的に失敗して一番驚いた映画は?」というスレッドが盛り上がり、隠れた名作への熱い声が続出しました。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
『ナイスガイズ!』。よくできた映画だったし、キャストも最高だった。宣伝もちゃんとやってたのに、なんであれがコケたのか未だにわからない。
※ 『ナイスガイズ!』(2016年):ラッセル・クロウとライアン・ゴズリング主演のバディ探偵コメディ。1970年代ロサンゼルスを舞台に、示談屋と私立探偵がポルノ業界の陰謀に巻き込まれる。シェーン・ブラック監督。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ほんとに大好きな映画のひとつ。続編をずっと待ってるんだけどな。ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングのケミストリーが最高すぎた。あの二人のやりとりだけで何時間でも観ていられる。
3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ライアン・ゴズリングのフィジカルコメディが天才的だった。あの人ってイケメン枠で見られがちだけど、コメディのセンスが半端じゃないんだよな。
4. 名無しのReddit住民
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』。コケたのが本当に悲しい。なんとか続編作ってくれないかな。
※ 『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023年):テーブルトップRPG「D&D」の映画化。クリス・パイン主演。ファンタジーアドベンチャーとしてコメディ要素も豊富で、原作ファンからの評価は非常に高かった。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
自分も驚いた。あの墓場のシーンで死ぬほど笑ったよ。あれこそまさにD&Dセッションそのものだった。D&D未経験の人も楽しめるけど、プレイヤーにはたまらないネタが山盛りなんだよ。
6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
友達が言ってたけど、この映画は2023年8月以降に公開すべきだったって。あの月に『バルダーズ・ゲート3』が出てD&Dファンが爆発的に増えたから、そのタイミングならもっとヒットしてたはず。実際に俺たちもBG3やった後にこの映画を観返したら、あのレオナルド・ディカプリオの指差しミームそのものだったよ。
※ 『バルダーズ・ゲート3』:D&Dのルールをベースにした大ヒットRPGゲーム。2023年のGame of the Year受賞作。
7. 名無しのReddit住民
『ゴールデン・チャイルド』のせいで『ビッグ・トラブル・イン・リトル・チャイナ』が爆死した話、知ってるか?同時期に公開されて客を持っていかれたんだけど、『ゴールデン・チャイルド』のほうはひどい出来だったんだよ。あれのせいでジョン・カーペンターのキャリアがほぼ終わりかけた。
※ 『ビッグ・トラブル・イン・リトル・チャイナ』(1986年):ジョン・カーペンター監督、カート・ラッセル主演のカンフーコメディ。サンフランシスコのチャイナタウンを舞台にした冒険活劇で、公開時は大コケしたが後にカルト的人気を獲得。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
『遊星からの物体X』も同じ運命だったよね。史上最高のホラー映画のひとつなのに。あれは同時期に公開された『E.T.』に客を全部持っていかれたんだよ。くそ、E.T.め。
※ 『遊星からの物体X』(1982年):ジョン・カーペンター監督のSFホラー。南極基地に現れた変形エイリアンの恐怖を描く。公開時は興行・批評ともに不振だったが、現在はSFホラーの金字塔とされる。
9. 名無しのReddit住民
あの映画が失敗した原因は結局、スタジオのマーケティングだよ。カート・ラッセル主演のシリアスなアクションスリラーとして売り出そうとしたけど、実際はカンフー映画のおバカなパロディだったんだから。そりゃ客は「思ってたのと違う」ってなるよ。
10. 名無しのReddit住民
『オフィス・スペース』。結論マットに飛びつくなよ、興行成績が悪かったからって。
※ 『オフィス・スペース』(1999年):マイク・ジャッジ監督のオフィスコメディ。退屈なIT企業の日常を皮肉たっぷりに描く。劇場ではコケたが、DVD化後に爆発的な人気を得てカルト映画の代表格に。「結論マット」は劇中に登場する発明品のネタ。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
自慢じゃないけど、1999年に映画館で観たぞ。あの頃は誰も知らなかったのに、今じゃ会社員の必修科目みたいな扱いになってるのが面白い。
12. 名無しのReddit住民
あの映画はマーケティングが完全に的外れだった。ポスターは付箋まみれの男の写真だけ、プロモーションはタイムズスクエアのキューブの中に人を座らせて「仕事の愚痴を電話で受け付けます」っていうやつだけ。それだけだぞ。DVD化されてテレビで流れるようになってからようやく火がついた。
13. 名無しのReddit住民
『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』。あの映画は完全に時代を先取りしてた。公開時は誰も観に来なかったけど、後から評価されてカルト的な人気になった。2010年にはもっと報われるべきだったよ。
※ 『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』(2010年):エドガー・ライト監督、マイケル・セラ主演。カナダの青年が恋人の7人の元カレと戦うコメディアクション。ゲーム的な演出と漫画風のビジュアルが特徴的。
14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
2026年になった今でも、ブリー・ラーソンが歌う「Black Sheep」に恋してるよ。あのライブシーンは何回観ても鳥肌が立つ。
15. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
ターゲット層がそもそも映画館に行かない人たちだったんだよな。あの映画のファン層って、当時は海賊版で観るかそもそも外に出ない層だったわけで。マーケティングとしては詰んでた。
16. 名無しのReddit住民
『アイアン・ジャイアント』は永遠の答えだわ。子供の頃は興行収入なんて概念すら知らなくて、大人になってからあれが大コケしてたって知って衝撃を受けた。今はカルト的な名作として定着してるけど、公開当時はワーナーの宣伝が壊滅的にひどかった。
※ 『アイアン・ジャイアント』(1999年):ブラッド・バード監督のアニメ映画。冷戦期のアメリカで少年と巨大ロボットの友情を描く。興行的には大失敗だったが、のちにアニメ映画の傑作として再評価された。
17. 名無しのReddit住民
『ショーシャンクの空に』が一番衝撃だよ。今や映画史上最高傑作のひとつとして語られてるのに、公開当時は赤字だったんだぜ。タイトルがわかりにくかったのと、マーケティングが弱かったのが原因らしいけど、あの内容であの結果は信じられない。
※ 『ショーシャンクの空に』(1994年):スティーヴン・キング原作、フランク・ダラボン監督。冤罪で投獄された銀行員の脱獄劇。アカデミー賞7部門ノミネートも無冠、興行収入も振るわなかったが、ビデオ・テレビ放映で人気が爆発し、IMDb評価で常にトップクラスに君臨。
18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
レンタルビデオ店とテレビ放映で火がついたんだよな。あの映画に限らず、90年代の名作って劇場より家で観て好きになったパターンが多い気がする。
19. 名無しのReddit住民
『ドレッド』(2012年)。カール・アーバンが完璧にジャッジ・ドレッドを演じてた。予告編がひどすぎて客が来なかっただけで、映画自体はタイトに構成された最高のアクション映画だよ。ホームビデオで火がついて、今でも続編を求めるファンが運動を続けてる。
※ 『ドレッド』(2012年):イギリスのコミック「ジャッジ・ドレッド」の映画化。未来の巨大都市で法の執行者ドレッドが犯罪組織と戦う。スタローン版(1995年)とは別物で、原作の暴力性とダークさに忠実な作風が評価された。
20. 名無しのReddit住民
『ブレードランナー 2049』。映像美は歴代映画でもトップクラスで、脚本もちゃんと考え抜かれてた。なのにギリギリ回収できたかどうかっていう成績だよ。一方で人々は5作目の『トランスフォーマー』には列を作って観に行くんだから。俺たちはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に値しない存在なのかもしれない。
※ 『ブレードランナー 2049』(2017年):リドリー・スコットの1982年版の続編。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ライアン・ゴズリング主演。ロジャー・ディーキンスの撮影がアカデミー撮影賞を受賞。製作費1.5億ドル以上に対し、世界興収は約2.6億ドルにとどまった。
21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
あの映画のせいで俺は新作映画の興行予測を一切信じなくなった。事前の追跡調査では大ヒット確実って出てたのに、蓋を開けたらガラガラだったんだよ。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の映画化も、実際のチケット売上を見るまで全然信じられなかった。
※ 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』:アンディ・ウィアー原作のSF小説の映画化(ライアン・ゴズリング主演)。地球を救うため宇宙に送り出された科学者の物語。
22. 名無しのReddit住民
『フォールガイ』がコケたのは本当に意味不明。ライアン・ゴズリングが『バービー』の直後で勢いあったし、レビューも良くて、マーケティングも上手くやってた。楽しそうな映画に見えたのに、同年の『レッド・ワン』より稼げなかったんだぜ。
※ 『フォールガイ』(2024年):80年代ドラマのリメイク映画。ライアン・ゴズリングとエミリー・ブラント主演のスタントマン・アクションコメディ。批評家の評価は高かったが興行的には期待を大きく下回った。
23. 名無しのReddit住民
『トレマーズ』。わりと混んでる映画館で観たし、みんなめちゃくちゃ盛り上がってたのに、あれでコケたのか。地中から巨大な虫みたいなやつが襲ってくるっていうB級ホラーなんだけど、テンポが完璧で何回観ても飽きないんだよ。
※ 『トレマーズ』(1990年):ケヴィン・ベーコン主演のモンスターパニック映画。ネバダ州の小さな町で地中を移動する巨大生物と住民が戦う。劇場はコケたがビデオで大ヒットし、続編が6本も作られた。
24. 名無しのReddit住民
『ジョン・カーター』。予備知識ゼロで観に行ったんだけど、普通に楽しめた。ディズニーが2億ドル以上かけて大赤字になったことばかり語られるけど、映画としてはちゃんと面白いんだよな。宣伝でタイトルから「火星の」を外したのが致命的だったと思う。
※ 『ジョン・カーター』(2012年):エドガー・ライス・バローズのSF小説「火星のプリンセス」の映画化。ディズニー製作。製作費2.6億ドルに対し、ディズニー史上最大級の損失を記録した。原作はSFの古典だが映画の宣伝が迷走した。
25. 名無しのReddit住民
『スピードレーサー』も忘れないでくれ。ウォシャウスキー姉妹の映像センスが炸裂した傑作なのに、『マトリックス レボリューションズ』の評判のせいで誰も信用してくれなかった。あの色彩とレース演出は今観ても他のどの映画にもないものがある。
※ 『スピードレーサー』(2008年):日本のアニメ「マッハGoGoGo」のハリウッド実写化。ウォシャウスキー姉妹監督。極彩色のCGレースシーンが特徴的。興行的には大コケしたが、映像表現の先進性が後に再評価された。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
あのレインボーみたいなレースシーンは子供の頃に観てたら人生変わってたと思う。大人になってから観ても「なんだこの映像体験は」ってなったもん。
27. 名無しのReddit住民
『イン・ブルージュ』って該当するかな?限定公開で、人口50万の俺の街でも1館しかやってなかった。人生で一番好きな映画なんだけど、劇場で観れた人はほとんどいないと思う。コリン・ファレルとブレンダン・グリーソンの掛け合いが神がかってるんだよ。
※ 『イン・ブルージュ』(2008年):マーティン・マクドナー監督の暗黒コメディ。ベルギーの古都ブルージュに逃亡した二人の殺し屋の物語。笑いと暴力と哀愁が同居する独特の作風で熱狂的ファンが多い。
28. 名無しのReddit住民
『マスター・アンド・コマンダー』。厳密にはコケたというより「続編が作られるほどは稼げなかった」映画だけど、あの完成度で打ち止めになったのは映画界の損失だよ。ラッセル・クロウの艦長としての存在感がすごすぎた。
※ 『マスター・アンド・コマンダー』(2003年):ピーター・ウィアー監督、ラッセル・クロウ主演。ナポレオン戦争時代のイギリス海軍を描く海洋冒険映画。アカデミー賞2部門受賞。原作は全20巻のシリーズだが映画は1作で終了した。
29. 名無しのReddit住民
『ウォーク・ハード 踊れ!ドューイ・コックス』。予算3500万ドルに対して興収2000万ドルしか稼げなかった。音楽伝記映画のパロディとしては完璧なのに。ジョン・C・ライリーの歌が上手すぎてパロディなのか本気なのかわからなくなるところが最高。
※ 『ウォーク・ハード 踊れ!ドューイ・コックス』(2007年):『ウォーク・ザ・ライン』等の音楽伝記映画を徹底的にパロディしたコメディ。ジャド・アパトー製作、ジョン・C・ライリー主演。
30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
あの映画のサントラ、普通に名盤なんだよな。パロディなのにガチで良い曲ばっかりっていう。ジョン・C・ライリーの才能がバグってる。
まとめ
今回のスレッドで挙がった映画に共通しているのは、「作品の質とは無関係な理由でコケた」という点です。マーケティングの失敗(『オフィス・スペース』『ビッグ・トラブル・イン・リトル・チャイナ』)、公開時期の不運(『ダンジョンズ&ドラゴンズ』)、ターゲット層と劇場文化のミスマッチ(『スコット・ピルグリム』)など、原因はさまざまですが、どれも映画そのものの出来が悪かったわけではありません。むしろDVDやストリーミングの時代になって正当に評価されたケースが大半で、「良い映画は必ず観客を見つける」という希望と、「でも劇場で成功しないと続編は作られない」という現実の両方が浮き彫りになっていました。皆さんは「コケたけど自分は大好き」という映画、ありますか?

コメント