「ちょっと不快なだけですよ」——診察室でそう説明された処置が、実際に受けてみたら全然そんなレベルじゃなかった。r/AskRedditでその経験を募ったスレッドに、生々しい体験談が次々と集まった。
そして読み進めていくと、あることに気づく。挙がってくる処置が、ほとんど女性の体に関わるものばかりなのだ。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
コルポスコピーと、そのときに一緒にやる子宮頸部の組織診。この2つは絶対にこのスレのトップに来ると思ってた。事前の説明は「少ししみるかもしれません」だったのに、実際は台の上で息が止まった。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
私が言われたのは「軽い生理痛くらい」。実際には6時間ずっとそれ以上で、結局その日は仕事を休むしかなかった。しかも上司には「そんな大がかりな処置をシフトの前に入れるな」って嫌味を言われる始末。大がかりだなんて一言も聞かされてないんだけど?3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
背中のホクロを2個取ったとき、子宮頸部の組織診と同じ形の器具を使われたんだよね。で、背中のときはちゃんと局所麻酔をしてくれた。なんで頸部のときは何もないの? いまだに理解できない。4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
こういう返信を読むだけで救われる。私は途中で泣いてしまって、女性の主治医にあからさまに面倒くさそうな顔をされた。事前には「細い針でちょっと採るだけ」と説明されていたのに、実際に使われたのは穴あけパンチみたいな器具だったらしい。6年前の話だけど、あのときの25歳の自分に戻って抱きしめてあげたい。
※ コルポスコピー=子宮頸部を拡大鏡で観察する検査。異常が見つかると、その場で組織を小さく採って調べること(頸部の組織診・生検)がある。以下はすべて個人の体験談であり、痛みの感じ方も、麻酔や鎮痛をどこまで使うかの方針も、医師や施設によってかなり差がある。
5. 名無しのReddit住民
女性の体まわりの処置で「少し不快なだけですよ」って言われたら、私はもう自動的に身構えるようになった。44歳、婦人科でその台詞を何回聞いたか分からない。だいたい痛い。例外がほとんどない。
6. 名無しのReddit住民
IUDの装着がまさにそれ。痛みで意識を失う人までいるのに、説明はいつも「不快感がある程度」で片づけられる。私は局所麻酔をつけてもらったけど、それでも冗談じゃないくらい痛かった。
7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
私は装着そのものより、埋まり込んでしまったIUDを取り出すときが地獄だった。鎮痛なしで子宮の入口を手で広げられて、2時間ずっと激痛。痛みが足の先まで響いてくるって、あのとき初めて知った。8. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
失神して、そのあと2回吐いた。よほどひどい状態に見えたのか、その日の夕方に先生が個人的に携帯へ電話してきて「大丈夫?」って。つまり全然大丈夫に見えてなかったってことだよね。
※ IUD=子宮内に入れる避妊具。日本では「子宮内避妊具」「リング」などと呼ばれる。装着のときに鎮痛や麻酔をどう使うかは、国や施設によって扱いが分かれている。
9. 名無しのReddit住民
「子宮の入口には感覚がないから痛くありませんよ」って言われたの。で、一回チョキンとやられた瞬間に先生を蹴っ飛ばして、横を向いて、そばにいた看護師さんの足元に吐いた。ええ、まったく痛くありませんでしたとも。35年前の話なんだけど、いまだにやり方が変わってないと知って落ち込んでる。
10. 名無しのReddit住民
私が帝王切開、夫が切れた腱をつなぎ直す手術。同じ時期に2人とも手術したんだけど、夫は最低でも2週間ぶんの強い痛み止めをもらって、私は市販薬に毛が生えたようなものを数日ぶん。お腹を全部の層まで切ってるのはこっちなんだけどな。
※ 米国では医療用の強い鎮痛薬は処方箋が要るのに対し、アセトアミノフェンやイブプロフェンの市販薬は薬局で自由に買える。処置後に「市販の鎮痛薬でどうぞ」と帰されたという話が、このスレッドでは繰り返し出てくる。
11. 名無しのReddit住民
最初の妊娠のとき、陣痛のことを何度も「ひどい生理痛みたいなもの」って説明された。いやいや待って。あれは生理痛の延長線上にある何かじゃないから。誰だあの例えを最初に広めたのは。
12. 名無しのReddit住民
出産は最初から「不快なだけ」なんて言われないけど、代わりに「陣痛が来ると圧迫感を感じます」って説明された。おい。あなたの言う圧迫感と、私が体験した圧迫感、明らかに別の言葉でしょ。
13. 名無しのReddit住民
LEEP。18歳のときに受けて、もう何年も前なのに痛みの記憶だけ妙に鮮明に残ってる。若かったから「こういうものなんだ」と思って黙って耐えたけど、今の自分なら絶対に痛み止めの相談をしてから受ける。
14. 名無しのReddit住民
円錐切除とLEEPを両方やった。渡されたのはイブプロフェン800mgだけ。しかも先生は「うちの患者さんはみんな、ほとんど感じないって言いますよ」だって。あれ絶対に嘘だったでしょ。
15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
産婦人科医ではないけど医者で、夫として妻の付き添いも何度かしてきた。正直に言って、婦人科の処置で鎮痛や麻酔がここまで省かれるのは、同業の立場から見ていても理解が追いつかない。
※ LEEP=細いループ状の電気メスで、子宮頸部の異常のある部分を切り取る処置(ループ電極切除術)。円錐切除は同じ部位を円錐状に切り取る処置で、どちらも子宮頸がんの検査・治療の流れで行われる。
16. 名無しのReddit住民
流産のあとに受けた日帰りのD&C。部屋に入った時点で使う器具が全部トレイに並べてあって、その光景を見た瞬間から悪夢だった。せめて何をされるのか先に説明しておいてほしかった。
※ D&C=子宮の内容物をかき出して取り除く処置(子宮内容除去術)。流産のあとなどに行われる。
17. 名無しのReddit住民
子宮内膜の組織診。しかも普通の診察の途中で、2分前に「じゃあ今からやりますね」と言われただけ。鎮痛は一切なし。終わったあとの「ごめんね」の一言もなし。本当に何もなし。
18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
私はそれを12回やった。毎回「30分前に市販の鎮痛薬を飲んできてください」だけ。子宮はもう摘出したからいいけど、もしまたやると言われたら、今度は素直にうなずける自信がない。
19. 名無しのReddit住民
子宮卵管造影。不妊治療の途中で、卵管が詰まっていないか調べるために受けた。カテーテルが子宮の入口を通っていく感覚と、造影剤が流し込まれる感覚が本当に耐えがたくて、痛みで意識が飛んだ。担当は放射線科の先生で最初から面倒くさそうだったし、私が声を殺して泣き出したらもっと嫌そうな顔をされた。帰り際のアドバイスは「市販の鎮痛薬でも飲んで」。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
私のときは途中でX線の装置が壊れて、器具も造影剤も入ったまま台の上で待たされた。終わったあとは痛みとアドレナリンで体の震えが止まらなくて、温めた毛布をかけてもらって、立てるようになるまで横になってた。しかも事前に落ち着かせる薬は飲んでたんだよ、それでこれ。
※ 子宮卵管造影(HSG)=子宮と卵管に造影剤を入れ、X線で通り具合を確認する検査。不妊の原因を調べる目的で行われる。
21. 名無しのReddit住民
胸のしこりを調べる針生検。痛み止めは何もなし。針を刺して、中の細胞を崩すために何度もぐりぐり動かして、それを数回繰り返す。あれで気を失いかけた。
※ 針生検=細い針を刺して組織や細胞を採り、良性か悪性かを調べる検査。乳房のしこりの精密検査で行われる。
22. 名無しのReddit住民
マンモグラフィ。私は毎回、終わったあとに震えながら部屋を出てくる。もっとましなやり方があってもいいんじゃないの、と思いながら毎年通ってる。
23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
意外かもしれないけど、私はIUDの装着がほとんど痛くなかったタイプ。だからマンモも身構えずに行けた。ただ、長男を産むときの誘発で入れられたバルーンだけは別格で、あれこそ説明が「圧迫感がある程度」だったのに人生で一番きつかった。人によって効くポイントが全然違うんだと思う。
※ バルーンによる誘発=子宮の入口に細い風船状の器具を入れ、ふくらませて分娩を促す方法。
24. 名無しのReddit住民
ここまでスクロールしてきて気づいたんだけど、挙がってる処置がほぼ全部、女性が受けるものなんだよね。なんかもう、この状況そのものが嫌になってきた。
25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
女として、その一つひとつに「わかる」ってうなずきながら読んでいく側の気持ちも想像してみてほしい。一応、男性側にも膀胱鏡とか前立腺まわりの処置みたいに「少し違和感がある程度」で通されるものはあるけどね。数でいえば比べものにならない。
※ 膀胱鏡=尿道から細いカメラを入れて膀胱の中を調べる検査。男性の泌尿器科でも「違和感がある程度」と説明されがちな検査として挙がっていた。
26. 名無しのReddit住民
この前の検査で痛いと言ったら、男性の先生に「痛いはずないですよ、そんなに騒がないで」と言われた。さすがに我慢の限界で言い返したら、最後は向こうが謝ってきたけどね。私の痛みの限界を私より知ってるつもりの人には、もう黙っていないと決めた。
27. 名無しのReddit住民
運よく、前の晩に飲む子宮の入口をやわらかくする薬を出してくれる先生に当たった。おかげで痛みは10段階でいうと1くらい。どこでもやってるわけじゃないらしいから、不安な人は一度聞いてみる価値はあると思う。
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
私は笑気麻酔をお願いした。あそこで遠慮して耐えても誰も褒めてくれないからね。もし断られていたら、たぶん別の病院を探してた。聞くだけならタダなんだから、みんな聞いていいと思う。
※ 笑気麻酔=亜酸化窒素を吸って緊張や痛みをやわらげる方法。日本では歯科などでも使われている。
29. 名無しのReddit住民
婦人科以外だと親知らずの抜歯かな。「2日で仕事に戻れますよ」と言われたのに、感染とドライソケットで完全にダウンした。あとうちの母は骨髄を採る検査を「あれは野蛮だ」って言ってたよ。鉄みたいに我慢強い人なのに、それでも野蛮だって。
※ ドライソケット=抜歯したあとの穴を覆う血のかたまりがはがれ、骨が露出して強い痛みが続く状態。骨髄穿刺は、腰の骨などに太い針を刺して骨髄液を採る検査。
30. 名無しのReddit住民
これだけの人が同じ目に遭ってるのに、市販の鎮痛薬を1錠飲んで我慢するのが標準のまま、っていう状況が続いてるの、冷静に考えるとどうかしてると思う。この前、女性の検査で痛み止めが十分に使われていない問題を扱った新聞記事を読んで、正直こわくなった。
まとめ
並んだ体験談を眺めていて浮かび上がってくるのは、痛みの強さそのものより、事前の説明と実際の落差だ。「少し不快なだけ」「軽い生理痛くらい」「圧迫感がある程度」——この言葉を信じて処置のあとに仕事の予定を入れ、車を運転して帰るつもりで出かけ、そして駐車場で泣くことになる。心の準備を奪われることが、痛みそのもの以上のダメージになっているように見える。
もうひとつ目立つのが、痛いと訴えたときに信じてもらえなかった、というエピソードの多さだ。しかもそれは医師の性別に関係なく起きている。一方で、前の晩に飲む薬を出してもらえた人や、自分から麻酔を頼んだ人が「全然違った」と書いているのも見逃せない。同じ名前の処置でも、実際の体験には相当な幅があるということだろう。
日本でも婦人科の検査は「痛いらしい」という噂だけが先に回って、実際どうなのかは受けてみるまで分からない、という状態になりがちだ。痛みが不安なら事前に相談していいんだ、と分かるだけでも、この手のスレッドを読む意味はある。皆さんは「ちょっと不快なだけですよ」と言われて、まったく違った経験はありますか?


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