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海外「天国で会っても、僕だとわかってくれるかな」聴くたび手が止まる”世界一悲しい曲”…?

海外「天国で会っても、僕だとわかってくれるかな」聴くたび手が止まる"世界一悲しい曲"…? エンターテイメント

「今まで聴いた中でいちばん悲しい曲は?」——r/AskRedditのこの一言に、3000件を超えるコメントが集まった。父と子のすれ違い、亡くした我が子、消えていく若さ、報われなかった恋。ジャンルも年代もバラバラなのに、挙がった曲にはどこか似た痛みが流れていた。日本ではあまり知られていない曲も多いので、「なぜ悲しいのか」を添えながら紹介していく。あなたの一曲もきっとどこかにあるはず。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『The Night We Met』(Lord Huron)。あの人と出会ってしまった夜に、いっそ戻れたら——そう願ってしまう曲だよ。失った相手を思い出すたびに、出会えた幸せと失った痛みが同時に押し寄せてくる。イントロが流れただけでもう喉が詰まる。
※ ロード・ヒューロン=米国のインディーフォークバンド。2015年の曲で、ドラマ『13の理由』に使われて世界的に広まった。

2. 名無しのReddit住民
40代、息子二人の父親として言わせてくれ。『Cat’s in the Cradle』が刺さりすぎる。仕事ばかりで子どもと過ごせなかった父親が、老いてやっと会いたくなった頃には、今度は息子が忙しくて父を顧みない。自分と息子、そして自分の親父との関係まで思い出して苦しくなる。
※ ハリー・チャピンの1974年の曲。「時間ができたら遊ぼう」と言い続けた父と、大人になって同じ台詞を父に返す息子の物語。

3. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
わかる。でもうちはギリ間に合った側でさ、さっき親父と二人でクイズ番組を2話ぶん見てきたところ。この曲を聴くたびに、まだ間に合ってることに毎回感謝してる。
※ 米国では親世代と一緒に長寿クイズ番組を観るのが定番。日本でいう、実家で親と夕方の番組を見る時間のような感覚。

4. 名無しのReddit住民
『Tears in Heaven』は反則だよ。エリック・クラプトンが幼い息子を事故で亡くした後に書いた曲だからね。「天国で会っても、僕だとわかってくれるかな」という歌詞を、あの穏やかなギターで淡々と歌う。自分に子どもができてからは、もう正面から聴けなくなった。
※ 1991年、クラプトンの4歳の息子コナーがマンションの高層階から転落死した悲劇をきっかけに書かれた。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
これ、子どもを持つ前と後で殺傷力が全然違うんだよな。親になった瞬間に、他人事だった歌詞が全部自分の話に変わる。もう他人事として聴けない。

6. 名無しのReddit住民
『He Stopped Loving Her Today』。別れた女性を死ぬまで愛し続けた男の歌で、彼が彼女を想わなくなったのは亡くなった今日だけ、という内容なんだ。ジョージ・ジョーンズ本人は「暗すぎて誰も聴かない」と録音を渋ったのに、結局いくつも賞を獲った。
※ ジョージ・ジョーンズ=米カントリー界の伝説的歌手。この1980年の曲は「史上最も悲しいカントリー」とよく呼ばれる。

7. 名無しのReddit住民
『Fast Car』(トレイシー・チャップマン)。速い車でここから抜け出して、遠くでやり直そう——そう夢を見たのに、結局は親と同じ貧しさの輪から出られない。希望と諦めが同じメロディに乗ってるのが本当につらい。
※ 1988年のヒット曲。貧困から抜け出そうとする若者の、叶わない脱出願望を淡々と描いた名曲。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
この曲のどこかの場面を、人生で一度は誰もが通ってるんだよ。だからこそ刺さる。若い頃の「ここじゃないどこか」への憧れそのものなんだよな。

9. 名無しのReddit住民
『I Can’t Make You Love Me』(ボニー・レイット)。いちばん悲しい曲かと言われると違うかもしれないけど、毎回やられる。「あなたに私を愛させることはできない、その気がないのなら」——片思いの敗北宣言を、こんなに静かに歌えるのがずるい。
※ 1991年の曲。相手の心をもう動かせないと悟った人の、最後の夜を歌ったバラード。

10. 名無しのReddit住民
『Nutshell』(アリス・イン・チェインズ)。「誰も俺の叫びを聞いちゃいない」と繰り返す曲で、ボーカルのレイン・ステイリーが孤独と依存に追い詰められていた時期の声そのもの。彼が後に亡くなったのを知ってから聴くと、もう遺言みたいに響く。
※ 1994年の曲。グランジ/メタルバンドの代表的なバラードで、内側から崩れていく苦しさを歌っている。

11. 名無しのReddit住民
『Wish You Were Here』(ピンク・フロイド)。心を病んで離れていったかつての仲間に「君がここにいてくれたら」と語りかける曲。会いたいのに会えない相手を思う気持ちが、あのアコギのイントロに全部詰まってる。
※ 1975年。バンドの元中心メンバー、シド・バレットの精神的な変調と不在をテーマにしていると言われる。

12. 名無しのReddit住民
歌詞すらない『Adagio for Strings』(サミュエル・バーバー)を挙げたい。弦楽器だけでここまで人を泣かせるのは反則だよ。じわじわ盛り上がって、頂点で崩れ落ちる構成が、まるで悲しみそのものをなぞってるみたいなんだ。
※ 1936年の弦楽曲。各国で国葬や追悼式に使われ、映画『プラトーン』でも印象的に流れた「悲しみの定番曲」。

13. 名無しのReddit住民
『Fire and Rain』(ジェームス・テイラー)。若くして亡くした友人と、自分自身が抱えていた苦しみを綴った曲。「また会えると思っていたのに」というフレーズが、あの穏やかな声だからこそ余計に効いてくる。
※ 1970年の曲。友人の死と、自身の心の不調を重ねた自伝的なバラード。

14. 名無しのReddit住民
意外かもしれないけど『Puff the Magic Dragon』。少年とドラゴンの友情の歌に見えて、実は少年が大人になって、想像力と子ども時代を失っていく話なんだ。最後、置き去りにされたドラゴンが悲しみのなか洞窟へ消えていく。子どもの頃は全然気づかなかった。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
本当にそれ。最後の一節でドラゴンが一人ぼっちになるところ、大人になってから意味がわかって、いまだに歌おうとすると泣いてしまう。子ども向けの皮をかぶった、れっきとした喪失の歌だよ。
※ 1963年、ピーター・ポール&マリーのフォークソング。無邪気な童謡として有名だが、歌詞は「子ども時代の終わり」を描いている。

16. 名無しのReddit住民
『Adam’s Song』(ブリンク182)。あのポップパンクの陽気なバンドが、自ら命を絶とうとする若者の遺書のような曲を出したのが衝撃だった。ふだんの明るい曲調とのギャップで、余計に胸に突き刺さってくる。
※ 2000年の曲。ふだんは下ネタ全開のバンドが、思春期の孤独と生きづらさを真正面から歌った異色作。

17. 名無しのReddit住民
『What Sarah Said』(デス・キャブ・フォー・キューティー)。病院の集中治療室で、誰かの命が消えていくのをただ待つ時間を描いた曲。「愛とは、誰かが死んでいくのを見守ること」という最後の一行で、完全に打ちのめされる。
※ 2005年の曲。米インディーロックバンドの代表曲で、身近な人の死に立ち会う無力感を静かに綴る。

18. 名無しのReddit住民
『The Freshman』(ヴァーヴ・パイプ)。若い頃に失った命への罪悪感を「僕らはまだ新入生だった、罪の重さなんて背負えなかった」と歌う。90年代に流行った曲だけど、歌詞をちゃんと追うと相当に重い内容なんだよね。
※ 1996年のヒット曲。爽やかなメロディの裏で、取り返しのつかない喪失と自責を歌っている。

19. 名無しのReddit住民
ニック・ケイヴの『I Need You』。10代の息子を亡くした時期に作られたアルバムの曲で、声そのものに痛みがにじんでる。上手く歌おうとかそういう次元じゃなくて、崩れかけた人がやっと絞り出した声、という感じがするんだ。
※ 2016年のアルバム『Skeleton Tree』収録。制作の途中で15歳の息子を事故で亡くしており、喪失感が全編に影を落とす。

20. 名無しのReddit住民
『Fourth of July』(スフィアン・スティーヴンス)。亡くなった母親との別れを静かに囁く曲で、最後に「僕らはみんな死ぬんだ」というフレーズが何度も繰り返される。慰めなのか諦めなのかわからなくて、それがまた怖い。
※ 2015年のアルバム『Carrie & Lowell』収録。疎遠だった母の死をきっかけに作られた、喪失を主題とするアルバム。

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
同じスフィアンなら『Casimir Pulaski Day』も同じくらい効くよ。骨のがんで亡くなっていく相手を淡々と歌うんだけど、明るいバンジョーの音がかえって残酷なんだよな。あの温度差がずるい。
※ どちらも同じアーティストの曲で、身近な人の死を静かなフォークで描く作風。

22. 名無しのReddit住民
『The Wreck of the Edmund Fitzgerald』。実際に沈没した貨物船と、亡くなった29人の乗組員を歌った実話ベースの曲。嵐の湖で船が音もなく消えていく様子を淡々と語るから、余計に生々しくて怖い。
※ ゴードン・ライトフットの1976年の曲。前年に五大湖で沈没した貨物船の事故を題材にしている。

23. 名無しのReddit住民
『Traveling Soldier』(ザ・チックス)。戦地に発つ若い兵士と、文通していた少女の話なんだ。彼はもう帰ってこなくて、試合会場の追悼で名前が読み上げられても、少女以外は誰も泣かない。この最後の情景がずっと忘れられない。
※ 2002年の曲(旧名ディクシー・チックス)。ベトナム戦争を背景に、戦死した若者と残された少女を描く。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
わかる、この曲だけはどうしても一緒に歌えないんだ。サビに入る手前で毎回喉が詰まって、声が出なくなる。カラオケでも避けてる数少ない一曲だよ。

25. 名無しのReddit住民
『Concrete Angel』(マルティナ・マクブライド)。虐待されている子どもが、誰にも気づかれないまま亡くなってしまう曲。救いのなさが本当につらくて、ミュージックビデオまで観てしまうと数日は引きずる。
※ 2002年のカントリー曲。児童虐待を正面から扱い、周囲の無関心まで含めて描いた重い一曲。

26. 名無しのReddit住民
『Angel』(サラ・マクラクラン)。米国では保護動物のCMに必ず流れる曲だから、あのメロディが条件反射で悲しくなる人が多いんだ。もともとは苦しみから逃れたい人を歌ったバラードで、それ自体も相当に切ない。
※ 1997年の曲。米国の動物愛護団体ASPCAの募金CMに長年使われ、「聴くと寄付したくなる曲」として有名。

27. 名無しのReddit住民
『The Winner Takes It All』(ABBA)。離婚した二人の、勝った側と失った側を歌った曲。キラキラのポップサウンドなのに、歌詞は「勝者が全部持っていって、敗者には何も残らない」。実際にメンバー同士が別れた後の曲だと知ると、もう平気で聴けない。
※ 1980年の曲。バンド内カップルの離婚を経て書かれたと言われ、華やかな曲調と切ない歌詞の落差が有名。

28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
明るい曲なのに、歌詞を追うと立ち直れない側の独白なんだよね。カラオケで陽気に歌ってる人を見ると、内容知ってる?ってこっそり聞きたくなる。あのギャップが一番怖い。

29. 名無しのReddit住民
父が55歳で若年性アルツハイマーになって、何も怖がらなかった人が急に全部を怖がるようになった。その頃ずっと聴いてたのが『Shine on You Crazy Diamond』。「昔は太陽みたいに輝いてたのに、今は目の中に黒い穴が空いてるよう」——親の変わっていく姿と重なって、いまでも聴けない。
※ 1975年の大作。前出のシド・バレットに捧げられた曲で、輝きを失っていく人への呼びかけが全編を貫く。

30. 名無しのReddit住民
『One More Light』(リンキン・パーク)。「空の光がひとつ消えても誰が気にする?——僕は気にする」と、亡くした人を悼む曲。ボーカルのチェスターが亡くなった後に聴くと、まるで自分たちへのメッセージみたいに響いて、涙が止まらなくなる。
※ 2017年の曲。チェスター・ベニントンが同年に他界し、ファンの間で追悼の曲として特別な意味を持つようになった。

まとめ

挙がった曲を並べてみると、悲しみの種類がいくつかに分かれるのが面白い。亡くした我が子や親を歌ったもの(『Tears in Heaven』『Shine on You Crazy Diamond』)、すれ違ったまま時間だけが過ぎる家族(『Cat’s in the Cradle』)、届かなかった恋(『I Can’t Make You Love Me』)、そして貧困や戦争といった社会の痛み(『Fast Car』『Traveling Soldier』)。国も年代も違うのに、どれも人が一度は通る場所を突いてくる。そして共通していたのは、大声で泣かせにくる曲より、静かな声や穏やかなメロディで淡々と歌う曲ほど深く刺さる、ということ。派手なバラードよりも、日常の温度で歌われた喪失のほうが逃げ場がないのかもしれない。あなたにとって、聴くたびに手が止まってしまう一曲は何ですか?

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