名作だと言われればいるほど、なぜか自分だけ乗れない映画ってありませんか。「みんな大好きだけど、自分は実はかなり酷いと思っている映画は?」という問いに、海外の映画好きが普段は黙っている本音をぶちまけました。挙がったのは『ゴッドファーザー』『ジョーカー』『グリース』といった超名作から最近の話題作まで。叩く人と「いやあれは傑作だろ」と擁護する人が真っ向からぶつかって、コメント欄が小さな映画論争になっています。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
『きみに読む物語』。文句なしで一番苦手な恋愛映画だわ。みんな号泣する名作扱いだけど、自分はずっと冷めた目で見てた。
※『きみに読む物語』は2004年公開の恋愛映画(原題 The Notebook)。富裕層の娘と貧しい青年の身分違いの恋を、老いた夫婦の回想として描く。「泣ける恋愛映画の定番」として絶大な人気を持つ。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ノアが「付き合ってくれないと飛び降りる」って観覧車からぶら下がって脅すシーンが本気で無理。あれをロマンチックな出会いとして描くのがもう価値観バグってる。うちの学校ではあのシーン、デートDV防止の教材として生徒に見せてるくらいだよ。3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
立場を男女逆にしたら、あれ完全にストーカー映画として『プレイブック』とか別タイトルになってると思う。脅して付き合わせるのが純愛扱いされる世界線、怖すぎる。
4. 名無しのReddit住民
人類というより女性に多い意見かもしれないけど、自分は『グリース』が心底苦手だわ。なんであんなに国民的名作扱いされてるのか毎回わからなくなる。
※『グリース』は1978年公開のミュージカル映画。ジョン・トラボルタ主演、1950年代の高校を舞台にした青春ラブストーリー。歌もダンスも有名で、ミュージカルの代名詞的な人気作。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
おっ、同志発見。『グリース』嫌い、ここに何十人もいるぞ。あの陽気な雰囲気にずっと飲み込めない違和感があるんだよね。6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
結局この映画の教訓って「好きな男を落としたい? なら自分を全部変えなさい」だからね。ラストでサンディが髪型も服も性格も激変して受け入れられる、あれが名シーン扱いなのがずっとモヤモヤする。
7. 名無しのReddit住民
『ジョーカー』。何度か観ようと挑戦したんだけど、どうしても最後まで集中して観られない。重苦しいだけで自分には刺さらなかった。
※『ジョーカー』は2019年公開、ホアキン・フェニックス主演。バットマンの宿敵ジョーカーがどう生まれたかを、社会から弾かれた孤独な男の転落として描く。アカデミー主演男優賞を受賞した話題作。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
それなら続編はもっと無理だと思うよ。あれを観たら本編が傑作に思えてくるレベル。9. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
生粋のバットマンファンとして言うけど、自分もあれは嫌いだった。タイトルからして別物にすべきだったと思う。本来のジョーカーは確かに狂ってるけど、バカじゃない。頭が切れて戦略的で、最強クラスのヒーローすら出し抜く計画を立てる男だよ。あの映画のジョーカーはただの哀れな間抜けで、狂気の描き方そのものを完全に取り違えてた。
10. 名無しのReddit住民
『テリファー』シリーズ。3作とも本当にひどい。ストーリーもなければ恐怖もなくて、ただひたすらグロいだけ。3作目を映画館で観るのに金を使ったの、いまだに後悔してる。
※『テリファー』はピエロの殺人鬼アート・ザ・クラウンが暴れるスプラッターホラー。残虐描写の過激さで近年カルト的人気を得たが、過激さゆえに賛否が真っ二つに割れている。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
ホラー大好き人間だけど、『テリファー』の人気だけは本当に理解できない。怖がらせるほど作り込まれてないし、かといってB級として笑えるほどおバカでもない。ただ悪趣味で不快なだけなんだよ。
12. 名無しのReddit住民
『マーベル』作品の大半。どれも同じ話を別の俳優で何度も語り直してるだけに見える。あまりにも型にはまりすぎてて途中で飽きるんだ。
13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
善玉。悪玉。地球がピンチ。ビルを片っ端から破壊する大バトル。終わり。毎回これだもんな。
14. 名無しのReddit住民
『イングリッシュ・ペイシェント』。アカデミー作品賞まで獲った砂漠の大恋愛だけど、自分には退屈以外の何物でもなかった。とにかく長くて眠い。
※『イングリッシュ・ペイシェント』は1996年公開の戦争恋愛大作。第二次大戦下の禁断の愛を描き、アカデミー賞9部門を受賞。映像美の名作と評される一方、「長くて退屈」という声も根強い。
15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
逆に言えば、あれを退屈と感じる感覚はすごく多数派だと思うよ。賞を獲った=面白いとは限らないっていう、ある意味わかりやすい例だよね。
16. 名無しのReddit住民
『ワイルド・スピード』シリーズ。1作目を観たとき、これ『ハートブルー』の脚本をそのまま車に置き換えただけじゃないかと思った。以降の作品も同じ話の使い回しに見えるんだよね。
※『ワイルド・スピード』はカーアクションの人気シリーズ(原題 The Fast and the Furious)。1作目は2001年公開、ストリートレースを舞台にした犯罪潜入ものとして始まり、回を重ねるごとに荒唐無稽なアクション大作へ変貌した。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
いやそれは違うと思うな。1作目は街のレース族に潜入する刑事の話だけど、後半作はもう超能力じみた特殊部隊が世界を股にかけるスパイ大作になってる。批判できる点は山ほどあるけど「全部同じ脚本」っていうのだけは違う。むしろ別ジャンルに化けすぎなのが問題なくらい。18. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
『シンプソンズ』で、ホーマーとバートが「崩れる建物」って番組を観てる回があるんだけどさ。あれが全てだと思う。娯楽は娯楽であっていいんだよ。複雑な脚本も深いテーマもいらない。みんなストレスフルな日々の終わりに、ただビルが倒れたり車が宇宙に飛ぶのを観たいだけ。昔の自分はリサ側だったけど、今はもう完全にホーマー側だわ。
19. 名無しのReddit住民
『哀れなるものたち』。高評価レビューを書いた人たちと自分は、絶対に違う映画を観てたとしか思えない。とにかくこの映画が苦手で苦手で仕方なかった。
※『哀れなるものたち』は2023年公開のダーク・ファンタジー(原題 Poor Things)。蘇生された女性の自我の目覚めを奇抜な映像で描く。アカデミー賞4部門受賞の話題作だが、独特すぎて好みが割れる。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
えー、自分はめちゃくちゃ笑える映画だと思ったけどな。マーク・ラファロが最高だった。まあ万人向けじゃないのはわかる。あれは確かに、かなり奇妙な体験だよね。21. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
自分は大好きだったよ。でもこれは特別な映画だから、無理に君を説得しようとは思わない。合う合わないがはっきり出るタイプ。
22. 名無しのReddit住民
正直このスレ、何千回も立った過去スレと挙がる映画が毎回まったく同じなんだよな。新鮮味ゼロ。『ジョーカー』も『ゴッドファーザー』も、もう何百回見たかわからない。
23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
ようこそRedditへ。ここでは「同じ質問」が延々繰り返され、その下に「同じ答え」が延々並ぶ。しかも一つのスレの中ですら同じ答えがダブるんだ。慣れるよ。24. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
特に『タイタニック』をやり玉に挙げる人な。毎回ドアに二人乗れたか乗れないかで揉めてて、結局みんな作品の本質を見てない冷めた意見ばっかり。今回は珍しく『市民ケーン』が「古くて退屈」って叩かれてないだけマシだわ。
25. 名無しのReddit住民
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。世間の絶賛がまったく理解できなかった一本。あれを観て真っ先に「合わなかった」って思ったよ。
※『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は2022年公開のSFアクション。並行世界を行き来する中年女性を描き、アカデミー作品賞を含む7部門を受賞。賛辞が圧倒的だが、情報量の多さで脱落する人も。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
自分も真っ先に思い浮かんだのがこれだった。色んなジャンルをごちゃ混ぜにした長い迷路みたいな映画で、アクションは確かに奇抜で面白いんだけど、メインの世界のキャラは誰も死なないとわかってるから緊張感がまるでなかった。27. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
要素はすごく良かったと思うんだけど、テンポが疲れるんだよ。一つのシーンも落ち着いて呼吸させてくれない。あれはTikTokで育った世代の脳みそ向けに作られた映画って感じがした。じっくり浸りたい派にはしんどい。
28. 名無しのReddit住民
『ナポレオン・ダイナマイト』。乾いたシュールな笑いは大好物なんだけど、この映画だけはどうしても自分の中でカチッとハマらなかった。観るより名台詞を引用して遊ぶほうが100倍楽しい、そういう不思議な作品。
※『ナポレオン・ダイナマイト』は2004年公開のインディーズコメディ。冴えない高校生の脱力した日常を淡々と描き、独特のセリフ回しでカルト的人気を得た。笑いのツボが極端に分かれる一本。
29. 名無しのReddit住民
『ゴッドファーザー』、自分は別に好きじゃないわ。名作中の名作って扱いされてるけど、なんというか作品自体が「俺は偉大だぞ」って空気を全身から出してて、それが鼻につくんだよね。長いし、もったいぶってるし。
※『ゴッドファーザー』は1972年公開のマフィア映画。マーロン・ブランド、アル・パチーノ主演。「史上最高の映画」の常連だが、重厚で長尺なため「敷居が高い」と感じる人もいる。
30. 名無しのReddit住民
『フォレスト・ガンプ』。みんな感動の名作って言うけど、自分はどうにも好きになれなかった。「酷い」は言い過ぎかもしれないけど、過大評価だとはずっと思ってる。あの綺麗にまとまりすぎた人生賛歌が、なんだか嘘くさく感じちゃうんだよな。
※『フォレスト・ガンプ』は1994年公開、トム・ハンクス主演。純粋な男の波乱の人生を米国現代史と重ねて描く感動大作。アカデミー作品賞受賞の超人気作だが、その美談ぶりに反発する声も一定数ある。
まとめ
面白いのは、ここで叩かれているのが駄作ではなく、むしろアカデミー賞を獲った超名作ばかりだということです。『ゴッドファーザー』も『ジョーカー』も『エブリシング・エブリウェア』も、世間の評価が高いからこそ「自分は乗れなかった」という違和感が際立つ。そして必ず「いやあれは傑作だろ」と擁護が湧き、議論になる。映画の好き嫌いは多数決で決まらないし、名作の称号も万人を満足させる保証にはならない、ということがよくわかるスレッドでした。皆さんにも「みんな絶賛するけど自分はどうしても好きになれない」一本、ありませんか?

コメント
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