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海外「最後の子に針を刺そうとしたとき、最初の子が目を覚ました」昔は死の宣告だった病気の話が沁みる…?

海外「最後の子に針を刺そうとしたとき、最初の子が目を覚ました」昔は死の宣告だった病気の話が沁みる…? その他

ほんの100年前なら助からなかった病気が、いまでは薬局のカウンターで受け取る処方箋ひとつで済む。海外の掲示板で「かつては死の宣告だったのに、今では薬局で受け取る薬で済むようになったものは?」という問いが投げられ、医療の進歩に救われた人たちの実感と感謝がぎっしり集まった。淡々とした列挙の裏に、家族を失った記憶や自分が助かった瞬間がにじんでいて、読むうちにじわっとくる。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
インスリンが登場する前の糖尿病。あれは完全に死の宣告だったよ。※ 糖尿病:体内でインスリンが作れず血糖を下げられなくなる病気。1型は1920年代まで治療法がなく、診断から数か月で命を落とすことも珍しくなかった。今は注射やポンプで管理できる。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
エヴァ・サクスルって人を調べてみて。第二次大戦中、自分や難民仲間を生かすために自分でインスリンを作ってたんだ。とんでもない執念だよ。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
インスリンが手に入ることと、それを買えることは別の話なんだよな。子どものころに1型と診断された身としては、薬があっても値段で詰む現実がある。

4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
1922年、科学者たちが糖尿病の子どもばかりの病棟に入っていったんだ。ほとんどが昏睡状態で、親たちはベッドの脇で「もうこの子は助からない」と覚悟していた。科学者は端から順に、できたばかりの精製インスリンを注射していった。最後の子に針を刺そうとしたとき、最初に打った子が目を覚ましたんだ。そして一人また一人と、子どもたちが昏睡から目を覚ました。死の病棟が、一瞬で希望の場所に変わった。医療史でいちばん劇的な瞬間って言われてるよ。

5. 名無しのReddit住民
証言できるよ。俺は大人になってから1型を発症した。9年前、インフルにかかったんだけど、人生で経験したどんなインフルとも違う進み方だった。頭を持ち上げて車まで歩くだけでも、力がまったく入らなくて無理だった。血糖値は400超え。あのとき病院に運んでもらえてなかったら、翌朝には確実に死んでた。

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
1型当事者として言うと、「ただの処方箋」とは程遠いけどね。24時間ずっと自分で管理しないと普通に死ぬ。それでもインスリンには感謝しかないけど、はは。

7. 名無しのReddit住民
抗生物質ができる前は、細菌感染ってだけで命に関わった。必ず死ぬわけじゃないけど、十分にあり得る話だったんだ。※ 抗生物質:細菌をやっつける薬。ペニシリンが普及した1940年代以前は、ちょっとした傷の化膿や肺炎でも命取りになった。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
昔の病院でいちばん大きい病棟が「敗血症病棟」だったのには理由があるんだよ。それだけ多くの人が感染で運ばれてきた。

9. 名無しのReddit住民
うちの叔父は1933年、21歳のときに肺炎で亡くなった。当時はまだ抗生物質が広く使えなくて、入院しても数日で逝ってしまったんだ。父は最愛の兄を突然失って打ちのめされた。だから俺たち子どもが鼻をすすったり咳をしたりするだけで、父はいつも露骨にうろたえてた。もう抗生物質はあった時代なのに、その症状をどうしても深い喪失と切り離せなかったんだろうな。

10. 名無しのReddit住民
大人になってから「肺炎のときどうして電話してこなかったの」って母にこっぴどく叱られた。母は1917年生まれ、13人きょうだいの長女。叔父か兄の誰かが肺炎で「死にかけた」って話があったらしい。世代によって肺炎の重さの感覚がまるで違うんだよな。

11. 名無しのReddit住民
Z世代がHIV/AIDSをほとんど知らないのを見ると、本当に複雑な気持ちになる。※ HIV/AIDS:免疫を壊すウイルスとその末期状態。1980〜90年代は感染=数年以内に死、という時代だった。今は薬で発症を抑え、ウイルスを検出限界以下にして普通の生活が送れる。
俺は90年代初頭にエイズで家族を亡くしたし、感染の可能性に怯えて人生最悪の一週間を過ごした友人もいた。命がいくつも壊されるのを見た。今は予防薬を飲んでおけば心配しなくていい。守れて治せる時代になったのはありがたいけど、あの頃の恐怖が記憶の彼方へ消えていくのを見るのは、正直こたえるよ。

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
HIVは本当に「医療がどこまで進んだか」の完璧な例だよな。昔を知ってる世代としては、いまの治療の進歩は信じられないくらいだ。若い世代がそれを忘れてしまうのも、ある意味すごいことだと思う。

13. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
数年前、若いゲイ男性の間でHIVが増えてるって記事を読んで落ち込んだよ。当時のHIVの恐ろしさを知らないから、用心しなくなってるんだ。「数年で確実に死ぬ病」から「薬で管理できて普通に暮らせる病」に変わったこと自体は、本当にすごいことなんだけどね。

14. 名無しのReddit住民
ポリオが、恐ろしい大流行から多くの国でほぼ根絶されたこと。あれは公衆衛生の大勝利なのに、実物を見たことがない若い世代にはなかなか伝わらないよな。※ ポリオ:手足に麻痺が残る感染症。ワクチン普及前は毎年大流行し、鉄の肺と呼ばれる装置で呼吸を保つ子どもがあふれていた。

15. 名無しのReddit住民
子どものころ猩紅熱にかかったんだ。昔はこれで死ぬ人もいたから母はパニックになったけど、医者はあっさり肩をすくめてペニシリンを処方しただけ。「はい終わり」って感じで帰された。母の世代との温度差がすごかった。※ 猩紅熱:のどの細菌感染で全身に発疹が出る病気。抗生物質前は命に関わったが、今はペニシリンで治る。

16. 名無しのReddit住民
死の宣告とまでは言わないけど、慢性の胃潰瘍も昔は何か月も人の生活を台無しにしてた。ストレスや食事のせいだと思われてたけど、実は大半がピロリ菌っていう細菌の感染が原因で、抗生物質と制酸薬で治せるって分かったんだ。原因が分かっただけで世界が変わった病気だよ。

17. 名無しのReddit住民
虫歯だってバカにできなかった。歯を抜かないと悪化して、最悪命を落とすこともあった。あと、いくつかのがんは生存率がこの十数年で劇的に上がってる。まだ「処方箋を受け取るだけ」のレベルじゃないけど、いつかそうなることを祈ってるよ。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
分かる。俺のがんは、ステージ2より前に見つかれば93%が完全寛解するタイプだった。早期発見の意味がここまで大きいのかと、自分が当事者になって初めて実感したよ。

19. 名無しのReddit住民
赤痢。文字通り、最悪に汚い死に方だよ。脱水で人がどんどん死んでいった時代があったなんて、いまの感覚だと想像しづらい。※ 赤痢:激しい下痢を起こす感染症。衛生環境と治療が整う前は、戦場や難民キャンプで大量の死者を出した。

20. 名無しのReddit住民
梅毒。今でこそ注射一本で治せるけど、昔は多くの人を殺した恐ろしい病気だったんだよな。喘息の吸入器、糖尿病のインスリン、感染症の抗生物質……数えていくとキリがない。

21. 名無しのReddit住民
ペスト、いわゆる黒死病だね。かつてヨーロッパを壊滅させたのに、今は抗生物質で簡単に治療できる。あの「人類の半分が死ぬ」みたいなイメージの病気が、ただの治る感染症になってるのが不思議でならない。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
黒死病、俺は95年に一週間の安静と抗生物質の処方箋で済んだよ。文字にすると冗談みたいだけど本当の話。歴史の教科書で何百万人も殺した病気を、薬局でもらった薬で終わらせたって思うと変な気分だ。

23. 名無しのReddit住民
マラリア。昔は適切な医療にたどり着けないってだけで人が死んでたけど、今は数錠の薬で一発で抑えられる。とても貧しい国でも手に入るようになったのが何より大きいと思う。※ マラリア:蚊が媒介する熱帯の感染症。治療薬が行き渡る前は、貧しい地域で子どもが大勢亡くなる主因だった。

24. 名無しのReddit住民
膀胱炎みたいな尿路感染症も、今は抗生物質で解決する。でも放っておくと腎不全や敗血症を引き起こすからね。ありふれてるからこそ、薬がある時代でよかったと思う。

25. 名無しのReddit住民
正直に言うと、嚢胞性線維症かな。遺伝の病気なんだけど、新しいモジュレーター薬が出てきて寿命がぐっと延びた。「運がよくて30代まで」だったのが、今は50代以上、その先も分からないってところまで来てる。※ 嚢胞性線維症:粘り気の強い分泌物が肺などに溜まる遺伝病。欧米では珍しくなく、近年の新薬で寿命が大きく延びている。

26. 名無しのReddit住民
子どもの死亡率という意味では、ほとんどあらゆるワクチンがそうだよ。昔は当たり前に子どもが死んでいった病気が、一本の注射で防げるようになった。これほどの恩恵を当たり前に感じてしまうのが、進歩のすごさでもある。

27. 名無しのReddit住民
粉ミルク。処方箋ではないけど、母乳が出なかったり、自分が栄養失調だったり、赤ちゃんに乳・脂肪・タンパクの消化問題があったりすると、昔は赤ちゃんがただ……餓死していった。母親はパンを水やミルクに浸して何とか食べさせようとした。今はスーパーの買い物ついでに粉ミルクを手に取れる。これも立派な命を救う進歩だと思う。

28. 名無しのReddit住民
喘息持ちとしては、ちょっと吸入器を一吹きするだけでまた息ができるって、本当にありがたい。昔は大きな発作で死ぬこともあったし、治療といえば「喘息タバコ」(本当にあったんだ)を吸うか、アヘンを与えられて落ち着けと言われるくらいだった。※ 喘息:気道が狭くなって息苦しくなる病気。今は吸入薬で発作をすぐ抑えられるが、昔は有効な薬がなく重い発作は命に関わった。

29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
アヘンで「落ち着け」って、想像すると恐ろしいな。今の吸入器がどれだけ安心できるものか、改めて分かるよ。発作のたびに死を覚悟してた時代があったなんて。

30. 名無しのReddit住民
てんかんかな。発作で死ななかったとしても、「悪魔に取り憑かれてる」として火あぶりにされた時代があったんだ。今は薬で発作をコントロールできるけど、病気そのものより周りの無知のほうが人を殺してたっていうのが、いちばん怖い話かもしれない。※ てんかん:脳の異常な電気活動で発作が起きる病気。原因が分からなかった時代は迷信や偏見の対象にされたが、今は薬で発作を抑えられる。

まとめ

挙がったのは糖尿病、抗生物質、HIV、ポリオ、がんなど、どれも「ほんの数十年前なら助からなかった」病気ばかり。印象的だったのは、淡々とした病名の列挙の裏に、家族を失った記憶や自分が助かった瞬間といった生々しい体温がにじんでいたことだ。当たり前に手に入る薬の一つひとつが、かつて誰かの命を分けた発明の延長線上にある。あなたの身近にも、昔なら大事だったのに今はあっさり治る病気が、きっとあるはずだ。

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