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海外「なぜか2019年がまだ昨日のことみたいに感じる」コロナ以降、結局元に戻らなかったもの

海外「なぜか2019年がまだ昨日のことみたいに感じる」コロナ以降、結局元に戻らなかったもの ライフスタイル・日常

新型コロナの大流行から数年がたち、日常はすっかり戻ったように見えます。でも、本当にそうでしょうか。海外掲示板Redditで「コロナ以降、結局元に戻らなかったものは何だと思う?」という質問が投げかけられ、1,700件を超えるコメントが集まりました。24時間営業の店、速くて安かったはずのファストフード、朝8時から始まる会議。さらには人付き合いの感覚や時間の感じ方まで、変わってしまったまま戻らないものが次々と挙がっています。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
正直、人付き合いの力だと思う。みんなお互いに対して前より我慢がきかなくなってるし、ちょっとしたやりとりですら気まずく感じることがある。誰もが家にこもって、人を避けてるほうが楽になってるみたい。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
それ、まさに自分のこと。在宅勤務になってから、丸一日だれとも口をきかない日が普通になった。この前、久しぶりに美容院で世間話を振られたら、何を返せばいいのか全然出てこなくて、最後まで「へえ、そうなんですね」しか言えなかった。

3. 名無しのReddit住民
時間の感覚をなくしたんだと思う。コロナ以降、1年が飛ぶように過ぎていくのに、なぜか2019年がまだ昨日のことみたいに感じる。同じように感じてる人、ほかにもいる?

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
いるよ。2020年から2022年あたりの3年間が、頭の中でひとつの塊になってる。あの頃の出来事が何年だったのか、ほとんど思い出せない。この前、職場の新人に2019年のクリスマスパーティーの話を「ついこの前なんだけどさ」って始めたら、「それ7年前ですよ」って言われた。

5. 名無しのReddit住民
ニュージャージー州で24時間営業してるダイナー、今はたった16軒しかないんだよ。コロナ前は何百軒もあったのに。景気が悪かったのもあるけど、とどめを刺したのはコロナだね。
※ ダイナー:アメリカの大衆食堂。ハンバーガーや朝食メニューを出し、夜通し開いている店も多かった。ニュージャージー州は店の数が多いことで知られ、「ダイナーの都」と呼ばれることもある。

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
深夜営業の店は全部そうだよね。24時間開いてたスーパーも、ウォルマートも、いつの間にか夜は閉まるようになった。夜中にふらっと買い出しに行けるのが、地味に好きだったのに。
※ ウォルマート:アメリカ最大のスーパーマーケットチェーン。以前は24時間営業の店舗が多かったが、2020年春に営業時間を短縮し、その後も多くの店舗で24時間営業は戻っていない。

7. 名無しのReddit住民
夜遅くまで開いてるバー。それとレストランも……今はどこも営業時間が短くなった。ランチをやめちゃったり、月曜と火曜は定休日になってたりする。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
飲食店で働いてる側から言うと、理由はわりと単純なんだよ。まず人が集まらない。それに、深夜や平日のランチは、スタッフを置いておくほどお客さんが来ない。うちは月火を定休日にしてから、やっとスタッフが週に2日まとめて休めるようになった。客として不便なのは分かるけど、正直、コロナ前のほうが無理してたんだと思う。

9. 名無しのReddit住民
みんな……怒ってる。最低限の思いやりすら、どこに行っても見当たらない感じ。
どんなやりとりにも、憎しみと怒りが混じってる。

10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
気持ちは分かるけど、全部コロナのせいにするのはちょっと違う気もする。物価が上がってみんな余裕がなくなったのと、一日中ネットで誰かのケンカを眺めてるせいもあるんじゃないかな。行きつけのコーヒー屋の店員さんみたいに、相変わらず感じのいい人だってちゃんといるよ。

11. 名無しのReddit住民
礼儀作法。昔、マナー教室に通わされた話をネタにして笑ってたんだ。性差別的だったし、時代遅れだったし……手袋におしろいをはたくとか、膝にレモン汁を塗るとか、ああいう話は本当にくだらなかった。ナイフとフォークの使い分けは、まあまあ役に立った。でも、世間話の仕方や、気まずい空気になったときに話をそらすコツは、めちゃくちゃ使える。お礼のカードを送ることや、招待にきちんと返事をすることを教わったのも、けっこう大きかった。
今、親としてこれを子どもに伝えるのにすごく苦労してる。まあ、コロナで急にこうなったわけじゃないけどね。
※ マナー教室:英語圏にかつて多かった、主に女の子向けに立ち居振る舞いや社交の作法を教える教室。「チャーム・スクール」とも呼ばれた。

12. 名無しのReddit住民
車の運転。毎日が、人生でいちばん危ない通勤の連続って感じ。車間を詰めてくる人も、黄色どころか赤で突っ込んでくる人も、明らかに増えた気がする。

13. 名無しのReddit住民
世界全体の不安の基準値。
2020年からこっち、世の中の出来事が落ち着いて、みんながひと息ついて、いろいろ消化できるような期間がほとんどなかった。
誰だって、安心して暮らせていいはずなのに。

14. 名無しのReddit住民
人混みにいても平気だった感覚。今でも混んだ店やライブ会場に入ると、気づいたら出口の場所を確かめてる自分がいる。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
自分はいまだに、人がくしゃみや咳をするとイラッとする。とくに口も押さえずにやられると、反射的に息を止めちゃうんだよね。

16. 名無しのReddit住民
自分。大げさに聞こえるかもしれないけど、コロナの間に自分の一部が死んで、それ以来、コロナ前と同じ気持ちに戻れたことがない。何が欠けてるのかは分からない。でも、何かがどこかへ行ってしまった。

17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
自分も。あれ以来ずっと体調が悪くて、免疫の不調が次から次へと出てくる。ひとつ治まったと思ったら別のが出てくるか、全部いっぺんに来るかのどっちか。

18. 名無しのReddit住民
9時5時が9時5時じゃなくなった。朝8時の会議で、いきなり細かい作業に入るの何なんだよ。前は10時前にそんなことやらなかった。会社員の9時5時ってのは、出社してメールを確認して、コーヒーを飲んで、偉い人がしゃべるだけの会議がたまにあるくらいのもんだったんだよ。朝8時からいきなり作業会議で、コードを書いたり分析したりするんじゃなくてさ。
※ 英語圏では、会社勤めの定時を「9時5時(nine to five)」と呼ぶ。

19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
うちは逆だな。在宅になってから、朝8時の会議がそこまで苦じゃなくなった。通勤がないから、起きて10分後にはパソコンの前に座れるし。問題は、そのせいで夕方6時を過ぎても誰も仕事をやめないことなんだけど。

20. 名無しのReddit住民
職場の雰囲気。出社するようになっても、前と同じ感じはしない。半分くらいの人は在宅のままだし、出社してる人も結局自分の席でオンライン会議に出てるから、オフィスにいるのに誰ともしゃべらずに一日が終わったりする。

21. 名無しのReddit住民
病気で仕事を休むこと。今は具合が悪くても、在宅で働くだけになった。前は熱が出たら堂々と休めたのに、今は「家にいるなら働けるよね」って空気がある。

22. 名無しのReddit住民
ファストフード。
昔は本当に速くて、そこそこ安かった。タコベルのドライブスルーに前の車が3〜4台並んでても、5分もかからずに出られたのを覚えてる。
ジミー・ジョンズなんて、6ドルのサンドイッチを10分以内に家まで届けてくれてた。それが今は12ドルで、最低でも30分はかかる。
コロナの間に人も営業時間も減らしてみたら、そっちのほうが利益が出るって気づいて、元に戻さなかったんだと思う。それでも待たされて高い金を払う客が十分いるみたいだから、今はそれが正解のやり方なんだろうね。
※ タコベル:メキシコ料理風のファストフードチェーン。ジミー・ジョンズ:アメリカのサンドイッチチェーンで、配達の速さを売りにしてきた。

23. 名無しのReddit住民
接客。いまいましいQRコードのせいで台無しになった。注文を取りに来てくれる店員なんて、もうほとんどいない。どこもかしこもQRコードだよ。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
自分は正直ありがたい派。メニューを何回も見返しながらゆっくり選べるし、忙しそうな店員さんを呼び止めるタイミングを計らなくていい。ただ、スマホの充電が切れてた日は何も頼めなくて、結局店員さんを探して店じゅう歩き回る羽目になった。

25. 名無しのReddit住民
チップがまともな額だったこと。チップは実際にサービスを受けたときだけ払うものだったこと。会議の大半が対面だったこと。家の値段が常識的だったこと。あと、テスラの時価総額。
※ アメリカでは、レストランで料金の15〜20%ほどのチップを払うのが慣習。コロナ禍以降は、持ち帰りの店やセルフ式の店でもタブレット画面でチップを求められることが増え、「チップフレーション」と呼ばれて不満が出ている。テスラの株価は2020年に急騰し、時価総額が一気に膨らんだ。

26. 名無しのReddit住民
若い世代は、社会の仕組みそのものに見切りをつけた。家はどれも50万ドルするし、それに大学の学費、車……ってなったら、もう希望なんて持てない。そのうえ、楽して今の暮らしを手に入れた上の世代から馬鹿にされるんだから。
※ アメリカは大学の学費が非常に高く、多額の学生ローンを抱えて卒業する人も多い。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
50代だけど、楽して手に入れたって言われるのはさすがに心外かな。こっちも共働きで、休みなく働いてローンを返してきたんだ。ただ、自分が家を買った頃は、同じくらいの給料で今よりずっと手が届きやすかったのは認める。うちの子どもたちが同じことをしようとしても、たぶん無理だと思う。

28. 名無しのReddit住民
製品の質がひどくなった。服はいちばん安い生地で作られてて、もう何を着てもちゃんと体に合わない。家電は前ほど長持ちしないし、故障も増えた。自動車メーカーは手を抜いて、装備も削ってる。新築の家は驚くほど簡素で、個性がない。インテリア雑貨はどれもぺらぺらで、どこで買っても同じような安物ばかり。食べ物は前よりさらに安いかさ増しの材料だらけで、味もひどい。

29. 名無しのReddit住民
手を洗ってマスクをつけるっていう、それだけの単純なことで、自分の国が引き裂かれていくのを見たのはきつかった……。
なんで政治の話にしなきゃいけなかったんだろう。そうなるべきじゃなかった。
一生残る後遺症を抱えた人も、亡くなった人も見た。なのに、マスクをつけさせられたことを、いまだに怒ってる人たちがいる。おかげで、人類のかなりの部分に対する信頼をなくしちゃったよ。
とはいえ、ネットのおかげで楽しめたのは最高だった。コロナを歌った曲やコントがあって、もちろん、ペットのトラを溺愛するクセの強い人たちを、みんなで一緒に見て盛り上がった。あの1年のポップカルチャーは、二度と再現できないと思う。
それで、ある日みんな目が覚めたみたいに、もうどうでもいいって決めたんだよね。まだ病気になる人も亡くなる人もいたのに、外に出ていいことになったから、まあいっか、どうせいつかは死ぬんだし、って。
※ ペットのトラの話は、2020年3月にNetflixで配信されたドキュメンタリーシリーズ『タイガーキング』(原題:Tiger King)のこと。トラなどの大型ネコ科動物を大量に飼うアメリカの動物園経営者たちの騒動を追った作品で、最初の外出制限のさなかに大ヒットした。

30. 名無しのReddit住民
色合い。自分が住んでたところだけかもしれないけど、コロナが来た頃って、白・ベージュ・黒で全部そろえて、形はシンプルな四角っていう、ミレニアル世代っぽい流行が全盛期だったんだよね。で、全部が閉まってる間に、多くの店がその空き時間を使って改装して、当時流行ってたスタイルで内装をやり直した。だから今は、どこもかしこもスタバみたいな雰囲気で、色が消えちゃった気がする。
でも、5〜10年もすれば戻ってくると思うよ。また一斉に改装するタイミングでね。

まとめ

挙がったものを並べると、大きく3つに分かれます。ひとつ目はお店の「当たり前」です。24時間営業のダイナーやスーパー、夜遅くまで開いているバー、速くて安いファストフード、注文を取りに来てくれる店員さん。コロナ禍で一度削ってみたら、それでも店は回る、むしろ利益が出ると分かってしまったのではないか、という見方も出ていました。一方で、飲食店で働く側からは、人が集まらず深夜は割に合わないという事情も語られていて、客にとっての不便と働く側の無理は表裏一体のようです。

ふたつ目は働き方です。朝8時からの会議、具合が悪くても在宅で働く習慣、出社しても前とは違うオフィス。通勤がなくなって楽になった人もいれば、仕事と生活の境目が消えてしまった人もいます。

そして、いちばん多くの共感を集めたのは人の心のほうでした。人付き合いの力、我慢のなさ、時間の感覚、ずっと続いている不安、そして戻らない体調。ただ、物価やネットのせいもあるのでは、マナーの衰えはコロナ前から始まっていた、という冷静な声もあり、何もかもをコロナのせいとは言い切れなさそうです。日本でもファミレスの24時間営業は大きく減り、スマホで注文する店もすっかり増えました。最後のコメントのように、何年かたてば戻ってくるものもあるのかもしれません。

皆さんの身の回りで、コロナ以降すっかり変わったまま戻らなかったものは何ですか?

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