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海外「一年後に同じ客から怒鳴られるのが、一日で最悪で最高の瞬間だった」大理石のキッチンの現実…

海外「一年後に同じ客から怒鳴られるのが、一日で最悪で最高の瞬間だった」大理石のキッチンの現実… ライフスタイル・日常

大理石のキッチン、白いソファ、自家用ボート、そして馬。写真で見るとどれも「うまくいっている人の暮らし」の象徴だけど、実際に手に入れた人の話を聞くと様子がだいぶ違うらしい。

「世間が高級・上流だと思っているけど、実際は品質が低いか、扱いが面倒なだけのものは?」というスレッドに、所有者だけでなく施工職人や航空整備士まで実体験を書き込んで、擁護派も交えた長い議論になっていた。共通していたのは、値札を払い終わったところから本当の支払いが始まる、という話だ。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
キッチンの大理石。定期的に保護剤を塗り直さないとダメで、それが切れた瞬間にシミが入る。しかも一度入ったら二度と抜けない。角を軽くぶつけただけで欠ける。
あと風呂場の床の大理石な。濡れるとガラスより滑る。あれは高級品じゃなくて転倒装置だよ。

※ 欧米の住宅リフォームでは、天然大理石のキッチン天板が「格の高い仕上げ」の定番として扱われる。表面が多孔質なので、専用の保護剤(シーラー)を数年おきに塗り直す前提の素材。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
床材と天板の施工を何年かやってたけど、大理石が絡む現場が一番しんどかった。皮肉なもので、大理石を選ぶ人に限って維持にどれだけ手間がかかるかを一切気にしないんだよ。値段は他の素材と何倍も違うのに。
で、一年後にその同じ人から電話で怒鳴られる。あれが一日の中で最悪の瞬間であり、同時に最高の瞬間でもあった。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
正直、いまの人造石は用途によっては天然石より普通に上だよ。大理石が美しいのは認めるし、豪華なのも認める。ただ、そのキッチンをSNSの背景以外に使う気があるなら、頼むから別の素材にしてくれ。

4. 名無しのReddit住民
ボートの所有。乗ってる時間より、水に降ろして引き上げる作業のほうが長いまである。冬季の保管場所、船底の掃除、エンジンの塩抜き、全部が地味に金と時間を食っていく。
ボートを持つより、ボートを持ってる友達を持つほうが100倍いい。これ本気で言ってる。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
うちは逆かな。夫が釣り好きで、この土地の海に合った船をちゃんと選んで買ったんだけど、帰ってきたら毎回エンジンに真水を通して塩を落としてる。運河沿いに住んでるからデッキの下の係留スペースで全部できるし、しかも日陰。出張整備の人が良心的な値段でやってくれるから、壊れてもすぐ直る。
釣り仲間と週に何度も出してるので常に動いてる状態で、8年乗って大きな修理はゼロ。燃料代も、子どもを乗せる日以外はもう何年も払ってないらしい。仲間内では乗せてもらった側がガソリン代を出すのが礼儀なんだと。
ただし家族用の浮き輪を引っ張るボートのほうは大嫌いだそうです。出す回数が少ないと、いざ動かそうとしたとき必ずどこか壊れてる。

6. 名無しのReddit住民
継父がハーレーを2台買った。理由は単純で、どっちか片方が常に修理工場に入ってるから。整備士のほうが本人より頻繁にあのバイクを見てたと思う。

※ ハーレーダビッドソン=アメリカの大型バイクメーカー。重厚な排気音がブランドの象徴で、性能そのものより雰囲気を買う乗り物だとよく言われる。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
ハーレーならそんなものだよ。ガソリンを馬力に変えずに音だけに変換する能力にかけては、地上のどんな乗り物より優れてる。
昔はジャガーでも同じジョークがあった。1台が修理工場にいる間に乗るためのもう1台が要る、ってやつ。

8. 名無しのReddit住民
レンジローバー。年がら年中ディーラー預かりになってる。金の無駄だし作りも雑だし、何をやらせても中途半端。結局あれを買う人って、レンジローバーを買える身分だと周りに知らせたいだけなんだよな。

※ レンジローバー=英ランドローバー社の高級SUV。日本でも輸入車として人気があるが、故障の多さは海外の掲示板でも長年の定番ネタになっている。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
友達の義兄が中古のレンジローバーを買って「人生最高の買い物だった」と言い張ってた。理由が最高で、しょっちゅう修理に入って何週間も戻ってこないから、ディーラーが毎回代車を出してくれる。その代車が新車。
つまり中古の値段を払って、実質ずっと新型に乗ってた。

10. 名無しのReddit住民
シャワー室の床に敷く装飾タイル。見た目は本当に綺麗だよ。ただ掃除のたびに自分の選択を呪うことになる。
細かいタイルってことは目地が無限にあるってことで、そこに石鹸カスと水垢とカビが溜まっていく。年に何度かの大掃除では、歯ブラシで目地を一本ずつこするはめになる。あの時間を全部足したら、たぶん旅行に行けてる。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
うちも同じ地獄を数年やったあと、思い切って大判のタイルに張り替えた。目地の本数が10分の1以下になっただけで、掃除が洗剤をかけて流すだけで終わるようになった。
見た目の高級感は少し落ちたかもしれないけど、週末が手元に返ってくるほうが圧倒的に価値がある。あとモザイクタイルを強く勧めてくる業者には、自分の家の浴室はどうしてるか聞いてみるといいよ。だいたい大判か、そもそも防水パンだから。

12. 名無しのReddit住民
ここまで馬が出てないのが信じられないんだけど。母が飼ってるけど、世話は完全にフルタイムの仕事だよ。優雅さとは程遠くて、作業の大半は糞をすくうこと。家の中は一年中泥だらけ。
本人は幸せそうだから否定はしないけど、あれは誰にでも勧められる趣味じゃない。あと馬そのものの性格もだいぶ悪い。

13. 名無しのReddit住民
プール、あとジャグジーもね。住んでる場所によるけど、うち(カナダのケベック)だと使えるのは5月から9月くらい。加温設備を入れれば少し延びるけど、そのぶんまた金がかかる。
掃除して、pHを測って、薬品を足して、それを延々やって、実際に入るのは月に2回。ボートや馬とまったく同じで、自分で持つより「持ってる知り合いに誘ってもらう」のが正解だと思う。

14. 名無しのReddit住民
やたら高い極小バッグ。見た目はおしゃれだけど、スマホと鍵を入れたらもう限界。財布が入らないバッグって何のためにあるんだよ。あれは物を運ぶ道具じゃなくて、金があると周りに伝えるための札だよね。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
いや、バッグはファッション小物なんだから、実用性だけで測るのはズレてると思う。ネクタイに収納力がないと怒る人はいないでしょ。イヤリングに何も入らないって文句を言う?
あの値段が妥当かどうかは完全に別の話だけど、「入らないから失敗作」は違うよ。

16. 名無しのReddit住民
そもそもこのスレの前提が逆なんだよな。手間がかかって高くて不便だからこそ「高級」扱いされてるわけで、実用品として負けてるのは欠陥じゃなくて仕様。
ただ狙いは不便さそのものじゃなくて、誰でも持てるわけじゃない状態を作ることだと思う。維持できる人だけが持ち続けられる、っていう線引きのほうが本体。

17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
それで言うと、俺のオメガのスピードマスターは数千円のクオーツ時計より時間が狂うし、一日腕から外すと止まるから合わせ直しだし、2年おきにオーバーホールに出さないといけない。
つまり「低品質(不正確)」と「面倒」の両方に当てはまる。
でも30年近く前に千ドルちょっと、今のレートで15万円くらいで買って、いまだに元気に動いてるし、腕に乗ってる姿が好きなんだよ。俺にはそれで十分すぎる。

※ オメガ スピードマスター=アポロ計画で月面に持ち込まれた機械式時計。ぜんまい駆動は構造上クオーツより精度が落ち、数年おきの分解整備が前提になる。なお本記事の金額は1ドル=約150円で換算した目安。

18. 名無しのReddit住民
本物の銀を使ったカトラリー。酸性の食べ物に触れると黒く変色する。で、世の中の食べ物ってだいたい何かしら酸性なんだよね。
レモンを絞ったサラダを食べただけでフォークが曇る。毎回磨くのが前提の道具を、なんで食卓に出さないといけないんだ。

19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
それがまさに本来の機能なんだよ。銀は表面にイオンが出てきて、細菌がタンパク質を処理するのに使う酵素を壊す。いわゆる銀の抗菌作用ね。
そのイオンが硫化水素や酸素と反応した結果が、あの黒ずみ。酸性の食品でも同じことが起きる。真鍮や銅も似た挙動で、緑に変色するかわりに菌を殺す。陶器にはこの性質がない。だから昔の富裕層は食あたりを避けるために銀の食器で食べてた。
食洗機のある今はそこまで重要な話じゃないけど、変色は欠陥じゃなくて主機能の副産物だよ。

20. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
むしろそこが良いところで、飾ってあるだけの銀食器は最悪だけど、毎日使って毎日洗ってる銀は摩耗で信じられないほど深い艶が出てくる。
中古で銀のフォークを一式そろえたんだけど(なぜか中古のほうが安かった)、今まで使ったカトラリーの中で断トツに良い。見た目も、ちょうどいい重みも、口に運んだときの感触も全部気持ちいい。

※ 銀や銅の金属イオンが微生物の働きを抑える現象は「オリゴダイナミック作用」と呼ばれる。銀イオン配合をうたう抗菌グッズは、この性質を応用したもの。

21. 名無しのReddit住民
朝食も駐車場も別料金の高級ホテル。一本道を挟んだ向かいのモーテルは、朝食も駐車場もWi-Fiも全部込みで泊まれる。
自分はホテル選びで朝食とWi-Fi無料は絶対条件にしてる。あと高級ホテルがあそこまで細かく取るのは、客の大半が出張で会社に経費精算するからだと思ってる。自腹じゃないから誰も文句を言わないんだよ。

22. 名無しのReddit住民
「ミリタリーグレード」と名の付くもの全部。本物のミリタリーグレードって、検査を通る最低限の仕様で、いちばん安い入札額を出した業者が作ったもの、っていう意味だからね。
丈夫さの保証じゃなくて、調達コストの話なんだよ。

※ military grade/tactical=米国の日用品広告で「軍用並みに頑丈」を意味する売り文句として乱用されている。実際の軍調達は最低価格入札が基本なので、品質の上限を意味しない。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
黒かコヨーテブラウンかオリーブに塗って、商品名に「タクティカル」と付けるだけで、みんな喜んで100ドル(約1万5000円)上乗せして払うからな。中身はホームセンターの棚に並んでるやつと同じだったりする。

24. 名無しのReddit住民
白いソファ。置いた瞬間は信じられないくらい高級に見える。誰かが菓子をつまむまで、飲み物を手に持つまで、あるいは人生で一度でも食べ物に触れた手で座るまでは。そこから先は家具じゃなくて常時稼働の清掃案件になる。
そのくせ最近は白以外を探すほうが難しいんだよ。どの店に行っても白、グレー、生成り。選択肢をくれ。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
ソファだけで済んでるならまだ幸せだよ。前に住んでた家は寝室から廊下まで全部白い絨毯で、しかも玄関ホールが二階まで吹き抜けだった。
絨毯は3年で灰色になった。吹き抜けは冷暖房がまるで効かないし、天井のシャンデリアの電球が切れるたびに、専用の脚立を持った業者を呼ぶことになる。電球1個の交換で人を手配する生活、想像したことある?
天井が高いって、要するに掃除しなきゃいけない面積が縦にも増えるってことなんだよね。

26. 名無しのReddit住民
サイバートラック。9万ドル(約1350万円)払って手に入るのは、Wi-Fiの付いたステンレスの弁当箱だよ。
ポケモン好きとしては、車になったポリゴンと呼んでる。カクカクで、高くて、未来的に見えるけど、実際はやたら簡単に傷がつく。

27. 名無しのReddit住民
高級車は修理が地獄だし、そもそも整備を食べて動いてるような乗り物。ただこれ、メーカー側のビジネスモデルの都合でそうなってるんだよ。
想定されてる客は整備なんかしない。数年リースして、面倒が出てくる前に返して、また次の新車をリースする。返ってきた車は認定中古として少し倹約な人に売られ、その人が数年乗ってまた手放す。
で、最後にいちばん安く買った人が、積み上がった整備費を丸ごとかぶる。値段が下がっていく過程で、コストだけが後ろの人に押し出されていく構造なんだよね。

※ 認定中古車(CPO)=メーカー系ディーラーが点検と保証を付けて販売する中古車。欧米の高級車はリース満了で戻った車がこの在庫になり、そこから一般の中古市場へ流れていく。

28. 名無しのReddit住民
プライベートジェット。航空整備士やってるけど、機体価格なんて入り口にすぎない。維持費と運航費の合計が購入額を超えることはざらにある。
機種によっては飛ばすだけで1時間あたり1万ドル(約150万円)。しかも駐機してるだけで金は減っていく。

29. 名無しのReddit住民
コピ・ルアク。ジャコウネコに食べさせて糞から回収するコーヒー豆ね。富裕層に人気だけど、実態は低いグレードの豆を深煎りで誤魔化しているものが大半。おまけに需要を支えると、かなりひどい動物の扱いに加担することになる。詳細は各自で調べてほしい、ここでは書きたくない。
あとトリュフも大概だと思う。どんな料理に載せても香りが全部を上書きして、素材の味を引き立てているところを見たことがない。

※ コピ・ルアク=インドネシア産の高級コーヒー。ジャコウネコに果実を食べさせ、排泄された豆を洗って焙煎する。近年は野生の落とし物を拾うのではなく、檻で飼育しての大量生産が広がり問題視されている。

30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
コピ・ルアクは擁護しないけど、トリュフを一緒にするのはやめてほしい。みんなが口にしてるのはたいてい合成香料で香りを付けたトリュフオイルであって、本物の生のトリュフとは別の食べ物だよ。
本物を薄く削って卵やパスタに合わせると、上書きするどころか出汁みたいに下から味を支える感じになる。値段に見合うかどうかは人によるけど、少なくとも香りの暴力ではない。

まとめ

並んだものを見ていくと、叩かれているのは値段そのものではなく「見栄えのコストを、買った時点では払い終えていない」という一点にほぼ集約されていきます。大理石も、ボートも、馬も、プールも、白い絨毯も、手に入れた瞬間から毎月きっちり時間と手間を請求してくる。値札に書いてあるのは入場料だけで、本体の支払いはそこから始まるわけです。

そして請求書は、たいてい持ち主本人ではなく、いちばん立場の弱い人のところに届きます。目地を歯ブラシでこするのは家族の誰かだし、電球1個のために脚立を担いで来るのは業者だし、高級車の整備費をまとめて背負うのは三番目に買った人でした。維持の手間は消えるのではなく、後ろへ後ろへと送られていくだけなんですね。

一方で擁護側の意見もかなり筋が通っていました。銀食器もスピードマスターも、手間がかかるのは事実。それでも本人が毎日使い倒して満足しているなら、それは欠陥ではなく仕様として受け入れられているだけです。分かれ目は品質ではなく、その手間ごと生活に組み込めるかどうからしい。逆に言えば、手入れする気がないのに見た目だけで選んだとき、あらゆる高級品は一斉に牙をむくということでもあります。

日本だと大理石のキッチンや自家用ボートはあまり身近ではありませんが、置き換えるとよく分かる話ばかりです。白い壁紙、無垢材のテーブル、吹き抜けのリビング、機能が多すぎて結局ひとつしか使っていない家電、買ったきり防湿庫で眠っている一眼レフ。値札には出てこない「維持の時間」こそが、実は一番高い部分なのかもしれません。

皆さんが「高そうに見えるけど、手に入れてみたら面倒なだけだった」と思うものは何ですか?

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