「ミレニアル世代のみんな、自分が歳をとったって実感した瞬間は?」——r/AskRedditに立ったこの問いに、共感と自虐まじりの告白が1800件以上も寄せられた。立ち上がるときに勝手に出る謎の掛け声から、子供の頃の映画が「クラシック」呼ばわりされる切なさまで、読んでるこっちが「わかる、わかりすぎる」とうなずいてしまうエピソードを集めてみた。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
家を買ったんだけど、近所にバスケコートがあってさ。集まってるのは14〜29歳、俺が最年長の29歳。調子に乗った高校生がレイアップしにきたから、思いっきりブロックしてボールをコート外まで叩き出してやった。周りが大盛り上がりする中、女の子が一言。「誰かのパパが正しいバスケを教えに来たみたいよ!」ってさ。パパって……。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ブロックした瞬間はヒーローだったのに、「パパ」の一言で全部持っていかれてて笑う。しかもまだ29でその扱いは、こっちの心臓に悪すぎるだろ。
3. 名無しのReddit住民
道でつまづいて転んだとき、周りが笑うんじゃなくて「大丈夫!?」って一斉に息を呑んだ瞬間かな。あれで悟ったよね。もう俺は「転んだら笑われる側」じゃなくて「心配される側」に回ったんだって。
4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
わかる。笑われてるうちが花だったんだよな。ゲラゲラ指さされてた頃に戻りたいまである。心配される哀愁、地味にくるやつ。
5. 名無しのReddit住民
立ち上がるたびに「よっこいしょ」みたいな謎の掛け声が勝手に出るようになったとき。自分で言ってて「あ、これ完全にオッサンのやつだ」って気づいて震えた。無意識に口から漏れてるのが一番こわいんだよ。
6. 名無しのReddit住民
45分おきにトイレに行きたくなるようになったこと。映画館では通路側の席を死守するようになったし、長距離ドライブの前は水分を控えるようになった。膀胱から先に老いていくとは思わなかったよ。
7. 名無しのReddit住民
30歳になった瞬間、急に膝が痛い、腰が痛い、立ち上がるだけで一苦労。まるで誕生日に体じゅうが申し合わせて、一斉に劣化を始めたみたいだった。29歳までは無敵だったはずなのにさ。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
30でそれ言ってたら、40になったら死ぬぞ。膝腰なんてまだ序の口で、そのうち寝て起きただけで首が回らない朝が来る。悪いこと言わないから今のうちにストレッチしとけ、マジで。
9. 名無しのReddit住民
2016年、34歳のときにインフルエンザと溶連菌に同時にやられて死ぬほど寝込んだ。それ以来、体力も「若い体だな」って感覚も、一度も完全には戻ってこなかった。あの一回で何かのゲージがごっそり減った気がしてる。
10. 名無しのReddit住民
Amazonで鼻毛カッターを注文したとき。カートに入れる指がちょっと震えたよ。ついにこういう物を「自分ごと」として買う日が来たのかって。しかもレビューを真剣に読み比べてる自分がいて、二重にダメだった。
11. 名無しのReddit住民
子供の頃に観た映画が「名作クラシック」って呼ばれ始めたとき。いやいや、あれはついこの前の新作でしょって思ってるのに、公開から25年経ってますよって言われて言葉を失う。時間の進みが理不尽すぎる。
12. 名無しのReddit住民
職場の若い同僚が映画『フォレスト・ガンプ』を知らなかったし、フロッピーディスクが何かも分からなかったとき。保存アイコンの元になった四角いアレが実在した物だって説明したら、本気で目を丸くして驚かれた。
※ 『フォレスト・ガンプ』は1994年公開のアメリカ映画。トム・ハンクス主演でアカデミー賞を多数受賞した、ミレニアル世代を代表する名作。
13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
フロッピー=保存アイコンっていう事実、若い子には都市伝説くらいに聞こえるらしいよ。うちの後輩なんて「え、あの形にちゃんと意味あったんですか!?」って口をぽかんと開けてた。
14. 名無しのReddit住民
若い子に「ジュラシック・パーク、一回も観たことないです」って真顔で言われたとき。え、あの恐竜が現代に蘇る大事件をスルーして大人になった人類が実在するの……?と本気でクラクラした。
※ 『ジュラシック・パーク』は1993年公開のスピルバーグ監督作。当時最先端のCGで恐竜を蘇らせ、世界的大ヒットとなったSF映画。
15. 名無しのReddit住民
自分が好きだったものに「25周年」とか「30周年」の文字がつき始めたとき。記念グッズが出るたびに、嬉しさより先に「えっ、そんなに経った!?」って首をかしげてる。もはや年齢を思い出させるだけの装置だよ。
16. 名無しのReddit住民
好きなバンドが「アルバム発売20周年ツアー」を始めたんだけど、俺はそのアルバムの「10周年ツアー」にもちゃんと行ってるんだよ。つまり同じアルバムで、あと何年経ったかを二回も数えさせられてるわけ。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
それめちゃくちゃ効くやつだ。10周年で「懐かしいなあ」って浸ってたのに、そこからさらに10年ってことでしょ。二段構えでダメージを入れてくるの、本当にやめてほしい。
18. 名無しのReddit住民
音楽フェスに行って、出演バンドの名前をほとんど一つも知らなかったとき。昔は全ステージ完璧に把握してたのに、今はタイムテーブルを見ても「誰……?」ばっかり。飯とトイレの場所だけは一瞬で覚えてる。
19. 名無しのReddit住民
車のオールディーズ専門ラジオ局が、ビートルズみたいな曲をかけるのをやめて、NSYNCを流し始めたとき。いや待ってくれ、俺がリアルタイムで聴いてた曲が、今や「懐メロ」の棚に並べられてるってこと?
※ NSYNCは1990年代末〜2000年代初頭にアメリカで爆発的に売れた男性アイドルグループ。ジャスティン・ティンバーレイクが在籍していたことでも知られる。
20. 名無しのReddit住民
地元のクラシックロック専門局が、メタリカやKorn、Deftonesを「クラシックロック」として流し始めたとき。俺の青春ど真ん中の激しい曲が、今や「古き良きロック」の棚に並んでるらしい。認めたくない。
※ Korn、Deftonesはどちらも1990年代後半に人気を集めたヘヴィなロックバンド。当時の若者が熱狂した、決して「古典」ではなかったはずの音楽。
21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
メタリカがクラシックロック……その分類を許可した人間を問い詰めたい。あれをオールディーズ扱いするなら、いっそ俺のことも一緒に博物館に展示してくれと言いたくなる。
22. 名無しのReddit住民
高校生が「no cap」って言ってるのを初めて聞いて、意味が全く分からず本気で困惑したとき。あ、俺もう終わったなって悟った。もういっそTシャツをズボンにインして、ベルトに携帯ホルダーぶら下げる側になるわ。
※ 「no cap」は英語圏の若者スラングで「マジで」「嘘じゃない」の意味。急に若者言葉が分からなくなった感覚は世界共通らしい。
23. 名無しのReddit住民
子供たちが「え、あの人って1900年代生まれなんでしょ?」って言い始めたとき。間違ってはいない。間違ってはいないんだけど、その言い方だと完全に歴史の教科書に載ってる人物みたいじゃないか。
24. 名無しのReddit住民
新しく出てくるAI関連の話題が、もう何ひとつ理解できなくなってきたこと。ついこの前まで最新技術に余裕で追いつけてたはずなのに、今は若い子が当たり前に使ってるものを、恐る恐る触ってる自分がいる。
25. 名無しのReddit住民
眼科で自分のスマホを見せて文字サイズを上げたら、先生に「おやおや、さっきまで若者向けの設定にしてたんですね」って笑われたとき。目が開かれる思いだったよ、いろんな意味でね。
26. 名無しのReddit住民
接客中にお客さんへ「数年前の大きな山火事のとき、こちらにいました?」って聞いたら、「はい、当時8歳でした」って返ってきて。しかもその火事、調べたらもう10年以上前の出来事。俺の中ではつい2年前くらいの感覚だったのに……。
27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
その「自分の中ではつい最近」の感覚、本当に事故のもとだよね。俺も「5年前くらいかな」と思って調べたら、平気で12年前だったりする。脳内カレンダーだけ更新されてないんだよ。
28. 名無しのReddit住民
スーパーで野菜や果物を見て「お、今日のトマトいつもより新鮮じゃない?」ってワクワクしてる自分に気づいたとき。かつてクラブの開店時間にワクワクしてたあの男は、いったいどこへ消えたんだ。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
完全に同じ人種だわ。俺なんて雨が降るたびに「いや〜、この雨は本当に必要だったよ」ってしみじみ言うようになった。誰に向けて言ってるのかも分からないのに、口が勝手に動くんだよな。
30. 名無しのReddit住民
正直に言うと、自分の親が年老いて、健康が少しずつ衰えていくのを間近で見たときだった。歳をとったと感じる瞬間って、鏡の中じゃなくて、いつの間にか小さくなった親の背中の中にあったりする。笑い話ばかりじゃないよな、これって。
まとめ
ミレニアル世代が「老いを実感した瞬間」は、大きく三つに分かれていた。立ち上がるときの掛け声や45分ごとのトイレといった体の衰え、好きだった映画や音楽が「クラシック」「懐メロ」扱いされる時間の残酷さ、そして若者の言葉やAIについていけなくなる置いてけぼり感。どれも国は違えど、日本の読者にも「それ、うちの話でもある」と刺さるものばかりだ。面白いのは、こうしたあるあるを笑い飛ばせているうちは、まだ十分に元気だということ。そして最後のコメントのように、本当に効くのは自分の衰えより、親の背中が小さくなったと気づいた瞬間なのかもしれない。皆さんが「あ、歳とったな」と最初に思ったのは、どんな瞬間でしたか?

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