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海外「20分でコンピュータの仕組みを語って、半年かけて電線一本作れないと気づくと思う」150年前に飛ばされた人たち…

海外「20分でコンピュータの仕組みを語って、半年かけて電線一本作れないと気づくと思う」150年前に飛ばされた人たち… おもしろ・ネタ

「150年前にタイムスリップしたとして、今の自分のスキルだけで作れる一番すごいものは?」というスレッドが立っていた。最初は蒸気機関だのコンピュータだのと威勢のいい回答が並ぶのだが、途中から明らかに雲行きが怪しくなる。そもそも150年前が西暦何年で、その頃に何があったのか。そこから話が崩れはじめた。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
このスレ、みんな150年前をなめすぎじゃないか。2026年から150を引いたら1876年だぞ。産業革命の真っただ中で、南北戦争だってとっくに終わってる。鉄道は走ってるし電信も通ってる、写真だってある。泥の小屋で暮らしてる人たちに火打ち石を見せて驚かせる話じゃないんだよ。
※ 1876年は日本でいう明治9年。アメリカでは南北戦争の終結から11年が経ち、大陸横断鉄道もすでに開通していた。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ほんとそれ。上から順に読んでたら、何人もが真顔で「パン」って答えててめまいがした。1876年の人だって普通にパンは焼いてるからな。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ここの回答、1876年に何があって何が無かったのかを誰もちゃんと把握してないのが逆に面白い。俺も含めてだけど、体感だと150年前ってもう西部劇の世界なんだよな。実際は都市部に電信局が並んでる時代なのに。

4. 名無しのReddit住民
ソフトウェア屋なんだけど、たぶん最初の20分でコンピュータの仕組みを熱く語ったあと、半年かけて「まともな電線が一本も作れない」という事実に打ちのめされると思う。俺のスキル、全部インターネットと既製品の上に乗っかってるだけだった。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
電線くらいは向こうにもあると思うぞ。電信網が大陸をまたいで張り巡らされてた時代だし、電話が特許を取ったのもまさにその年だ。むしろ材料の調達はそこまで困らないんじゃないか。

6. 名無しのReddit住民
俺は医者としてなら通用する気がする。19世紀の医学がどのくらいの水準だったかは頭に入ってるし、当時のインチキ療法もひと通り知ってる。診断に困ったら全部「沼地の悪い空気のせい」って言っておけば、それなりに信用されるだろうしな。
※ 瘴気説。病気は汚れた空気から来るという考え方で、細菌が原因だという説が広まる前は主流だった。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
手を洗うだけでも当時の医者としては相当上位に食い込めるよ。処置の前に石鹸で手を洗う、たったそれだけ。この150年で医学がどれだけ進んだかって話でもある。

8. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
ただ、最初の患者で瀉血を断った瞬間に「何も治療しない藪医者」扱いされる未来も見えるんだよな。当時の常識をひっくり返す側は、だいたい最初は袋叩きにされる。
※ 瀉血。悪い血を抜けば治るという考えで、当時はごく普通の治療法として行われていた。

9. 名無しのReddit住民
俺は手を洗ってから赤ちゃんを取り上げる。それだけで周りの産科医より死亡率が桁違いに低くなるはずなんだよな。特別な器具も薬もいらない。この一点だけで名医として語り継がれる可能性がある。

10. 名無しのReddit住民
それを言うなら1866年まで戻りたい。ダイナマイトが世に出る前の年だ。作れる自信は8割くらいある。残りの2割は、ニトログリセリンの瓶を抱えたまま壁に飛び散ってる俺だ。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
その2割、確率としてはかなり高い方じゃないか。運搬中の揺れだけで暴発すると言われてた代物だぞ。歴史に名前を残す前に、事故の記録として名前が残りそうで怖い。

12. 名無しのReddit住民
何も作れないよ。到着した先の空気を吸って、二週間以内に天然痘か何かであっさり死んでる自信がある。俺たちの体は現代の衛生環境と予防接種に守られてるだけで、裸で放り込まれたら一番弱い生き物だと思う。

13. 名無しのReddit住民
この質問を見て、自分のスキルセットを鍛え直さないといけないことに気づいてしまった。今の俺、電気が止まった瞬間に何ひとつ生み出せない人間だ。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
待って、お前らスキルセットとか持ってるのか。俺はこの時代にいてもたいして無いんだが。

15. 名無しのReddit住民
銅の管とはんだが手に入るなら、簡易的な冷凍サイクルくらいは組める気がする。気体を圧縮して、膨らませるときに周りから熱を奪う、あの仕組みだ。真夏に氷を出してみせたら、それこそ魔法使い扱いされるんじゃないか。
※ 当時の氷は冬の湖から切り出して貯蔵したものを運ぶのが主流で、夏場はそれなりに値の張る品だった。

16. 名無しのReddit住民
狙うなら電気の絶縁材だな。1876年でもゴムを硬くする技術はあったけど、その後に出てくる合成樹脂系の被覆はまだ無い。まともな絶縁材さえ作れれば、町ひとつ丸ごと配線しても火事を出さずに済む。地味だけど需要は確実にある。
※ ベークライトやPVCといった、いま電線の被覆に使われている合成樹脂はどれも20世紀に入ってから登場したもの。

17. 名無しのReddit住民
1876年か。本当は電話を発明したかったんだけど、その年にベルが特許を取ってるから間に合わないんだよな。あとはパンのカビを集めてペニシリンにたどり着けないか試して、エジソンより先に電球を形にする。ついでに流れ作業のライン生産と労働組合も持ち込むつもりだ。
※ ペニシリンがアオカビから見つかるのは1928年、電球が実用品になるのはこの数年後。どれも先回りできれば歴史が変わる。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
電球は「思いつく」ところまでは誰でも行けるけど、そこから先がとにかく長いぞ。フィラメントに使える素材を片っ端から焼いて試す作業で、エジソンも最終的には日本の竹に行き着いたって聞くし。アイデアだけ持っていても、詰めるのは結局その時代の職人の手仕事なんだよな。

19. 名無しのReddit住民
俺は物作りを早々に諦めて、5ポンドか6ポンドをスタンダード・オイルに突っ込む。あとは何もしないでひたすら待つ。
※ スタンダード・オイル。ロックフェラーが率いた石油会社で、当時すでに急拡大の途中だった。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
いいね。そして数年後、いまなら薬を一錠飲めば治るような病気であっさり死ぬんだ。株券を握りしめたままな。

21. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
というかその5ポンドはどこから持ってくるんだ。着の身着のまま放り込まれるんだから、まずは炭鉱で何十年か働いて元手を貯めるところから始まるぞ。

22. 名無しのReddit住民
現代の道具と材料が無い状態で誰かを感心させるのは、相当きついと思う。俺は家一軒なら建てられるけど、それは電動工具と規格通りの木材と、ホームセンターがあっての話なんだよ。手斧を一本渡された時点で終わる。

23. 名無しのReddit住民
元料理人なので、まずは大きめの銅の還流式蒸留器を組む。電気を使わずに済むよう、水はサイフォンで自然に流れるようにする。あとは庭のハーブから、消毒に使えるもの、痛み止めになるもの、炎症を抑えるものをひと通り作る。料理のほうも、どんなに味気ない食材でも手持ちの香草だけで食えるものに変えてみせる。……唯一の問題は、俺のADHDの薬だけはどう頑張っても自作できないことだ。発作的に働いて、それ以外の時間はひたすら周りに煙たがられると思う。
※ 還流式蒸留器。立ち上った蒸気を何度も冷やして戻すことで、純度を上げていく仕組みの蒸留装置。

24. 名無しのReddit住民
俺は物を作るのを潔く諦めて、覚えてるポップスを片っ端から歌う。まずはエミネムからいこうと思ってる。100年以上早く登場した早口のラップを1876年の酒場で披露したら、どんな顔をされるのか見てみたい。
※ エミネム。1990年代末から活躍するアメリカのラッパーで、高速でまくし立てる歌い方で知られる。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
歌詞は覚えてても、伴奏をどうするかって問題が残るんだよな。あのリズムを再現できる楽器がまだ無い。ピアノ一台で無理やりやるしかなくて、たぶん酒場の全員が真顔でこっちを見てくると思う。

26. 名無しのReddit住民
親指が外れるやつ。あの手品だけは自信がある。道具も電気もいらないし、その場で誰でも驚かせられる。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
魔女だーーーっ!! その場で取り押さえられて、村人総出で追いかけられて終わりだよそれ。

28. 名無しのReddit住民
作るなら遊び道具かな。モノポリーの盤くらいなら板と紙で再現できるし、広場に輪っかを二つ吊るせばバスケットボールも始められる。技術で驚かせにいくより、こっちのほうが確実に人が集まる気がする。
※ バスケットボールが考案されるのは1891年、モノポリーが世に出るのは1930年代。どちらもこの時代にはまだ存在しない。

29. 名無しのReddit住民
技術の話で盛り上がってるところ悪いけど、そもそも到着した瞬間が一番の関門だと思うぞ。パーカーにスニーカーで往来に突っ立ってる時点で完全に不審者だし、口を開けば知らない言い回しばかりで話が通じない。何かを作らせてもらう前に、身元を怪しまれて追い出される未来しか見えないんだが。

30. 名無しのReddit住民
1876年って、たしか4ストロークのガソリンエンジンが形になった年でもあるんだよな。そう考えると、感心させられるのはむしろこっちの側だと思う。同じ年に電話の特許も出てるわけで、当時を生きてた人からしたら、未来が毎年勝手に届いてくる感覚だったんじゃないか。
※ 4ストローク機関。吸気・圧縮・燃焼・排気の4行程を繰り返す、いまの自動車エンジンの基本形。

まとめ

読み進めるほど、話の焦点が「何を作れるか」から「1876年をどれだけ見くびっていたか」に移っていくのが面白いスレッドだった。150年前は洞窟でも荒野でもなく、鉄道が走り、電信が大陸をつなぎ、その年に電話の特許が出た時代だ。日本でいえば明治9年。廃刀令が出た年で、新橋と横浜のあいだに鉄道が通ってから数年という頃にあたる。そのうえで多くの人が最後に行き着いたのは、「自分のスキルは全部、現代の道具と電気とインターネットの上に乗っているだけだった」という自覚だった。逆に強いのは、手を洗う、傷を清潔に保つ、薬になる草を知っている、といった道具のいらない知識のほう。派手な発明ではなく、当たり前すぎて意識もしていない生活の知恵こそが、そのまま最強の武器になるらしい。皆さんなら、1876年に放り出されて何で食べていきますか?

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コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    ダイソーで売ってるようなアイデアグッズかな、文房具とかキッチンガジェットとか。
    木材や鋳鉄でも作れそうなもの多い。

  2. Reddit名無しさん より:

    電磁リレー式の電子計算機はまあ明治期でも作れるかなぁ
    ただ人に計算させた方が速いから
    モーターと発電機、あるいは電球とやはり
    当時の電機メーカーとおなじもので儲ける感じにしか