「身の回りの人で、一番変な死に方をした人は?」——AskRedditに集まった証言は、事故でも病気でもない、確率論の外側で起きた死のカタログ。分娩中の事故、割礼の話と思ったら脊髄損傷、結婚式直前に亡くなった神父、孫娘を見つけた父親の推理、そして浜辺で眠った友人。読むのがきつい、でも目が離せない種類のスレッド。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
90年代後半、自分が働いてたレンタルビデオ屋に、20歳そこそこの知り合いが朝11時に「足がヘン」と言って来た。母に連絡して病院へ連れて行ってもらったら、全身がんだらけだった。彼は両親との関係が悪くて、母が夜中の0時まで付き添って、交代した自分が彼が亡くなるまで手を握った。25年前の話なのに、今でも痛い。彼にはもっと時間が必要だった。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
義弟が買い物から帰ってきた時、変な笑顔で怒られた。妻がブチ切れてたけど、彼は笑うのをやめない。やがて気づいた——笑ってるんじゃなく、顔の半分が麻痺してる。脳腫瘍だった。親指大の塊が脳のど真ん中に。それまで症状ゼロで、数週間で亡くなった。
3. 名無しのReddit住民
高校のとき、警察と救急と消防が来て「人生のリスク」を説明する講演があった。救急隊の女性が「この部屋の誰か一人は21歳まで生きられない」と言った瞬間、隣の友人が「ボクじゃないからね」とおどけた。彼は19歳のとき自動車事故で亡くなった。別に不思議な死因じゃないけど、あの日の光景がずっと頭から離れない。
4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
こういう「場の空気で冗談にしたフレーズが数年後に現実化する」話、本当に背筋が凍る。言った本人も「絶対自分じゃないだろう」と思って言うから、あとで振り返ったとき余計に重い。
5. 名無しのReddit住民
自分が働いてたビルでエレベーター事故があった。女性が乗り込もうとした瞬間、エレベーターが突然上昇して即死。自分はそのエレベーターを事故前も事故後も何年も使ってた。本当にタイミングの問題で、彼女にとっては最悪の巡り合わせ。悲しい事故。
6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
事故後も同じエレベーター使えるの、すごい。自分なら絶対に階段で、向こう10年は使わない。記憶が先に拒否する。
7. 名無しのReddit住民
友人の両親、50代後半。母親ががんで末期、あと数時間という状態で家族が集まって別れを告げていた。母が亡くなり、父は彼女にキスしてから庭のテラスへ出て、椅子に座り、そのまま心臓発作で亡くなった。友人は15分以内に両親を両方失った。父は母の支えがないと駄目な人で、昔から母が家のすべてを回していた。残酷で、どこか美しい終わり方だった。2人は数日違いで生まれ、数分違いで逝った。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
「心が壊れて死ぬ」、英語だとbroken heart syndromeっていう実在する症例なんだよね。配偶者を亡くした直後に心臓の機能が急激に低下するケースが医学的に確認されてる。※ 「たこつぼ型心筋症」とも呼ばれる病態で、強いストレスが引き金となって心臓機能が一時的に落ちる。発見したのが日本の研究者のため、日本語名が医学用語として国際的に使われている。
9. 名無しのReddit住民
高校の知り合いが、刑務所送致直前の法廷の待合室でヘロインの過剰摂取で死んだ。服役したくなかった気持ちは本当にわかるけど、あれだけ強い意志で法廷の中で打てる場所と機会を作ったのが怖い。
10. 名無しのReddit住民
元カノが最近、無理心中で亡くなった。息子が彼女に暴力を振るっていて、彼女が正当防衛で息子を撃ち、その後、自分が何をしたか認識してから自分を撃った。書いててもつらい。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
「自分が何をしたか気づいた瞬間」のくだりが一番きつい。反射で動いた数秒のあとに、一生分の後悔と喪失が一気に押し寄せる、その想像だけで気絶しそう。
12. 名無しのReddit住民
珍しい話で、変な話とは少し違うけど、妹は自分の血小板にアレルギーを発症した。血液がどんどん薄くなり、血管から自然に出血し始めた。最終的に脳内の大出血で亡くなったけど、すべての臓器が血でいっぱいだった。13歳だった。
13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
友人が看護師で、朝に髪をとかすために腕を上げただけで、C3-C4の椎間板が破裂して脊髄損傷。四肢麻痺になった。死ななかっただけ運がよかった、とは言えない種類の後遺症。日常動作で人生が変わる。
14. 名無しのReddit住民
職場の同僚に、運転中に居眠りしてしまう人がいた。セミトラックの運送業で、必ず自分を同乗させて起こす役にしていた。「そもそも自分が運転すればいい話なのに」と思ってた。クビになった1か月後、彼は自家用車で居眠りして道を外れ、亡くなった。会社も本人も、なぜ運転を止めさせなかったのか。
15. 名無しのReddit住民
祖母が50年以上前、築100年を超えていた家のバスルームで倒れているのが発見された。当時の検視官の推理によると、風呂場の壁沿いに後付けされた温水パイプに、バスタブから立ち上がって前かがみになったときお尻をぶつけて、驚いて勢いよく身を起こして頭を後ろの壁に強打、意識を失いながら倒れ、反対側の壁に頭をぶつけて首を折った。父は隔日で祖母を様子見に行っていて、その日に発見した。
16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
検視官の推理、ドラマ『デクスター』のレベル。半世紀前にここまで再現できる能力、普通にすごい。それだけ不可解な現場だったってことだけど。
17. 名無しのReddit住民
9年生(中3相当)の友人が夏休みに祖母の家で芝刈りをしていた。妊娠中の女性が陣痛で運転中にハンドル操作を失い、芝生に突っ込んできて、彼を轢いて死亡させた。陣痛を止めるわけにもいかず、女性は1人の命を奪いながら1人の命を産むことになった。
18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
陣痛中のあの女性が一生抱える業、考えるだけで重い。産まれてきた子にいつか話すのか、隠し続けるのか、どっちを選んでも正解じゃない。
19. 名無しのReddit住民
15年前、自分がホームレスシェルターで働いていたときのクライアント、マイク。精神疾患で突然大声で叫ぶ癖があった。食事前の30分の礼拝中に牧師の言葉を遮って「アーメン!」と叫んでしまう。悪気はゼロ。施設長が怒って1週間出入り禁止にした。町の唯一のシェルターで、真冬。マイクは仮設トイレの中で凍死して発見された。施設長は取材に「彼にはいつでも居場所があった、助けを求めればよかった」と答えた。自分が彼を追い出した事実には触れず。
20. 名無しのReddit住民
高校の友人がUber運転手として副業していて、乗客の女性に車内でマチェーテで何度も斬りつけられて亡くなった。マチェーテでUber運転手を襲う事件が他にも複数あって、ググって驚いた。Uberドライバーの身体検査はされるけど、乗客側は何もチェックされない。
21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
ライドシェア始めた時に運転手本人が言ってた、「会社は俺の身辺調査はするけど、乗客の身辺調査は誰もしない」。見知らぬ人を狭い車内に入れる側のリスク、利用者側は想像以上に見落としがち。
22. 名無しのReddit住民
高校の友人、20年年上の既婚男性と不倫、子供ができて、3歳になった頃に養育費を請求したところ、男は払いたくなくて彼女と息子を森に連れて行って殺した。信じられない話だけど、現実。「自分だけは逃げ切れる」と思う人間の思考回路、どうなってるんだろう。
23. 名無しのReddit住民
39歳でインフルエンザの合併症で亡くなった。別の友人は36歳で心臓発作。若すぎる、という言葉すら軽い。
24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
自分の姉は22歳で普通の風邪から亡くなった。「たかが風邪」って言葉、命を落とした人の身内からすると刃物。若さだけではガードできない病気がある。
25. 名無しのReddit住民
友人の結婚式の司祭が、式の直前に控え室で亡くなっていた。式の時間になっても出てこないので見に行ったら、すでに息を引き取っていた。花嫁が一生忘れられない結婚式。
26. 名無しのReddit住民
裏庭の凍ったテラスで滑って転倒、そのまま凍死。ほんの数メートル先が玄関だったのに。「普通の場所」ほど油断するって、事故の典型パターン。
27. 名無しのReddit住民
知り合いが在宅医療で呼吸器に依存していた。近所で性別判明パーティーをしていた人が金属製のヘリウム風船を手放して、それが送電線に引っかかって地域停電を引き起こした。停電が夜通し続いて、呼吸器の予備バッテリーが切れたとき、彼も切れた。
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
風船ひとつと送電線で命が途絶えるって、現代社会の繊細さの象徴だよね。「性別判明パーティー」って習慣自体もう何回目の事故起こしてるんだろう。自然火災、死亡事故、停電……。※ 性別判明パーティー(gender reveal party)は、赤ちゃんの性別を家族や友人に発表するパーティー。近年、派手な演出が山火事や死亡事故を引き起こすケースが北米で問題化している。
29. 名無しのReddit住民
自分の叔父は軽い多重事故に巻き込まれて、警官が現場で供述を取っていた。警官がメモに目を落として顔を上げた瞬間、叔父の頭部がなく、首から下だけが立っていて、直後に崩れ落ちた。走ってきたセミトラックのタイヤが外れて飛んできて、叔父の首をちょうどの高さで切断した。彼の車はほぼ無傷で、他の当事者の通訳をしていたから最後まで現場に残っていた。
30. 名無しのReddit住民
オーストラリアの大学卒業旅行中の友人。ダーウィンのビーチでバーベキューをして、そのまま砂浜で眠り込んでしまった。友人たちは「ふざけて置いていこう」と全員で家に帰った。彼は二度と見つからず、警察はそのエリアに生息するイリエワニに襲われたと推定した。バックパッカーの悲話は多いけど、この終わり方は本当にきつい。
まとめ
並んだ証言を整理すると、「変な死に方」には数パターンある。①健康に見えた人が一瞬で末期症状を呈するパターン(20歳の全身がん、脳腫瘍、血小板アレルギー)、②確率論の隙間で起きる事故(エレベーター、陣痛中のドライバー、送電線にかかった風船、飛んできたタイヤ)、③心のつながりが体に反映された最期(配偶者を看取って15分後の心臓発作)、④社会の仕組みが命を削った死(シェルター追放、居眠り運転、Uber事件)、そして⑤「普通の日常」の中で起きた悲劇(凍ったテラス、ビーチで眠る)。どの話にも共通するのは、残された人の頭の中で何度も再生され続ける「あの瞬間」の重さ。Redditという匿名空間だからこそ、普段は口に出せない話が書かれていた。皆さんの身の回りで、「時間が経っても忘れられない」別れ方をした人はいますか?

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