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【VHS世代の心の傷】外国人が選ぶ「自分しか観てない」子供時代の珍作映画|海外の反応

【VHS世代の心の傷】外国人が選ぶ「自分しか観てない」子供時代の珍作映画|海外の反応 エンターテイメント

「子供の頃に観たけど、たぶん他に観た人いないよな」という映画、誰にでも一本はある。Redditで聞いてみたら、80年代から90年代の珍作・怪作・実は名作が次々と飛び出してきた。VHSで擦り切れるほど観たのに大人になって話題に出すと「何それ?」と返される、そんな記憶の片隅の一本たちを覗いてみよう。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『ブレイブ・リトル・トースター』だな。今でも信じられないんだけど、あれが子供向け映画として作られたって事実が一番怖い。家電たちが捨てられる恐怖と戦う話で、トラウマ製造機としては一級品だよ。

※『ブレイブ・リトル・トースター』(1987) — 古い家電たちが自分を置いていった少年を探しに旅する米アニメ。子供向けの皮をかぶった哲学的かつホラー寄りの描写で「世代の心の傷」と語り継がれている作品。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
わかる。掃除機が自分の電源コードに首を絞められて死ぬシーン、あれを子供に見せていいと思った大人がいた事実が怖い。あの映画でディズニーの皮をかぶったホラーって概念を学んだ。

3. 名無しのReddit住民
『フライト・オブ・ザ・ナビゲーター』。8歳の少年が森で気絶して目を覚ましたら8年経ってて、自分だけ歳を取ってない。で、UFOが迎えに来る。あの設定だけでもう傑作だろ。サントラまで完璧だった。

※『フライト・オブ・ザ・ナビゲーター』(1986) — ディズニー製作のSFアドベンチャー。喋るUFOと少年のロードムービーで、80年代特撮の王道。日本では劇場公開されずビデオ世代の隠れた青春映画。

4. 名無しのReddit住民
『ドロップ・デッド・フレッド』。パッケージには「家族向けクラシック」って書いてあるんだけど、絶対家族向けじゃないからな!?お父さんお母さん、ちゃんと中身見てから子供に貸して。最高の映画だけど、最高に下品。

5. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
わかる人にしかわからないけど、あの宇宙船の声がペーウィー・ハーマンだって知ったとき震えた。今観ると音楽がほぼシンセウェイヴで、80年代の濃縮ジュース。

6. 名無しのReddit住民
『長くつ下のピッピ』の実写版。スウェーデンが本場だけど、英語吹き替え版を擦り切れるくらい観てた。馬を片手で持ち上げる女の子っていう設定が当時の自分には全人類の理想像だった。

7. 名無しのReddit住民
シンバッド主演の『シャザーム』。これが一番ヤバい。実在しないんだよこの映画。でもアメリカ人の体感の半分くらいが「観た記憶ある」って言う。いわゆるマンデラ効果ってやつ。

※マンデラ効果 — 多くの人が同じ「実在しない記憶」を共有する現象。コメディアンのシンバッドがランプの精を演じる『Shazaam』は実在しないが、欧米では「観た記憶がある」と主張する人が無数にいる有名ネタ。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
やめろ、俺の子供時代を奪うな。ジーニーの口から金歯出してくるシーン、あれ夢で見ただけなのか?そんなはずない、絶対観た。なのに証拠が一切この世に残ってない。

9. 名無しのReddit住民
『パープル・ピープル・イーター』。リアルで観たって人に会ったことがない。VHS持ってたって言うとさらにレアらしい。50年代の珍曲を映画化したやつで、紫の一つ目エイリアンが地球で50年代音楽を布教する話。設定だけで天才。

10. 名無しのReddit住民
『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』。ディズニーの中でもなぜか語られない一本。オーストラリアのアウトバックを舞台にした続編で、作画は神レベルなのに、なぜか『美女と野獣』に話題を全部持っていかれた。

※『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』(1990) — ディズニーアニメ『ビアンカの大冒険』の続編。劇場公開タイミングが悪く、同年公開作の影で埋もれた「ディズニー90年代の隠し玉」とされる。

11. 名無しのReddit住民
『スイスファミリー・ロビンソン』。無人島でツリーハウスを作って海賊と戦うやつ。あれ観てから、人生のゴールが「巨木の上に多層構造の家を建てる」になった。今でもブレてない。

12. 名無しのReddit住民
俺は『フード・ウィンクド!』。赤ずきんを刑事ドラマ風に再構成したCGアニメ。ピクサーやドリームワークスに完全に踏み潰されたけど、脚本のキレは負けてないと今でも思ってる。

13. 名無しのReddit住民
『時間泥棒(タイム・バンディット)』。誕生日に毎年VHSで観てた。テリー・ギリアム作品を子供時代に浴び続けた人間がどう育つかは俺を見てほしい。ご覧の通りだ。

※『タイム・バンディット』(1981) — 元モンティ・パイソンのテリー・ギリアム監督作。小人の盗賊団と少年が時空を旅する暗黒寓話。子供向けの体だが結末が容赦ない、80年代カルトの定番。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
ラスト思い出したらまだ落ち込む。あれを子供向けって棚に並べた誰かを今も恨んでる。でも全部許せるくらい好き。

15. 名無しのReddit住民
『グリーミング・ザ・キューブ』。クリスチャン・スレイター主演のスケートボード×ミステリー。兄が殺された謎を弟がスケボーで追うっていう、文章にすると意味不明な映画。でも当時のスケボーキッズのバイブルだった。

16. 名無しのReddit住民
このスレ読んでて思ったんだけど、みんな「自分しか観てない」って言ってる映画、だいたい同世代の半分は観てるやつじゃない?本当のレア作品って、タイトル言っても会話が止まるやつだよ。

17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
それ。スレタイ通りに本当のマイナー作品書くと、コメ欄が「???」になって誰もアップボートしてくれないからみんな保険かけて中堅作品書いてる説ある。

18. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
俺の本当のレア作品は『ティモシー・トゥース大冒険』。歯の妖精が主人公の作品なんだけど、これ言うと毎回会話が3秒止まる。それが正解の反応。

19. 名無しのReddit住民
親父に12歳のとき『イレイザーヘッド』に連れていかれた。デヴィッド・リンチのデビュー作だぞ。12歳の脳に注入していい液体じゃないだろあれ。今の俺の不眠症の起源は確実にあの夜。

※『イレイザーヘッド』(1977) — デヴィッド・リンチ監督の白黒シュルレアリスム映画。赤ん坊の描写があまりに不気味で、大人でも観賞後に体調を崩す人がいる、子供に見せてはいけない映画No.1の常連。

20. 名無しのReddit住民
『ザ・ポイント』。リンゴ・スターがナレーションで、ハリー・ニルソンのコンセプトアルバムを映像化したやつ。頭が尖ってない少年が「尖った頭の国」から追放される、っていう寓話。観終わったあと数日間ぼーっとする系の作品。

21. 名無しのReddit住民
『ケンタッキー・フライド・ムービー』。70年代は子供に見せていいものの基準がぶっ壊れてた。家族で笑いながら観てたんだけど、今観たら全部下ネタとパロディと放送禁止コント。よく親が一緒に観てたな。

22. 名無しのReddit住民
チャンネルが5つしかなくてDVDもVHSもストリーミングもなかった時代に育った世代だから、みんな同じものを観てた。一回見逃しても再放送で必ずまた観る。良くも悪くも社会にちょっとだけ共通言語があったよ。

23. 名無しのReddit住民
『マーズ・アタック!』。子供のとき深夜のチャンネル5で観てて、誰に話しても「お前の妄想だろ」って言われ続けてた。大学のニューイヤーパーティでようやく題名が判明したとき、俺の人生の謎が一個解決した瞬間だった。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
わかる。深夜放送で偶然出会った映画ってタイトル覚えてないから、あれ何だっけ?って聞いても誰も知らない地獄に陥る。今の子供は気になったら即検索できて羨ましい。

25. 名無しのReddit住民
『リトル・ニモ/夢の冒険大活劇』。日本のアニメスタジオも関わってるアメリカ製作の長編アニメで、大塚康生さんとか高畑勲さんが企画段階で参加してたって後で知った。子供のころは普通に夢の中の話として楽しんでた。

※『リトル・ニモ/夢の冒険大活劇』(1989) — ウィンザー・マッケイの新聞漫画を原作にした日米合作アニメ映画。日本のスタジオも作画に関わっており、絵柄が独特で「夢っぽさ」が抜群。日本での認知は薄め。

26. 名無しのReddit住民
『サーフ・ニンジャ』。「金じゃナイフは買えない」っていうセリフを家族中で20年使い続けてる。あの映画の唯一伝承された遺産がそれ。観返すのは怖いから観返さない。記憶のままにしておく。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
ロブ・シュナイダー出てたよな?あの映画のキャスティング会議、誰一人として正気じゃなかったと思う。だから最高なんだけど。

28. 名無しのReddit住民
『ナイト・オブ・ザ・コメット』。彗星が地球をかすめて人類のほとんどがゾンビ化する話なんだけど、生き残った80年代のティーン女子二人がショッピングモールでファッションを楽しむ。終末×ガールパワーの元祖。

※『ナイト・オブ・ザ・コメット』(1984) — ローバジェットSFホラー。タランティーノやJJエイブラムスが影響を公言する、80年代カルト作品の代表格。日本ではビデオ流通限定。

29. 名無しのReddit住民
『クワイエット・アース』(1985)。ニュージーランドのSFで、朝起きたら世界に自分以外いない、っていう設定。観た人に会ったことがない。ラストシーンの空の色を、人生で何回か思い出すような映画。

30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
あの映画のラストは映画史に残るレベルだろ。誰にも観られてないのが本当に勿体ない。Redditのこのスレで初めて「観た」って人を見たくらい。

まとめ

並んだのは80〜90年代のVHS世代が幼少期に深夜放送やレンタル棚で偶然出会った「個人記憶寄りの一本」たち。意外だったのは、子供向けの皮をかぶった暗黒寓話(『ブレイブ・リトル・トースター』『タイム・バンディット』)と、そもそも子供に見せるべきでなかった作品(『イレイザーヘッド』『ケンタッキー・フライド・ムービー』)の二極が同居していたこと。チャンネル数もストリーミングもなかった時代の「偶然に出会った一本」が、共有相手のいないまま大人になった人の記憶に焼き付いている、という構図が面白い。日本でも深夜の地上波映画やレンタルビデオで似た体験をした人は多いはず。皆さんの「自分しか観てないと思ってる映画」は何ですか?

エンターテイメント
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コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    ケンタッキーフライドムービーかな

  2. Reddit名無しさん より:

    なつかしの昭和w