「うちの職場、まだこれ動いてるんだけど…」——海外掲示板で募集された“現役で稼働している超古いテクノロジー”の体験談が、笑えるやら震えるやらでなかなかすごい。フロッピーディスク、緑画面の端末、Windows 3.1、ドットマトリクスプリンタ、果ては南北戦争時代のレンズまで。なんで動いてるんだよこれ。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
うちの前の職場にも「何のケーブルか誰も知らないやつ」あったわ。俺が辞めて1年経ってからIT部門がようやく追跡したらしくて、判明したのが「ビル全体の社員証リーダーを動かしてる線」だった。誰も触らなくて正解だっただろこれ。
2. 名無しのReddit住民
マイクロフィルムのリーダー機。歴史アーカイブで働いてるけど、文書画像を保存する手段としてはマイクロフィルムが今でもベスト。数百年もつし、使うのに必要な技術もシンプル。停電してもルーペと光源があれば読める保存媒体って、改めて考えると最強なんだよ。※ マイクロフィルム=書類を縮小撮影してフィルム化する保存方式。アーカイブ業界では現役で、デジタルより寿命が桁違いに長い。
3. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
去年ビル一棟閉鎖したとき、マイクロフィッシュとフィルムキャビネットをトラック2台分まるごと廃棄したよ。誰も欲しがらなかった。うちは2010年までフィッシュを刷ってたんだぜ。今思うと信じられない量だった。4. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
祖父の母親が1950〜60年代のフィラデルフィアで、貧しい子どもたちに知識を届けるために巨大なマイクロフィルムのデータベースを作ったらしい。図書館に資金が出ない地域だったから、彼女なりのやり方で「全員に学ぶ機会を」と。本人とは会えなかったけど、祖父はその話を誇らしげに語ってたよ。5. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
このスレタイ見た瞬間、図書館とか博物館とかアーカイブ系は別カテゴリで募集すべきだと思った。あの界隈は「古い」じゃなくて「現役で最適解」だからな。
6. 名無しのReddit住民
うちは船荷証券の印刷にドットマトリクスプリンタ使ってる。専用紙がもう手に入らないから、3年分まとめて買い溜めした。誰もインクジェットへの切り替え方を調べる気がない。導入工数より買い溜めのほうが安い、っていう結論が出ちゃってるんだよね。※ ドットマトリクスプリンタ=針でインクリボンを叩いて文字を打つ古い方式。複写紙にも印字できるので、今でも納品書・伝票文化が残る業界では現役。
7. 名無しのReddit住民
ハネウェル・エアロスペース、いまだに Windows 3.1 が動いてるPC使ってるからな。航空宇宙の現場って「動いてるものは絶対に変えない」が鉄則だから、こういう化石が普通に現役。※ Windows 3.1=1992年リリース。MS-DOS時代のWindows。航空・医療・産業制御などでは「実績があるから変えない」という理由で2020年代でも現役なケースがある。
8. 名無しのReddit住民
うちの大学、ブルーブックの発注がここ数十年で一番多くなってる。みんな試験中にAI使うのを防ぐために、ついに紙の手書き試験に逆戻りし始めた。テクノロジーが進むほど、原始的な道具が復活する不思議。※ ブルーブック=米国大学の手書き試験で配られる青表紙の解答用ノート。最近のAI不正対策で再評価されている。
9. 名無しのReddit住民
板金工場勤務。300万ドルのレーザーカッターは完璧に動くんだけど、それを制御してるPCがホコリまみれのベージュのWindows 98。ネットワークには繋がってない(神に感謝)し、USBも認識しない。設計部からCADデータを移すには3.5インチフロッピー一択。エンジニアはハイエンドのワークステーションで複雑な部品を設計して、それをUSBフロッピードライブに挿して、あの「カチカチガリガリ」って音を待ちながら、プラスチックの円盤を持って工場の床を歩いて運ぶ。事務員の業務にはeBayで未開封のフロッピー在庫を漁るのが含まれてる。制御基盤の更新に10万ドル払いたくないから、1998年のスニーカーネットが今日も動いてる。※ スニーカーネット=ネットワークではなく人がデータを物理的に運ぶこと。「靴で届けるネットワーク」という皮肉。
10. 名無しのReddit住民
うち巨大物流会社だけど、在庫管理は全部1980年代後半のIBM AS/400グリーンスクリーン。マウスもグラフィックもドロップダウンメニューもない。黒い画面に蛍光緑の文字、Tabキーと膨大なFキーの組み合わせを暗記して操作する。新卒で入ってくる18歳の倉庫スタッフはガチで固まる。「クリックできないコンピュータって何…?」って顔になる。本社が10年かけて何千万ドルもクラウド移行に投じてるけど、データ量で全部潰れる。古いグリーンスクリーンは絶対に落ちないし応答速度は一瞬。怖いのは、このシステムを書ける最後の人間が3年前に退職したこと。今は「壊れないでくれ」と祈ってる。※ AS/400=IBMが1988年に発売したミッドレンジ機。後継のIBM iは今も金融・物流・製造業の基幹で広く使われている。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
そのRPGとかCOBOLを書ける老人は、今や年俸4000万円で引っ張りだこの伝説の戦士。退職してもクライアントから電話が鳴り止まないやつ。
12. 名無しのReddit住民
うちは裏口を石でブロックしてる。電子ロックも防犯カメラもない。ただの石。でも30年問題なく動いてる。ローテクの最終形態だろこれ。
13. 名無しのReddit住民
IBMのサーバーがCOBOLで動いてる。請求系のロジックは全部そこ。一行でも触ろうとすると上司の顔が真っ青になる。「動いてるなら触るな、絶対に触るな」が社訓。※ COBOL=1959年に開発されたビジネス向けプログラミング言語。銀行・保険・行政の基幹系で今でも大量に動いており、世界の業務取引の相当割合を支えていると言われる。
14. 名無しのReddit住民
うちは入口にスロープがある。それだけ。1970年代に作られたコンクリートのスロープ。動力部品ゼロ、可動部品ゼロ、メンテゼロ。最も信頼できるテクノロジー。
15. 名無しのReddit住民
DOSで動いてるPCがある。Windowsじゃない、純粋なDOS。専用ソフトがDOSでしか動かないからそのまま。マシンが死んだら会社が止まるレベルの依存度。※ DOS=MS-DOS等のディスクOS。1980年代主流で、コマンド入力で操作する。Windows以前の世界。
16. 名無しのReddit住民
カナダ連邦政府の年金部門に勤めてた。ほとんどの大規模年金プランはモダンなプラットフォームに移行済みなんだけど、特殊ルールのある小さな年金プランは「アップグレードする価値がない」って理由で放置されてた。俺が辞める頃、カナダの全国会議員と上院議員の年金記録は、隅っこに座ってる一人のおっさんがDOS 5.xのコマンドラインで管理してた。バックアップは個人ごとに3.5インチフロッピー1枚。国のトップ層の年金が、フロッピーで管理されてるんだぜ。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
そのおっさんが風邪で休んだ日に火災で建物燃えたら、カナダの政治家全員の老後が消滅するわけか。サスペンス映画かよ。
18. 名無しのReddit住民
1926年製の冷水機(ウォーターファウンテン)。今でもちゃんと冷たい水が出る。100年前の機械が現役で水を冷やしてるって、考えるとちょっと感動するよな。最近の家電は10年もたない。
19. 名無しのReddit住民
80年代製のミシンを使ってるんだけど、これ実は1936年のモデルのマイナーチェンジ版。2024年に買った新型も、設計の元は1981年。ミシンって完成され過ぎてて、コンピュータ制御以外はほぼ進化が止まってる。最初に大量生産された複雑な機械の一つだから、改良の余地がもうほとんどないんだよな。
20. 名無しのReddit住民
オフィス間で気送管(ニューマチックチューブ)を使ってる。サインした書類をカプセルに巻いて入れて、シュッと飛ばす。前職にも前々職にもなかった。初めて見たとき1900年代の銀行映画かと思った。でも実は、Eメールより速いし証跡として物理的に確実。※ 気送管=圧縮空気で書類カプセルを管に通して輸送する仕組み。19世紀後半に都市部の郵便で発達し、現代でも病院や一部金融機関で使われている。
21. 名無しのReddit住民
心臓の植込み機器の電話送信リーダー、というのを扱う会社にいた。今はWi-Fiでアプリに飛ばしてPDFで読むだけ。簡単。でも電話式は、患者が黒電話みたいなベークライトの装置を電話の受話器に押し当てて、ピーガーって音を送って、こっちの受信機がFAXみたいに紙に吐き出す。20分かかって成功率3割。あの機械、いつ『オフィス・スペース』式にバットで叩き壊されてもおかしくなかった。※ 『オフィス・スペース』=1999年公開のオフィスコメディ映画。プリンタを野原に運んでバットで殴り壊すシーンが有名。
22. 名無しのReddit住民
友人が機械エンジニアで複数の製造拠点を担当してる。新設備を入れるために鍵のかかった部屋を撤去することになった。中に入ったらAT&T 3B2(マジで化石)が緑画面ターミナルでログインプロンプト出して動いてた。Linux/Unix老人の俺に「何が動いてるか調べてくれ」って言ってきたから、こう言ってやった——「電源抜いて、48時間誰も飛んでこなかったらそれは何もしてないってことだ」。これが正解だと思う。※ AT&T 3B2=1980年代に米AT&Tが発売したUNIXミニコン。後の企業UNIX黎明期を支えた機種。
23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
それ正解。マジで。「何かが動いてるけど誰も用途を知らないサーバー」は、抜いてみるのが一番早い。誰も気づかなかったら静かに撤去、誰か飛んできたら平謝り。これがインフラ考古学の基本動作。
24. 名無しのReddit住民
それ、地球の核を動かしてるサーバーだから。何があっても電源切るな。お前がこのスレに書き込んでる時点で、もう手遅れかもしれないけど。
25. 名無しのReddit住民
オーバーヘッドプロジェクター(OHP)まだ現役で使ってる。スマートボードでできないことが、透明シートとマジックなら一発でできる。ライブで書き込めて、見ている全員と同じ視線になれる。新しいから良いとは限らないんだよな。※ オーバーヘッドプロジェクター=透明シートに書いた内容を上から光で投影する装置。教育現場で長く使われた。
26. 名無しのReddit住民
一度切ったら二度と立ち上がらないPCが何台かあった。常に過熱状態で動いてて、電源を落とす=死亡。誰も再起動できない。だから24時間365日つけっぱなし。電気代でリプレースしたほうが安いはずなのに、誰も決断しない。これが日本でいうところの「触らぬ神に祟りなし」ってやつだよな。
27. 名無しのReddit住民
旧職場には Novell NetWare が動いてるサーバーと、全社のメールボックスを抱えた古代Linuxメールサーバーがあった。さらにディスクのコピー・焼きつけ用に Windows NT 4 の専用機。デジタル考古学の博物館かよって毎朝思ってた。※ Novell NetWare=1980〜90年代に企業ファイルサーバーで広く使われたOS。Windows NT 4=1996年発売。両方とも当時は「業務の標準」だった。
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
NetWare 動いてるところまだあるのか…。あれ、サポートとっくに終わってるのに、安定しすぎて誰も止める気にならないんだよな。逆に怖い安定感。
29. 名無しのReddit住民
ポートレート撮影に南北戦争時代のペッツバールレンズを使ってる。あのとろけるようなボケと滲みは、現代のレンズじゃ絶対に再現できない。一番大事な「絵の味」だけは、テクノロジーが進化しても置き換えられないんだよ。※ ペッツバールレンズ=1840年に設計された写真用レンズ。中心はシャープで周辺がぐるぐるボケる独特の描写で、今も愛好家がいる。
30. 名無しのReddit住民
航空会社勤務。1988年製の機体がまだ現役で飛んでる。そして航空会社あるあるだけど、バックエンドはAS/400で、その上にフロントエンドのGUIがかぶせてある。新システムが不具合起こすと若手社員がパニクる——「マウス使えないんですか?!色は?!アイコンは?!」って。さらに医療業界はFAXが主役で残ってるし、空でもオフィスでも病院でも、80年代が今日も世界を動かしてる。FAXが残ってるのは「送った証跡」が法的に強いって理由らしい。皮肉すぎるだろ。
まとめ
並んだ事例を眺めると、古い技術が生き残る理由はだいたい3つに集約される。①「動いてるものを変えるコストが高すぎる」(板金工場のフロッピー、AS/400の物流)、②「古いほうが本当に最適解」(マイクロフィルム、ペッツバールレンズ、OHP、1926年の冷水機)、③「誰も用途を知らないけど止められない」(鍵部屋のAT&T 3B2、Novell NetWare)。日本でも基幹系のCOBOLや、医療・行政のFAX文化など、まったく同じ構図が地続きで存在しているのが面白い。「最新=正解」では片付けられない世界が、世界中の職場の床下に静かに動き続けている。皆さんの職場に、誰も触れない“化石”ありますか?


コメント
win98で何かをしたらUSBメモリー使えろようになったはず。
実家のパソコンでやった記憶がある。
実家のPCはWin98
ネットには繋いでないし、年に数回印刷するだけだから通常通り動いている
ただ、ExcelやWordは、今じゃ当たり前の機能やコマンドがなく
令和に対応してないから、年月日には注意がいる
>>1
Win98にはジェネリックなUSBメモリードライバーがなかった。
だからドライバーをネットか別の媒体でコピーしてインストールすれば使えた。
WinMeやNTからはジェネリックなドライバーが最初からあるようになった。