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海外「ゲームの箱に分厚い説明書が入ってた。帰りの車の中で読むのが最高だった」静かに消えた物の話

海外「ゲームの箱に分厚い説明書が入ってた。帰りの車の中で読むのが最高だった」静かに消えた物の話 ライフスタイル・日常

壊れて捨てられたわけでも、大々的に生産終了になったわけでもありません。ただ、ある日ふと「そういえば最近見ないな」と気づく物。r/AskReddit にそんなお題が投げられ、651件のコメントが集まりました。挙がってきたのは、消えた瞬間を誰も覚えていない物ばかりです。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
ゲームソフトのケースに入ってた説明書。あれペラ紙じゃなくて、ちゃんとした冊子だったんだよ。イラストとキャラ紹介と世界観の解説がびっしり載ってて、読むだけで面白かった。今はケースを開けてもディスク1枚と、小さい注意書きが1枚あるだけ。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
わかる。買ってもらった帰りの車の中で、まだ遊べもしないのに説明書だけ隅から隅まで読み込んでたな。家に着くまでのあの時間が、正直いちばんワクワクしてた気がする。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
今のスイッチのソフトなんて指の先くらいの小さいカードなのに、ケースだけは昔のサイズのまま。中身はスカスカで説明書も入ってない。あのプラスチックの空間、何のために残してあるんだ。

4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
『バルダーズ・ゲート』と『ネヴァーウィンター・ナイツ』の説明書は完全に説明書の域を超えてた。後者なんて呪文がひとつ残らず解説されてて、厚みも重さも卓上ゲームのルールブックそのもの。あれを寝る前に読むのが習慣だった。

※『バルダーズ・ゲート』『ネヴァーウィンター・ナイツ』…卓上RPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のルールを土台にした海外PCのRPG。仕組みが複雑なぶん、同梱マニュアルが辞典のように分厚かった。

5. 名無しのReddit住民
音楽CDに入ってた歌詞カード。全曲の歌詞と、関わったスタッフの名前と、たまにメンバーの写真。再生しながらページをめくって、聞き取れない英語を目で必死に追いかけてた時間が確かにあった。

6. 名無しのReddit住民
ゲームに付いてきたオマケ全般だな。『グランド・セフト・オート』の街の地図とか、『Halo 3』のポスターとか。『ウルティマオンライン』に至っては布製の地図が入ってた。あのポスター、折り目だらけのまま今も持ってる。

※『ウルティマオンライン』…1997年に始まった草分け的なオンラインRPG。布地図は世界観を演出するための同梱特典で、当時の海外PCゲームでは珍しくなかった。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
いい知らせがある。エミュレータのフロントエンドに、昔の説明書をまとめて読める機能が付いたんだ。手元に現物がないソフトのマニュアルまで、当時のスキャンでページをめくれる。あれは地味に感動した。

8. 名無しのReddit住民
パッケージそのものが消えかけてる。今はほとんどがダウンロード販売で、手元に残るのは遊ぶ権利だけ。便利なのは間違いないけど、買った先の会社が畳んだ日に全部持っていかれる構造なんだよな。

9. 名無しのReddit住民
百科事典のセット。高かったし、とにかく場所を取った。子供の頃は家までセールスマンが売りに来てて、親が玄関先で長々と話を聞かされてたのを覚えてる。

10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
大丈夫、インターネットっていう一時の流行が終わったら絶対また売れるから。それまで押し入れの奥で出番を待たせておこう。

11. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
うちは通販で、毎月アルファベット1文字ぶんずつ届く方式だった。実家の押し入れにまだ全巻あるはず。誰も開けないまま二十数年経ってると思う。

12. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
正直に言うと、うちにもあったけど宿題にはほとんど使えなかった。項目が短すぎて、結局図書館で詳しい本を借りることになる。本棚に並んでる見た目だけは立派だったけどね。

※ 百科事典の訪問販売は日本でも1970〜80年代に盛んで、居間の本棚に全巻並べるのが一種のステータスだった。

13. 名無しのReddit住民
紙の地図。これといって劇的に消えた瞬間がないのがすごいんだよ。ある日から誰も広げなくなって、みんな当たり前みたいに携帯に手を伸ばすようになった。道端で巨大な道路地図と格闘してる人、最後に見たのがいつだったか思い出せない。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
電波の届かない半島に行く予定があったから、リサイクルショップで州の道路地図を買っておいた。結果、本当に圏外で、あれが無かったら完全に詰んでた。買っといて良かったと思ったのは人生で数回しかない。

15. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
数年前のハワイで、ビーチのすぐ沖で携帯を海に持っていかれた。地図も、レンタカーを返す手続きも全部その中。隣町の店で紙の地図はないかと聞いたら道の先の書店を教えてくれて、いつの版かも分からない地図を買った。それで山の展望台まで行けたし、ホテルにも戻れた。オチがあって、旅行から帰ったあとも自分の番号にかけ続けてたら、ある日誰かが出たんだ。ダイバーが拾って携帯ショップに届けてくれてたらしくて、送料も取らずに送り返してくれたよ。

16. 名無しのReddit住民
出かける前に経路の案内をプリントアウトして持っていくやつ。曲がる場所が上から順に文字で並んでるだけの紙で、途中で1行読み飛ばした瞬間に旅が終わる。助手席の人間の腕次第だった。

※ アメリカでは MapQuest という経路検索サイトの印刷が定番だった。日本でいうと、出発前に地図サイトの経路をプリントして助手席に置いていた感覚に近い。

17. 名無しのReddit住民
ボール式のマウス。裏のフタを回してボールを取り出して、ローラーにこびりついた黒い輪っかを爪でこそげ落とす作業があった。あれ、地味に気持ちよかったんだよな。

18. 名無しのReddit住民
公衆電話。街のどこにでもあって、待ち合わせの保険みたいな存在だった。今は「どこにあるか」を先に調べないと見つからない物になってる。

19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
いや、まだ残ってるところはあるよ。ただ生き残ってるのが、つぶれたショッピングモールの駐車場みたいな場所ばっかりなんだ。誰も使わないから、撤去する理由すら誰も思いつかないまま立ってる。

20. 名無しのReddit住民
玄関先に年に一度どさっと置かれていく、分厚い電話帳。誰も中を開かないのに、届いた瞬間だけは「これで一年ぶんは安心」みたいな謎の満足感があった。

※ 職業別の分厚い電話帳(イエローページ)のこと。日本でいうタウンページ・ハローページにあたる。

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
消えたのは家庭からだけだと思う。うちの職場は今でも紙の名簿を回してるし、注文はファックスで受けてる。世の中から消えた物と、自分の生活から消えた物は別なんだよな。

22. 名無しのReddit住民
フィルムケース。写真のフィルムが入ってた、あの小さい黒いプラスチックの筒。ネジとか釣り針とか細かい物を入れるのに万能で、どの家にも一引き出しぶんは転がってた。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
薬やサプリの瓶に詰まってた綿も、気づいたら入ってないよね。何のためにあったのか最後まで分からなかったけど、無くなってから急に思い出す種類の物だ。

24. 名無しのReddit住民
外して持ち歩くタイプのカーステレオ。車を停めるたびに操作パネルだけ抜いて、そのまま店の中まで持って入る。盗難防止という建前だったけど、あれ半分は「いいの積んでるぞ」の自慢だったと思う。

※ 盗難防止のため前面パネルが着脱できるカーオーディオ。小さな液晶に文字や音の波形が出て、高い機種では映像まで映った。今の車載ディスプレイの先祖にあたる。

25. 名無しのReddit住民
灰皿。アンティークショップに行くと、たまに「コースター」という札を付けて並んでるんだ。物そのものより先に、用途のほうが忘れられかけてる。自分はギターのピック入れに使うから、いいのを見つけると買ってる。

26. 名無しのReddit住民
道路脇の茂みや木の枝に、カセットテープの中身が絡まってキラキラ光ってる光景。高速道路を走ってると必ずどこかで一箇所は見かけた。あれ、いつから見なくなったんだろうな。

27. 名無しのReddit住民
紙のコンサートチケット。グッズと違って大きさがちょうどよくて、サインももらえるし、部屋のボードにそのまま留めておける。結局あの半券が一番の記念品だった。

28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
携帯の画面に出る四角いコードじゃ、あとから見返して懐かしくなりようがないんだよな。半券の束をアルバムに挟んでたのが、今は何ひとつ手元に残らない。

29. 名無しのReddit住民
携帯の充電器がメーカーごとに全部違ってた時代。家中にケーブルが散らばってるのに、自分の今の機種に合うやつだけ見つからない。規格が揃った今の状況は、地味だけどこの二十年でいちばんありがたい変化だと思ってる。

30. 名無しのReddit住民
ミニディスクと、自分で焼いてた空のCD-R。友達に渡す一枚を曲順まで延々と作り直して、ケースに手書きでタイトルを入れてた。あの頃は音楽が物として手元にあったんだよ。今は全部、どこかのサーバーの中にある。

まとめ

並べてみると、壊れて捨てられた物はほとんどありません。スマホ1台に吸い込まれたもの(紙の地図、公衆電話、電話帳、カーステレオ、ミニディスク)か、コストとして静かに削られたもの(説明書、歌詞カード、同梱のポスター)か、だいたいどちらかに分かれます。前者は誰も困らなかったから話題にもならず、後者は「入れなくても売れる」と分かった瞬間に消えていきました。

面白いのは、懐かしがられているのが機能ではなく手触りのほうだという点です。地図が読みたいのではなく、買ってもらった帰りの車で説明書をめくる時間や、半券をボードに留める瞬間が惜しまれている。日本でもタウンページが玄関に置かれなくなり、MDコンポとポータブルカーナビが型番ごと入れ替わり、飲食店から灰皿が下げられました。どれも「最後の一個」を誰も見届けていません。皆さんが最近ふと「そういえば見なくなったな」と気づいた物は何ですか?

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