「ちょっと圧迫感がありますよ」——そう言われて受けた検査が、実際にはまったく別物だった。海外の掲示板Redditで「想像よりずっと痛かった、つらかった医療処置や検査は?」という質問が立ち、5000件を超える返信が集まった。驚くのは、上位のコメントがある一群の処置に極端に偏っていたこと。国も制度も違う話だけれど、「痛いと言ったのに信じてもらえなかった」というくだりは、読んでいるとかなり刺さる。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
子宮頸部の組織を取る検査。先生は最後まで「ちょっと押される感じがするだけですよ」って繰り返してたけど、あれは全然そんなもんじゃなかった。台の上で息が止まったよ。あの説明の仕方はもう一生信じない。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
腎臓の結石を取ったあと、尿管に入れてたステントを抜くときに「少し違和感があるかもしれません」って言われて、その場で気が遠くなった。痛いなら痛いって先に言ってほしい。そのほうが心の準備ができるんだから。軽く言えば患者が楽になるわけじゃないんだよ。3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
子宮内膜の組織診を受けたとき、最初から最後まで叫んでた。終わったあと職場に戻る車の中でずっと泣いてたし、正直いまだに引きずってる。この検査に痛み止めの選択肢が用意されてないの、何度考えても理解できない。
4. 名無しのReddit住民
避妊リングの挿入。診察台の上で意識が飛んだ。気づいたら看護師さんに名前を呼ばれてて、自分がどれくらい落ちてたのかも分からなかった。あんなに簡単なもののように説明されるとは思ってなかった。
※ 避妊リング(IUD)=子宮の中に小さな器具を入れて避妊する方法。日本ではホルモンを出すタイプが「ミレーナ」の名前で知られ、月経困難症の治療にも使われている。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
自分も倒れかけたんだけど、その間ずっと医者に「声を出すな、他の患者さんが不安がる」って叱られてた。じゃあそんなやり方をするなよって話でさ。ただ、起き上がった自分の顔が真っ白なのを見た瞬間、その医者は逃げるように部屋を出ていった。大げさじゃなかったってやっと分かったんだと思う。今の主治医は笑気ガスを使ってくれるし、希望すれば全身麻酔でもいいって言ってくれる。同じ処置でここまで違う。
6. 名無しのReddit住民
産婦人科で働いてる側だけど、正直この分野で女性がどれだけ我慢を前提にされてるかは、中にいても目を疑うレベル。「終わったらイブプロフェンでも飲んでね」で片づけられる処置が多すぎる。うちの職場でも痛みへの対応を増やそうと動いてるところ。患者側も遠慮なく聞いていいと思うよ。
7. 名無しのReddit住民
このスレ、上位のコメントがほとんど女性からなの気づいてる? 自分もいろいろあるけど真っ先に浮かぶのは一人目を産んだあと。胎盤を出すときに「軽く押しますね」しか言われなくて、実際は全然そんな感じじゃなかった。「ちょっと圧迫感」って言い回し、そろそろ引退させてくれ。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
これも足しておく。夫が同じ系列のクリニックに避妊手術を受けに行ったとき、「不安を抑える薬も痛み止めも、足りなかったら遠慮なく言ってくださいね」って何度も確認されてた。自分が同じクリニックで子宮頸部をループ状の電気メスで削る処置を受けたときは、本当に何もなかった。
9. 名無しのReddit住民
両胸の切除と同時再建をして、腕からリンパ節を20個取ったのに、術後の強い痛み止めは出してもらえなかった。「30代で進行の速いがんだから難しい」って説明だった。一方で夫は目の表面をちょっと擦っただけで、強い鎮痛薬をどっさりもらって帰ってきたよ。しかも同じ病院で。
※ 米国は鎮痛薬の乱用が社会問題になった影響で、医療用麻薬の処方が厳しく管理されている。必要な人にも届きにくくなったという不満は現地でよく聞かれる。
10. 名無しのReddit住民
16歳のとき、胸のしこりが急に感染したことがある。朝は小さな鈍い痛みだったのが、昼には赤く腫れて熱を持って、触れないくらいになってた。父に軍の基地の救急に連れて行かれたんだけど、麻酔をして針で抜くみたいな丁寧なことは一切なし。ひとりが押さえつけて、もうひとりが外から力任せに潰した。叫んだ記憶はあるけど、そのあとのことはほとんど覚えてない。20年近く経った今でも、胸に痛みが走るとパニックになる。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
救急医だけど、それは普通におかしいよ。あんなやり方をしなきゃいけない理由はどこにもない。ひどい目に遭わされたね。本当に気の毒だと思う。
12. 名無しのReddit住民
胸にCVポートを埋める処置。ほとんどの人は眠ったような状態でやってもらえるのに、なぜか自分のときだけ執刀チームが「この人なら大丈夫でしょ」って判断して、局所麻酔だけで進められた。何が大丈夫だったのか、今も分かってない。かなり不愉快な時間だった。
※ CVポート=抗がん剤などを繰り返し点滴するために、皮膚の下に埋め込む小さな注入口。原文の「twilight sedation」は、意識をぼんやりさせる程度の静脈麻酔のこと。
13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
自分は骨髄検査でそれをやられた。「そんなにひどくないですよ」って言われたから局所麻酔だけで受けたら最悪だった。翌日ポートを入れることになったときは、迷わず「完全に眠らせてください」って頼んだよ。一回痛い目を見ないと分からないの、本当に効率が悪い。
※ 骨髄検査=腰の骨などに針を刺して骨髄液や組織を取る検査。血液の病気の診断に使われる。
14. 名無しのReddit住民
陣痛のあいだの内診。夫が用事で部屋を出て廊下の先まで行ってた隙にやられて、角を曲がった向こうまで自分の悲鳴が届いたらしくて走って戻ってきた。飛び込んできたときのあの顔が忘れられない。
15. 名無しのReddit住民
避妊リングの挿入に何票でも入れたい。出産も経験してて、ベッドの柵を握りつぶしそうな陣痛も全部味わったけど、あれのほうが上だった。意識が飛びかけたし、実際に吐いた。歯の生きた神経に直接麻酔針を刺されたこともあるけど、それでも比べものにならない。
16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
出産の痛みが10段階で8だとしたら、あれは11だった。しかも終わっても赤ちゃんはついてこない。この計算、誰か説明してくれない?17. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
一番の問題は個人差が大きすぎることだと思う。本当に圧迫感だけで終わる人もいれば、悶絶する人もいる。せめて「どちらもあり得ます」って先に言っておいてくれれば、ここまで裏切られた気持ちにはならないんだよ。
18. 名無しのReddit住民
男だけど、このスレを読んで分かったことがひとつある。避妊リングを入れるのは実質的に拷問らしい。しかもコメント欄を開く前から答えが読めてたのが我ながらすごい。みんな、本当にお疲れさま。
19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
婦人科の処置はだいたい痛いよ。そして痛いって言うと大げさ扱いされる。それが当たり前として何十年も回ってきたのが女性の医療なんだよね。20. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
妻がリングを入れたとき、終わったあと自分が抱えて外まで運んだよ。二人とも麻酔なしで産んだ、めちゃくちゃ強い人なのに。それでも「女性に痛み止めは必要ない」って言い張る人がいるのが不思議でならない。
21. 名無しのReddit住民
自分は頸管ブロックを頼んでる。4回入れ替えてるけど、どれも軽い違和感で終わった。4回目のとき担当の人と「本当に効くと思ってるの?」って言い争いになりかけたんだけど、「じゃあ前のクリニックで入れてもらいます」って言った途端、どこからかリドカインを出してきた。あるじゃん。
※ 頸管ブロック=子宮の入り口のまわりに局所麻酔を注射する方法。リドカインは局所麻酔薬の名前。
22. 名無しのReddit住民
リングの話がこんなに並んでてびっくりしてる。自分は数秒で終わったし、本当に何も感じなかった。痛いことがある処置だとすら知らなかったくらい。ただ本題で言うと、麻酔なしの採卵が自分にとっては最悪だった。卵胞が15個以上あって、途中で冷や汗まみれになって幽霊みたいな顔になってたらしい。あのあとクリニックを替えて、以降は必ず麻酔をお願いしてる。
※ 採卵=体外受精のために卵巣から卵子を取り出す処置。日本では静脈麻酔や局所麻酔を併用する施設が多いが、海外では無麻酔で行うところもある。
23. 名無しのReddit住民
子宮卵管造影。痛みへの対応は「気になるなら30分前にタイレノールでも飲んでおいて」だけだった。組織診もリングも経験してるけど、自信を持って言える。これが一番きつかった。星ひとつ、二度と勧めない。
※ 子宮卵管造影=卵管の通り具合を調べる検査。子宮から造影剤を流してレントゲンで撮る。日本でも不妊治療の初期に行われる。タイレノールはアセトアミノフェン系の市販薬で、日本のカロナールに近い立ち位置。
24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
これを探してた。自分はリングでは何ともなかった運のいい側なんだけど、卵管造影だけは駄目だった。10秒で終わる処置なのに泣いて「もうやめて」って頼んでた。あまりに一瞬だから、わざと軽く説明されてるんじゃないかとすら思ってる。気づいたときにはもう終わってるからね。
25. 名無しのReddit住民
上位が全部子宮頸部がらみなんだから、そろそろ「あそこには痛みを感じる神経がない」ってことにするのはやめないか。100年後の人たちは、今のこの一覧をロボトミー手術を振り返るのと同じ顔で見ると思う。
26. 名無しのReddit住民
背骨の神経を焼く治療の途中で目が覚めて、誰か叫んでるなと思ったら自分だった。自分は麻酔の抜けが人より早い体質で、毎回それを執刀医にも麻酔科医にも伝えてるのに、いつも軽く流される。あのときは点滴の位置が悪くて追加もできなくて、看護師さんのカウントダウンを聞きながら台の縁を握ってた。
※ 高周波の電流で痛みを伝える神経を焼く治療。効果は永久ではなく、焼いた神経は1年ほどでまた伸びてくるとされる。
27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
自分はそれを3回受けたけど、全身麻酔の選択肢は一度も出してもらえなかった。保険が麻酔分を負担してくれないから毎回そのまま。しかも自分には効果が出ないうえに副作用のほうが目立つ。それでも断ると「治療に非協力的」「薬目当て」って記録に残されて、痛みの外来から追い出されるんだよ。
※ 米国の民間保険では、同じ処置でも麻酔の費用が対象外になることがある。「薬目当て」と記録が残ると、別の病院でも診てもらいにくくなると言われている。
28. 名無しのReddit住民
甲状腺の、エコーで見ながら針を刺す検査。片手にエコーの機械、もう片手に針で、しかも1本ではなく5〜6本。1本刺すごとに細かく動かして細胞を取っていく。首を反らせた姿勢のまま、局所麻酔だけでそれをやる。結果はがんだったけど、甲状腺を全部取る手術まで含めて、一番つらかったのは間違いなくこの検査だった。
※ 甲状腺の穿刺吸引細胞診。日本でも同じように、超音波で位置を確認しながら細い針で細胞を取って調べる。
29. 名無しのReddit住民
親知らずの抜歯。ドライソケットになったせいで地獄を見た。金曜の夜に「痛み止めが切れそう」って電話したのに受付で流されて、そのまま週末を耐える羽目になった。火曜にようやく診てもらって穴に詰め物をされたんだけど、それがまた輪をかけて痛い。腕時計が心拍の急上昇を知らせてきたのは、後にも先にもあのときだけ。
※ ドライソケット=抜歯後の穴にできるはずのかさぶた(血の塊)が取れて骨がむき出しになる状態。日本の歯科でも同じ名前で呼ばれる。
30. 名無しのReddit住民
入れるときは最悪だったし、終わったあと軽いショック状態みたいになって、ふらふらのまま診察室を出ようとして止められた。それでも自分の場合は、そのあとの5年間まったく煩わされずに済んだから見合ってた。ただ、この処置がどうして麻酔なしで平気ってことになってるのかだけは、今も本当に分からない。
まとめ
5000件を超える返信のうち、上位を占めたのはほぼ一群の処置だった。避妊リングの挿入、子宮頸部や内膜の組織診、子宮卵管造影、陣痛中の内診。共通しているのは、短時間で終わるという理由で麻酔の選択肢がほとんど示されないことと、事前の説明が決まって「ちょっと圧迫感がある程度」であることだ。痛みそのものより、痛いと訴えたときに大げさ扱いされたほうを長く覚えている人が多いのも印象的だった。
一方で、22番のように本当に何も感じなかった人、21番のように局所麻酔を頼んで平気だった人、30番のように結果には満足している人もいる。17番が書いているとおり、個人差の幅そのものが大きい処置なのだろう。日本では同じ検査でも施設ごとに鎮痛や麻酔の運用がかなり違い、名前や保険の扱いも一致しない。ここに並んでいるのはあくまで海外の個人の体験談なので、実際に受ける検査については担当の医師に確認するのが確実だ。
皆さんは「ちょっとチクッとしますよ」「少し圧迫感がありますね」を信じて痛い目を見たこと、ありますか?

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