「嘘みたいだけど本当にあった話を教えて」――Redditに寄せられた回答は、映画の脚本よりもぶっ飛んだ実話ばかり。FBIの突然の訪問、生きたクモを飲み込んだ朝、猫が大型犬を乗りこなした伝説の朝など、人生の「まさか」が詰まったスレッドをお届けします。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
朝9時に上司から「予算削減でクビ」って電話がきた。で、同じ日の午後2時にまた同じ上司から電話。「代わりに雇ったやつがもう辞めたから、昇給するから戻ってきてくれない?」って。二つ返事で戻ったけど、あの日のことはお互い一切触れないまま今に至る。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
5時間で辞めたその新人、何があったのか逆に気になるわ。よっぽどヤバい職場か、よっぽどヤバいやつだったのか。
3. 名無しのReddit住民
80年代のある晩、家族で夕飯を食べてたらFBIが家に来た。父に事情聴取したいと。理由は90年代まで教えてもらえなかったんだけど、実は父は連続殺人犯ボブ・バーデラの手術を担当した外科医だった。被害者の一人がバーデラの局部を噛みちぎって、バーデラが病院に来たんだけど「猫が子猫を産んでるから帰らなきゃ」って言い出した。本当は被害者が逃げるのを恐れて、家に帰って殺害してから1時間後に戻ってきて手術を受けた。FBIは被害者の殺害時刻を特定するために父の証言が必要だったんだ。あの夜以降、父はクリニックから家族写真を全部外して、結婚指輪もつけなくなった。危険な患者に家族の存在を知られたくなかったらしい。子供の頃は寂しかったけど、理由を聞いたら完全に納得した。
※ ボブ・バーデラ:1980年代にミズーリ州カンザスシティで少なくとも6人を殺害した連続殺人犯。「カンザスシティの肉屋」の異名で知られる。
4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
お父さんの判断力がすごい。自分の家族を守るためにそこまで徹底できるの、プロとしても親としても尊敬する。
5. 名無しのReddit住民
ある朝、家の私道に車の音がして外に出たら、連邦捜査官が20人以上、全員こっちに銃を向けてた。反射的に両手を上げて固まった。誰も何も言わない。しばらくして「あの、どうしました?」って聞いたら……住所を間違えてたらしい。逃亡犯を探してたんだって。朝から寿命が10年縮んだよ。
6. 名無しのReddit住民
弟は爆発マニアだった。70年代後半のデトロイトで、15歳のときに電話工事の余ったケーブルをパクってきて、自作のフラッシュポットシステムを作ってバンドに貸し出してた。裏庭でテストするたびにクレーターができて、近所の人が家の前に集まって怒鳴ってたよ。ある時はフラッシュパウダーをパテに混ぜて1週間硬化させたやつを爆発させて、30cmの穴が開いた。高校の搬入口から酸素ボンベとアセチレンタンクを盗んで、ゴミ袋いっぱいに充填して爆発させたら、3km先のフットボールの試合が止まったこともある。地元紙に載った記事の切り抜きを今でも持ってるよ。最終的に高校の体育館でロックショーをやったとき、最後の曲で大爆発させたら窓ガラスの半分が吹っ飛んで引退した。ちなみにその後、シルク・ドゥ・ソレイユのベラージオの「O」ショーで技術監督になった。63歳の今も指は全部ある。
※ シルク・ドゥ・ソレイユ「O」:ラスベガスのベラージオホテルで1998年から常設公演している水上サーカスショー。世界的に有名な演目の一つ。
7. 名無しのReddit住民
朝起きてベッドサイドのコップから水を飲んだら、喉の奥がモゾモゾした。咳き込んだら、生きたクモが出てきた。クモはそのまま何事もなかったように歩いて去っていった。あの日から寝るときは必ず蓋付きのグラスを使ってる。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
「人間は寝てる間に年間8匹のクモを食べる」って都市伝説、お前のせいで急にリアルに感じるようになったわ。今夜から水筒にする。
9. 名無しのReddit住民
うちの4kgの猫が、隣の家の38kgのハスキー雑種に飛び乗った。前足を犬の腰に回して、背中を噛みながら後ろ足で尻と尻尾の毛をむしりまくった。犬は悲鳴を上げながら自分の家に向かって全力疾走。隣人は「猫を止めろ!猫を止めろ!」って叫んでるし、向かいの隣人は「あの役立たずの犬を撃っちまえ!」って叫んでるし、俺は笑いすぎて声も出なかった。すごい朝だったよ。
10. 名無しのReddit住民
4分半心肺停止して12日間生命維持装置につながれたことがある。16歳のとき学校に歩いて向かってたら流れ弾が肩に当たって、そのまま出血しながら教室に座ってた。なぜか「怒られる」と思って誰にも言わなかった。でもいい話もあって、10年間で35匹の犬を保護して里親を見つけた。5年間毎日飲んでた酒をある日スパッとやめて4年間断酒してる。あと、なぜか金が必要なときに必ず手に入る体質で、スクラッチくじで何千ドルも当たったり、見知らない人から現金をもらったり、ゴミ捨て場からアンティークの工具を拾って修復・鑑定ビジネスを始めたりした。大金持ちにはならないけど、本当に困ったときにちょうど必要な分だけ現れるんだよ。
11. 名無しのReddit住民
Toolのコンサートでユナイテッド・センターのトイレに入ったら、隣にビリー・コーガンがいた。あのスマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンだよ。「あ、どうも」みたいな目配せだけして、お互い無言でトイレを出た。握手しなかったのは正解だと思う。
※ ビリー・コーガン:90年代のオルタナティブロックを代表するバンド「スマッシング・パンプキンズ」のフロントマン。Toolも同時代のプログレッシブ・メタルバンド。
12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
トイレでの有名人遭遇率、コンサート会場がダントツで高い説。俺もフェスのトイレでドラマーとバッタリ会ったことあるけど、あの空間で何を話せばいいのか全くわからん。
13. 名無しのReddit住民
2017年のクリスマスイブに知り合った女の子の家で目が覚めた。自分の家から50km離れてて、タクシーは全休、迎えに来てくれる人もいない。名前すら思い出せない相手と気まずくソファに座ってたら、午後2時にその子の父親と兄と姉がクリスマスディナーに来た。父親がめちゃくちゃデカい。一日中「動脈瘤で今ここで死なせてくれ」って祈ってたよ。
14. 名無しのReddit住民
子供の頃、ナイフで自分の目を刺してしまった。完全に事故だったんだけど、奇跡的に無傷。数日間入院して経過観察と目薬だけで済んだ。医者も「これで無事なのは見たことない」って言ってた。
15. 名無しのReddit住民
12時間以内に起きたこと全部言うね。半陰陽の人に出会い、フーターズの店員2人と帰宅してそのうち1人といい感じになり、文字通り牛を追いかけ回し、有刺鉄線で手を切り(傷跡まだある)、森の中のトレーラーで宴会して、知らずに100年前のゴーストタウンの墓地で寝て、2回別々に銃を向けられた。全部、友達の奥さんに逃げられた友達が10代の元カノを探しに行くってついていっただけ。ちなみに元カノは見つからなかった。
※ フーターズ(Hooters):セクシーな制服で知られるアメリカのレストランチェーン。
16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
12時間でこれだけ詰め込めるの逆にすごい。映画にしたら「非現実的すぎる」ってボツにされるレベル。
17. 名無しのReddit住民
ハイキングクラブだと思って週末参加したら、カルトだった。日曜の夜に帰ってきたときの脱力感は今でも忘れられない。でもハイキング自体はめちゃくちゃ良いコースだったのが余計にタチが悪い。
18. 名無しのReddit住民
現在のローマ教皇と大学の同級生だった。ロバート・プレヴォスト、ヴィラノヴァ大学の77年卒で、俺が79年卒。もしかしたらキャンパスですれ違ったかもしれないけど、あまりに昔すぎて全く記憶にない。当時は普通の神学生だったわけだし。
※ ロバート・プレヴォスト:2025年に教皇レオ14世として即位したアメリカ出身の教皇。アメリカ人初の教皇として話題になった。
19. 名無しのReddit住民
タリバンに82mm迫撃砲を撃ち込まれた。6メートル先に着弾したけど、信管が不発だった。空気を切る音と、地面に金属がぶつかるガキンって音。あれが爆発してたら今ここにいない。不発弾を見つめながら「あ、俺まだ生きてるな」って妙に冷静だったのを覚えてる。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
不発弾に命を救われるって、運が良いのか悪いのかわからないな。でもまあ、生きてるんだから良い方に決まってるか。
21. 名無しのReddit住民
子供の頃、リベラーチェが死んだニュースを見て母親に「次のリベラーチェは誰がなるの?」って聞いた。教皇みたいに任命される役職だと思ってたんだよね。母親は大笑いしてたけど、俺は本気だった。
※ リベラーチェ:1950〜80年代に活躍した米国のピアニスト・エンターテイナー。派手な衣装とステージ演出で「ミスター・ショーマンシップ」と呼ばれた。
22. 名無しのReddit住民
職場のビルが大きく増築されて、その開所式にイギリス国王が来ることになった。15人くらいの代表の一人に選ばれてたのに、車が故障して大遅刻。5分前に着いたら上層部に「そんな格好で失礼だ」って正式な出迎えから外されて、「罰として廊下でドアを押さえてなさい」って言われた。屈辱的だった。ところが国王は出迎えの列では1人にしか声をかけず、そのまま廊下に来て私の前で立ち止まった。「お嬢さん、あなたはとても優秀なドアストッパーになれますね!」って。褒めてたのかジョークなのか今でもわからないけど、私を外した上層部の前で国王と話せたのは最高だった。
23. 名無しのReddit住民
10歳のとき時速70kmの車にはねられた。骨折ゼロ、擦り傷と脳震盪だけ。19歳のとき高速道路で時速110kmで車が横転した。打撲した肺と脳震盪と軽い切り傷だけで歩いて出た。自分の体が何でできてるのか正直わからない。
24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
お前の守護霊、残業代請求していいレベルで働いてるな。
25. 名無しのReddit住民
10歳のとき、ファニーとアレクサンデルのオーディションを受けた。インゲマール・ベルイマン監督に「見た目は天国のように完璧だ」って褒められたけど、カメラが向くたびにカーテンの後ろに隠れてた。そもそも出たくなかったんだよ。母親が周りに押し切られてOKしただけで、俺は最初から嫌だった。
※ インゲマール・ベルイマン:スウェーデンの巨匠映画監督。『ファニーとアレクサンデル』(1982年)は彼の代表作で、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。
26. 名無しのReddit住民
片腕の床屋に髪を切ってもらったんだけど、帰って妻に話したら「あ、それ私のいとこだよ」って。世間、狭すぎないか。しかも腕の話は誰も一切触れてなかったのに、嫁があっさりバラした。
27. 名無しのReddit住民
10代の頃、友人グループの中に凄惨な殺人を犯したやつがいた。事件は全国ニュースになって、犯罪ポッドキャストやテレビ番組でも取り上げられた。学校では「あいつらと友達だったやつ」って見られてた。今はもう気にしてないけど、当時は本当にきつかった。みんなが知ってる事件の関係者って立場は、子供にはあまりに重すぎる。
28. 名無しのReddit住民
産みの母が、生後6〜7週の自分をゴミ袋に入れてゴミ箱と一緒に外に出した。産後うつと薬物依存が重なってたらしい。奇跡的に、たまたま仕事から早く帰ってきた父が泣き声を聞いてくれた。もし父が寄り道してたら、遠回りしてたら、パブに行ってたら、俺はここにいなかった。父はすぐに俺を引き取って、母には治療を受けさせたよ。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
こういう話を聞くと、人生って本当に紙一重なんだなと思う。お父さんがその日に限って早く帰ったこと、泣き声が聞こえる距離だったこと、全部が噛み合ってる。生きててよかった。
30. 名無しのReddit住民
小柄な男に路上で銃を突きつけられたんだけど、銃が見える前にスパルタキックをかましてしまった。電柱に叩きつけられて息ができなくなってる相手を見たら、手に銃を握ってた。そのまま奪い取った。今でもその銃、持ってるよ。正当防衛ってやつだ。自分でも何が起きたのかよくわかってないけど、体が勝手に動いた。
まとめ
FBI捜査官の突然の訪問、不発弾に命を救われた兵士、カルトだと知らずに週末を過ごした人――「嘘みたいだけど本当」というテーマに対して集まった体験談は、どれも「人生は脚本より奇妙」を地で行くものばかりでした。共通しているのは、当事者にとっては「話しても誰も信じてくれない」というもどかしさ。特に命に関わるニアミス体験は、運と偶然が紙一重で人生を左右する怖さと不思議さを感じさせます。一方で、猫が犬に騎乗した話やクリスマスの気まずすぎる朝食のようなコミカルなエピソードも多く、スレッド全体が重くなりすぎないバランスになっていました。皆さんにも「話しても信じてもらえない実話」、ありませんか?


コメント