お酒もタバコもドラッグもやらない人たちは、一日の終わりや週末をどうやって過ごしているのか。Redditに投稿されたこの質問に、驚くほど多くの「小さな幸せ」が集まりました。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
熱いシャワーを浴びて、清潔なパジャマに着替えて、ヴィクトリア朝の幽霊みたいにやたら凝ったお茶を淹れて、もう12回は観た番組を1話だけ観る。結局、夜の自分の脳は刺激なんか求めてないんだよ。小さな儀式とゼロのサプライズ、それだけが欲しいらしい。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
そのお茶の儀式、詳しく教えてくれよ。手順を全部聞かせてほしい。
3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
熱いシャワーと清潔なパジャマ、めちゃくちゃわかる。自分はそのあとボディクリームを塗って、もこもこの靴下を履くところまでがセットなんだよね。保湿したての足をふわふわの靴下に滑り込ませるあの瞬間、何にも代えがたい。あと夜のお供はずっと『フレンズ』で、そのあと長いこと『ボブズ・バーガーズ』だったけど、今は『ダックテイルズ』のリブート版にハマってる。※ 『ボブズ・バーガーズ』はハンバーガー屋一家の日常を描くFOXの長寿アニメ。『ダックテイルズ』はディズニーのドナルドダックの叔父スクルージを主人公にした冒険アニメで、2017年にリブート版が放送された。
4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
自分もお茶大好きで、今ちょうど完全にシラフになろうとしてるところ。そのお茶の儀式、ぜひ知りたい。+1。
5. 名無しのReddit住民
デッキに出てMerlinアプリを開く。自分はこれを「鳥のShazam」って呼んでる。鳴き声を聞かせるだけでどの鳥か教えてくれるんだけど、これがたまらない。夕暮れ時に外の空気を吸いながら、今日はどんな鳥が来てるか確認するのが最高の癒しなんだよ。
※ Merlinはコーネル大学が開発した無料の野鳥識別アプリ。録音した鳥の鳴き声をAIが解析して種類を判定してくれる。
6. 名無しのReddit住民
毎週金曜の夜、友達や成人した子どもたちとベトナム料理を食べに行く。笑って、おしゃべりして、フォーをすする。うちではこれを「フォー・フライデー」って呼んでるんだ。そのあとは翌日の昼まで爆睡して、その一分一秒を堪能する。金曜のために一週間頑張ってるようなもんだよ。
7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
「フォー・フライデー」って語呂が完璧すぎる。うちも真似していいか。家族で毎週同じ店に通うの、めちゃくちゃ憧れるんだよな。
8. 名無しのReddit住民
3月28日で断酒40年になる。仕事からオフモードに「切り替える」ためにいちばん好きなのは、動物たちと過ごすこと。天気がいい日は外に出て、夕日を見て、新鮮な空気を吸って、ヤギにキスする。それだけで「仕事は終わった、ここが自分の居場所だ」ってわかるんだ。人生のステージごとにやることは変わってきた。子どもが小さい頃は帰宅後に夕飯の支度、お風呂、宿題と怒涛だったし、もっと若い頃は仕事のあと回復プログラムの集まりやダンスに行って、夜明けまでコーヒーを飲んでた。バーに行くのと同じノリだけどシラフでね。そこで夫と出会って、今年の夏で結婚35年になる。
※ 回復プログラム(recovery activities)とは、アルコール依存症などからの回復を支援するAA(アルコホーリクス・アノニマス)のミーティングや関連行事を指す。
9. 名無しのReddit住民
俺は毎晩、親友2人と過ごしてるよ。ベンとジェリーだ。
※ Ben & Jerry’sはアメリカの人気アイスクリームブランド。つまり「毎晩アイスを食べてる」という意味。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
ベンとジェリーほど裏切らない友達はいないよな。いつだって冷凍庫で待っててくれる。ただし財布には容赦ない。
11. 名無しのReddit住民
正直に言うと、シラフになってからリラックスする方法が見つからない。アルコールはずっと自分の脳を静かにしてくれるものだった。それがなくなった今、頭の中の声が止まらないんだ。夜になっても考えごとがぐるぐる回り続けて、寝付くまでにすごく時間がかかる。
12. 名無しのReddit住民
飲んでた頃は一週間ずっと「いつやっと解放されるんだ」って考えてた。テンションを自分で上げて、その緊張を酒で解消してたんだよね。でもシラフになったら、そもそもその「発散しなきゃ」っていう衝動がなくなった。オフの日にやることも多様になったし、もっと色んな人付き合いができるようになった。思いつきでロードトリップに出たり、アウトドアに行ったり。飲んでた頃はいつも同じメンバーで同じことしかしてなかったからね。
13. 名無しのReddit住民
夜の長い散歩。街灯の下を一人で歩いてると、頭の中がだんだん静かになっていくんだよ。イヤホンで音楽を聴くこともあるけど、何も聴かずに自分の足音だけ聞いてるほうが好きかもしれない。1時間くらい歩いて帰ると、ちょうどいい疲労感でストンと眠れる。
14. 名無しのReddit住民
自分の夜のルーティンはこう。キャンドルを灯す、レコードをかける、皿を洗う、シャワーを浴びる、歯を磨く、薬を飲む、スマホタイム、読書。全部終わるまで1時間半くらいなんだけど、このひとつひとつを丁寧にやるのが一日の句読点みたいになってる。
15. 名無しのReddit住民
夫と一緒に長いシャワーを浴びる。ただ一緒にシャワーに入って、一週間のことを話して、ストレスを流すんだ。別にロマンチックとかじゃなくて、ただお互いの話を聞く時間。湯気の中で肩の力が抜けていく感じがたまらなく好き。
16. 名無しのReddit住民
『ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイしてる。冗談じゃなくて本気で。もう軽く12回はクリアしたけど、あのゲームは本当に居心地がいい。敵をほとんど避けて花を摘んで虫を捕まえて、料理して小さなパズルを解いて。音楽は控えめで穏やかだし、馬に乗れば道に沿って勝手に走ってくれる。本当に平和なんだよ。でもやろうと思えば、防具なしで最強の敵を狩りに行くこともできる。鍋蓋を盾にして夢ひとつ胸に抱えて城に突っ込むソウルボーンスタイルもいける。
※ 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は2017年発売の任天堂のオープンワールドRPG。戦闘からのんびり探索まで、プレイスタイルの自由度が非常に高い。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
鍋蓋シールドでガノン城に突撃する精神力があるなら、人生のだいたいの問題はどうにかなる気がする。
18. 名無しのReddit住民
シラフ19年目。リラックスなんて簡単で、ただ座って、現実をそのまま受け入れるだけ。それが最高に気持ちいい。飲んでた頃は現実から逃げるためにエネルギーを使ってたけど、今はその必要がないから、ただ存在してるだけで心地いいんだよ。
19. 名無しのReddit住民
完全に酒をやめてから、そもそもリラックスの必要性が減った。アルコールが確実に不安を増幅させてたんだよね。今は二日酔いもないし、ずっと穏やかだし、体調もめちゃくちゃいい。体重もかなり落ちたし、お金も貯まるし、飲んだ夜の後悔もない。趣味としては運動を増やして、外に出ることが多くなった。ビリヤード、ゴルフ、料理、友達と遊ぶ。しかもビリヤードもゴルフも酔ってないから確実に上達してるんだよ。あの胸の締めつけとか漠然とした不安感が完全に消えて、本当に楽になった。
20. 名無しのReddit住民
電解質入りの水を飲みながらサウスパークを観て寝る。たまにトーストも食べる。40歳にしてネッド・フランダースになったよ。
※ ネッド・フランダースは『ザ・シンプソンズ』に登場する隣人キャラ。品行方正で酒もドラッグもやらない模範的な生活を送ることで知られる。
21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
フランダースは幸せそうだし、健康だし、家族に愛されてるし、あれ完全に勝ち組だからな。胸を張っていい。
22. 名無しのReddit住民
ドライマンスで2週間シラフなんだけど、まあ退屈。人生で最も退屈。難しくはないんだよ、ただひたすら退屈なだけ。飲んでた頃も人生は退屈だったけど、今はその退屈さを痛いほど自覚してる。
23. 名無しのReddit住民
依存症の根本原因に向き合って内面の作業をしっかりやった人間にとっては、「酒の代わりにハーブティー」みたいな単純な置き換えじゃないんだよね。そもそも「ほぐさなきゃ」っていう緊張がなくなるんだ。シラフ10年目だけど、正直リラックスのために特別なことは何もしてない。ベッドに入って、眠れなければ本を読む。それだけ。
24. 名無しのReddit住民
夫婦で「ハッピアー・アワー」をやってる。まだ21歳未満の子どもたちも一緒に外に出て、シャルキュトリーの盛り合わせを作って、モクテルを飲んで、笑って、今ある幸せを噛みしめる。金曜の夜が一週間で一番好きな時間だよ。
※ シャルキュトリーはチーズ、ハム、ナッツ、フルーツなどを盛り合わせたおつまみボード。モクテルはノンアルコールカクテルのこと。
25. 名無しのReddit住民
ゲーム、レゴ、読書。この3つのローテーションでいくらでも時間が溶ける。レゴは特にいいよ、説明書通りに組んでもいいし、自由に作ってもいいし、完成したら達成感があるし、無心になれる。テレビつけながらパチパチやってると気づいたら2時間経ってる。
26. 名無しのReddit住民
読書。いい本やシリーズに出会ったら何日でも没頭できる。現実から完全に離れられるのに、翌朝後悔することが何もないのが最高。酒で逃避してた頃とは全然違う種類の没入感なんだよ。
27. 名無しのReddit住民
生まれてこのかた一度も酒もタバコも何もやったことがない。これからもやるつもりはないんだけど、この脳みそが本当にシャットダウンしてくれない。正直、何かしらのスイッチを持ってる人がたまに羨ましくなる。
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
わかる。自分もずっとシラフ組だけど、「何もやってないのに脳が休まらない」ってあるよね。でもそのスイッチは結局借金みたいなもんで、翌朝利息つきで返ってくるから、持ってないほうがたぶん正解だよ。
29. 名無しのReddit住民
夫婦でどちらもネガティブな習慣がないから楽なのかもしれないけど、毎晩のルーティンがある。自分が夕飯を作る間に夫は皿洗いか読書、食べたら長い散歩に出て、帰ったらソファで20分おしゃべり、シャワー、自分はスキンケアで夫は加湿器の水を入れたり戸締りしたり。ベッドに入ったらまた話すか読書して、眠くなったら寝る。今臨月で寝つきが悪くて、1時間後に目が覚めてスマホでベビー用品をポチポチしちゃうんだけどね。この生活全体がリラックスみたいなもので、そもそもほぐす必要があるほど張り詰めてないんだよ。
30. 名無しのReddit住民
読書、Tubiでインディー映画を探す冒険(20分で続行か撤退か判断する)、音楽を弾いたり昔の曲を聴いたり、祈ったり感謝について考えたり。あとは猫。猫にキャットニップをあげて、思いっきり遊んであげる。猫のテンションが上がっていくのを見てるだけで幸せなんだよ。
※ Tubiはアメリカの無料動画配信サービス。広告つきだがインディーズ映画やB級映画のラインナップが豊富。
まとめ
このスレッドで際立っていたのは、シラフの人たちの「リラックス法」が驚くほど多様で、しかもどれも穏やかだということ。凝ったお茶の儀式、ヤギへのキス、鳥の鳴き声の識別、毎週のフォー・フライデー。派手さはないけれど、それぞれが自分だけの小さな儀式を大切にしている姿が印象的でした。一方で、「そもそもリラックスが必要なくなった」という声も複数あり、酒が作り出していた緊張→解放のサイクルから抜け出したことで、日常そのものが穏やかになったという気づきは深いものがあります。もちろん「脳が止まらない」「退屈すぎる」というリアルな苦しさもあり、断酒が全員にとってバラ色ではないことも正直に語られていました。皆さんは、お酒に頼らない「一日の終わりの儀式」、何かありますか?

コメント
酒が飲めないから1日最後は睡眠導入剤。