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「あの頃は本気だったんだな」2020年代初頭の消えた流行|海外の反応

おもしろ・ネタ

あれ、もう6年前?海外掲示板Redditで「2020年代初頭に一気に流行って、あっという間に消えたトレンドは?」が話題になり、「NFTのサルのアイコン」「Among Us」「Clubhouse」「メタバース」「食料品を洗ってた」「肘タッチ」「トイレットペーパーの買い占め」…。パンデミックが生んだ熱狂と、パンデミックが去った後に残ったもの。2026年から振り返ると、あの数年間はまるで集団の夢だった。30選をお届けします。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
NFTのプロフィール画像。何でもかんでもネオンのサル。「ブロックチェーン」と言えば議論が盛り上がり、300万円のJPEG画像を「投資」と呼んでた。今振り返ると集団の熱病。2026年にNFTのサルをアイコンにしてる人を見かけたら、2015年に「Keep Calm and Carry On」のTシャツを着てる人を見た時と同じ気持ちになる。「あの頃は本気だったんだな」という哀愁。一番面白いのは、NFTを推してた人の多くが今は「最初から怪しいと思ってた」と言ってること。いや、あなたサルに50万円払ってましたよね。
※ NFT(非代替性トークン)市場は2021〜2022年にピークを迎え、Bored Ape Yacht Club(BAYC)のNFTは1枚数千万円で取引された。2023年以降、取引量は95%以上減少。NFTアートの大半が現在ほぼ無価値になっている。

2. 名無しのReddit住民
パンデミック初期の衛生ブーム。食料品を家に帰って全部洗ってた。りんごを石鹸で洗った。Amazonの箱を24時間放置してから開けた。お店の床に一方通行の矢印が貼ってあって、6フィート間隔の点のマーク。入店制限で行列。握手の代わりに肘タッチ。マスクと消毒液がファッションアイテムになった数ヶ月。──で、全部やめた。今は手も洗わない人が元に戻ってる。あれだけ「衛生!衛生!」と叫んでたのに、人間の記憶は短い。パンデミックを経験しても変わらなかったのが信じられない。

3. 名無しのReddit住民
トイレットペーパーの買い占め。2020年3月、世界中のスーパーからトイレットペーパーが消えた。食料でも水でもなく、トイレットペーパー。人類が文明崩壊を前にして最初に確保したのが「お尻を拭くもの」。倉庫にトイレットペーパーを山積みにした写真をSNSに投稿する人がいた。あれから6年、うちのガレージにまだ2020年に買ったトイレットペーパーが残ってる、という報告がスレッドにあった。

4. 名無しのReddit住民
Among Us。隔離期間中の最高のソーシャルゲーム。友達とボイスチャットしながら「誰がインポスターか」で大騒ぎした夜。ストリーマーにとっても黄金期で、普段ゲームをしない人まで参加してた。コラボがしやすくて、政治家やセレブまでプレイしてた。アニメ化の話もあったけど最近は聞かない。ゲーム自体は今もあるけど、あの熱狂は完全に2020年限定。隔離が終わったらAmong Usも終わった。ゲームの面白さより「みんなが同時に暇だった」ことが最大の燃料だった。
※ Among Usは2018年発売だが、2020年のロックダウン中に爆発的にヒット。ピーク時の月間アクティブプレイヤーは5億人を超えた。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス米下院議員がTwitchでプレイして75万人の同時視聴者を集めたことも話題に。

5. 名無しのReddit住民
Clubhouse。招待制の音声SNS。2021年初頭に突然全員が話題にしてた。「招待持ってる?」がステータス。テック起業家や投資家がルームを開いて、一般人が聞きに行く。Twitterスペースが出た瞬間に存在意義が消えた。招待制の特別感だけで持ってた。コンテンツじゃなくて「入れるかどうか」が価値だった。入れた途端に「あれ、普通の会話だな」と気づく。最も寿命が短いSNSの一つかもしれない。
※ Clubhouseは2020年3月にローンチ、2021年2月に大ブレイク。ピーク時の企業価値は約40億ドル。しかしTwitterスペース、Spotify Greenroomなどの後発サービスが登場し、2022年以降は急速にユーザーを失った。

6. 名無しのReddit住民
メタバース。Facebookが社名をMetaに変えてまで推した。「未来はメタバースにある」「2025年までにオフィスはVR空間になる」。2026年現在、なってない。ザッカーバーグのアバターが空虚な仮想空間に立ってる画像は、2020年代のインターネットで最も悲しい画像の一つ。何百億ドルもつぎ込んで、ほとんど誰も住んでない仮想都市を作った。「みんなが欲しがるはず」と作った側が思い込んで、誰も欲しがらなかった。
※ Meta(旧Facebook)はメタバース部門Reality Labsに2022年だけで約137億ドル(約2兆円)を投資し、同年の営業損失は約137億ドル。2023年のHorizons Worldsの月間アクティブユーザーは目標50万人に対して約20万人にとどまったと報道された。

7. 名無しのReddit住民
ジョー・エキゾチック。Netflixの『タイガー・キング』。2020年3月、全員がロックダウンに入った直後に配信されて、全員が見た。トラを飼って元夫を殺そうとした男がアメリカのヒーロー扱いされた数週間。Tシャツが売れ、ミームが量産され、大統領からの恩赦を本気で待ってた人がいた。──2ヶ月後には誰も話題にしてなかった。「パンデミックの最初の週」という極めて特殊な環境でだけ成立したコンテンツ。

8. 名無しのReddit住民
ホイップコーヒー(ダルゴナコーヒー)。インスタントコーヒーと砂糖と水を同量混ぜて、泡立つまで混ぜる。TikTokで爆発的に流行って、全員が作って投稿した。「やってみた」が2週間続いて、「腕が疲れる」で終わった。自宅でパンを焼くブームも同じ。サワードウ、バナナブレッド。近所でバナナが売り切れた。「パンデミックフード」は1ヶ月ごとに入れ替わって、最終的にみんなUber Eatsに戻った。ロックダウンの料理熱は「暇だったから」であって「料理が好きだったから」じゃなかった。

9. 名無しのReddit住民
あつまれ どうぶつの森。パンデミックの絶妙なタイミングで発売された。YouTubeは島ツアー動画で溢れ、SNSは島のデザインで溢れた。ゲームとしての完成度は議論の余地があったけど(未完成で出した面もある)、「みんなが同時にプレイしてる」一体感は特別だった。友達の島に遊びに行って、カブの値段を報告し合って。今も遊んでる人はいるけど、あの社会現象は二度と起きない。「全員が暇で、全員が同じゲームをやってる」は再現不可能な条件。

10. 名無しのReddit住民
Zoom飲み会。最初は新鮮だった。画面越しに友達と飲める!背景をビーチにして、バーチャルで乾杯!2回目で「あれ、楽しくないな」と気づく。3回目で「やっぱり画面越しの飲み会は飲み会じゃない」と結論が出る。音声がズレる、誰かが話し始めると全員黙る、沈黙が気まずい。対面の飲み会では沈黙すら心地いいのに、Zoomの沈黙は恐怖。Zoom飲み会が教えてくれたのは「人間はオフラインの生き物」。

11. 名無しのReddit住民
TikTokのシーチャンティー(海の歌)ブーム。スコットランドの郵便局員がアカペラで歌った19世紀の船乗りの歌が世界中でバイラルに。突然、全員が「ウェルアーマンマーン…」と歌い始めた。数週間後、誰も歌ってなかった。TikTokトレンドの寿命の短さを象徴するエピソード。「流行の回転速度」がTikTok以前と以後で明らかに変わった。

12. 名無しのReddit住民
QRコードのレストランメニュー。パンデミック中に「触らなくていい」という理由で一気に普及した。最先端技術みたいに扱われてたけど、QRコード自体は1994年の日本の発明。スマホのカメラが悪い人には小さなストレスで、年配の客には大きなストレスだった。パンデミック後も残ってる店はあるけど、「紙のメニューください」という人が確実に増えてる。コスト削減のためにQRコードを続けてる店と、ホスピタリティのために紙に戻した店。どちらが正解かはわからない。
※ QRコード(Quick Response Code)は1994年にデンソーウェーブ(日本)が開発。元々は自動車部品の在庫管理用。パンデミック前の欧米ではほとんど使われていなかったが、2020年以降急速に普及。日本ではパンデミック以前から決済やチケットなどで広く利用されていた。

13. 名無しのReddit住民
Wordle。毎日1問だけ。6回以内に5文字の英単語を当てる。結果を緑と黄色のマスで共有する。2022年初頭、SNSのタイムラインが緑と黄色のマスだらけになった。New York Timesが買収して、派生ゲームが大量に出て、数ヶ月後にはフィードから消えた。「1日1問」の制約が中毒性を生んでたけど、同時に「飽きやすさ」も生んでた。今もプレイしてる人はいるけど、共有する人はほぼいない。「共有する」こと自体がトレンドだった。

14. 名無しのReddit住民
「エッセンシャルワーカーは英雄」の時期。医療従事者、スーパーの店員、配達員、清掃員…。毎晩7時に拍手した。SNSで感謝を投稿した。本当にみんなが思ってた、「この人たちは英雄だ」と。──で、賃金は上がったか。労働条件は改善されたか。答えはほとんどNo。拍手は無料。賃上げはコストがかかる。「英雄」の称号は予算ゼロの報酬だった。一番残酷なのは、英雄扱いが消えた後に残った現実──同じ仕事、同じ低賃金、でももう誰も拍手しない。

15. 名無しのReddit住民
VSCOガール。スクランチー、ハイドロフラスク、オーバーサイズのTシャツ、「And I oop!」と「sksksk」。2019年後半〜2020年初頭の一瞬。TikTokのアルゴリズムが全力で拡散して、全力で忘れさせた。VSCOガールを覚えてるかどうかで年齢がバレる。次のトレンドが来る速度が速すぎて、各トレンドの寿命が数ヶ月に圧縮されてる。「流行を追う」こと自体が疲れるペースになった。
※ VSCO(Visual Supply Company)は写真編集アプリ。「VSCOガール」は環境意識とスキンケア重視のビーチ風スタイルを指すTikTokミームとして拡散。ハイドロフラスクの金属ストロー、Birkenstock、ブランケットスカーフが定番アイテムだった。

16. 名無しのReddit住民
在宅勤務が「当たり前」だった時期。1日中パジャマ。通勤ゼロ。ガソリン代ゼロ。ミーティング中にカメラオフで洗濯。「もうオフィスには戻らない」と全員が言ってた。──2年後、「週3日出社」「対面のコラボレーションが大事」。結局多くの企業がオフィス復帰を要求した。「パンデミック中に分かったこと」は「パンデミックが終わったら忘れること」だった。病気休暇も同じ。咳をしてても出勤する人が復活してる。今うちの部署10人中4人がオフィスの隅で咳き込んでる。コロナの健康チェック戻してほしい。

17. 名無しのReddit住民
誕生日の車パレード。ロックダウン中に誕生日を迎えた子どものために、近所の人が車で家の前を通過してクラクションを鳴らす。風船をつけた車が20台並んでる光景は感動的でもあり、シュールでもあった。「人間は何があっても祝い方を見つける」の証明。一方で「自分の誕生日にこれだったら泣く」という正直な声もスレッドにあった。

18. 名無しのReddit住民
タイダイ柄のセットアップ。ロックダウン中にDIYで染める人が続出した。「外に出ないんだから派手でいい」。Instagramのフィードがタイダイで埋まった数ヶ月。ロックダウンが緩和されて外に出た瞬間、誰もタイダイを着てなかった。家の中では似合うけど、外に出ると「あれ?」。パンデミックファッションは家の中でだけ成立してた。

19. 名無しのReddit住民
「みんなに優しくする」時期。2020年の春、本当にみんなが優しかった。見知らぬ人に「大丈夫?」と声をかけ、「みんなそれぞれ見えない戦いをしてる」が合言葉になった。SNSに「Be Kind」のポストが溢れた。──あれは本物だったと思う。みんなが同時に怖かったから。恐怖は共感を生む。恐怖が去ったら共感も減った。「みんなに優しく」は危機の時だけ持続する特殊なモード。日常では維持するのが難しい。でもあの数週間、人間は確かに今より優しかった。

20. 名無しのReddit住民
雪の日に学校が休みになること。パンデミック前は「雪→学校閉鎖→子どもは喜ぶ」だった。パンデミック中にオンライン授業のインフラが整って、雪が降っても「Zoomで授業します」。雪の日の休みは「テクノロジーがなかったから」存在してた自然のボーナスタイム。そのボーナスがなくなった。子どもにとっては2020年代で最も悲しい変化かもしれない。

21. 名無しのReddit住民
GameStop株の騒動とミーム株ブーム。Reddit発の革命。「ヘッジファンドをぶっ潰せ」でみんなが一斉に株を買った。GameStop、AMC、BlackBerry…。ロビンフッド(取引アプリ)が買い注文を停止して大騒ぎ。数人は億万長者になり、大多数は損をした。「個人投資家が機関投資家に勝てる」という夢は美しかったけど、結局は「早く降りた人が勝つチキンレース」。NFTと同じで、「投資」と「投機」の区別がつかない人が大量に参入した時期。
※ 2021年1月、r/wallstreetbetsの個人投資家がGameStop株を大量購入し、空売りしていたヘッジファンド(メルビン・キャピタル等)に巨額の損失を与えた。GameStop株は数日で約1,500%上昇。その後急落し、多くの個人投資家が損失を被った。

22. 名無しのReddit住民
暗号通貨の「みんな儲かる」時期。ビットコイン、イーサリアム、ドージコイン。イーロン・マスクがツイートするたびに価格が動いた。犬のミームから生まれた通貨に全財産を突っ込む人がいた。「HODL」「To the moon」が合言葉。2022年のFTX崩壊で一気に冷めた。暗号通貨自体は消えてないけど、「Uber運転手がビットコインについて語り始めたら天井」は正しかった。
※ FTXは当時世界第2位の暗号通貨取引所で、2022年11月に経営破綻。顧客資産約80億ドルが消失。創業者サム・バンクマン=フリードは詐欺罪で懲役25年の判決を受けた。

23. 名無しのReddit住民
2020年代初頭のトレンドの寿命が短い理由。TikTokのアルゴリズムが全てを加速させた。発見→拡散→飽和→消滅のサイクルが2010年代は数ヶ月〜1年だったのが、2020年代は数週間に圧縮された。シーチャンティーは2週間。ダルゴナコーヒーは1ヶ月。トレンドが速すぎて、「何が流行ってるか」を追うこと自体がフルタイムの仕事になった。2026年の今、2020年の流行を思い出すのに苦労するのは当然。速すぎて記憶に定着しない。

24. 名無しのReddit住民
正直に言うと、ロックダウンは人生で一番良い数週間だった。「不謹慎」と言われるのはわかってる。人が亡くなってたのも知ってる。でも──朝の通勤がない。上司が目の前にいない。1日の半分を自分のために使える。近所の人と初めて会話した。庭に出る時間が増えた。料理を覚えた。自分が何が好きで何が嫌いかわかった。ロックダウンが良かったんじゃなくて、「それ以前の生活がいかにおかしかったか」に気づいた。

25. 名無しのReddit住民
「Web3」という言葉。2021〜2022年のテック業界で最もバズったワード。NFT+ブロックチェーン+分散型+メタバース=Web3。「インターネットの次の進化」と呼ばれた。VCが何十億ドルも投資した。カンファレンスが毎週あった。でも「普通の人がWeb3で何をするのか」に誰も答えられなかった。テクノロジーの問題じゃなくて、ユースケースの問題。「解決策はあるけど問題がない」。NFT、メタバース、Web3──全部同じ穴に落ちた。

26. 名無しのReddit住民
パンデミック中のDIYブーム全般。パンを焼く、タイダイを染める、部屋をリノベーションする、ガーデニングを始める、ギターを買う…。「こんなに時間があるの初めて!新しいスキルを身につけよう!」。3週間後、サワードウのスターターは冷蔵庫の奥で死に、ギターは壁の飾りに、ガーデニングは雑草に負けた。人間は「暇=生産的になる」わけじゃないと学んだ。暇は最初の2週間だけ生産的。その後はNetflixに負ける。

27. 名無しのReddit住民
AIアート。DALL-E、Midjourney、Stable Diffusion。2022年後半に突然全員がAIアーティストになった。「猫がスーツを着て会議してる」画像が毎日フィードに流れた。最初は「すごい!」。1ヶ月後には「また犬が宇宙飛行士してる」。3ヶ月後には「もう見飽きた」。AIアート自体は消えてないけど、「AIで作った画像を見せびらかすこと」は完全に消えた。技術は残ったけど、トレンドとしての輝きは数ヶ月だった。

28. 名無しのReddit住民
BeRealのアプリ。1日1回、ランダムな時間に通知が来て、2分以内に前後カメラで写真を撮る。「フィルターなし、加工なし、リアルな自分を共有しよう」。コンセプトは良かった。でも通知が来るたびに「今は無理」と思う回数が増えて、1ヶ月で開かなくなった。「リアルであること」は思ったより面倒だった。結局みんなInstagramに戻った。加工された自分の方が楽。
※ BeRealは2022年にApp Storeのアプリオブザイヤーを受賞。ピーク時のデイリーアクティブユーザーは約2,000万人。しかし2023年以降急減し、2024年にフランスのVoodoo社に買収された。

29. 名無しのReddit住民
2020年代初頭を振り返ると、パンデミックが「実験室」だったのがわかる。全員が同時に暇になって、全員が同時に新しいことを試した。NFT、メタバース、Clubhouse、Web3、暗号通貨、DIY、新しいSNS…。実験の多くは失敗した。でもいくつかは残った。QRコード決済。在宅勤務のオプション。Zoomのインフラ。「消えたトレンド」のリストを見ると、「残ったもの」の価値がわかる。残ったものには理由がある。消えたものにも理由がある。

30. 名無しのReddit住民
個人的に一番懐かしいのは「みんなが同じ体験をしてた」こと。Netflix、Among Us、バナナブレッド、トイレットペーパー、7時の拍手──全員が同じ話題を共有してた。インターネットの断片化でみんなが違うフィードを見てる時代に、パンデミックだけが「全員同じ体験」を強制した。あれ以来、全員が同じことについて話す瞬間は減った気がする。パンデミックは最悪だった。でもあの一体感は少し懐かしい。不謹慎かもしれないけど、正直な気持ち。

まとめ

NFTのサル、メタバース、Clubhouse、Web3、GameStop株、暗号通貨ブーム、Among Us、Zoom飲み会、ダルゴナコーヒー、トイレットペーパー騒動…。2020年代初頭のトレンドに共通するのは「パンデミックが生んだ特殊な環境でだけ成立した」こと。全員が同時に暇で、全員が同時に不安で、全員が同時に「何か新しいもの」を求めてた。TikTokのアルゴリズムがそれを加速させ、発見から消滅までのサイクルが数週間に圧縮された。日本でもあつ森、鬼滅の刃、タピオカの次のブームとして「パンデミック系トレンド」が同時に流入した時期。2026年から振り返ると、あの数年間はインターネット史上最も密度の高い「集団の実験期間」だったのかもしれない。

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