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海外「サブスクを解約したら、何千曲のうち自分のものは1曲も残らない」いまもCDを買い続ける40歳以上の言い分とは?

海外「サブスクを解約したら、何千曲のうち自分のものは1曲も残らない」いまもCDを買い続ける40歳以上の言い分とは? エンターテイメント

最後にCDを買ったのは、いつだっただろうか。海外掲示板に、40歳以上の利用者へ向けて「最後に買ったCDは何で、何年のことか。それ以降、音楽にお金を払ったか」と尋ねるスレッドが立った。1996年に買ったのを最後に一度も払っていない人、父親にナップスターを見せた日を懐かしむ人がいる一方で、「今年だけで12枚くらい買った」「いまも毎週2、3枚届く」という人も多い。読みどころは、アルバムの名前よりも理由のほうだ。車からCDプレーヤーが消えた。逆に、Bluetoothの無い車を買ってしまった。サブスクは解約したら何も残らない。ライブ会場で買えばアーティストにお金が届く。CDをやめた事情も、やめない事情も、人によってまるで違っていた。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
レディオヘッドの『OK コンピューター』。買ったのは2026年だよ。
いまCDのコレクションを集め直しているところで、今年に入ってもう12枚くらい買った。
地元の個人経営の店が中古CDをよくそろえていて、だいたい1枚4〜8ドル。『OK コンピューター』が6ドルくらいで手に入ったときは、本当にうれしかったね。棚を端から眺めていくだけでもすごく楽しいし、すっかり忘れていたいいアーティストに山ほど再会できる。

※ 『OK コンピューター』は、英国のロックバンド、レディオヘッドが1997年に出したアルバム。4〜8ドルは、1ドル150円換算で600〜1200円ほど。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
これという1枚の名前は挙げられないんだけど、リサイクルショップに寄って1枚1ドルのCDがあったら、そのたびに10枚まとめて買ってる。うちのコレクションでいちばんいい音楽にも、いちばんひどい音楽にも、そうやって見つけたものが混じってるよ。

3. 名無しのReddit住民
CDは、エミネムの『ザ・マーシャル・マザーズLP』を最後に買ってない。90年代の終わりにはMP3プレーヤーを持っていたんだ。容量は32MBだったけど。
いちばん好きな思い出のひとつが、父にナップスターを見せたときのこと。そうしたら父が、どの曲をダウンロードすればいいか教えてくれた。ピンク・フロイド、シン・リジィ、イーグルス、イエス、ほかにもまだまだたくさん。
あれで、音楽の見え方がまるごと変わった。それまで聴いていたのは、ありきたりなポップスばかりだったから。

※ ナップスターは1999年に登場した、利用者どうしで音楽ファイルをやり取りできるサービス。著作権侵害で訴えられ、2001年に当時のサービスを止めた。32MBは、当時よく使われた音質のMP3でおよそ30分ぶんの容量。名前の挙がった4組は、いずれも1970年代を中心に人気を集めたロックバンド。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
自分はナップスターの時代から、音楽には一度もお金を払ってないよ。

5. 名無しのReddit住民
40歳にはまだなってないけど、いまもDiscogsでCDを買ってる。中古でも気にしない。
とはいえ、2000年代の初めにネットをあちこち探し回ったのとLimeWireのおかげで、音楽を……あまり胸を張れない方法で手に入れるのは得意になってしまった。いまはその罪滅ぼしも兼ねて、ちゃんと買ってるよ。

※ Discogsは、世界中のCDやレコードを盤ごとに登録したデータベースと、個人どうしの売買の場を兼ねたサイト。LimeWireは2000年代に広く使われたファイル共有ソフトで、音楽の違法な共有に使われることが多く、裁判所の命令を受けて2010年に配布を終えた。

6. 名無しのReddit住民
たしか、アリス・イン・チェインズの『ブラック・ギヴズ・ウェイ・トゥ・ブルー』(2009年)だったと思う。
CDを買わなくなったのは、いちばんよく聴いていた場所からCDプレーヤーが消えたから。車のことだよ。
そのあとはアルバムを何枚かデジタルで買った。ミュージカル『ハミルトン』のサントラとかね。しばらくはMP3を入れたUSBメモリを車につないで聴いていたけど、いまは全部ストリーミング。YouTube Premiumに付いてくるYouTube Musicで十分間に合ってる。契約しているサブスク全体の中でも、とくによく使っていて、とくに役に立っているものだね。

※ アリス・イン・チェインズは米シアトル出身のロックバンド。『ハミルトン』は、米国建国期の政治家を描いたブロードウェイのヒットミュージカル。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
こっちは車のせいで、CDを買うことになった。2024年に、ミート・ローフの『地獄のロック・ライダー』とほかに何枚か。買った車に、Bluetoothも外部入力の端子も付いていなかったんだよ。

※ 『地獄のロック・ライダー』は、米国の歌手ミート・ローフが1977年に出した代表作。

8. 名無しのReddit住民
うちの車には、まだちゃんと動くCDチェンジャーが付いてる。だからいまもCDを買ってるよ。
最後に買ったのは、子どもたち用のテイラー・スウィフト。ああ、それとマイケル・ジャクソン、ガンズ・アンド・ローゼズ、ジョージ・サラグッドも何枚か。こっちは教育のためだ👍

※ CDチェンジャーは、何枚ものCDを入れておいて、切り替えながら再生できる装置。ジョージ・サラグッドは、米国のブルースロックの歌手・ギタリスト。

9. 名無しのReddit住民
CDはいまも、Amazonでふつうに買ってる。16ドルを超えるようなら見送るけど、たいていはデジタル版より少し高いくらいだし、古いアルバムだとデジタル版より安いことも多い。
ただ、CDそのものを再生することはない。届いたらすぐに取り込んで、スマホに入れてしまうからね。音楽を自分のものとして持っておきたいし、うっかりファイルを消してしまっても、手に取れる予備があると思うと安心できる。CD棚がいっぱいになったら、デジタルで買うほうに切り替えることも考えるかもしれない。
配偶者のApple Musicに相乗りさせてもらっていて、これまでに作られたほぼどんな曲でも、好きなときに聴けるのはありがたいよ。でも、このサブスクを一生続けるとは思っていない。そうなったときにも、手元に音楽のコレクションが残っていてほしいんだ。
最近買ったのは、ピーター・ガブリエルの『i/o』とメタリカの『キル・エム・オール』あたり。

※ 『i/o』は、英国の歌手ピーター・ガブリエルが2023年に出したアルバム。『キル・エム・オール』は、メタリカの1983年のデビュー作。16ドルは、1ドル150円換算で2400円ほど。

10. 名無しのReddit住民
持っているCDは5100枚を超えていて、いまも毎週2、3枚は届く。古くてマイナーなもの、外国のもの、出たばかりの新譜といろいろだ。
CDやTシャツやポスターをアーティスト本人から直接買うのが、彼らに実際にお金を届けるいちばんの方法だよ。ストリーミングからは何も入ってこないし、ツアーも大半は大した稼ぎにならない。アーティストの取り分は経費を引いたあとの残りから出るのに、会場やスタッフ(機材係やマネージャーなど)は売上の総額から受け取るからね。
うちが応援するのはアーティストであって、大企業じゃない。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
5100枚……。うちは300枚を超えたあたりで、家族から「棚はもう増やさないで」と言い渡されたよ。どこに置いてるのか、まずそこを教えてほしい。

12. 名無しのReddit住民
2、3か月前にパンクのライブへ行って、出ていたバンド全部から1枚ずつ、物販のテーブルでCDを買った。アーティストのことは、いつだって応援したいからね。

13. 名無しのReddit住民
トゥールの『フィア・イノキュラム』(2019年)。
いちばん好きなバンドが戻ってきてくれたんだから、喜んでお金を出したよ。それにあのバンドは、パッケージもアートワークもとことん作り込んでくるしね。

※ トゥールは米国のロックバンド。『フィア・イノキュラム』は13年ぶりのアルバムで、最初に出たCDは、小さな液晶画面とスピーカーを組み込んだ限定仕様だった。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
自分もトゥールで、『アニマ』を2026年に買った。持っていたやつは娘に持っていかれてね。それは別にかまわないんだけど、とにかくすぐに買い直したよ。

15. 名無しのReddit住民
ダルードの『サンドストーム』。

※ 『サンドストーム』は、フィンランドのDJ、ダルードの代表曲。英語圏のネットでは、動画や配信で「この曲は何?」と聞かれたら、合っていなくてもとりあえずこの曲名を答える、というお決まりの冗談として知られる。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
言うと思った(笑)。曲名を聞かれたら、とりあえずそれを答えておくお約束、まだ現役だったんだな。で、本当は何を買ったの?

17. 名無しのReddit住民
つい先日、CDを買ったばかりだよ! ザ・フーの『トミー』の中古盤。
CDは3000枚以上ある(そのうち500枚ぶんくらいは、AmazonやiTunesでダウンロードしたもの)。CDも本もDVDも、手に取れる形のものがいまでも大好きなんだ。
ストリーミングはすばらしい。でも、自分のものとして持っていたい。だから、いつか解約するかもしれないサブスクで借りるより、1枚ずつCDにお金を払うほうを選ぶ。もし解約したら、プレイリストに入れた何千曲のうち、自分のものは1曲も残らないわけだから。

※ 『トミー』は、英国のロックバンド、ザ・フーが1969年に出したアルバム。全体でひとつの物語になっている「ロック・オペラ」として知られる。

18. 名無しのReddit住民
2018年にライブへ行ったとき、前座がすごく良かったから、応援のつもりでCDを買った。
Spotifyの有料会員は続けているけど、音楽を買うことはもうない。聴くのはほとんど車の中かパソコンの前で、どっちにもディスクを入れるドライブが付いていないんだ。
iPodの時代は、200GBを超えるMP3を持ち歩いていた。いまはSpotifyの会員料金だけで、その大半と、それ以上のものが聴ける。

19. 名無しのReddit住民
56歳。最後に買ったCDは、エレクトリック・コールボーイの『TANZNEID』。すごくいいアルバムだよ。
それ以来、音楽にお金は払ってない。といっても、買ってからまだ2か月もたっていないんだけどね。
ただ、Spotifyの有料プランにはお金を払ってる。あれは数に入るのかな。

※ エレクトリック・コールボーイはドイツのバンド。メタルコアと呼ばれる激しいロックに、ダンスミュージックの要素を混ぜた作風で知られる。

20. 名無しのReddit住民
たぶん2001年が最後かな? そのあとは長いこと、違法ダウンロードで済ませるようになった。
いまはSpotifyとSoundCloudがあるから、もうその必要もない。
うちのいちばん上の娘は、卒業祝いにもらったお金を全部CDとレコードにつぎ込んだ。そして、彼氏(1人とは限らない)と家を飛び出したとき、それを全部うちに置いていったんだ。お金の使い切り方として、あれほど不可解なものは見たことがない。

※ SoundCloudは、作り手が自分の曲を投稿して公開できる音楽共有サービス。

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
親は長いこと違法ダウンロードで済ませて、娘は卒業祝いをはたいてCDとレコードを買う。世代で立場がそっくり逆になってるのが面白いな。置いていかれたレコード、聴いてみたら案外いいかもしれないよ。

22. 名無しのReddit住民
49歳。中古のCDをかなり買ってる。いまの中古CDは、昔のレコードと同じ立場なんだよ。みんなが何の値打ちもないと思っているから安い。
ところが、そこでしか聴けない曲が入った珍しい盤になると、1枚で驚くような高値が付くこともある。Discogsが出てきて何もかもに相場ができてしまう前、ネット以前のレコードがそうだったように、CDならいまでも掘り出し物に出会えるわけだ。
新人の新譜はレコードを定価で買うし、往年の名盤も、値段さえ折り合えばアーティストの本国で出た初回プレスを買う。ライブには山ほど行っていて(年に100本くらい)、レコードはたいてい会場の物販で買うよ。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
自分は2、3か月前にローリング・ストーンズの『Foreign Tongues』を買ったし、ディープ・パープルの新作もいま届くのを待ってる。どっちもCDだよ。レコードだからって3倍の値段を払うのは、お断りだ。

24. 名無しのReddit住民
先月、ザ・ウォーニングの新しいCDを買った。バンドのサイン入りだよ。彼女たちとその音楽を、できることならどんな形でも応援したいんだ。
ただ、このCDを聴くことはこの先もない。ふだん聴くのは、自分で持っているデジタルの音源のほうだから。

※ ザ・ウォーニングは、メキシコ・モンテレイ出身の3姉妹によるロックバンド。

25. 名無しのReddit住民
60歳だよ。先月、地元のレコード店で180ドルくらい使った。ダイナソーJr.、タッド、マッドハニー、ニック・ケイヴ、サムヘインのCDを買って、コレクションの足りないところを埋めたんだ。いちばん新しい盤は、スワンズの『Newly Sentient Being』。
自分にとって大きな意味のある音楽を、ひとそろい手元に置いておくのが好きなんだ。コレクションとしての値打ちが目当てじゃない。聴くために持ってる。

※ 名前の挙がった5組は、主に1980〜90年代に頭角を現した、パンクやオルタナティブ・ロック系のバンドや歌手。スワンズは米国の実験的なロックバンド。180ドルは、1ドル150円換算で2万7000円ほど。

26. 名無しのReddit住民
音楽のストリーミングサービスには賛成できないから、iTunesで月に何曲か買ってる。
レコードも買うよ。最近買ったのは、アリス・イン・チェインズの『ジャー・オブ・フライズ』と、『カウボーイビバップ』のサントラ。
最後に買ったCDは、何も入っていない録音用のやつだった。2年半前、葬儀で使うためにね。

※ 『カウボーイビバップ』は1998年に放送された日本のアニメ。菅野よう子が手がけたジャズ中心の音楽は、海外でも人気が高い。

27. 名無しのReddit住民
スマッシング・パンプキンズの『メロンコリーそして終りのない悲しみ』。
1996年のことで、当時は海軍にいて、国外の基地に配属されていた。
質問への答えは「いいえ」。あれ以来、音楽には一切お金を払ってない。

※ 米国のロックバンド、スマッシング・パンプキンズが1995年に出した2枚組のアルバム。

28. 名無しのReddit住民
最後に買ったCDはニッケルバック! 友だちに贈るギフトカードを入れるケースにしようと思って、中古で買ったんだ😂

※ ニッケルバックはカナダのロックバンド。世界的に売れた一方で、英語圏のネットでは長年「ダサいバンド」の代表として冗談の的にされてきた。

29. 名無しのReddit住民
44歳。1年くらい前、地元で観た歌手のCDを買った。彼女の名前も、そのCDをどこに置いたかも、もう覚えてない。
妻は43歳で、テイラー・スウィフトのいちばん新しいCDを買っていた。いや、新曲を4曲足して出たばかりの特別版じゃなくて、そのひとつ前に出たアルバムのほうだ。

30. 名無しのReddit住民
最近また、リサイクルショップでCDを買うようになった。何年も前に手放したコレクションを作り直したいわけじゃない。曲を取り込んでMP3にして、今年ネットで30ドルで買ったちっぽけなMP3プレーヤーに入れたいんだ。
同じ20枚ちょっとのアルバムを聴くために、毎月お金を払い続けるのに疲れた。何ひとつ自分のものになっていない感じにも、うんざりしてる。
ここ何か月かはBandcampで音楽を買っていて、これがすごく楽しい。最後に買ったアルバムは、ビット・ブリゲイドの『The Legend of Zelda』だよ。

※ Bandcampは、アーティストやレーベルが、音源のダウンロードやCD・レコードをファンに直接売れるサイト。ビット・ブリゲイドは、ファミコン時代のゲーム音楽をロックバンドの編成で演奏する米国のバンドで、このアルバムでは『ゼルダの伝説』の曲を演奏している。30ドルは、1ドル150円換算で4500円ほど。

まとめ

答えは「もう買っていない人」と「いまも買っている人」に分かれましたが、読みごたえがあったのは理由のほうでした。やめた側の事情は、ナップスターなどでタダで手に入るようになった、車からCDプレーヤーが消えた、Spotifyがあれば足りる、というもの。買い続ける側は、中古なら1枚1〜8ドルで買える、サブスクは解約したら何も残らない、ライブの物販で直接買えばアーティストにお金が届く、と挙げています。同じ「車」が、やめた理由にも買う理由にもなっているのが印象的です。

もうひとつ目を引くのは、買ったCDを再生しない人が何人もいたことです。届いたらすぐに取り込んで棚にしまう人、サイン入りのCDをこの先も聴くつもりがない人、ギフトカードのケースとして買った人までいました。CDは音を聴くための道具というより、手元に残る「自分のもの」や、応援の気持ちを渡す手段になっているようです。その一方で、「聴くために持っている」と言い切る60歳もいて、ひとくくりにはできません。なお元スレッドでは、ザ・ウォーニングの新作を挙げた人がほかにも何人もいました。

日本は、海外でも「CDがまだ売れている国」として知られています。それでも、車や家からプレーヤーが消え、気がつけば月額だけを払っている、という流れに心当たりのある人は多いのではないでしょうか。皆さんが最後に買ったCDは何でしたか? そのあと、音楽にお金を払っていますか?

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コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    サブスク信奉も困ったもので、サーバーが止まったらって考えないのだろうか?