「本来はAのための道具なのに、みんな平気でBに使ってる。しかもメーカーもそれを分かってて、見て見ぬふりをしてる」——そんなモノを挙げていくスレッドが伸びていた。寝室の椅子から綿棒、Excelまで、言われてみれば確かに…な”あるある”が山盛りで、読んでいるうちに自分の部屋を見回したくなる。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
寝室にある椅子。あれは絶対にクローゼットとして設計されてない。なのに気づけば脱いだ服の山がきれいに積み上がってる。うちにもあるよ、椅子の形をした服のタワーが。座るためのものだったなんて、もう思い出せない。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
うちのエアロバイクも完全に同じ運命をたどってる。買った時は毎日漕ぐつもりだったのに、今では家で一番背の高い物干し。ペダルより先にハンガーの機能を覚えてしまった。
3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
笑っちゃうのが、その需要に気づいたメーカーが本当に「ランドリーチェア(服を掛けるための椅子)」を商品化して売ってること。もう完全に開き直ってて、逆に清々しい。
4. 名無しのReddit住民
綿棒で耳掃除。これ以外の使い道なんてある?って感じだけど、実は本来の想定用途ではないらしくて、箱の注意書きを読むとちょっと気まずくなる。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
箱には「耳の中に入れないでください」ってデカデカと書いてあるのに、全人類が受け取った瞬間に耳に突っ込む。人間と綿の間で交わされた、世界共通の秘密の約束みたいなものだよね。
6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
面白いのは、実は綿棒はまさに耳掃除のために生まれた道具だってこと。発明者が、奥さんが爪楊枝に綿を巻いて子どもの耳を掃除してるのを見て、もっと安全にできるやつを作ったのが始まり。だから元祖の用途としては、むしろ大正解なんだよな。
7. 名無しのReddit住民
とりあえず何でも用途はハンマー。ただしドライバーだけは例外で、その場合はノミになる。工具箱に一本ずつしか入ってない家では、道具の役割なんて流動的なものなんだ。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
白状すると、ドライバーの柄をもう一本のドライバーで叩いて、ノミ代わりに使ったことが何度かある。本物のノミが工具箱にない男の、涙ぐましい生き方だよ。
9. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
で、バターナイフはマイナスドライバーな。あれはもう世界共通認識だと思ってる。ネジ一本のためにわざわざ工具箱を探しに行くより、目の前のバターナイフの方が早い。
10. 名無しのReddit住民
スウィッファーの乾いたモップシート、あれ実は最強の除光液パッドなんだよ。コットンの代わりに使うと、除光液を一滴垂らすだけでマニキュアが一発でスルッと落ちる。乾いたシートだから液が蒸発せず、無駄も少ない。私は細く切ってストックしてる。もう普通のコットンには戻れない。
※ スウィッファー:床掃除用の柄付きモップ。使い捨ての乾いた不織布シートを装着して使う、米国発の定番掃除グッズ。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
何それ天才かよ。今すぐ妻に共有してくる。こういう生活の知恵って、なんでもっと早く誰も教えてくれなかったんだって毎回思う。
12. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
床以外の掃除にも神だよね。窓のサン、電気の傘、なぜか壁に張り付いてるホコリ(なんで壁につくんだ?)、本の上、棚の天板、全部これでいける。ホコリを鼻に巻き上げずに、ちゃんと繊維に絡め取ってくれるのがえらい。
13. 名無しのReddit住民
クリネックス。もともとはコールドクリームと一緒に化粧を落とすための商品として売られてた。でも気づいたら、鼻をかむために買う人の方が圧倒的に多くて、メーカーも諦めて「鼻用ティッシュ」に路線変更したらしい。売り方まで客に合わせにいった珍しい例。
※ クリネックス:米国発のティッシュブランド。1920年代の発売当初は化粧落とし用として宣伝されていた。
14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
なるほど、それで名前が”クリーン・エックス”なのか。何十年もただの鼻用ティッシュだと思って使ってたのに、今になって語源に納得したわ。
15. 名無しのReddit住民
Excelはデータベースじゃないっつってんだろ!なのに世界中の会社が、住所録も在庫も顧客管理も全部Excelでやってる。IT担当者が頭を抱えて天を仰ぐあの光景、たぶん万国共通なんだろうな。
16. 名無しのReddit住民
ペディアライト。用途は同じ「脱水対策」なんだけど、対象が熱を出した子どもじゃなくて、飲みすぎた大人。二日酔いの朝の救世主として、大人がこっそり買っていくやつ。
※ ペディアライト:子どもの脱水対策用の経口補水液。日本でいうOS-1のような立ち位置の飲み物。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
今はもうメーカーもそういう売り方に寄せてない?大人がペディアライト飲んでたら子どもが「それ僕のでしょ」ってツッコむCM見た気がする。設定は病気だったのかもだけど、こっちは真っ先に二日酔いを連想したわ。
18. 名無しのReddit住民
処方薬の半分くらいは、承認された症状とは別の目的に使われてるって聞いたことがある。医者が「本来は◯◯用の薬だけど、あなたのこれにも効くから」って涼しい顔で出してくるやつ、けっこう多い。
19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
バイアグラなんてまさにそれだよね。もともと心臓の血管を広げる薬として開発されてたのに、試験中に別の副作用の方が有名になって、まったく違う薬として世に出た。人生も薬も、何がどう転ぶか分からん。
20. 名無しのReddit住民
使い古した歯ブラシは捨てるな。タイルの目地やら蛇口の根元やら、細かいところの掃除ブラシとして超優秀だから。うちは新しいのに替えるたびに、掃除用としてしっかりストックしてる。
21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
うちの歯ブラシ、口の中を磨いてる時間より洗面台のシンクを磨いてる時間の方が長い。歯ブラシとしての人生を早々に終えて、掃除ブラシとして第二の人生を謳歌してるやつが何本もある。
22. 名無しのReddit住民
ガソリンスタンドで売ってる、細いガラスの筒に造花のバラが一輪だけ刺さってるやつ。あの「花瓶」、本命は中身のガラス管の方だからな。誰もあのバラのために買ってないし、店側もそれを分かって置いてる。
※ 米国のガソリンスタンドやコンビニでは、細いガラス管に造花のバラを差した商品が売られていて、中身のガラス管が違法な喫煙具に転用されることで知られている。
23. 名無しのReddit住民
エルマーズのスティックのり、メイクの時に眉毛を潰して隠す下地に使うの、界隈じゃ定番テクだよ。眉毛をのりで寝かせてからファンデを塗ると、その上に全然違う形の眉を描ける。舞台メイクなんかで昔から使われてる裏技。
※ エルマーズ:米国の定番の白いスティックのり・木工用ボンドのブランド(日本のスティックのりや水のりに相当)。
24. 名無しのReddit住民
アンクル・ベンズのレンジでチンするパックご飯。あれの”裏の用途”、知ってる人はみんな知ってて、あえて口にしないやつだよね。ご飯として食べる人ばかりじゃないのは公然の秘密。
※ アンクル・ベンズ:レンジで温めるパックご飯の米国ブランド。無菌状態の米がきのこ栽培の菌床に向くため、家庭でのきのこ栽培の材料として使われることで知られる。
25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
やあ、同志の菌類学者じゃないか。この手のスレには必ず”きのこ栽培が趣味”を名乗る人が湧くよな。何を育ててるのかは、あえて聞かないでおくよ。
26. 名無しのReddit住民
ゼムクリップは万能。あれ一本で、世の中のたいていの困りごとは解決できる。スマホのSIMトレイを開けるのも、絡まったチェーンをほどくのも全部これ。なんせ俺はマクガイバーと同じ学校の出身だからな。
※ マクガイバー:クリップやガムテープなど身近な道具で危機を切り抜ける米ドラマの主人公。日本でも放送された。
27. 名無しのReddit住民
アボカドを潰すための専用マッシャーを買ったんだ。ワカモレ用だったんだけど、実際にはデビルドエッグの黄身を潰すのに一番活躍してる。本来の用途より、副業の方で本領を発揮してるパターン。
※ デビルドエッグ:ゆで卵を半分に切り、黄身をマヨネーズ等で和えて白身に詰め直す、欧米の定番おつまみ。
28. 名無しのReddit住民
プチプチ(気泡緩衝材)って、もともとは壁紙として発明されたんだぜ。全然売れなくて梱包材に転向したら大ヒットした。ついでに言うと、チェーンソーは元々お産を助けるための医療器具だったってのも、地味にゾッとする豆知識。
29. 名無しのReddit住民
うちのダイニングテーブル、もう何年も食事を乗せてない。乗ってるのはノートパソコンと、払い忘れた請求書の山だけ。食卓としての役目は、たぶんコロナ禍のどこかで静かに終わった。
30. 名無しのReddit住民
固い瓶のフタを開けるのに、くるみ割り器を使ってる。本来はクルミ用だけど、握力が要る蓋にはあれが一番強い。あとダクトテープはこの世のだいたいのものを直せる。どっちも本来の用途からはだいぶ外れてるけど、頼りになるやつほど本業からはみ出してる気がするよ。
まとめ
並んだのは、モノが本来の役目を早々に卒業して、まったく別の”本業”に就いてしまった例ばかりだった。面白いのは、メーカー側もそれに気づいていて、ランドリーチェアを商品化したり、ペディアライトのCMを大人向けに寄せたりと、開き直って客の使い方に合わせにいくケースまであること。人間の「あるもので何とかする」発想力と、それを黙認するメーカーの共犯関係が、この手のあるあるを生み出している。あなたの家にも、買った時の目的とは全然違う仕事をしている道具、きっと一つはあるはず。それは何ですか?

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