「あの時死んでてもおかしくなかった」――。Redditで「命を落としかけたバカなミス」を聞いたところ、夜間の無謀な追い越しから竜巻の警報無視、スキューバダイビングの初歩的ミスまで、背筋が凍るエピソードが次々と集まった。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
夜の片側一車線道路でトラックに引っかかって、追い越し区間で「あの対向車まだ遠いし余裕でしょ」って飛び出した。全然余裕じゃなかった。トラックの運転手が急ブレーキ踏んで追い越しを完了させてくれて、さらにライトをパッシングして対向車に俺の馬鹿を知らせてくれた。トラックの兄さんありがとう。もう夜は完全にクリアじゃない限り追い越しはしない。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
「遠くの車」だと思ったものが実は「すぐ近くのバイク」だったりするからな。ヘッドライトが1つだと距離感が完全にバグる。
3. 名無しのReddit住民
ニュージーランドで一人で川沿いをハイキングしてた。透き通ってるけど流れの速い川。先に進む道が見えなくて、水面に突き出た緑の草地を足場にしようとした。試しに体重をかけもせず、そのまま乗ったら――ただの浮き草だった。氷水に落ちて、本流に流されかけた。リュックがたまたま枝に引っかかって助かった。あの枝がなかったら溺死してた。
4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
スイレンの葉に乗れると思ったのかよ、マリオじゃないんだから。自然は「チュートリアルステージじゃないぞ」って全力で教えてくれたんだな。
5. 名無しのReddit住民
酔っ払ってパーティーを抜け出して、冬の屋外で「ちょっと休憩」って横になった。友達が探しに来てくれなかったら凍死してた。酔いと寒さの組み合わせは本当にヤバい。
6. 名無しのReddit住民
子どもの頃、猫がプールカバーの上に立ってるのを見て「俺もいけるな」と思った。いけなかった。
7. 名無しのReddit住民
竜巻の警報を無視した。オハイオの自宅で何度も聞いてたから慣れてしまってた。2024年3月14日、15分以内に竜巻が接近してるって聞いても夕飯を作り続けた。最後の警報で婚約者に「逃げたほうがいい?」って聞いたら「もう時間がない」って言われて、洗濯室の床に伏せた。次の瞬間、家が持ち上がって屋根が剥がれ、建物が崩れ始めた。娘が「死ぬの?」って叫んでた。家は基礎から3メートルずれて、部屋ごと消えてた。3人が亡くなった。警報は真面目に受け取れ。あと靴を履け。暗闘の中をガラスと釘の上を裸足で歩くことになる。
8. 名無しのReddit住民
2001年に大学の学費のために陸軍に入隊した。タイミングが最悪だった。
※ 2001年9月11日の同時多発テロ直後、アメリカはアフガニスタンに侵攻。「学費のため」に入隊した多くの若者が戦地に送られた。
9. 名無しのReddit住民
免許取りたての頃、親が買ってくれた車のブレーキがキーキー鳴るからWD-40を吹きかけた。その後、大通りでジャマイカのボブスレーチームみたいに滑走した。クルーズコントロールのボタン探してたけど、そういう問題じゃなかった。母親が優しく励ましてくれたけど、去り際に「あの子は飼育下で最もバカなヤツかもしれない」って呟いてた。
※ WD-40=万能潤滑剤。ブレーキに塗ると制動力がなくなる。ジャマイカのボブスレーチーム=映画『クール・ランニング』で有名になった実在のチーム。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
お母さんのコメントが最高すぎる。愛情と諦めが同時に感じられる。
11. 名無しのReddit住民
海で自分の体力を過信した。自然は「気合い」なんか気にしない。筋肉が限界に達したらそこで終わり。意志の力とか関係ない。
12. 名無しのReddit住民
人生最悪の頭痛が2〜3日続いて、当時のパートナーに「子どもを見てて」と頼み込んで病院に行った。3週間薬を変えながら耐えて、帰り道に転んだ、酩酊感が出た、吐いた。パートナーに「ERに行きたい」と言ったら「車は仕事で使うから自分で運転して、赤ん坊も連れていけ」。結果、脳の静脈洞血栓症という500万人に1人の病気でICU送り。一過性脳虚血発作(ミニストローク)と診断された。入院中、子どもの世話ができないパートナーの代わりに遠方の家族を呼ばなきゃいけなかった。退院後パートナーに言われた一言。「まさか本当に何かあるとは思わなかった。俺を避ける口実かと思ってた」。その関係からは8年前に自由になった。
13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
「バカなミス」って言ってるけど、あなたが馬鹿だったんじゃなくて環境が最悪だったんだよ。自分を犠牲にし続けるのが一番危険なミスだ。自由になれて本当に良かった。
14. 名無しのReddit住民
トレイルランニング中、パートナーとの待ち合わせに遅れそうで、岩だらけの下り坂を全力で走った。足が岩に引っかかって、トレイルの外に転落して山の斜面を転がり落ちた。岩で眉を切って大出血。なんとか歩いて戻ったら、パートナーが真っ青になった。血まみれで森から出てきたらホラー映画だよな。
15. 名無しのReddit住民
溺れてる人を助けようとしたことがある。パニック状態の人に掴まれて、二人とも沈みかけた。もう体力の限界で「ああ、死ぬんだな」って受け入れかけた。人を助けたい気持ちはわかるけど、訓練なしで水中の救助は絶対やめたほうがいい。
16. 名無しのReddit住民
「マニュアルなんか読まなくても使えるだろ」って重機を操作して、コンベアに腕を巻き込まれかけた。退屈な安全講習が実は命を守ってたと気づくのは、ヒヤリハットの後。
17. 名無しのReddit住民
首のしこりをずっと放置した。やっと検査したら「これまで見た中で最大の甲状腺腫瘍です」。もちろん癌だった。2回手術して甲状腺全摘。体に突然できたものは、大体ヤバいものだと学んだ。
18. 名無しのReddit住民
徹夜運転。「一瞬だけ目を閉じよう」と思って、開けたらセンターラインの位置がおかしい。片側一車線の道路で対向車線を走ってた。奇跡的に誰も来なかっただけ。
19. 名無しのReddit住民
スコットランドで冬のハイキング。ガイドブックに「冬は使うな」と明記してあったのに無視して登った。急斜面が凍結してて、気づいた時には引き返すほうが危険な状態。ロープもアイゼンもピッケルもなしで垂直の氷壁60メートルを登った。頂上に着いた直後にレスキューヘリが通過した。3分早ければ救助を呼んでた。下山して車に戻って震えながら予定を全キャンセルして帰宅した。妻にはまだ言ってない。翌冬、アイスクライミングの講習を受けた。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
「ガイドブックに冬は使うなと書いてあった」→冬に使った。教科書的なフラグ回収で笑った。でも講習受けに行ったのは偉い。
21. 名無しのReddit住民
女の子の前でかっこつけようとして、水深も確認せずに崖からダイブした。ひどい脳震盪で危うく死ぬところだった。印象に残ったのは格好良さじゃなくて後悔だけ。
22. 名無しのReddit住民
父親がしつこく「ジャッキスタンド使え」と言ってたのを大げさだと思ってた。一人でオイル交換する時、「すぐ終わるからスタンドいらないだろ」って省略した。作業が終わる頃、ジャッキが下がってきて車の底が胸の数センチ上にあった。あと数分かかってたら胸を潰されてた。ジャッキスタンドは使え。絶対に。
※ ジャッキスタンド=車を持ち上げた状態で固定する安全装置。ジャッキ単体は油圧が抜けると車が落下するため、スタンド併用が必須。
23. 名無しのReddit住民
ヘリコプターで毎日現場入りする林業の仕事をしてた。ブレードは止めずに乗り降りするから、必ず屈んで歩く。疲れ果てた長い一日の帰り、屈むのを忘れて、しかも軽い上り坂を歩いてた。頭がどんどんブレードに近づいてたらしい。パイロットと同僚が叫んでたけど、音がうるさくて聞こえなかった。あと数センチで首から上がなくなるところだったって後で聞いた。今でも悪夢に見る。
24. 名無しのReddit住民
「穏やかに見えたから」って予定より少し沖まで泳いだ。戻ろうとしたら海流が全く別の計画を持ってた。穏やかな水面の下には、見えない力がある。
25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
島まで「たったフットボール場2つ分」だと思って泳いだことがある。途中で無理だと悟った。大学のアスリートの友人に引きずり戻してもらった。水の力を舐めてた。
26. 名無しのReddit住民
スキューバダイビングでネガティブエントリー(装備つけたまま飛び込んで即潜行)する前にタンクのバルブが開いてるか確認しなかった。1回吸ったら空気がなくなった。ウェイトを外して浮上。こういうミスは人生で一度きりだ。二度目はない。
27. 名無しのReddit住民
シートベルトを「ちょっと不快だから」って着けなかった。19歳で軽い衝突事故に遭って、前に投げ出されて首・背中・肩を1年近く痛めた。ベルトしてれば大したことなかったのに。道路上の人間がどれだけ死に近いか、あの時まで理解してなかった。
28. 名無しのReddit住民
トースターを修理しようとして、プラグ抜くの忘れた。240ボルトの電気は、こっちの自信なんか気にしてくれない。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
俺は死神と顔見知りみたいなもんだよ。子どもの頃にプールに飛び込んで泳ぎ方を忘れた、240ボルトで感電した、自転車で車の前に飛び出して屋根を転がった。それぞれ別の日にね。
30. 名無しのReddit住民
うつ状態で雨の中、崩れかけのトレイルを登った。道がなくなった場所で「回り込めるだろ」と思った瞬間、足場が崩れて10フィート滑落した。茂みに引っかかって無傷に近かったけど、もっと下まで落ちてたら死んでた。同じくうつ状態で、10ヶ月ぶりにいきなり以前と同じ強度で筋トレして横紋筋融解症でER送り。テーマはある。心が弱ってるときに体が危険を察知する能力も落ちるんだよ。
※ 横紋筋融解症(ラブドマイオリシス)=過度な運動などで筋肉が壊死し、成分が血中に流出して腎不全などを引き起こす重篤な状態。
まとめ
水の力の過信、夜間の追い越し、安全装備の省略、警報の無視、体の異変の放置――エピソードの種類は多岐にわたるが、共通するのは「大丈夫だろう」という根拠のない自信だ。特に印象的だったのは、竜巻の警報を無視して家が倒壊した話と、ヘリのブレードに数センチまで迫った話。どちらも「慣れ」が最大の敵だった。日本でも地震警報や台風の避難指示を「また大げさな」と流してしまいがちだが、このスレッドを読むと「大丈夫だった99回目」の次に死が待っている可能性を痛感する。安全マージンは命の保険。皆さんは「あの時死んでたかも」という体験、ありますか?


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