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海外「マラヤーラム語では妊娠中の人を『二つの心臓の持ち主』と言う」各国の”妊娠”の言い回し、直訳すると詩的すぎた

海外「マラヤーラム語では妊娠中の人を『二つの心臓の持ち主』と言う」各国の"妊娠"の言い回し、直訳すると詩的すぎた 文化・習慣

英語では妊娠中のことを「bun in the oven(オーブンにパンが入ってる)」と遠回しに言う。では、ほかの言語ではどう言うのか? そんな質問に世界中から集まったのは、引き出しの中の人形、魚の卵、重くなった足、二つの心臓……と、直訳すると想像以上に味わい深い言い回しの数々だった。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
フランス語には「avoir un polichinelle dans le tiroir」って言い方がある。直訳すると「引き出しにポリシネル人形が入ってる」。かなり古風な表現なんだけど、絵面を想像するとめちゃくちゃ笑える。

※ ポリシネル(Polichinelle)は、イタリアの即興喜劇コメディア・デラルテの道化役プルチネッラのフランス版。人形劇でおなじみのキャラクターで、イギリスの人形劇の「パンチ」もこの仲間。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
フランス語でよく使うのはその人形のやつと「être en cloque」の二つかな。後者はざっくり「水ぶくれができてる」くらいの意味。人形のほうは「オーブンにパン」と同じで、どこかに何かを仕舞ってある、っていう組み立てになってるのが面白いところ。

3. 名無しのReddit住民
デンマーク語だと「オーブンにケーキ(またはパン)が入ってる」のほかに、すごく詩的な「hun er vist med rogn」がある。「どうやら魚卵を抱えてるみたい」って意味。あとは「hun spiser for to」、つまり「二人分食べてる」とも言うよ。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
デンマークの女性って魚だったのか。ひとつ賢くなったわ。でも「魚卵を抱えてる」は正直めちゃくちゃいい響きだと思う。

5. 名無しのReddit住民
クロアチアでは「Blaženo stanje」が伝統的で、今もよく使う言い方。意味は「至福の状態」。美しさとか、待ち遠しい気持ちとか、母親になる人の心の平穏を表してるらしい。個人的には、だいぶ誤解を招く言葉だと思ってるけどね!

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
私は妊娠中「至福の状態」というより「復讐心に燃える状態」のタイプだったな。周りの人間がみんな敵に見えてた。

7. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
妊娠を経験した女性に、目を見て「一言で表すなら至福でした」と言ってほしい。本当にいるのか知りたい。私は妊娠中わりと楽しかったし、ちょっとした役得もあったし、赤ちゃんも元気に生まれた。それでも形容詞を100個書いたって「至福」は出てこないと思う。

8. 名無しのReddit住民
ヒンディー語やウルドゥー語だと「pair bhari hona」、直訳で「足が重くなる」。子どもの頃はずっと意味が分からなかったんだけど、自分が妊娠してむくみが始まった瞬間に全部理解した。南アジアの家庭では、妊娠や出産の話をストレートにするのはぶしつけだと思われがちで、こういう遠回しな言い方が好まれるんだよ。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
ウルドゥー語なら、上品に言いたいときは「ummeed se hai」もよく使う。「彼女は希望とともにいる」って意味。あと「khushkhabari(いい知らせ)」は、特に何の話か言わなくても、まず妊娠のことだと受け取られるね。

10. 名無しのReddit住民
インド南部ケーララ州の言葉、マラヤーラム語では、遠回しに聞くときは「Vyakool はある?」って聞く。妊娠中の食べ物の好みの変化があるか、っていう意味。もう少しかわいい言い方だと「Dauhridham」、つまり「二つの心臓の持ち主」(母親と子どもの分)。ストレートに聞くなら「Vishesham Undo?」で、「何か(いい)知らせある?」ってなる。このスレ、変な返信ばっかりで最高に楽しいわ。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
「二つの心臓の持ち主」、ちょっと美しすぎない? このスレで一番好きかもしれない。泣きそうになった😭

12. 名無しのReddit住民
中国語には「梦熊有兆」って表現がある。直訳すると「熊の夢を見る兆し」。古代中国の夢占いでは、熊の夢を見ると近いうちに男の子が生まれるとされていて、それがのちに妊娠そのものを指すようになったんだ。

13. 名無しのReddit住民
豆知識。カナダのケベックのフランス語だと、お腹いっぱいのときに「je suis pleine(満たされてる)」って言える。でもフランスで同じことを言うと妊娠してるって意味になりかねない。「pleine」は妊娠した動物に使う言葉だから。ケベック出身の人がパリのレストランでやらかすやつ。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
妊娠中の同僚が自分のことを「中にエビが一匹いるの」って言ってたことがある。決まった言い回しなのか、彼女のユーモアなのかは分からずじまい。でもエビってサイズ感はちょっと分かる。

15. 名無しのReddit住民
妊娠そのものじゃなくて出産のほうだけど、スペイン語で子どもを産むことは「dar a luz」、つまり「光を与える」って言うんだ。めちゃくちゃきれいな言い方だと思う。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
いやいや、スペイン語で妊娠してるっていうのは「恥ずかしい」って意味だって、みんな知ってるでしょ。

※ スペイン語で「妊娠している」は embarazada。英語の embarrassed(恥ずかしい)とそっくりなので、英語話者がスペイン語で「恥ずかしい」と言おうとして「妊娠しています」と言ってしまうのは、語学学習の定番の失敗談。

17. 名無しのReddit住民
ドイツ語の古風な言い方だと「sie ist in anderen Umständen」。「彼女はいつもと違う事情の中にいる」って意味になる。おばあちゃん世代が言ってそうなやつ。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
ドイツ語だと「in freudiger Erwartung(喜ばしい期待の中で)」もあるね。それと、その「事情(Umstand)」から来て、マタニティウェアのことは普通に「Umstandsmode(事情ファッション)」って呼ぶ。

19. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
ドイツ語にはもうひとつ「Kugelgrippe」がある。「ボール風邪」みたいな意味で、お腹がまんまるになる何かに感染した、ってこと。ただ「ボール風邪」って字面だと、だいぶ違う病気に聞こえるのが難点。あと「Braten im Ofen(オーブンにロースト肉)」も言う。パンよりかわいげはないけど、言いたいことは伝わる。

20. 名無しのReddit住民
ノルウェー語から訳された本で「彼女はひとりで歩いているのではない」って表現を見かけたことがある。素敵だなと思ったんだけど、ノルウェー語の決まり文句なのかな?

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
ノルウェー人だけど、そんなの一度も聞いたことない。うちらは使わないよ。普通は「bolle i ovnen」、英語と同じで「オーブンにパン」。もうひとつよく言うのが「smelt på tjukken」で、品のない言い方で、ざっくり言うと「仕込まれて太った」。実はこっちのほうがパンより一般的だと思う。ロマンもへったくれもないけど。

22. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
言い回しとは少し違うけど、友人がお腹の目立つ時期にニュージーランドでマオリの長老に会ったとき、長老は普通の「Tēnā koe(こんにちは)」じゃなくて、「Tēnā kōrua(こんにちは、お二人さん)」と挨拶してくれたんだって。

23. 名無しのReddit住民
フィリピン語だと「Naglilihi」。直訳すると「強烈に何かが食べたくなってる」。だから急に酸っぱいマンゴーを欲しがる人がいると、「妊娠してるんじゃないの〜」ってみんなでからかう。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
遠回しな言い方じゃないけど「nagdadalang tao」もあるよね。「人を運んでいる」って意味。これを持ち出したのは、ここから派生した「うんこがしたい」の言い方を紹介したいからなんだけどさ。「nagdadalang tae」。tao(人)を tae(うんこ)に一文字変えただけ。

25. 名無しのReddit住民
マレー語では「berbadan dua」って言う。意味は「体が二つある」。シンプルだけど、まさにそのままの状態だよね。

26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
トルコ語も近くて「iki canlı」、だいたい「二つの魂(命)を持った」って意味。今まで気にしたこともなかったけど、改めて考えると本当にきれいな言い方だな。

27. 名無しのReddit住民
ルーマニア語には「cu burta la gura」がある。直訳すると「お腹が口のところまで来てる」。9か月目の自分を振り返ると、これ以上ないくらい正確だったと思う。

28. 名無しのReddit住民
オランダ北部のフローニンゲン地方の方言だと「de pokkel vol aarms en bainen hebben」って言える。「お腹が腕と脚でいっぱい」。中で蹴られまくってる感じがよく出てる。

29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
オーストラリアでもほぼ同じ言い方するよ。「腹の中が腕と脚でいっぱい」。地球の反対側で同じ発想にたどり着いてるの面白すぎる。

30. 名無しのReddit住民
英語で申し訳ないけど、古くて言葉だけじゃ意味が分からないやつだから紹介させて。「the rabbit died(ウサギが死んだ)」って聞いたことある? ナンセンスに聞こえるけど、昔の妊娠検査が由来なんだ。若いメスのウサギに尿を注射して、しばらく置いてから解剖する。妊娠していればウサギの卵巣が急に発達してる、っていう仕組み。でも実は、妊娠してようがしてまいがウサギは死んでたんだよね。だからこの言い回し、ちょっと正確じゃないんだわ。

※ ウサギに尿を注射する妊娠検査は1930年代から使われていたとされる。陽性・陰性にかかわらず卵巣を確かめるために解剖したので、「ウサギが死んだ=妊娠した」は厳密には誤解から生まれた表現。

まとめ

集まった表現を並べると、だいたい三つに分かれる。ひとつは「オーブンにパン」「引き出しに人形」「中にエビ」のように、何かを中に仕舞っている姿にたとえるもの。もうひとつは「足が重い」「お腹が口まで来てる」「腕と脚でいっぱい」のように、体の実感をそのまま言葉にしたもの。そして「二つの心臓の持ち主」「体が二つ」「二つの魂」のように、母と子の二人分を数えるものだ。インドやパキスタンで「いい知らせ」と言えば妊娠のことになるのは、日本の「おめでた」とそっくりだし、「足が重い」は「身重」、「二人分食べる」は日本でもよく聞く言い回しで、遠く離れた言語でも同じところに目を付けているのが面白い。一方で「至福の状態」には経験者から次々とツッコミが入り、言葉の美しさと現実のしんどさのずれが笑いを生んでいた。皆さんの身の回りには、妊娠を指すどんな言い方がありますか?

文化・習慣
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