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海外「17歳で認定試験を取ってすぐ働いた。数学は今も駄目なまま」学校に通わず家で育った人たちの本音…

海外「17歳で認定試験を取ってすぐ働いた。数学は今も駄目なまま」学校に通わず家で育った人たちの本音… 文化・習慣

アメリカやカナダには、学校に通わず家庭で教育を受ける「ホームスクーリング」という選択肢がある。日本ではまず耳にしない仕組みなので、先にざっくり説明しておきたい。

米国では全50州で合法。ただし規制の強さは州によってまるで違い、届け出も報告も一切要らない州から、年1回の学力テストと履修科目の提出を義務づける州まで幅がある。始める理由もさまざまで、宗教的な信条、いじめや不登校からの避難、学校まで車で1時間かかる地方在住、発達特性に集団授業が合わない、と一言ではまとめられない。

そのホームスクールで育って大人になった人たちに「今どう思ってる? 親はあなたに必要なことを本当に教えられる状態だった?」と聞いたスレッドが伸びていた。うまくいった人とそうでなかった人の落差が、とにかく大きい。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
母に悪気は無かったと思う。本を山ほど買い込んで、本物の教科書も揃えて、最後は大金を払って週3回、片道1時間の補習プログラムまで送り迎えしてくれた。それでも母は、自分に勉強を教えられる状態じゃなかった。正直、子どもを育てられる状態でもなかった時期が長い。
4つ下の弟は高校に行かせてもらえたし、その下は全員ちゃんと学校に通ってる。自分だけが17でGEDを取って、そのまますぐ働き始めた。以来、余裕のある暮らしというものをしたことがない。
数学がまるで駄目なのは自覚してるけど、今も引っかかってるのはそこじゃない。人付き合いの経験がほぼ全部、教会の中だけで終わってたことなんだよね。同年代と過ごした記憶がほとんどない。頭が悪いわけじゃないと思う。ただ、誰とも同じじゃないんだ。

※ GED=高校を卒業していない人が受ける米国の学力認定試験。合格すれば高卒と同等に扱われるが、進学や就職の場面で高卒より一段低く見られることも多い。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
GEDの話、自分もまったく同じだ。17で取って工場に入って、大学に行けたのは27歳。同い年の連中がとっくに卒業して家まで買ってる横で、自分は基礎の数学のクラスに座ってた。追いつくって言葉の重さが分かるよ。

3. 名無しのReddit住民
うちの親も教えられる状態じゃなかった。教える役は母だけで、その中身は教科書の設問の答えを読み上げるだけ。おかげで8年かけて、答えから逆算して途中の過程をでっち上げる技術だけが上達した。孤独だったし退屈だったけど、自分がとにかく気の弱い子だったのも大きい。
今仕事で成功してるかと聞かれれば、してる。ただ社会性と表現の面では確実に代償を払ってる。あのまま公立にいて、当時の自分に必要だった個別の手当てを受けられていたら、まったく違う場所にいた気がするんだ。

4. 名無しのReddit住民
うちの親は思いつきと自信だけで満たされてた。5年生になるまで、読み書き以外は本当に何ひとつ教わってない。公立に行かせてくれと泣きついて、入学の1か月前になってようやく父が机の前に座らせて、そこで初めて算数というものを教えてきた。そこから何年も勉強で苦しんだよ。
子どもに教育を与えるのに必要なのは、自信とノリじゃないんだ。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
本当にそれ。配管工にも獣医にも、勉強して試験を受けて資格を取らないと名乗れない。人にものを教えるのだって同じ技術のはずなんだよ。本を何冊か読んで、道具を買い揃えて、あとは善意でどうにかなる、で済ませていい領域じゃない。

6. 名無しのReddit住民
一番の論点は「親が全教科を教えられるか」じゃないと思ってる。「自分に教えられないものを、自分で自覚できるか」だよ。
うまくいってるホームスクールの家って、親が何でも屋なんじゃなくて、外の先生を呼ぶタイミングを知ってる。あの人のほうが上手く説明できる、と認められるかどうか。そこが、ちゃんと教育をしている家と、ただ子どもを家に置いているだけの家の分かれ目だと思う。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
まさにそれで、うちは近所の家庭が集まってco-opを組んでた。数学は工学系出身のお父さん、作文は元記者のお母さん、理科は看護師をやってた人が担当。親が一人で全部を抱え込もうとする家は、だいたい途中で崩れてたよ。

※ co-op(コープ)=ホームスクール家庭が集まって作る共同学習グループ。週に1〜2回どこかの家や教会に集まり、得意な保護者が科目を分担したり、外部の講師を共同で雇ったりする。

8. 名無しのReddit住民
短く言えばノー。長く言うと、学力の面はまあ何とかなった。両親とも大卒で、教育に熱心ではあったんだ。ただ手取り足取りではなくて、教科書を買い与えて「自分で読め」というタイプ。いろんな話題で議論はよくしたし、自分は放っておいても進めるタイプの子だったから、結果的にうまく回った。
問題はきょうだいのほうで、学習障害があったのに17歳まで誰も診断に連れて行かなかった。早く手を打っていれば全然違ったはずなんだ。一番下は3年生になるまで字が読めなかった。
それと、外の目が一切ないのが今思うと一番怖い。学校の先生が一人でも見ていたら、うちは通報されてたと思う。ホームスクールに正当な理由があるのは分かる。持病、いじめ、本人の希望。それでも、定期的に外部の専門職が確認しに来る仕組みは要るよ。

※ 米国の教員・医師・保育士などは「通報義務者」に指定されていて、虐待やネグレクトを疑ったら児童保護当局に届け出る法的義務がある。学校に通わない子どもは、この網に一度も引っかからないまま大人になりうる。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
「放っておいても進めるタイプの子だったから回った」ここに全部詰まってると思う。うまくいった体験談をよく読むと、制度が良かったんじゃなくて本人の性質で説明がついてしまう場合が多いんだよね。

10. 名無しのReddit住民
きつかったし、はっきり傷になってる。学力の面はむしろ恵まれてたほうで、父が現役の教師だったから中身はちゃんとしてたんだ。それでも外との接点が無さすぎて、自分がまずい状態だと気づいたのは大人になってから。人と普通に喋れるようになるまで何年もかかった。
勉強を教えられる親かどうかと、その子が社会でやっていけるかどうかは、別の話なんだと思う。

11. 名無しのReddit住民
経験者に逆に聞きたいんだけど、あれってどういう仕組みなの? 親が教えるんだよね? その親に教える力があるかどうかって、誰がどうやって確かめてるの? しかも全教科を? 自分が実際に会ったことのあるホームスクールの親、正直そこまで賢そうには見えなかったんだけど…

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
州によって別の国かってくらい違うよ。うちの州は届け出すら要らないから、極端な話「今日からうちは学校です」で通ってしまう。隣の州に住んでる友達は、年1回の学力テストと、その年に履修した科目の記録を毎年提出させられてた。同じ名前で呼ぶのが無理あると思ってる。

※ 米国では全50州でホームスクールが認められているが、規制内容は州ごとにばらばら。届け出も報告も不要な州がある一方で、保護者の学歴要件、年1回の学力テスト、履修記録の提出などを課す州もある。

13. 名無しのReddit住民
うちの母は大学に行ってない。それでも小学校から大学入学まで、自分ときょうだい全員を家で教えた。ほぼ全員が学士以上を取って、職種はバラバラだけど収入はどこも平均より上だよ。
両親とも公立育ちで、始めたのは80年代の終わり。当時は教材も仲間もほとんど無かった。興味を持ったものは一定期間続けろというルールがあって、ギターを1週間で放り出すのは許されなかった。全員が楽器をやったし、全員がスポーツもやった。自分は中学から大学まで弁論大会に出てたし、ボーイスカウトも博物館通いもやった。高校の時期には両親が自宅でco-opを立ち上げて、自分たちには教えられない上級科目には家庭教師を雇ってくれた。あの数年は普通の教室にかなり近かったと思う。SATも普通に受けて進学した。
そのうえで言うけど、例の「社会性が壊滅してるホームスクール育ち」に当てはまる人も実際に見てきた。むしろ失敗してる家庭のほうが多いとすら思う。ちゃんとやるには異常な量の忍耐と体力と注意が要るからね。

※ SAT=米国の大学進学で広く使われる共通試験。学校に通っていなくても個人で受験できるため、ホームスクール育ちが学力を客観的に示す手段としてよく使われる。

14. 名無しのReddit住民
自分は良い経験をした側。きょうだいともども習い事や活動に山ほど放り込まれてたし、高校のあとは大学に行って、いい仕事に就いた。結婚して友達もいて、要するにごく普通。
ただ、地域のホームスクールのグループで一緒に遠足に行ってた子たちの中には、見ていて気の毒な子もいたよ。良い家と悪い家の差は、たぶん動機だと思う。子どもに機会を増やしてやりたくてやってる家はうまくいく。外の世界から守りたくて、遮断するためにやってる家は、たいてい害のほうが大きくなる。

15. 名無しのReddit住民
使った教材は宗教色がべったりで、中身は正直ひどかった。でも図書館だけは無制限に使わせてもらえたんだ。母は「今日は全部やめて読む日」というのを時々作ってくれて、その日は好きな本を好きなだけ読んでいい。父と祖父は自分の本代を惜しまなかった。
そもそも家で教えることになったのは、父の仕事で引っ越しが多すぎて、学校を移り続けるのが無理だったから。おかげでミシシッピからカリフォルニアまでの博物館はだいたい行った。州立公園も国立公園も回ったし、ハイウェイ沿いの史跡の説明板は片っ端から車を停めて読まされたよ。
自分がまともな教育を受けられたのは、ホームスクールのおかげじゃなくて図書館と博物館のおかげだと思ってる。今は2つ目の修士をやってるところ。

16. 名無しのReddit住民
母は「自分に教えられないもの」を外に出せる人だったから、そこは恵まれてた。それでも自分はかなりの変人枠に育ったよ。ホームスクール同士の集まりにも、弁論やディベートの大会にも定期的に出てたのにね。母はやや過保護だったし、家族関係にもこじれた部分はあった。
致命的だったのは理科。両親とも数学と理科が弱くて、そこは外注してくれたんだけど、2000年代半ばのホームスクール用教材は理科が創造論寄りに傾いてて、自分の理科の知識には今も穴が空いたままなんだ。

※ 米国のホームスクール教材には、進化論の代わりに聖書の記述に沿った「創造論」を教えるものが一定数流通している。公立校では宗教教育が禁じられているため、この差が後になって理系科目のつまずきとして表面化することがある。

17. 名無しのReddit住民
母は周りのホームスクールの親より学力はあったし、標準テストもちゃんと受けさせてた。それでも、いい選択だったとは思わない。
きょうだいと自分は二人とも発達に凸凹があって、片方には学習障害もあった。でも家に子どもが二人しかいなくて、母自身も似た特性の人だったから、誰も違和感に気づけなかったんだ。結果、自分たちがADHDの診断を受けたのは30代後半。字が読めないのは自分が馬鹿だからだと思い込んだまま、何十年も過ごすことになった。
あと母は生まれつき数学ができる人で、暗算は電卓より速い。つまり「できない状態」を一度も経験してないんだよ。だから、できない子への教え方が分からない。自分は公立に移った時点で数学が何学年も遅れてて、そもそも筆算の割り算をやったことすらなかった。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
得意な人ほど教えるのが下手、これは本当にあると思う。できない側がどこで詰まるのかを一度も通ってないから、「なんで分からないの」で会話が終わっちゃうんだよね。

19. 名無しのReddit住民
うちは完全に教育のネグレクトだった。10歳くらいで親は教えるのをやめて、そこから先は全部独学。今は学位を2つ持ってるけど、誰の助けもなくここまで来るのは本当にしんどかった。
「ホームスクール育ちだから学ぶのが上手いんだね」って言われると、正直ちょっと固まる。上手いんじゃなくて、教育を取り上げられた中で自力でやるしかなかっただけなんだよ。子どもの頃にろくに食べられなかった人に向かって「断食が上手だね」と言ってるのと同じだと思う。機会を奪われたことは、どう転んでも自分の子ども時代の良い部分にはならない。

20. 名無しのReddit住民
自分は9歳から家で学んで、あれは本当に良かった側だ。不安が強くて特性もあったから学校が毎日つらくて、行く前の晩は必ず泣いてた。
家に移ってからはco-opで友達ができた。母が教えられない科目は他の家の親が教えてくれて、逆にうちの母が引き受ける科目もあった。16でコミュニティカレッジに入って、無理せずゆっくり通って20で卒業。今は好きな仕事をしてるし、10年以上続いてる友達もいる。朝が本当に弱いので、頭が動かない時間に机に向かわされずに済んだのが大きかったと思う。母はよくやってくれたよ。

※ コミュニティカレッジ=地域の公立2年制大学。学費が安く入学要件も緩いため、高校を出ていない人や年齢の若い人が、学び直しや4年制大学への踏み台として使うことが多い。

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
自分は学校に通ってた側だけど、姉妹が子ども二人を家で教えてて、二人とも学年より2年くらい先に進んでる。頭がいいのもあるけど、それ以上に勉強が午前中で終わるから、好きなことに使える時間が山ほどあるのが大きいと思う。1対1だと本当に速いんだよ。教科書とプリントだけじゃなくて手を動かす課題も多いし、習い事もco-opもやってるから閉じこもってもいない。あの家で一日過ごして、学ぶってこういう形でもいいんだと思わされた。

22. 名無しのReddit住民
3年生から8年生まで家で学んだけど、感謝してる。もともと姉妹の一人が学校でつまずいてて、母がもっと個別に見てやりたいと引き取ったのがきっかけ。そのまま全員そうなって、一時期は3人を同時に教えてた。
規則は厳しくて、8時に授業開始、学校に行くのと同じように起きて着替えて机に着く。教材はオンラインで、読んで最後に小テスト。ペースは自由だったから、自分ときょうだいはとにかく飛ばして昼前に終わらせてた。
分からないところは母が横について見てくれるんだけど、自分はわざと数学で母を呼んでたんだ。母は説明の途中で必ず寝落ちするから、そのまま外に遊びに行けるので。ただこれが完全に裏目に出て、結局自力でやるしかなかった数学だけが勝手に進んで、公立高校に入った時点で2学年先まで行ってた。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
母親を寝落ちさせて外に逃げる作戦のせいで数学だけ2学年先行、というオチが完璧すぎる。教育において何が効くのか誰にも分からんな。

24. 名無しのReddit住民
3年から6年まで母が教えてくれた。学校が退屈だったのと、母が3年の担任にどうも納得いってなかったので、じゃあやってみるかという軽いノリだった。母に資格があったのかは知らない。ただ、7年生から私立に入った時の標準学力テストで99パーセンタイルだったから、悪くはなかったんだと思う。
やってたことといえば、好きなだけ本を読んで外を走り回って、あとは算数のワークブックをやらされただけ。今でいうアンスクーリングに近い。ワークブックが心底嫌いだったから、両面5ページ進むごとに母がマシュマロをレンジで膨らませてくれる制度になってた。
学校に戻ったら、当時の男性アイドルグループを一つも知らなかった。親のレコードの曲を堂々と歌ってた。ジーンズで来ていい日に虹色のセーターで行った。それでも自己評価だけは無駄に高かったので、そのまま押し通したよ。

※ 標準学力テスト=全米共通の尺度で学力を測る試験。パーセンタイルは同学年の中での位置を示す(99パーセンタイル=上位1%)。学校に通っていない子の学力確認にも使われる。

※ アンスクーリング=決まったカリキュラムを使わず、子どもの興味に沿って学ばせるホームスクールの一形態。はまる子には強い一方、家庭によっては単なる放置と区別がつかなくなるという批判もある。

25. 名無しのReddit住民
自分のホームスクール体験は最高だった。両親とも本気で関わってくれて、教材も相当調べ込んでたし、co-opやYMCAのホームスクール向けグループ、演劇まで、外と繋がる場をとにかく用意してくれた。
16で大学に入って、日本語とグラフィックデザインの二重専攻。今は東京に住んで、絵を描いたり文章を書いたりして食べてる。ADHDと1型糖尿病を抱えたままここまで来られたのは、間違いなく両親がかけてくれた手間のおかげだと思ってる。
そのうえで言うと、ひどい例もこの目で見てきたから、誰にでも勧められるものじゃないのも分かってるよ。

26. 名無しのReddit住民
うちの親は教えられる状態じゃなかった。中学までは何とかなって、そこから一気に崩れた。学校というのが「この教科書読んで理解して、いい?」だけになるんだよ。化学でそれをやってみてほしい。
自分は高校を中退したけど、誰にも気づかれなかった。下のきょうだい二人も卒業してない。学位を持ってるのは家族で自分だけ。
今はきょうだいの一人が自分の子どもを家で教えてる。素人が素人を教えてる状態だと思ってる。あの子たちは確実に遅れてるのに、遅れていること自体に気づいていないんだ。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
分かる。自分は大学に入って最初の一年が地獄だった。頭の中に雑学だけは山ほど入ってるのに、論文の書き方も出典の付け方も締切の扱い方も一つも知らない。ライティングセンターで何時間も泣いてたよ。自分の書く文章が12歳の子どものそれと同じレベルだったので。

28. 名無しのReddit住民
子ども時代はずっと家で、11年生で課題をやらなくなって公立に放り込まれて、そこでもやらなくて、最終的に学校からも家からも追い出された。人には勧めない。
理科の理解は本当に壊滅的だよ。教材が創造論のものだったので。その代わり、ギリシャ哲学と初期の教会の教父の言葉はいくらでも引用できる。数学は中学3年くらいで止まったままで、それが理由で大学に行けていない。
学校みたいな場所は、建物に入るだけで今も本気で怖い。外の世界は恐ろしい場所だと教わって育ったから、頭が学校とその恐怖を勝手に結びつけてしまう。
誰かが当たり前にできること、当たり前に知っていることを見るたびに、ああこれは学校で身につけるやつだ、と分かるんだ。学校に行くというのはみんなで共有する土台なんだよ。自分にはその土台がなくて、いつまでたっても外れ値のままでいる。

29. 名無しのReddit住民
教わった側じゃなくて雇う側の話をすると、別々の職場で3人ホームスクール育ちを採ったことがある。うち二人は姉妹だった。3人とも仕事にならなくて正直驚いたよ。
書店にいた子は、本の背表紙を見てタイトルと著者名の区別がつかない。レジの現金が数えられないし、釣り銭も作れない。姉妹の下の子に一度教材を見せてもらったんだけど、通信販売のワークブックで、段落を読んで設問に5問答えるだけのものだった。本人は高校3年生ということになってたけど、中身は小学3年生の水準。親は教えてなかったんだと思う。

30. 名無しのReddit住民
母は教育学の学位を持っていて、金銭的にも余裕のある家だった。外との交流も課外活動もちゃんとあった。きょうだいは医者、弁護士、外交官、技術者と、世間的にはいわゆる成功者ばかりだよ。
それでも、家族の誰一人としてホームスクールの推進派じゃない。全員、公立に通っていたほうが良かったと思ってる。そしてその過程で出会った子どもたちの中には、教育も生活も放っておかれて、社会からこぼれ落ちたまま戻ってこられなかった子が何人もいた。全部、合法の範囲内でだ。だからうちの家族は、制度の改革を求める側にいる。

まとめ

読み比べていて面白いのは、「良かった」側と「最悪だった」側が、驚くほど同じ条件を挙げていることだ。co-opのような外との接点があったか、親が教えられない科目を外の人に渡せたか、親が自分の限界を認められたか、そして家の外に子どもを見ている大人がいたか。うまくいった家はこの4つが揃っていて、崩れた家は揃って欠けている。教材の質でも親の学歴でもないところが厳しい。

もうひとつ、成功例として語られている人ほど制度そのものには懐疑的なのも印象的だった。16で大学に入った人も、きょうだい全員が専門職という家も、「自分は運が良かっただけ」「規制は必要」と言っている。逆に手放しで勧めているのは、たいてい教える側から見ている人だった。

日本の感覚だと、学校に行かない選択がここまで制度として定着していること自体が驚きかもしれない。ただ、いじめや不登校で学校に居場所がない子の受け皿という点では、日本のフリースクールや自宅学習の議論と地続きの話でもある。皆さんは、家庭が学校の代わりになれると思いますか?

文化・習慣
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コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    わからん事は全部AIが教えてくれるから大丈夫。
    なんなら代わりに全部AIがやってくれるから働かなくても大丈夫。

  2. Reddit名無しさん より:

    >>1
    ネタで書いてるとは思うが
    自分がなにを質問すれば良いのか知らない人はAIに質問ができないし
    出てきた答えが正しいかどうかの判断をすることもできないんだよ…