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海外「人生でいちばん孤独だったのは、25年連れ添った妻の隣に座っていた時間だ」離婚の決め手はワイヤレスイヤホンだった…

海外「人生でいちばん孤独だったのは、25年連れ添った妻の隣に座っていた時間だ」離婚の決め手はワイヤレスイヤホンだった… 人間関係・恋愛

「結婚25年以上で離婚した人、最後の一押しになったのは何でしたか?」——r/AskReddit に投げられたこの質問に、400件を超える返信が集まった。

銀婚式を通り過ぎた夫婦が別れを決めるとき、引き金になるのは驚くほど小さなことだったりする。ワイヤレスイヤホン。テニスの予定。庭に入ってきた犬。ただしどれも、何十年もかけて積み上がった山の、最後のひと粒でしかない。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
ちょうど25周年のあたりだった。気づいたんだよ、俺たちは夫婦じゃなくて同僚だったって。お互いそこまで好きでもないのに、たまたま同じチームに配属されて、プロジェクト(=子育て)の納品にだけ集中してた。職場にいるだろ、仕事の話をしてる限りは普通に付き合えるけど、共通の話題も価値観もなくて、業務時間の外で会おうとは絶対に思わない相手。あれと結婚しちゃいけない。今の人生は比べものにならないくらい良い。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
同僚っていう言葉、25年の結婚に使うにはえぐすぎるだろ。でも一発で情景が浮かぶんだよな。夫婦って派手に爆発して終わるとは限らなくて、いつの間にか誰もやりたくないグループ課題みたいなものに変わってることがある。

3. 名無しのReddit住民
うちの親は26年で離婚した。母がきょうだいを身ごもったのがきっかけで結婚した二人で、それでも家庭はちゃんと築いたし、親としても良かったし、愛情もあったと思う。ただ根っこがまるで違う人間だった。父は誰とでもすぐ仲良くなるタイプ、母は家で静かに過ごす夜がいちばん好きなタイプ。自分が十代になる頃には、同じ家に住んでるだけで完全に別々の生活だった。見てるテレビ番組すら一つも重なってない。どれだけ離れてしまったかに気づいたときには、もう戻せなかった。今は二人とも再婚して、それぞれ本当に送りたかった暮らしをしてる。相手のペースに合わせている間はできなかった暮らしをね。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
テレビの趣味が合ってるかどうかを二人の距離の物差しにしてるの、ちょっと面白いな。うちは結婚14年だけど、視聴習慣が一致したことは一度もないよ。俺はリアリティ番組が苦手で、妻はSFが苦手。それで揉めたことは本当に一度もない。

5. 名無しのReddit住民
親が離婚した経験のある人に聞きたいんだけど、正直なところ、もっと早く別れてほしかったと思う? 自分は今まさに、子どものために踏みとどまってる側なんだ。あの子たちが可愛くて仕方がなくて、一緒にいられる時間を半分にしたくない。母親とも穏やかな関係を保つようにしてる。でも先日、それは長い目で見ると子どもを傷つけてるだけだと言われて、それがずっと引っかかってる。

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
まさにその立場の人間として答えると、自分は17歳のときだった。当時も、そして今振り返っても、最高の子ども時代だったと思ってる。子どもの目には、両親は愛し合っていて支え合うチームに見えていた。今なら「あれは冷えていたサインだったのかも」と読み替えられる場面もいくつかあるけど。父が母のもとを出ていったのは、ずっと欲しかった大学の合格通知を受け取った翌週だった。長いドライブの車内で、実は何年も前から出ていきたかった、結婚した瞬間から迷いはあった、お前が高校を終えて秋には家を出るこのタイミングがいちばん良いと思った、と打ち明けられた。自分の勝手な都合で言えば、あの時期まで待ってくれてよかったと思ってる。ただ、どのタイミングでも「良い時期」なんてなかっただろうな。母は完全に打ちのめされて、その夏は精神科に入院した。自分は母の痛みから距離を取って自分を守りながら、同時に支えなきゃいけなかった。秋にはちゃんと大学に行ったよ。そして1年目に2科目落として、危うく中退しかけた。父が自分の6歳のときに出ていってたらどうだったかなんて分からない。どの年齢にもそれぞれの地獄があったと思う。ただ18歳で背負わされた母への責任は、もっと幼ければ背負わずに済んだ種類のものだった。それと、父親から「何年も何年も不幸だったけど、お前のために残った」と言われるのは、頭の配線がおかしくなるくらいきつい。

7. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
うちは10歳のときに離婚すると聞かされて、正直ほっとした。喧嘩してたわけじゃないんだ。ただ何かが決定的にズレてるのは子どもでも分かるし、二人が関係を立て直そうと必死になってる分(どこかに出かけても、俺の前か後ろで二人が手を繋いで歩いてる)、自分の存在が完全に透明になってた。あのとき思ったのは「やった、これで父さんの家では父さんとちゃんと過ごせる」だった。母のところでも同じ。しばらくはどっちの家もかなり貧乏だったけど、それは全然平気だった。

8. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
自分は3歳のときに親が離婚して、そのうえで今はあなたと同じ立場にいる。うちの両親は世界一相性の悪い二人だったのに、母は今でも「離婚は間違いだったかも」と言う。結局いちばん重いのはお金なんだよ。裕福ならためらわず離婚して、子どもと過ごす時間を濃くすればいい。でも普通の家なら、子どもも配偶者も自分も、そろって一段下の生活に落ちる。簡単な決断じゃないし人それぞれだけど、自分は良くない結婚に留まってる。離婚したほうが自分にも子どもにも損が大きいと思ってるからだ。

※ 米国では長年連れ添った夫婦が離婚すると、収入の多い側が相手に離婚後扶養料(alimony)を払う取り決めになることが多い。それでも世帯が二つに分かれる分、双方の生活水準は下がりやすい。

9. 名無しのReddit住民
うちの親は35年で離婚した。二人とも早く退職しすぎて、父は暇を持て余して不倫を始めた。母はカウンセリングに通ってでも立て直す気があったのに、父の態度は「大したことじゃない、臭いものに蓋をして無かったことにしよう」だった。裏切られた側の感情を丸ごと無いものにされて、それが限界だった。決定を知らせる電話でも、父は「全部自分の責任だ」と殊勝なことを言ったそばから「でも起きることには全部意味があると思うんだ」で台無しにした。意味なら分かるよ。何十年も自分を犠牲にして支えてくれた相手を裏切った、あんたが身勝手だっただけだ。おまけに父は離婚の最終審理にすら来なかった。日課のテニスと時間が被ったからだって。

※ 「起きることには全部意味がある」は英語圏でよく使われる言い回し。慰めの言葉としても使われるが、この場面のように自分の責任をぼかす便利な文句として持ち出されることもある。

10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
日課のテニスと被ったから離婚の審理に来なかった、というくだりがうちの父にそっくりだ。祖母の葬儀のあと、遠方の親戚が泊まっていたこともあって、家族が父の家に集まったんだ。父のきょうだいが全員そろうのは、どう考えてもあれが最後だった。父は1時間で席を立って、週一回のダンスに出かけた。おばはがっかりしてたし、うちのきょうだいは本気で怒ってたよ。

11. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
うちの話かと思った。35年以上。父は計画も目標もないまま早々に退職して、そのまま母を裏切った。しかも相手の女性とも縁を切りたくなくて、母がそれを受け入れると本気で思ってたらしい。母が離婚と言い出したとき、父は心底驚いてた。15年経った今も相手とは中途半端な関係のままで、本人は見るからに惨めそうにしてる。母に会いたい、寂しい、とそれとなくほのめかしてくる。隣の芝生ばかり青く見えて、自分の家の芝には一滴も水をやらなかった人だよ。母は父がいない今のほうが千倍幸せだし、家事の量も一気に減った。

12. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
政府が定年の年齢をどんどん引き上げてるのは、実は結婚生活を救うための政策だったんじゃないか説が出てきたな。退職して家に二人きりになる時間を、国が全力で先延ばしにしてくれてるわけだ。

13. 名無しのReddit住民
父は40代でお酒の問題を抱えるようになって、双極性障害の診断も受けた。ただ薬を飲むと体の感じが嫌だと言って、まったく服用しなかった。もともと幸せな結婚だったとは言えないけど、母は「お酒を完全にやめて、薬をきちんと飲むなら一緒にいる」と条件を出した。父はどちらもやらなかった。そしてある日、母は父の勤務先に離婚の書類を送りつけた。父は心底ショックを受けてたよ。付き合いやすい人ではなかったけど、35年も経ってからなぜ今なのかと母に聞いたら、「穏やかな老後が欲しいから」と言われた。それは正当な理由だなと思った。

14. 名無しのReddit住民
妻ががんになって、俺の保険に入ったままだと治療費を払いきれないことが分かったんだ。だから書類の上でだけ離婚した。今も普通に二人で暮らしてるし、関係は何ひとつ変わってない。アメリカの医療保険会社、本当にふざけるなと思う。

※ 米国には日本のような公的な国民皆保険がなく、多くの人は勤め先の団体保険に加入する。高額な治療が必要になると自己負担が跳ね上がるため、低所得世帯向けの公的支援を受けられるように「書類の上だけ離婚する」という選択が語られることがある。

15. 名無しのReddit住民
妻の祖父母は、60年以上連れ添ったあと90代で別れた。周りは全員どうかしてると思ってたよ。実際は、祖母の判断力が落ちてきたところを息子の一人につけ込まれて、離婚するように仕向けられていた。財産の半分を引き出して、不動産も売り払うためにね。かなり醜くて、支配的な家族の話だ。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
90代での離婚というだけでもう十分すごいのに、理由が自分の子どもによる財産の吸い上げだと分かった瞬間に一気に暗くなるな。家族ってお金が絡んだ途端、想像もしていなかったところまで醜くなる。

17. 名無しのReddit住民
妻の浮気。それも一度や二度じゃないし、遊びでもなかった。全部が一気に表に出てきて、その場で終わりにした。相手は妻の歴代の上司たちだったよ。うすうす感づいてはいたけど、自分は人を信じるほうでね。おまけのオチもあって、知らなかったのは自分だけだった。じゃあな、で終わり。

18. 名無しのReddit住民
あくまで自分の周りの話だけど、同じ時期に出産した女友達12人のうち、最初の離婚は子どもがまだ小さいころ、二人がすれ違って別れたケースだった。次に来たのが空の巣の時期。最後の子どもが大学に行って家を出て、あらためて相手の顔を見たときに「やった!」と思うか「あと20年もこの顔を見るのか」と思うかで分かれる。とはいえ20年経って8割が結婚を続けてるんだから、そんなに悪くない数字だと思う(お金の都合で別れられずにいる夫婦が2組いるけど)。ただ全員がどこかの時点で夫婦カウンセラーの連絡先を回し合ってはいたから、順風満帆だったわけでもない。

※ 空の巣症候群。子どもが独立して家を出たあと、夫婦二人に戻った時期に生じる喪失感や、関係の見直しを指す言葉。

19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
やっぱり多いのは子どもが大学に行くタイミングだよね。うちもまさにそれだった。子どもが進学して家を出て、そのまま二人とも別々の道に進んだ。拍子抜けするくらい静かな別れだったよ。今はまた一人の生活を満喫してる。

20. 名無しのReddit住民
35年くらい連れ添って離婚した夫婦を知ってる。きっかけは、夫が30年ほど前に妻以外の女性との間に子どもをもうけていたことが分かったから。その子が、家庭用のDNA検査サービスの親戚一覧で、夫と妻の間に生まれた子どもたちと一致したんだ。

※ 23andMe などの家庭用DNA検査キットには、登録者どうしの遺伝的な近さから「知らなかった親戚」を自動で表示する機能がある。数十年前の秘密がこれで表に出る話は英語圏でよく聞く。

21. 名無しのReddit住民
おばとおじが、結婚50年を過ぎた70代で離婚した。おじはもともと嫌な人間だったけど、あるとき敷地に入ってきた犬を銃で撃ったんだ。それがおばにとっての最後の一押しだった。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
よし、スレ主が聞きたかったのはこういう話だ。他はどれも「何十年もかけて少しずつ壊れました」で、それはそれで重いんだけど、この件は一日で決着がついてる。50年耐えた人の限界が犬一匹で来るというのが、すごいというか怖い。

23. 名無しのReddit住民
あの人は家族より仕事を優先しすぎた。祖母の葬儀の日に一日休みを取ってほしいと頼んだら、ちゃんと取ったと言われた。オチを先に言うと、取ってなかった。あとになって「昇進のために必要なことをやっただけだ」と言われたよ。それが最後の一押しだった。出ていった。パートナーじゃない相手と一緒にいるくらいなら、一人のほうがましだ。

24. 名無しのReddit住民
相手の機嫌を延々と受け止め続ける役回り。何年もやってると、他人事みたいに眺めてる自分がいて、ただただ疲れる。こっちはもう大半のことがどうでもよくなってきてるし、それでいて些細なことでカッとなる回数だけは増えていく。そうすると言われるんだよ、「あなた変わったね、昔はもっと優しかったのに」って。……そりゃそうだろ。25歳分、年を取ったからな。

25. 名無しのReddit住民
30年一緒にいた。だんだん束縛が強くなって、はっきりした用事がないと一人で外出することもできなくなった。何をするにも「何か企んでる」扱い。既婚の女友達について根拠のない想像をふくらませて、その件で何度も喧嘩をふっかけてくる。何もないと何度言っても一度も信じてもらえなかった。自分の家族の集まりには絶対に来ないのに、向こうの集まりには出席が必須。結果として自分は殻に閉じこもって、むっつり黙り込むようになった。誰かと会話しただけで言い争いになるから、人と会ったこと自体を話さなくなって、恨みだけが溜まっていった。おかしなもので、一緒に住まなくなった今のほうが、友人としてはずっと仲がいい。

26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
経験上、そこまで束縛して根拠のない疑いをかけてくる人って、たいてい自分のほうが浮気してるんだよな。理由は分からないけど、10回中9回はそうなる。あなたのケースは違ったみたいで、そこはちょっと意外だった。

27. 名無しのReddit住民
数か月前に離婚が成立したばかり。決め手はワイヤレスイヤホンだ。もちろん他にも積み重ねはあったけど、最後の一押しは間違いなくあれ。妻はいつでも耳に入れっぱなしで、フェイスブックを延々スクロールしながらオーディオブックを聴いて、自分だけの世界に閉じこもってた。昔は会話の得意な二人だったんだよ。ちゃんと話し合って、チームとして決めていた。それがイヤホンを買ってからは、何か相談したいだけでも、まず注意を引いて、向こうが「人生に参加するより大事」と決めた何かを中断させる作業から始めないといけなくなった。人生でいちばん孤独だったのは、25年連れ添った妻の隣でソファに座っていた時間だ。

28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
うわ、耳が痛い。ここまでひどくはないつもりだけど、自分もやってる。妻に前から言われてたんだよな。少し控えるようにするわ。

29. 名無しのReddit住民
ちょうど25年目で離婚した。正直に言うと、何が起きたのか自分でもはっきり分かってない。緊急の健康問題が続けて起きて、二度入院したんだ。そのとき相手は驚くほどそばにいなかった。勇気を出してそのことを聞いたら、返ってきたのは「病気になってから構ってほしがりすぎ」という怒りと苛立ちだった。ずいぶん考えて、もっと話そう、カウンセリングに行こうと提案したけど、そのたびに揉めるだけ。それで気づいた。非常時に離れていく相手とは、パートナーではいられない。これから年を取っていくならなおさらだ。ある日突然ものすごく孤独になって、結婚ってこういうものじゃないだろうと思った。認めるのも決めるのもきつかった。喪失感はいまだにひどくて、毎日その人が恋しい。それでも今のほうがずっといい。健康は落ち着いたし、関係を直そうと踏ん張らなくていい分、生活のストレスも減った。

30. 名無しのReddit住民
35年経ったところで、この人と別れるか、夕食の席でピクルスフォークを相手の手に突き刺すかの二択になった。それで退職して、地球の反対側に引っ越した。今、最高に幸せだよ。

※ ピクルスフォークは、瓶からピクルスをつまみ出すための細長い二又のフォーク。凶器としてはいかにも頼りなく、そこがこの話の可笑しみになっている。

まとめ

「最後の一押し」として挙がったものを並べてみると、ワイヤレスイヤホン、テニスの予定、休暇についた嘘、庭に入ってきた犬と、単体ではどれも離婚の理由に見えない。裏を返せば、20年30年の結婚が終わるとき、そこにはもう決定打なんて残っていないということだ。壊れるところまではとっくに終わっていて、最後に来るのは「これ以上ひとつも積めない」と気づく瞬間だけなのだろう。

そしてスレッド全体で繰り返し出てくるのは、浮気やお酒そのものより、相手が向き合うことを拒んだという一点だった。カウンセリングを断る、なかったことにしようと言う、薬を飲まない。折れた側が本当に諦めたのは、問題そのものではなく、一緒に直そうとする相手がいなくなったときだ。

日本にも熟年離婚という言葉があって、退職と同時に話が動きだすところは共通している。ただこのスレッドが少し違うのは、離婚したあとの話が思いのほか明るいこと。二人とも再婚して本来の暮らしを取り戻した、母は今のほうが千倍幸せだ、地球の反対側に引っ越して最高だ、と続いていく。「あと20年もこの顔を見るのか」と思った瞬間から人生を組み立て直す時間が、まだ20年残っているという話でもある。

皆さんは、長い関係が終わるときの決め手になるのは何だと思いますか?

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コメント

  1. Reddit名無しさん より:

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