RSSヘッドライン

海外「図書館が貸すのは本だけじゃない。工具もWi-Fiルーターも借りられる」タダなのに使われてないもの…

海外「図書館が貸すのは本だけじゃない。工具もWi-Fiルーターも借りられる」タダなのに使われてないもの… ライフスタイル・日常

「無料なのに、ほとんど誰も使ってないもの」を聞いたスレッドが伸びていた。有料ソフトの代わりになるツール、図書館の意外な貸出品、そして「そもそもタダなのに一番使われてないのは自分の脳だろ」というツッコミまで。日本からそのまま使えるものと、現地の制度が前提で真似できないものが混ざっていたので、そこも補足しながらまとめた。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
地元の図書館。本も映画も音楽も借りられて、ネットも使えて、講座までやってる。有料の調査データベースがタダで引けるところもある。しかも6時間居座っても誰も何も言ってこない。あれで無料なのはよく考えるとおかしい。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
働いてる人間が行ける時間に開いててくれたらの話な。平日の10時から16時までって、いったい誰のための施設なんだよ。

3. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
それは地域によるとしか言えない。うちの市の図書館はほぼ毎日21時までやってるし日曜も開いてる。怒る前にまず自分のところの開館時間を見てこい。

4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
自分は逆で、死ぬほど借りてるのに建物には一度も入ってない。全部アプリで電子書籍とオーディオブックを借りて、期限が来たら勝手に返る。延滞料金の心配すらしなくていい。

※ 訳注:米国やカナダでは図書館カードを登録して「Libby」などの公式アプリから電子書籍を借りるのが定着している。日本でも自治体の電子図書館は増えているが、対応しているかどうかも蔵書数も自治体次第。まずは自分の市区町村の図書館サイトを見るのが早い。

5. 名無しのReddit住民
図書館が貸してるのは本だけじゃないぞ。工具、スポーツ用品、ミシン、持ち出し用のWi-Fiルーター。うちのところはラドン検出器まで貸してくれて、家の空気を測るのに借りた。買うとそれなりの値段がするものがタダになる。

※ 訳注:工具やWi-Fiルーターの貸出は米国の公立図書館に多いサービスで、日本の図書館では一般的ではない。日本だと本・CD・DVD・雑誌のバックナンバー、新聞記事データベース、無料の自習席あたりが実質的な「借りられるもの」になる。

6. 名無しのReddit住民
Photopea。完全無料でブラウザだけで動く画像編集ツールで、psdファイルをそのまま開ける。インストールもアカウント登録もいらない。これのおかげで有料ソフトの月額を解約した。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
それはオープンソースなの? それともよくあるやつで、料金を取らない代わりに中身のデータを持っていかれるパターン?

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
開発者ひとりが何年もかけて作り続けてるやつだよ。画面の端に出る広告を消したい人だけ課金する仕組みで、機能そのものに有料の壁はほぼ立ってない。

※ 訳注:Photopea はブラウザで完結する画像編集ツール。日本からもそのまま使えて、表示言語も日本語に切り替えられる。ソフトを入れられない共用パソコンでも動くのが強み。

9. 名無しのReddit住民
Project Gutenberg。著作権の切れた本を何千冊も無料で配ってるサイトで、端末に合わせて形式を選べるし、面倒ならブラウザでそのまま読める。古典を読みたくなったらまずここを覗くべき。

※ 訳注:Project Gutenberg は著作権の切れた洋書を公開しているアーカイブ。日本語の作品なら青空文庫が同じ役割を担っている。どちらも日本から普通に使える。

10. 名無しのReddit住民
Wikipedia。ただし本体は記事じゃなくて一番下の出典欄な。あそこから元の論文や公的資料に飛べる。記事を鵜呑みにする人と出典まで踏む人とでは、同じページから持ち帰れる情報量が全然違う。

11. 名無しのReddit住民
近所の公園のカモ。あれ無料だからな。持ち帰り放題だぞ。誰も教えてくれないけど完全にタダ。正気じゃないだろ。

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
その理屈なら家のソーラーパネルにも一票入れておく。……ただしタダにするには盗んでくるしかないから、差し引きでマイナス一票かもしれない。

13. 名無しのReddit住民
楽器をやる人向け。IMSLPには著作権の切れたクラシックの楽譜がとんでもない量で置いてある。MuseScore は無料の楽譜作成ソフトで、内蔵の音源もそこそこ鳴ってくれる。学生のころに知りたかった。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
そこに Reaper を足す人がよくいるけど、あれ正確には無料じゃないからな。試用中に機能制限がかからないだけで、使い続けるならライセンスを買う建前になってる。良心的な値段なのは確かだけど、無料ソフトとして紹介するのはちょっと違う。

※ 訳注:IMSLP は著作権の切れた楽譜のアーカイブ、MuseScore は無料の楽譜作成ソフト、Reaper は音楽制作ソフト(DAW)。楽譜の保護期間は国によって違うので、日本から使うときはそのページの表示を確認しておくと安心。

15. 名無しのReddit住民
仕事道具がほぼ全部タダで揃う時代になった。3DはBlender、絵はGIMPかKrita、図版はInkscape、書類はLibreOffice、録画と配信はOBS、動画の再生はVLC。どれも期限もなく無料で使い続けられる。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
GIMPで3回挫折した人間として言わせてもらうと、ソフトが無料でも学習コストは無料じゃない。有料ソフトに払ってた金の何割かは「迷わず使えること」への対価だったと痛感してる。

17. 名無しのReddit住民
ネット上の無料教材。数学でも歴史でもプログラミングでも、大学の講義がまるごと公開されてる。やる気さえ続けば、学位という紙以外はだいたい手に入るのが今の状況だと思う。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
入口で詰まるのが英語なんだよな。質のいい無料教材ほど英語で、自動生成の字幕だと専門用語がぐちゃぐちゃになる。結局そこで翻訳に金を払うか、諦めるかの二択になりがち。

※ 訳注:Khan Academy や MIT OpenCourseWare は日本からも無料で見られるが、中身はほぼ英語。日本語で探すなら NHK for School、各大学の公開講座、JMOOC 系のオンライン講座あたりが近い立ち位置になる。

19. 名無しのReddit住民
What3words。世界の地図を3メートル四方のマスに区切って、それぞれに3つの単語を割り当ててるアプリ。自分が今どこにいるか説明できなくても、その3語さえ伝われば場所が特定できる。山や海辺で効く。

※ 訳注:イギリスなど一部の国では緊急通報でこの3語が使われているが、日本の110番・119番が公式に対応しているわけではない。日本で現在地を伝えるなら、スマホの位置情報を共有する機能や、地図アプリで座標を読み上げるほうが確実。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
電波が入ってなければ結局伝えられないけどな。遭難するような場所ってだいたい圏外だから、これ一本に頼るのは危ない。紙の地図とコンパスも一応持っていけ。

21. 名無しのReddit住民
食品衛生の基本。常温に置いていい時間、正しい解凍のやり方、生肉を切ったまな板をどうするか。全部無料で公開されてるのに、ちゃんと読んだことがある人はほとんどいない。腹を壊してから調べても遅いんだよ。

22. 名無しのReddit住民
森の遊歩道と外の空間。入場料も予約も要らないのに、都会で暮らしてると存在ごと忘れる。休みの日に一時間歩くだけで頭の中がだいぶ片付く。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
ただ、場所と人によっては手放しで勧められないという但し書きは付けたい。森は全部同じじゃないし、普通に命に関わる場所もある。

※ 訳注:日本の山や里山ならクマ、スズメバチ、マダニが定番の危険。地域によっては住宅地のすぐ近くまでクマの出没が報告される。鈴やラジオを鳴らす、単独で奥に入らないといった備えは、これもタダでできる。

24. 名無しのReddit住民
共感と優しさ。仕入れ値ゼロ、在庫切れなし、いくら配っても手元から減らない。それなのに世の中で一番品薄になってるのがこれ。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
分かる。ただウェンディーズで2年レジに立った経験から言わせてもらうと、優しさの前にまず常識を配ってほしい。常識の在庫が本気で足りてないのを毎日カウンター越しに見てきた。

※ 訳注:ウェンディーズは米国発のハンバーガーチェーン。日本にも店舗がある。

26. 名無しのReddit住民
自分の脳みそ。全員の頭の中に最初からけっこう高性能な装置が積んであるんだから、たまには電源を入れて動かしてやれ。維持費もかからないぞ。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
うちのは初期不良でな。バグだらけだしメモリも半分死んでる。保証期間はとっくに切れてるし、交換品も届かない。

28. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
元の書き方だと your brain になってるけど、そこは their brain な。誰か特定の人じゃなくて全員の話をしてるんだから。……こういう細かい直しをやりたくなるのも、脳がタダで動いてるおかげだと思う。

29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
they’re brain ← こう返すのが様式美で、この下に we’re brain、three brain と伸びていく。誤字ひとつでスレッドが遊び場になるの、ここの一番いいところだよ。

※ 訳注:英語の their / they’re / there は発音がほぼ同じで、ネイティブでもよく取り違える。three も音が近い。誤字を本人が直さないまま、下にツッコミが積み上がっていくのがRedditの定番の流れ。

30. 名無しのReddit住民
あと無料なのに誰も使わないやつ、「黙っておく権利」な。使用料ゼロ、申請も許可も要らない。それなのにみんな全力で口を開けにいく。

まとめ

挙がったものは大きく三つに分かれていた。ひとつは有料ソフトの代わりが本当に務まるツール群。ブラウザだけで動く画像編集ツール、著作権の切れた本や楽譜のアーカイブ、無料で仕事が回るオープンソース。ふたつめは図書館という古い装置で、電子貸出から工具の貸し出しまで守備範囲が広がっている。そして三つめが、脳・常識・共感・黙る権利といった、原価ゼロなのに一番在庫が薄いもの。

面白いのは、盛り上がるほど「それ本当に無料か?」の声が混ざってくるところだった。試用が無期限なだけのソフト、料金の代わりにデータを渡している仕組み、無料でも消える学習時間。日本から使う場合はさらに条件が付く。電子書籍の貸出も工具の貸出も自治体や国の制度に丸ごと依存するので、隣の国で当たり前のことがこちらでは影も形もない、ということが普通に起きる。逆に、Project Gutenberg に対する青空文庫のように、名前が違うだけで同じものが足元にあるパターンも多い。

皆さんが「これ無料なのがおかしい」と思っているものは何ですか?

ライフスタイル・日常
シェアする

コメント