「自分の葬式で流したい曲は?」という重い問いに対して、Reddit住民たちは笑える選曲・泣ける選曲・ふざけきった選曲を全力でぶつけ合った。ジョニー・キャッシュからモンティ・パイソン、ピンク・フロイドからリックロールまで、人生の最後を彩るプレイリストを30コメントで紹介する。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
うちの大叔父はガチのジョーカーだった。葬式で流す曲を兄弟一人にしか教えてなくてさ、みんな号泣してる中で棺が火葬炉に下りていった瞬間、ジョニー・キャッシュの『Ring of Fire』がドーンとかかったんだ。最後にはみんな笑ってた。あの人が望んでた光景そのものだったと思う。※『Ring of Fire』は1963年発表のジョニー・キャッシュの代表曲。「燃える愛の輪に落ちていく」と歌うラブソング。火葬の場面とのダブルミーニングがブラックジョークとして強烈に効いている。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
最高すぎるエピソードだろ。葬式で笑い起こせるってもう人生の勝利確定だよ。俺もそういう去り方したい。
3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
これ読んで泣きながら笑ってる。大叔父さん、最高の置き土産じゃん。曲のチョイスのキレ方が完全にプロの仕事。
4. 名無しのReddit住民
俺は棺が下ろされる瞬間に『Benny Hill Theme』をかけてほしい。あのチャカチャカした追いかけっこの音楽。参列者全員が真顔を保てなくなるはず。※『Yakety Sax』通称ベニー・ヒル・テーマは、英コメディ番組『The Benny Hill Show』のドタバタ追跡シーンで流れる定番BGM。陽気で間抜けなサックス曲で、葬儀の厳かさと最大級にミスマッチ。
5. 名無しのReddit住民
モンティ・パイソンの『Always Look on the Bright Side of Life』一択。参列者には絶対にサビを口笛で吹いて歌ってもらう。これができないやつは葬式に呼ばない。※映画『ライフ・オブ・ブライアン』のラスト、磔にされた登場人物たちが陽気に口笛で歌う名曲。英国では実際に葬式で最もリクエストされる曲の常連で、皮肉と諦観のお手本。
6. 名無しのReddit住民
『Never Gonna Give You Up』。最後にもう一度、参列者全員をリックロールしてやるためだけに選ぶ。墓石にもQRコードでリンク貼っときたい。
7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
これは罪深い。泣きに来た友人を最後の最後でだまし討ちにするやつ、絶対あの世でリックに怒られるぞ。でも俺もやりたい。
8. 名無しのReddit住民
グレイトフル・デッドの『Ripple』だな。「夜明けと夜の闇のあいだに一本の道があり、行く者には誰もついてこられない」って歌詞がある。葬式で流すために書かれたと言ってもいいくらいハマる。
9. 名無しのReddit住民
クイーンの『Another One Bites the Dust』。直訳すると「また一人くたばった」。本人がいない場で軽口を言いやすい雰囲気にしてくれそうで助かる。
10. 名無しのReddit住民
エルトン・ジョンの『Funeral for a Friend / Love Lies Bleeding』。前半11分のインストが重厚で、これ一曲で葬式の前半が終わる。経済的でしょ。
11. 名無しのReddit住民
イズ・カマカヴィヴォオレの『Somewhere Over the Rainbow』。ウクレレの優しい音で「虹の向こうのどこかで」って歌うアレ。これで泣かないやつとは友達になれない。※ハワイの伝説的シンガー、Israel “Iz” Kamakawiwoʻole が1993年にウクレレ一本で録音した『オズの魔法使い』の主題歌のカバー。穏やかな歌声で世界的に愛され、葬儀やお別れシーンの定番曲。
12. 名無しのReddit住民
ニーナ・シモンの『Feeling Good』。「これからは新しい夜明けだ」ってあの低音で歌い上げてくれたら、自分は穏やかな世界に行けるって信じられる気がする。
13. 名無しのReddit住民
ザ・ヴァーヴの『Bittersweet Symphony』。あのストリングスのループ、人生の繰り返しと諦めをそのまま音にしたみたいで、自分の人生を要約するのにこれ以上の曲はない。
14. 名無しのReddit住民
『シンプソンズ』のエンドクレジット曲。あれを流された参列者は「これ葬式だっけ?」ってなる。家族には散々アニメで時間を奪った詫びとして、最後もアニメで送られたい。
15. 名無しのReddit住民
オジー・オズボーンの『Mama, I’m Coming Home』。これは半分ガチで選んでる。母親より長生きできなかった場合のために、若いうちから決めてある。
16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
親より先に死ぬ前提で曲決めてるのちょっと泣ける。でもオジーで送られるの普通にカッコいい。
17. 名無しのReddit住民
フランク・シナトラの『My Way』。安直って言われるのは知ってる。でもいざ自分が死ぬとき、結局これくらい言い切らないと締まらないと思うんだよな。※1969年発表のフランク・シナトラの代表曲。「俺は俺のやり方で生きた」と振り返る人生賛歌で、英米では葬儀で最も流されてきた曲の一つ。日本でも『マイ・ウェイ』として有名。
18. 名無しのReddit住民
グロリア・ゲイナーの『I Will Survive』。タイトルだけで参列者を全員微妙な顔にできる。「いやお前生き残ってないやん」ってツッコミ待ちの選曲。
19. 名無しのReddit住民
ビートルズの『In My Life』。「人生で出会ったすべての人を、自分は今もまだ愛している」って歌詞、葬式で流したら絶対に泣く。これ以外の選択肢が思いつかない。
20. 名無しのReddit住民
オインゴ・ボインゴの『Dead Man’s Party』。「俺の死人パーティーに来いよ、棺は持参で」って歌詞のニューウェーヴ。陰気な葬式が一気にハロウィンの仮装パーティーになる魔法の曲。※1985年発表のオインゴ・ボインゴ(後の映画音楽家ダニー・エルフマンが在籍)の代表曲。映画『バック・トゥ・スクール』で使われ、軽快なリズムで死をパーティーとして茶化す独特の世界観で人気。
21. 名無しのReddit住民
ノーマン・グリーンバウムの『Spirit in the Sky』。ファズの効いたギターリフで「俺は天国に行く準備ができてる」って堂々と宣言する曲。湿っぽい葬式が嫌な人には全力でおすすめ。
22. 名無しのReddit住民
ヴィンス・ギルの『Go Rest High on That Mountain』。アメリカ南部のカントリーでは葬式の定番中の定番。聞いただけでハンカチが追いつかなくなるやつ。
23. 名無しのReddit住民
カーミット(マペット)が歌う『Rainbow Connection』。子供向けと侮るなかれ。あの「夢を信じる者と信じない者がいる、なぜ虹に向こう側があるのか」って歌詞は大の大人を泣かせにくる。
24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
カーミットで送られたら俺は号泣しながら笑う自信がある。マペットを呼ぶか、最低でも遺影の隣にぬいぐるみ置いてほしい。
25. 名無しのReddit住民
ピンク・フロイドの『Shine on You Crazy Diamond』。ただ全パート1〜9で25分あるから、これは葬式本編じゃなくて受付で流すしかない。来た人がだいたい一周聴き終わる頃に焼香終わってる、くらいでちょうどいい。
26. 名無しのReddit住民
メガデスの『A Tout Le Monde』。フランス語で「みんなへ」、最後の挨拶を歌った曲。ヘヴィメタルなのに葬式で違和感ゼロで流せる稀有な一曲だと思ってる。
27. 名無しのReddit住民
レディオヘッドの『Pyramid Song』。あのピアノの転がるリズムで「天国に着いたら、僕の愛したすべての人がそこにいた」って歌うやつ。葬式に流すために神様が用意した曲だろ。
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
レディオヘッドで送られるの正直うらやましい。『Videotape』派と『Pyramid Song』派で葬式が分裂しそう。両方流せば?
29. 名無しのReddit住民
AC/DCの『Highway to Hell』。冗談半分で言ってるけど、半分は本気。地獄行きが確定してる人生だったから、最後くらい開き直って爆音で送り出してほしい。※1979年発表のAC/DCの代表曲で、ハードロックの金字塔。「地獄へのハイウェイ」というタイトルどおり、強烈なリフと「地獄行きを楽しんでやる」という歌詞で、葬式選曲としては鉄板のブラックジョーク。
30. 名無しのReddit住民
グスタフ・マーラーの交響曲第1番『巨人』第3楽章。フランス民謡『フレール・ジャック』を短調に変えた葬送行進曲。クラシック好きの友人が一人でも参列するなら、その人にだけは泣いてもらえる自信がある。※マーラーが1888年に完成させた交響曲第1番の第3楽章。子守歌『フレール・ジャック』(日本では『グーチョキパー』のメロディー)を短調にして葬列風に演奏する異色の楽章で、皮肉と哀愁が同居する。
まとめ
挙がった曲は大きく3つに分かれた。一つはジョニー・キャッシュ、シナトラ、ヴィンス・ギルといった「正統派の見送り曲」。二つ目はモンティ・パイソンやリックロール、ベニー・ヒルのテーマといった「最後にひと笑い取りに行く曲」。三つ目はピンク・フロイドやレディオヘッド、マーラーのような「自分の世界観をそのまま音にした曲」だ。共通しているのは、誰もが「自分らしい去り方」を真剣に考えていること。葬式で泣かせるか、笑わせるか、考えさせるか。曲一つで参列者の記憶に残る色が決まると思うと、選曲はある意味で人生最後の自己紹介なのかもしれない。皆さんは自分の葬式でどんな曲を流してほしいですか?

コメント
真面目にやるならサラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」
ふざけるなら火葬炉の扉が閉まる瞬間、ドリフの「盆回り」かな。