「常識」だと思っていた科学知識、じつはとっくに覆されてるって話。学校で習った内容や教科書に書いてあった「定説」が、最新の研究で次々ひっくり返されているらしい。海外掲示板で集まった指摘がどれも興味深かったので紹介する。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
子供のころ、ナイトライトを点けてると視力が悪くなるって「証明された」って言われて使わせてもらえなかったんだ。でもこれ実は逆で、メガネが必要な親ほど夜に子供の様子を見るためにナイトライトを設置してたって話。視力の悪さが遺伝した子供がメガネをかけることになっただけで、ライトのせいじゃなかった。ドイツの統計学者が突き止めたらしい。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ワインを毎日飲むと健康にいいって話も同じ構図だよね。毎日ワインを買えるくらい余裕がある人は医療にも金をかけられる、ただそれだけ。相関と因果を取り違える例として完璧すぎる。
3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
テレビに近づいて見ると目が悪くなるってのも似てる気がする。視力が悪い子供がよく見えないから自然と近づいてただけで、テレビが原因じゃないらしい。
4. 名無しのReddit住民
コモドオオトカゲは口が汚いだけで毒はないって長年言われてきたけど、あれ嘘。ちゃんと毒腺を持ってる。バクテリアで獲物を弱らせるって説明、図鑑にも書いてあったのに。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
しかもそこそこえげつない毒なんだよね。血液凝固を阻害して獲物がショック状態になるタイプ。普通の毒蛇とは違うベクトルでヤバい。
6. 名無しのReddit住民
コモドだけじゃなくて、近年の研究ではオオトカゲの仲間ほぼ全員が弱いながらも毒を持ってるって判明したんだ。これ知った時は世界観が変わった。
7. 名無しのReddit住民
舌の味覚マップ。先端が甘い、奥が苦い、横が酸っぱい、みたいなあの図ね。完全にデタラメ。舌のどの部分でも全部の味を感じられる。味蕾はどこも同じ構造なんだよ。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
子供のころからあの図に納得いってなかった。砂糖を奥のほうに乗せても普通に甘いし、レモンを舌の真ん中に置いても酸っぱい。なんで誰も疑問に思わなかったのか不思議。
9. 名無しのReddit住民
そもそも100年以上前のドイツの研究を誤訳して図にしただけって話だよね。原著者は「強さに差はあるけど舌全体で全部感じる」って書いてたのに、いつの間にか領域分けの図になってた。
10. 名無しのReddit住民
電子レンジの食べ物は放射線で被爆するから危ないって本気で信じてる人、まだまだいる。アメリカではあまり聞かないけど、東欧のほうの友人いわく結構な割合で電子レンジを使わない家庭があるらしい。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
韓国だと扇風機を点けっぱなしで寝ると死ぬって本気で信じてる人がいるって聞いて驚いた。窒息するとか低体温になるとか、いろんな説があるみたい。
12. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
電磁波と電離放射線をごっちゃにしてる人が多すぎなんだよね。地質学を専攻してたんだけど、そもそも台所の天板に使われてる御岩石にすらウランやトリウムが微量含まれてる。普段から低レベル放射線には触れまくってる。
13. 名無しのReddit住民
青い目同士の親から茶色い目の子供が生まれることはある。最近の話じゃないけど、いまだに「絶対ありえない」って信じてる人が多い。虹彩の色の遺伝はパネットスクエアで描けるほど単純じゃないんだ。
14. 名無しのReddit住民
これウィキペディアで調べたら明確な答えが書いてなくてびっくりした。研究レベルでもまだ完全に解明されてないらしい。中学の生物の授業はあれは何だったんだ。
15. 名無しのReddit住民
うちの夫婦は二人とも茶色い目だけど、上の子は黒に近くて下の子は灰緑色。「本当に同じ父親?」って何度聞かれたか分からない。遺伝の知識アップデートしてくれってマジで思う。
16. 名無しのReddit住民
ネアンデルタール人は猫背でうすのろみたいに描かれがちだけど、あれ完全に間違い。最初に発掘された個体がたまたま重度のくる病だっただけで、それを基準に復元しちゃったんだ。実際は俺たちと同じ姿勢で立ってたし、むしろ脳の容積は現生人類より大きい。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
シャニダール洞窟の話を調べてみてほしい。若い頃からの障害で片目を失明してた個体が老齢まで生きてた跡があるんだ。誰かに介護されてないと無理な話で、ネアンデルタールにも仲間意識があったって示唆されてる。
18. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
ホモ・サピエンスとかなり交雑してたってのも最近の話。ヨーロッパ系・アジア系のDNAには数パーセント混ざってる。完全に別系統じゃなかったんだよね。
19. 名無しのReddit住民
恐竜は脳がピーナッツ大でアホだったって話。70〜80年代のうちの地域の学校では普通に教えられてたけど、いまや全然違うって判明してる。種類によってはかなり知能が高かった可能性もあるらしい。
20. 名無しのReddit住民
脳がデカい俺たち人間もたいがいアホなんだから、脳のサイズで知能を測るのは無理があるよな。脳容積と知能を直結させる発想自体が雑だったんだろう。
21. 名無しのReddit住民
鳥類もそう。脳が小さくても神経細胞の密度が高くて配線が違うから、サイズと知能が比例しない。カラスの問題解決能力なんかチンパンジー並みって話もある。
22. 名無しのReddit住民
指の関節をポキポキ鳴らすと関節炎になるってやつ。あれちゃんとした証拠ないんだよね。むしろ反証する研究のほうが多いくらい。
23. 名無しのReddit住民
60年以上、片手だけポキポキ鳴らし続けた医者がいて、両手を比較したら関節の状態に差はなかったって有名な話があるよ。本人がイグノーベル賞をもらってた。執念がすごい。
24. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
これって最近の話か?俺は30年前から関節炎にならないって聞いてた気がするんだけど。地域によって浸透にズレがあるのかもね。
25. 名無しのReddit住民
そもそもこれが科学のあり方そのものなんだよ。仮説が修正されたり、覆されたりして進んでいく。今俺たちが当然だと思ってることも、未来から見たら「あの時代の人は何を信じてたんだ」ってツッコまれるはず。
26. 名無しのReddit住民
むしろ反証可能で常にアップデートされ続けるからこそ科学は健全なんだ。絶対に挑戦できないドグマと違うのはそこ。間違いを認められるってのは強さでもある。
27. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
正確には「仮説」が大きく書き換わるって表現のほうが近いと思う。気体の法則もニュートン力学もアインシュタインの相対論も、適用範囲の中ではいまも完全に正しい。覆されるんじゃなくて拡張されてるんだよ。
28. 名無しのReddit住民
「人間は脳の10パーセントしか使ってない」って信じてる人が多すぎる。もし本当に10パーセントしか使ってないなら、こんなにエネルギーを食う巨大な臓器を進化の過程で抱える理由がないんだよ。完全にデマ。
29. 名無しのReddit住民
たぶん「同時に活動してる領域は10パーセント程度」って話を、誰かが「10パーセントしか使ってない」って雑に翻訳した結果だよね。MRIで安静時の脳を撮った画像が誤解の元になったって説もある。
30. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
信号機のたとえが分かりやすかった。信号機も常に33パーセントしか光ってないけど、3つ全部点けたら情報として何の意味も無くなる。点いてない部分が情報を伝えてるってのと同じ。
まとめ
今回のスレッドは、長年「常識」とされてきた科学知識がじつは誤りだったという話のオンパレードだった。舌の味覚マップ、ナイトライトと視力、青い目の遺伝、ネアンデルタールの姿勢、脳の10パーセント説など、教科書や図鑑にしっかり載っていた話ばかり。共通しているのは、相関と因果の取り違えや、最初の研究のミスがそのまま定着してしまったケースが多いということ。科学は常にアップデートされていくものだと改めて実感した。皆さんは「これずっと信じてたのに最近覆された」って話、何かありますか?


コメント
人文科学だけど最近だと
「明智光秀は本能寺の変の時現場にいなかった」
「羽柴秀吉は山崎の合戦に間に合わず、翌日到着した」
という説が出ていたな。
信長が兵農分離や政教分離を進めたとか、ピラミッドが墓じゃない・社会事業だとかもまだ言う人がいる。
1796年にエドワード・ジェンナーが開発した世界初の天然痘ワクチンに関する知識は誤解されっぱなし。
「牛痘に罹った人は天然痘に罹らないから、先に牛痘に感染させれば良い」と考えた、までは正しいが、のちの遺伝子研究で牛痘ウイルスと天然痘ウイルスには免疫交差の作用がないことが判明している。つまりエドワード・ジェンナーは絶望的に間違っていた。しかし彼は『成功した』。彼が採取した牛痘の膿に混じっていた別のウイルス(=馬痘ウイルス。こちらは天然痘に免疫交差がある)が効いたらしい。
つまり人類史における対疫病最大の勝利(天然痘の撲滅)は、物凄く幸運な偶然の上に成った出来事だった。
にもかかわらず、未だに教科書には「牛痘ワクチンで天然痘撲滅」と書いてあるし、AIもそう答える。
ネアンデルタール人は現代人より脳の容積大きいは、自分が小学生だった50年前から言ってたけど
その頃は石油資源は30年後には枯渇する、とも言ってた