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海外「大陸横断電信が通じた2日後、馬の速達便は倒産した」登場した瞬間に競合を葬った技術たち…

海外「大陸横断電信が通じた2日後、馬の速達便は倒産した」登場した瞬間に競合を葬った技術たち… ライフスタイル・日常

1861年10月24日、アメリカで初めて大陸をまたぐ電報が打たれた。その2日後、西海岸と東海岸を馬で結んでいた郵便速達「ポニー・エクスプレス」は、あっけなく倒産する。手紙を運ぶ馬が、電線を流れる信号に一瞬で敵わなくなった瞬間だ。「登場した途端に競合を葬った技術革新って、他にもある?」——そんな問いに、海外の掲示板が思い出話であふれかえった。GPS専用機、フィルム、レンタルビデオ店……あなたの記憶にもきっと、静かに消えていった何かがあるはず。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
「2日で倒産」って字面が強すぎる。いくら電報が速いって言っても、会社ってそんな急に潰れるものなの?裏にもっと事情がありそうな気がするんだよな。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ポニー・エクスプレスはそもそも18か月しか続かなかった会社なんだよ。開業当初からずっと赤字続きで、大陸横断電信の完成が黒字化の望みを完全に断ち切った、っていうのが本当のところらしい。

※ ポニー・エクスプレス=1860年に始まったアメリカの騎馬郵便速達。宿場ごとに馬と乗り手を次々乗り継ぎ、西海岸〜東海岸の手紙を約10日で運んだ。稼働はわずか18か月だった。

3. 名無しのReddit住民
仕組みを知るとよけい切なくなる。馬と乗り手が一定距離を全力疾走したら、次の宿場で新しい馬と乗り手にバトンタッチ。まるでリレー競走なんだよ。それが電報で一瞬に置き換わったんだから。

4. 名無しのReddit住民
スマホが単体のGPS機を飲み込んだのも相当な速さだった。カーナビ専用機を作ってたメーカーは、いちばんの強みをほぼ一夜で失った感じだよ。

※ ガーミンやトムトム=カーナビ専用機の大手。フロントガラスに貼り付ける単体GPS機で一世を風靡した。トムトムはオランダの会社。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
昔は有料の地図ソフトもちゃんと売れてたんだよね。でもGoogleマップは無料でしょ、無料には勝てない。今でも車メーカーは地図更新に年3万円くらい要求してくるけど、スマホ挿せばタダなんだからなあ。

6. 名無しのReddit住民
ガーミンみたいにうまく生き延びた会社もある。スポーツ用のスマートウォッチやサイクルコンピューターに手を広げて、今やアスリート界隈じゃ完全に定番ブランドになってるよ。

7. 名無しのReddit住民
デジカメだよね。フィルムが一夜で消えたわけじゃないけど、フィルムに依存してた会社、特にコダックの未来は完全に書き換わってしまった。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
皮肉なのが、コダックは1975年に自分でデジカメを発明してたこと。でもフィルム事業を殺すのが怖くてお蔵入りにした。結局どのみち潰れたんだから救われないよ。昔フィルム現像のバイトしてたけど、現像待ちの行列が毎月短くなっていくのを間近で見てた。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
当時のデジカメは80年代だと使い道がかなり限られてた。記録メディアの性能が上がった90年代半ばまで、実用にはほど遠かったんだよね。コダックが75年に持ってた技術は、単に時代が追いついてなかっただけ。

10. 名無しのReddit住民
ネットフリックスの配信だな。単にレンタルビデオ店と競争しただけじゃなく、家で映像を観るってことの常識ごと丸ごと変えてしまった。

※ ブロックバスター=かつて全米に9000店舗以上を構えたレンタルビデオ最大手。日本のTSUTAYAに近い存在だが、ネット配信への転換に乗り遅れて2010年に破産した。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
合掌、ブロックバスター。郵送レンタルに参入したのが遅すぎて、最後の最後までネトフリに追いつけなかったな。

12. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
ネトフリの見事なところは、自社のDVDレンタル事業を自分の手で時代遅れにする度胸があったことだよ。普通は自分の飯の種をわざわざ壊せない。

13. 名無しのReddit住民
鯨油ビジネスが石油の発見で一夜にして消えたやつ。ランプの燃料も機械の潤滑油も、気づけばぜんぶ石油に置き換わってた。

※ 鯨油(げいゆ)=19世紀まで灯りや機械の潤滑に使われた鯨の脂。石油の発見で照明用途が一気に置き換わった。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
実はあの石油の発見が、結果的にマッコウクジラを絶滅から救ったんだよな。皮肉というかなんというか、複雑な気分になる。

15. 名無しのReddit住民
ただ捕鯨自体のピークって実は1960年代なんだよね。照明用の鯨油は1800年代末に灯油へ切り替わったけど、潤滑油や工業原料としては合成油が普及するまで使われ続けた。

16. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
どっちが勝ったかは名前を見れば一発でわかる。片方は今でも「鯨油」ってわざわざ呼ばれてて、もう片方はただの「石油」だからね。

17. 名無しのReddit住民
3dfxのVoodooっていう3Dグラボが90年代後半のPCゲームを一変させた。数年は圧倒的なトップだったのに、NVIDIAが初代GeForceを出した途端、売上がほぼゼロまで落ちたんだ。

※ 3dfx=1990年代後半にPCゲーム向け3Dグラフィックボード「Voodoo」で市場を席巻した会社。NVIDIAのGeForce登場後に急失速し、最終的に買収された。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
クリエイティブは二重パンチを食らってたな。グラボはVoodooチップ頼みで一緒に沈んで、看板のサウンドカードもマザボのオンボード音源に食われた。今も音響で残ってるけど、あの頃の勢いはもうない。

19. 名無しのReddit住民
Macの卓上出版ソフトが、鉛の活字を組む昔ながらの植字を数年で消し飛ばした。「ライノタイプ・オペレーター」っていう熟練の組合職があったんだけど、Mac登場から5年後の1989年頃にはもう完全に用済みになってた。

※ ライノタイプ=溶かした鉛で活字を一行ずつ鋳造する自動植字機。専門の熟練オペレーターが担う組合職だったが、Mac登場後の卓上出版(DTP)で不要になった。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
あの革命で消えた職種は本当に多いよ。植字、製版、貼り込み、写真修整……95年頃にはあらかた無くなってた。89年に上司がMacをデスクにドンと置いて「あとは自分で覚えて」って言い放った時のこと、今でも覚えてる。

21. 名無しのReddit住民
ニッチだけど舞台照明のカラースクローラーもそう。定番メーカーだったワイブロン社は、多色LED照明が実用になった途端、たった1年で廃業した。初期のLEDは明るさも色も既存の照明に負けてたのに、それでも技術が来ちゃったら関係なかった。

※ カラースクローラー=舞台照明で色フィルムを巻物状に送って色を変える装置。ワイブロン社が定番メーカーだったが、多色LED照明の普及で一気に不要になった。

22. 名無しのReddit住民
誰もいない劇場でカラースクローラーがカラカラ回る音、あれ結構好きだった人いない?まあ色フィルムをテープで延々つなぐ地味な作業は、二度とやりたくないけどさ。

23. 名無しのReddit住民
ワープロとパソコンがタイプライターの修理屋を消したのもそう。昔はいろんなタイプライターを打つ事務員がオフィスに大勢いたのに、PCがまとめて全部いらなくしてしまった。

24. 名無しのReddit住民
DVDが1〜2年でVHSをほぼ駆逐したのもかなり早かった。あまりの普及の速さに、DVD陣営自身がびっくりしたって話が残ってるよ。

25. 名無しのReddit住民
クレイグスリストみたいなネットの掲示板が、新聞の案内広告を殺したのも大きい。あの三行広告の収入は新聞社の大黒柱だったのに、無料のネット掲示板に一気に流れていった。

※ クレイグスリスト=アメリカで圧倒的に使われている無料の個人売買・求人・不動産の掲示板サイト。日本のジモティーに近い立ち位置。

26. 名無しのReddit住民
自動車の大量生産と州間高速道路網が、アメリカの旅客鉄道をごっそり潰した。人の移動の主役が、あっという間に鉄道から車へ移ってしまったんだよな。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
しかも自動車メーカーが路面電車の路線をわざわざ買収して、意図的に解体していったっていう黒い話まであるんだよな。

28. 名無しのReddit住民
自動電話交換機を発明したのは、なんと葬儀屋だったんだよ。客が減った原因を調べたら、ライバル葬儀屋の妻が電話交換手をしてて、自分あての電話を全部旦那の店に回してた。それに激怒して自動交換機を作り、交換手という職業を丸ごと終わらせた。

※ 電話交換手=昔は電話をつなぐのに、人が手作業でプラグを差し替えていた。自動交換機の発明で、この職業がまるごと消えていった。

29. 名無しのReddit住民
20世紀の変わり目、自動車の登場で馬がアメリカからほぼ消えた。その巻き添えで装蹄師も鯨油も一気に用済み。代わりにガソリンが必要になったわけだ。

※ 装蹄師(そうていし)=馬の蹄に蹄鉄を打つ職人。自動車の普及で馬が激減し、それに伴って職も激減した。

30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
装蹄師は実は今もちゃんと存在してるよ。人数はもちろん自動車以前とは比べ物にならないけど、馬を飼う人がいる限り蹄鉄は必要だから、その技を学ぶ人もちゃんと続いてる。

まとめ

並べてみると、共通しているのは「一夜で消えた」ように見えて、実はその前から屋台骨が傾いていたケースが多いこと。ポニー・エクスプレスも電信が来る前からずっと赤字続きで、電報はとどめを刺しただけだった。一方で、ガーミンやネットフリックスのように、自分の土俵が消える前に別の場所へ跳んで生き延びた会社もある。技術の交代劇は勝者と敗者がくっきり分かれるように見えて、その裏では「早く見切りをつけた側」と「守りに入った側」の差だったりする。自前のデジカメをお蔵入りにして結局沈んだコダックの話は、その象徴かもしれない。皆さんが「これはあっという間に消えたな」と感じた技術やサービスは、何ですか?

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