大金をつぎ込んでも直らなかった問題が、誰かのちょっとした「ふざけた思いつき」であっさり片付く。そんな話が好きな人は多い。今回は「深刻な問題に対するバカバカしい解決策は?」というスレッドから、思わず笑ってしまうのに妙に納得してしまう実例が続々と集まった。扇風機ひとつで解決した工場の話から、宇宙飛行士の意外な悩みまで、肩の力が抜ける30連発をどうぞ。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
うちの工場で扱ってた材料が、倉庫に長く置きすぎると表面に膜が張るんだよ。客が缶を開けて膜を見るとクレームが来る。ライバル会社も同じ問題を抱えてたんだけど、向こうの解決策が天才的でさ。缶を箱の中に逆さまに入れたんだ。そうすると膜は底にできるから、客は使い終わる頃まで気づかない。問題そのものは何ひとつ直してないのが最高だろ。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
で、その謎の材料って結局なんだったんだ?気になって夜しか眠れないんだが。
3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ビール工場で働いてたとき、濁りが沈んで底にたまる種類のビールがあってさ。だから樽を逆さまに保管してたよ。客が正しい向きに戻すと、濁りが混ざってちょうどいい状態になるって寸法。考えた奴は天才だと思う。
4. 名無しのReddit住民
ロックフェラーの石油輸送の解決策はいつ聞いても笑える。「樽を列車に積み込むなんて面倒なことするより、目的地までデカいパイプを一本通せばよくない?」って発想だぜ。スケールがおかしい。※ ロックフェラー:19世紀末のアメリカで石油業界を独占した大富豪。発想がいちいち規格外。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
子供の頃、シェル石油の初期の歴史の話を聞いて衝撃を受けたのを覚えてる。最初は船に石油の樽を積んでたんだけど、誰かが「いっそ船全体を樽にすればよくね?」って言い出したらしい。それが今のタンカーだよ。※ シェル:オランダ系の世界的石油メジャー。タンカー=船そのものが巨大な石油タンク。
6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
なんかゲームの『Factorio』の話に聞こえてきたわ。資源を運ぶのが面倒だから工場をどんどん効率化していくやつ。発想が完全にあれ。※ Factorio:工場を自動化・拡張していくシミュレーションゲーム。効率厨が沼にハマることで有名。
7. 名無しのReddit住民
工学部でよく語られる話がある。ある会社で、中身の入ってない空箱がラインから流れて客に出荷されちゃう問題があった。古い設備の改良に何十万ドルもつぎ込んだけど直らない。最終的に箱を一個ずつ計量して、空箱が来たらラインを止めるシステムを作って解決した。数ヶ月後、社長が「何個はじいてる?」と確認したら、はじいた数はゼロ。でも空箱の出荷も止まってる。現場に行ったら、いちいちライン停止させられるのにウンザリした下っ端の従業員が、計量機の手前に大きな扇風機を置いてた。軽い空箱だけ風で飛ばされて、中身入りは重くて動かない。それだけ。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
めんどくさいって気持ちこそが最高のひらめきの源だよな。本気でそう思う。
9. 名無しのReddit住民
心臓の血管が弱くなったときに使う大動脈のスリーブ治療な。あれ、患者の一人がたまたまエンジニアで「ただの傷んだパイプなんだろ?なら配管修理みたいに外側に補強材を巻けばよくない?」って言ったのがきっかけらしいよ。専門外の素人発想が医療を進めることもあるんだな。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
外科手術って本当に、配管とか大工仕事とか配線を、もっと繊細な材料でやってるだけって側面があるよね。言われてみると確かに。
11. 名無しのReddit住民
ワルシャワの水質汚染の警報システムは、なんと貝を使ってたって聞いた。ムール貝にセンサーを取り付けて、殻が一斉にパッと閉じるかどうかを監視してたらしい。一定数が同時に閉じたら警報が鳴る仕組み。生き物のほうが機械より敏感なんだとか。※ ワルシャワ:ポーランドの首都。
12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
逆の話もあって、昔のニューヨーク湾はめちゃくちゃ澄んでて綺麗だったんだ。大量の牡蠣が天然のフィルターになってたから。でも乱獲で牡蠣が絶滅寸前まで減って、湾も汚れた。今また牡蠣を戻したら、ちゃんと水が綺麗になってきてるって。自然って正直だな。
13. 名無しのReddit住民
宇宙飛行士って昔はオシッコで本気で困ってたんだ。アメリカ人初の宇宙飛行士アラン・シェパードなんて、打ち上げ前に何度も延期されて我慢の限界が来て、結局カプセル内で自分の小便の水たまりに浸かったまま飛んだ。あの有名な月面の足跡も、小便でいっぱいの靴で付けたものなんだよ。※ アラン・シェパード:1961年にアメリカ人として初めて宇宙へ行った飛行士。
14. 名無しのReddit住民
その続きが最高でさ。NASAが用意した小便用デバイスはサイズが「小・中・大」の三段階だったんだけど、マイケル・コリンズいわく、計画の全飛行士が「大」が必要だと自己申告したらしい。明らかに見栄なんだよ。それでNASAはサイズ名を「特大・巨大・規格外」に変更した。すると男たちは安心して正しいサイズを選べるようになって、宇宙計画は急に小便臭くなくなったとさ。※ マイケル・コリンズ:アポロ11号で月を回る司令船に残った飛行士。
15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
つまり結局ただのチン長自慢大会だったってことか。命がけのミッションの裏でそれかよ。
16. 名無しのReddit住民
男ってのは小便を便器の周りに撒き散らす生き物なんだ。そこで小便器に小さな絵、ハチとか花とかを描いたら、男はそこを狙わずにいられなくなった。一瞬で清掃問題が解決。人間の本能を逆手に取った傑作だと思う。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
うちの親も子供の頃、便器にシリアルを一粒浮かべて的にさせてたわ。正直、今でも誰かがやってくれたら間違いなく狙うと思う。男って単純だよな。
18. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
小便器に小さなサッカーゴールを置いとくと、全男子の命中率が100%になるらしいぞ。シュート決めたくなる気持ちには勝てない。
19. 名無しのReddit住民
デバイスの電源を切ってもう一回入れ直す。冗談みたいに聞こえるけど、これで解決した深刻な技術トラブルの数は数え切れないんだよ。バカにできない最強の一手。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
元カレに隠れてこっそりやってたわ。あいつ「再起動なんてサポートが客を待たせて料金を稼ぐための嘘だ」って頑なに信じてたから。いや直るんだって。
21. 名無しのReddit住民
落ち込んでるときにあえてふざけてバカっぽく振る舞うと、本当に楽しいときと同じホルモンが出るんだって。量は少なめらしいけど、それでも体を良い方向に押し出すには十分なときがある。だまされたと思って試す価値はあると思う。
22. 名無しのReddit住民
忘れられない経験がある。死にたくなってスーパーで毒になりそうなものを物色してたとき、すごく機嫌のいい店員に出くわした。彼が二言三言かけてきて、くだらないことで本気で笑わせてくれたんだ。それで負の連鎖が断ち切れて、その勢いで数週間は持ち直せた。いつもじゃないけど、ほんの小さなきっかけが効くこともある。
23. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
彼女がうつで一日中ベッドから出られなかった男の話を思い出した。彼は彼女が笑うまで、その上に服とか色んな物をどんどん積み上げていったらしい。自分も落ち込んだとき、誰かが顔にケーキを投げつけに来てくれたらいいのにって本気で思うわ。
24. 名無しのReddit住民
1980年頃、刑事だった親父の話。盗品を捌く質屋に化けて容疑者をおびき寄せるおとり捜査をやってたんだ。問題は、容疑者がなかなかマジックミラーのほうを見てくれなくて、隠し撮りできないこと。解決策はミラーの周りに裸の女性の写真を貼ること。それ以降、誰一人ミラーを見ない奴はいなかったらしい。人間の習性をよく分かってるよ。
25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
テキサスはコンビニ強盗が多発してたとき、いかにもテキサスらしい方法を取ったぞ。マジックミラーの裏や冷蔵ケースの中に、ショットガンを持った警官を仕込んだんだ。州法だと凶悪犯罪には致死力の行使が認められてるからって。発想が西部劇すぎる。※ テキサス州:銃の正当防衛が広く認められていることで知られる。
26. 名無しのReddit住民
川の生態系を直すために、空からビーバーを投下した話な。確かワイオミングかどこか。パラシュート付きの箱に入れて飛行機からポイっと落とすんだよ。ダムを作らせて湿地を回復させるためなんだけど、絵面がシュールすぎる。
27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
似た話で、チェコの保護湿地で当局がダムを作ろうとしてた場所に、小さなビーバーの群れが先にダムを作っちゃったんだ。人間が何ヶ月もかけて契約でもめて100万ドル以上かかるはずだった仕事を、ビーバーがたった二日で片付けた。完全に負けてるじゃん。
28. 名無しのReddit住民
地元のピザ屋が、店の前の階段にたむろする不良少年たちに困ってた。解決策は階段をピンクに塗ること。それだけで急に誰もそこに居座らなくなったらしい。気持ちは分かる、なんとなく落ち着かないもんな。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
若者をたむろさせたくない店が、クラシック音楽とか年寄り向けの曲を流すって手も聞いたことある。これも地味に効くらしい。音の力って侮れない。
30. 名無しのReddit住民
初代Macintoshは、たまにちゃんと起動せず悲しい顔のMacマークを出したり真っ黒の画面で固まったりした。原因はメモリチップの半田付けが甘くて、熱で基板がわずかに反って接触が切れること。非公式な直し方が笑える。「Macを2〜3センチ持ち上げて、机にストンと落とす」だ。衝撃でチップが接点に戻る。Appleのサポートまでこれを勧めてたらしいぜ。※ Macintosh:1984年発売のApple初期のパソコン。今のMacの祖先。
まとめ
並べてみると、刺さった解決策には共通点がある。まず、巨額の予算や精密な設計より、現場の「めんどくさい」やイタズラ心のほうが問題を一発で片付けている点。空箱を吹き飛ばす扇風機も、便器のハチの絵も、根っこは同じだ。そして人間の見栄や本能を真正面から直そうとせず、うまく利用してしまう発想の柔らかさ。サイズ名を変えただけで宇宙計画の小便問題が消えたエピソードは、その象徴と言える。日本でも「真面目に直そうとすると高くつくが、ズラして受け流すと一瞬」という場面は職場や家庭にいくらでもありそうだ。皆さんが見聞きした「ふざけてるのに妙に効いた解決策」は、どんなものでしたか?

コメント
のび太の家のテレビの直し方で45度の角度でチョプするってのも初代マックと同じハンダ付け不良の一次凌ぎ対策で、
米軍の装備品修理マニュアルにも同じようなことが書いてあったとかないとか
「まず叩いて様子を見ろ」