「押すなよ、絶対押すなよ」と言われるほど押したくなるのが人間の悲しい性。今回のスレッドは、目の前にあった「触るな」のボタンやレバーをついポチッとやってしまい、即座に後悔した瞬間を語る大喜利大会になっていた。サイレンが鳴り響き、警察が駆けつけ、水道管が爆発し、人生で一番冷や汗をかいたあの日の話、たっぷりどうぞ。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
子どもの頃、親父の車のハザードボタンを押したんだ。そしたら親父が「うわっ、自爆ボタン押しただろ!カチカチ鳴ってるのはタイマーの音だ!」って真顔で言ってきて、俺はガチで泣いた。あれから30年経つけど、当時のパニックは今も忘れられないし、親父も俺の絶望顔が忘れられないらしい。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
最高じゃん。うちの親父も似たようなことやってた。ミニバンのデジタル表示をmphからkphに切り替えて、ハンドルをガタガタ揺らしながら「マッハ3突入!ママには絶対言うなよ!」って毎回言ってた。あれが我が家の小さな冒険だったんだよな。3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
うちのは「自爆ボタンカバー」っていうジョークグッズをダッシュボードに貼ってた。ある日いつもと違う車で迎えに来たから理由を聞いたら「うっかり自爆ボタン押しちゃってさ、急いで逃げてきた」って真顔で答えやがった。前の車がどうなったのか、俺は10歳まで本気で信じてたよ。
4. 名無しのReddit住民
学校の体育館にある火災報知器、あの透明な保護カバーをちょっとだけ持ち上げても作動するって知ってるか?俺は知らなかった。中1の昼休みに友達と「これどうなってんのかな〜」って軽い気持ちでカバーをパカッと開けただけで、校内全体に鳴り響く爆音を浴びることになる。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
同じことをやった。授業の合間に廊下でふざけてただけだったのに、たまたま通りかかった理科の先生に現行犯で見られて、無言で校長室まで連行された。あの「がっかりした顔」と無言の歩行、今思い出しても背筋が冷える。説教より無言のほうが効くんだよな。
6. 名無しのReddit住民
映画館のチケット売場でバイトしてた頃、レジの下にある謎のボタンを押した。誰もそのボタンの説明をしてくれなかったから完全に好奇心だったんだよ。即座に後悔したわけじゃない。後悔したのは数分後、警官が大量に乗り込んできたとき。あれがサイレントアラームってやつだと、その日初めて学んだ。
7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
俺はチャッキーチーズ※のレジでやった。テーブル番号の札を取ろうとしてカウンター下に手を突っ込んだら、何かボコッとしたボタンに当たって、「ん?」って思って手探りで触ってたら押してた。なぜか警察は来なかったから、たぶん本社経由だったんだろうな。マネージャーには「あれは絶対押すな」とだけ言われた。
※ チャッキーチーズ:アメリカで人気の子ども向けピザレストラン・ゲームセンターの複合店。日本でいうラウンドワンのキッズ版に近い。
8. 名無しのReddit住民
セキュリティ会社の話。新入社員にアラームシステムの暗証番号入力を教えてたら、そいつが下2桁を逆に打ち込んだ。そしたらそれがシステム上の「強盗強要シグナル」だったらしい。数分後に警備会社から電話が来て、同時に駐車場に警察車両が到着。両手を上げてゆっくり外に出ろと言われたとき、人生で一番心臓に悪かった。
9. 名無しのReddit住民
近所のドライブイン式の貸し倉庫を借りてる。出入りは朝6時から夜11時まで暗証番号方式。ある夜、11時15分に荷物整理が終わって出ようとしたら、暗証番号が通らない。完全に閉じ込められた。パニックで「これかな?」と思ったゲート横のボタンを片っ端から押しまくって、結局歩いて帰宅。翌朝戻ったら、利用者全員が「ゲート動かねえ」と困ってた。フェンスを乗り越えた一人が「誰だよ、緊急停止ボタン押した馬鹿は」って言ったとき、俺は静かに目を逸らした。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
正直に名乗り出たのは偉い。俺なら絶対しれっと一緒に「ひどいなあ」って言ってたわ。11. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
逆パターン。子どもの頃、水遊び場の非常停止ボタンが押し込まれた状態だったから、リセット方法が書いてあるのを読んで戻した。出てきた水はド汚かった。今思えば、誰かが整備中だったかもしれない設備を勝手に動かしたわけで、よく事故にならなかったと震える。
12. 名無しのReddit住民
親父のアメフトの遠征試合についていって、暇すぎてクラブハウスの裏をうろついてたら、壁に変なスイッチがあった。押した。サイレンが鳴った。慌てて切って逃げたけど、近くで観てたおじさんたちが「は?まだハーフタイムじゃねえぞ」って混乱してたのが聞こえた。あんな所にサイレンのスイッチを剥き出しで置くな。
13. 名無しのReddit住民
俺の家は古い一軒家を分割したアパートで、地下が俺の部屋だった。クローゼットに用途不明のレバーがあって、不動産屋にも「分かんない、たぶん壁開けるの面倒だから残してあるだけ」って言われてた。3年後、ある日「もういいや」って引いた。直後、壁の中からパイプが破裂する音と、水が吹き出す音。水道の元栓だった。閉めた瞬間に古いパイプが圧力で逝ったらしい。大惨事。
14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
正直に言ったの?俺なら絶対「自然に破裂しました」で押し通すわ。
15. 名無しのReddit住民
弟のベビーバスは、洗面台に置けるポータブルタイプだった。子どもの頃の俺は「あれどうやって排水してるんだろう、家の配管とどう繋がってるんだ?」って本気で悩んでた。ある日、弟をタオルで拭いてる隙に栓を開けて構造を調べた。中身は全部リビングのカーペットに流れた。家族の冷ややかな視線、今でも忘れない。
16. 名無しのReddit住民
脱出ゲームで「DO NOT PUSH」って書かれた赤いデカいボタンを見つけた。当然押した。隣の両替機からチャリンチャリン音がして、最後の鍵がそこに入ってると分かった瞬間に絶望した。本来1本だけ落ちてくる鍵が、何百本もぶちまけられたんだ。制限時間内に正解の鍵を探せず、俺たちは脱出に失敗した。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
それは脱出ゲーム側の罠が完璧すぎて逆に拍手。設計した人ニヤニヤしてただろうな。
18. 名無しのReddit住民
両親の行きつけのメキシコ料理店で、テーブルの近くに不自然な位置に電気スイッチがあった。明らかに何かを操作してる気配なし。長年「これ何だろうね」って話題にしてて、ついに親父が衝動に負けて押した。コンマ数秒で「うわあああ!」みたいなスペイン語の絶叫が厨房から聞こえた。厨房の照明スイッチだった。常連客なのに、しばらく行きづらかったらしい。
19. 名無しのReddit住民
俺の「触ってはいけないボタン」は、ばあちゃんちのWindows XPで光ってた「今すぐアップデート」ボタン。あれを軽い気持ちで押した結果、ばあちゃんは2時間PCの前で「青い画面のおまじない」を眺めることになり、俺は二度とPCに触らせてもらえなくなった。技術的事故ではないが、心理的事故としては最大級だ。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
友達がVistaにアップデートしてPCがおかしくなったの思い出した。止めたのに聞かなかった。Windowsの更新ボタンって、人類最古の罠の一つだと思うんだ。
21. 名無しのReddit住民
製油所の安全パトロールに参加したとき、メンバーの一人が、線路ゲート脇の警備小屋にあった「緊急時のみ押せ」って書かれた特大の赤いボタンを、なぜか押した。理由は本人にも分からないらしい。直後、敷地全体に爆音アラームが鳴り、作業員が高所から続々と降りてきて、避難集合場所まで人が走り出した。事情聴取4時間コース。彼女は翌日クビになった。衝動はクビになる。
22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
うちの職場でも全く同じことが起きた。ただし犯人は社内ナンバー2のお偉いさん。当然なんのお咎めもなし。今でも「衝動に負けた男」として語り継がれてる。23. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
新人が薬局の引き出しを漁ってて、ストラップ付きのボタンを見つけて「なにこれ〜」ってカチカチ押してしばらく遊んでたらしい。サイレントアラームを6回連打した形で、銃を構えた警官が突入してきて、本人は「えっ、私のせい?」って顔してたって。
24. 名無しのReddit住民
新任CEOがオフィス見学中に「この非常扉ちゃんと開くんだよな?」とドヤ顔で確かめようとして、レバーを引いた。連動して火災報知器が鳴り、消防車が来て、罰金3000ドル。月曜の朝から会社に痛い穴を空けて、結局そのCEOは長続きしなかった。トップが衝動に負けると被害額が桁違いだという好例。
25. 名無しのReddit住民
ソ連時代、メーデーのパレードに親父と参加した。隣のおじさんに水素ガス入りの風船をもらって、大人たちはタバコを吸ってた。「絶対にタバコの火を風船に近づけるなよ、爆発するからな」と言われたんだけど、その言葉が逆に強烈なフラグになって、俺は静かに近づけた。ボフッ。火の玉。周囲はプチパニック。これが俺が後に化学者になる最初の一歩だ、と本人は語っている。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
ソ連の子ども時代のイメージが全く変わらないどころか強化された。風船にタバコでメーデーが爆発するの、文学すぎる。
27. 名無しのReddit住民
車のシガーソケット※のライター、あれは子どもの指を吸い寄せる磁石。特に真っ赤になってるときが危ない。俺はドアの内張りに押し付けて焦げ跡を作り、慌てて膝で隠した。翌日一人で車に乗ったとき、運転席側にも同じ焦げ跡を量産して「最初からこういうデザインです」って顔をした。親父は最後まで気づかなかった。
※ シガーソケット:昔の車に標準装備されていた電熱式のタバコ用ライター。押し込んでしばらくすると赤熱して飛び出してくる。最近の車では絶滅危惧。
28. 名無しのReddit住民
家を探してた頃、ある物件の主寝室で、ベッド脇に「音響用かな?」って感じの変なコンセントを見つけた。何だろうと思って軽く押し込んだら、パニックアラームが作動して警察が出動。慌てて駆けつけた家主にアラームを止めてもらって、俺たちはその家を買わない決断をした。物件選びでパニックアラームを引いた客、後にも先にも俺くらいだろう。
29. 名無しのReddit住民
理科室で謎の取っ手付きチェーンを発見した中学生時代の俺。「何これ?」と思って引いた。緊急用シャワーだった。びしょ濡れで授業を受ける羽目になったけど、本当の悲劇は隣の席の話。試験中、長時間正座してた女子が立ち上がった瞬間に足が痺れてて、転倒しながら隣のアイウォッシュ装置にハイタッチしてシャワー発動。俺はその瞬間に鉛筆を折って椅子から落ちた。理科室は地雷原。
30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
幼稚園の初登校日に火災報知器を引いて停学になった話を超える「初日やらかし」を聞いたことがない。あの取っ手に小さい蜘蛛が乗ってて、捕まえたかっただけなんだ。スピードラン世界記録だと思ってる。
まとめ
サイレントアラーム、非常停止ボタン、水道の元栓、シャワー、火災報知器——人類は太古から「触るな」と書かれたものを触らずにいられない生き物らしい。読んでて気づくのは、後悔の規模に比例して語り口が淡々としていく不思議な現象だ。製油所を止めた人、CEOで罰金3000ドルを発生させた人、ソ連のパレードで風船を爆発させた人、みんなどこか達観している。日本だと「絶対押すなよ!」とフラグを立てる笑いがあるけど、海外でも同じ衝動と同じ後悔が世界中で繰り返されていることが分かる。皆さんは、今でも忘れられない「あのとき押したやつ」、ありますか?

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