切手収集、模型鉄道、アマチュア無線、手作りのスクラップブック——「昔は誰もが何かしらの趣味を持っていた」と海外の掲示板で話題になっている。なぜ消えていったのか、そして今もひっそり続けている人たちの声まで、ノスタルジックな本音が集まった。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
切手集め、模型鉄道、アマチュア無線、手作りのスクラップブック。今でもやってる人はいるけど、スマホがみんなの「デフォルトの趣味」になる前は、もっと普通にそこら中にあった文化だったんだよね。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
模型鉄道は趣味としては金がかかりすぎる。あとそもそも、あれを広げて置けるスペースが今どきの家にあるか?レイアウト組むのに一部屋いるレベルだぞ。3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
アマチュア無線(ハム)※に関して言えば、アメリカではむしろ免許保持者は過去最多らしいよ。スレタイに反して、地味に増えてる趣味の代表例。4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
スクラップブッキング※とジャンクジャーナル※は、最近ちょっとしたリバイバルが来てる気がする。安くて質の良い文房具がネットで買えるようになったのが大きいんだよね。
※ アマチュア無線:個人が免許を取得して交信する無線通信の趣味。日本でいう「ハム」。
※ スクラップブッキング:写真や切り抜きを台紙に貼って装飾するアルバム作り。米国の母親世代に1990〜2000年代に大流行した。
※ ジャンクジャーナル:紙の切れ端・チケット・包装紙などを自由に綴じて一冊の手帳にする工芸。最近は若い層にも人気が戻りつつある。
5. 名無しのReddit住民
切手収集はかつて巨大な趣味だったよ。今となっては、ほぼ「おじいちゃんのサイドクエスト」扱いだけどね。
6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
コインコレクションも同じ運命をたどってる。あと意外と忘れられがちなのが「サイン帳」。芸能人やスポーツ選手のサインを集めるやつ。今は写真撮ってSNSに上げて終わりだもんなぁ。7. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
うちは家族の切手コレクションを継いだから、今は自分が集める側になってる。少なくとも5000枚はある。みんな「いらないから」って勝手に俺に郵送してくる。コインも同じ。27歳なのに趣味のせいで老人みたいって言われるよ。8. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
親父が亡くなって、3箱分の切手アルバムが残された。1963年からのやつ。eBayで価格調べたら、ほとんど額面と大差なかったから、今は普通に手紙の切手として使ってる。請求書に3セント切手をペタペタ貼るのが地味に楽しい。
9. 名無しのReddit住民
ホイットリング※はどうだ?昔は男はみんなポケットナイフを持ってて、ちょっと時間が空くと木を削ってた。今はその時間、全員スマホをスクロールしてる。
※ ホイットリング:ポケットナイフで小さな木片を削り、人形やスプーンなどを彫る工芸。米国では祖父から孫へ受け継がれる定番のアウトドア趣味だった。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
うちの息子はコロナで大学がリモートになった時にホイットリングにハマった。リモート講義を聴きながら正気を保つのに必要だったらしい。今や事業化してて、木製パイプを彫って一本50ドルで売ってる。ハイキングのついでに枯れ枝を拾って「地元産素材」って売り文句にしてるのが笑える。11. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
ホイットリングアプリはまだ無いのか?画面をスワイプして木の層を削っていくやつ。冗談で言ってるけど、たぶん3年以内に出ると思う。12. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
先週、棒に小さな顔を彫っただけで超楽しかった。妻に「見て見て」って何度も見せちゃう、幼児みたいなテンションだったよ。ホイットリング復活させようぜ、マジで。
13. 名無しのReddit住民
キャンプやバックパッキングが趣味の友達は、みんな夜のテント前でホイットリングしてる。気づくとスプーンばっかり量産されてくんだよな……。
14. 名無しのReddit住民
模型ロケット※。子供の頃、空に向かって何度も打ち上げたな。今でもキットを売ってるEstesは生き残ってるみたいだけど、近所に安全に打ち上げられる場所が無いんだよ。
※ 模型ロケット:火薬エンジンで実際に空に飛ばす本格的なホビーロケット。米国では1960〜70年代の少年たちの定番の趣味で、Estes社が代表的なメーカー。
15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
70年代初頭、線路の向こうの空き地に仲間と「発射基地」を作って、10〜12歳の少年12人で何百回と打ち上げた。自分の子供たちと同じことをやろうとしたら、近所の公園で2回目に管理人に追い出された。今は私有地を持ってないと厳しい趣味になっちゃったね。16. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
親父が車のバッテリーに繋ぐ発射コントローラーを自作してくれた。デカいグレーの金属箱で、鍵を回すと「Armed」ランプが点いて、キノコ型スイッチのカバーを開けて押し込むと打ち上げ。あれ、今思い出してもクソかっこよかった。
17. 名無しのReddit住民
スロットカー※。60年代の少年たちにとっては「THE 趣味」だった。アメリカだけで5000以上の商業レースセンターがあったらしい。今は地下室や個人のクラブでひっそり残ってるくらい。
※ スロットカー:溝(スロット)の切られたサーキット上を走る小型レーシングカーの模型。コントローラーで速度を操作してタイムを競う、1960年代の世界的ブーム。
18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
うちの町、ガレージにエピックなスロットカーのコースを組んでるおじさんがいる。いつかビール片手に押しかけて「教えてください」って言ってみたい。たぶん大歓迎してくれる気がする。19. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
90年代に一瞬リバイバルが来て、地元のショップでNASCARコースと大きいコースがあった。自分は1/24スケールのデカいやつにハマってて、釣具箱を改造してピットボックスにしてた。タイヤを削ったり、ボディを塗装したり、ハンダ付け覚えたり。塗装上手くなって、塗装代の代わりにコース料金おごってもらってたな。
20. 名無しのReddit住民
ペイントボール※。90年代後半から2000年代前半は本当に巨大だった。Xゲームに採用されて全盛期。俺の小さい町にだけで店が3軒とフィールドが何個もあった。今近所で残ってるとこ、いくつあるんだろう……。
※ ペイントボール:色付き弾を発射するエアガンで撃ち合うサバゲー風スポーツ。2000年前後の米国で爆発的に流行し、競技として認知された時期もあった。
21. 名無しのReddit住民
プラモデル全般。子供の頃はそれなりに普通の趣味だったけど、今はレゴかミニチュアフィギュア(ウォーハンマー的なやつ)に持っていかれた感じがある。デパートで気軽に買えなくなって、専門店に行くしかなくなったのもデカい。
22. 名無しのReddit住民
棒で輪っかを転がして走るやつ。あれが趣味として成立してた時代があったの、改めて考えるとすごいよな。
23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
今やったら絶対SNSで「アート」って言われる自信がある。ただの輪っかと棒なのにね。
24. 名無しのReddit住民
ラバースタンプ※。90年代後半から2000年代前半に大ブームだった。問題は、それで何を作るかって話なんだよね。結局カード作るくらいしか用途がない。
※ ラバースタンプ:ゴム製のスタンプを使ってメッセージカードやアルバムを装飾するクラフト。米国の主婦層に大流行した。
25. 名無しのReddit住民
ボウリング。50年前は朝も夜中もレーンが満員だった。夜勤明けの朝リーグ、9時開始の第二勤リーグ、ユースリーグ、女性リーグ……毎晩どこかでリーグが回ってた。今は週2リーグ見つけられたらマシな方。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
うちの親と友達は毎週金曜の夜にボウリング行ってた。ボウリングの後にレーン併設のピザとビール。あの「金曜の夜のお決まり」みたいな文化、もう若い世代には伝わらないんだろうな。
27. 名無しのReddit住民
ラケットボール※とスカッシュ。70〜90年代のピックルボールみたいな立ち位置で、上流階級向けに流行ってた。ジムにコート料金まで別途あったくらい。最高に運動になるしストレス発散にもなるんだけど、ベビーブーマー世代が引退して一気に廃れた。
※ ラケットボール:壁に向かってボールを打ち合う室内スポーツ。米国で1970〜80年代に大流行し、ジムには専用コートが必ずあった。日本でいうとスカッシュに近い。
28. 名無しのReddit住民
小型機の自家用パイロット。60年代は工場勤務の祖父が25歳で1機目の飛行機を買えた時代。同じ機種が今は中古で12万ドル、年間維持費1〜2万ドル。新品セスナが42万5千ドルから。エンジニアで稼いでる俺ですら、家族5人乗れる機体は手が出ない。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
これは趣味というより、もはや「個人で空を飛ぶ文化」そのものが消えた話だよね。値段の上がり方が異常すぎる。
30. 名無しのReddit住民
楽器を弾くこと、これも静かに消えていってる気がする。統計はないけど、音楽がソフト上のビートに置き換わっていく感覚がある。みんなにMacBookじゃなくてギターを覚えてほしいんだよ、本気で。
まとめ
並んだ趣味を見ていくと、共通するのは三つ。「ポケットの中の一台にすべての暇つぶしが収まってしまった」「広い場所と物理的な道具が必要だった」「世代でクラブやサークルが回っていた」。スマホが奪ったのは時間だけじゃなく、近所のクラブや空き地で生まれていた緩い人間関係そのものだ、と読めるコメントが多かったのが印象的だ。一方でホイットリングやスクラップブッキングのように、手を動かす静かな時間そのものに価値を見出して戻ってくる人もいる。日本でも切手・無線・プラモ・ボウリングはほぼ同じ道をたどってきた。皆さんが「最近やってる人を見なくなったな」と思う趣味はありますか?

コメント
ハムは、7MHz帯だと、10Wでも外国に届いちゃって、外国語で返されるとビビる。
50MHz帯も結構飛ぶ。
結局144MHz帯と430MHz帯になった。
切手は未だにふるさと切手とか大量発行されたりしているけど、ほぼ貼って使う事が無くなったからなぁ。偶に郵便局に大型の郵便物とか持って行っても、貼られるのは切手じゃなくて、白い紙片に赤一色で絵とか文字が印刷されたよく解らない何かだったりするし…。