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海外「借りてる側の支払い上限が家賃なら、持ち主の支払い下限がローンなんだ」持ち家のあまり語られない現実…

海外「借りてる側の支払い上限が家賃なら、持ち主の支払い下限がローンなんだ」持ち家のあまり語られない現実… ライフスタイル・日常

賃貸をやめて家を買う。その瞬間だけを切り取れば、たいていはめでたい話として語られる。ところが海外の掲示板で「持ち家の、あまり語られないデメリットって何?」と投げかけられた途端、実際に住んでいる人たちから出てきたのは、頭金でも金利でもない、もっと生活に近いところの悲鳴だった。

元スレッド:r/AskRedditより

※注:コメントの多くは米国の住宅事情が前提。米国では固定資産税が毎年の査定額に応じて上下し、住宅ローンを完済したあとも払い続ける。住宅保険も実質的に外せない固定費で、近年は災害の多い地域ほど保険料が上がっている。修理は業者代が高いぶん、自分でやるのが当たり前という感覚も日本より強い。

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
結局さ、家にあるものは全部いつか寿命が来るんだよ。給湯器も屋根も食洗機も、例外なく。問題は「壊れるかどうか」じゃなくて「いつ、どれが先に来るか」だけ。買った日から順番待ちの列がもう始まってると思ったほうがいい。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
そしてどの問題も、見積もりを取るとなぜか1万ドルなんだ。屋根でも配管でも基礎でも、判で押したように1万ドル。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
当たりの家を引いてもだよ。造りがしっかりしてて前の持ち主も丁寧に使ってました、みたいな家でも、結局は金を吸い込み続ける。程度の差でしかない。

※ 1万ドルは1ドル150円換算でおよそ150万円。

4. 名無しのReddit住民
借りてる側は、その月に払う金額の上限が家賃なんだよ。持ってる側は、その月に払う金額の下限がローンなの。この違いにちゃんと気づくまで2年かかった。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
これ本当に大事。家賃で月X払えてるからローンも月Xいける、とはならないからね。家賃には修理代も税金も、その手配をする手間賃も全部込みなんだから。うちはローンの支払いとは別に、その3割を毎月積み立てに回してる。それでも足りない月がある。

6. 名無しのReddit住民
隣人ガチャに外れたときの逃げ場のなさ。アパートなら向こうがそのうち出ていくか、こっちも契約が切れたら引っ越せる。でも隣の家の持ち主がヤバいやつだった場合、売って買い直すのに何百万も飛ぶから、実質何年も付き合うことになる。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
しかも地域って必ず動くんだよ。良くなるか悪くなるかのどっちかで、同じままってことは無い。で、こっちにはそれをどうにかする手段が一つも無い。

8. 名無しのReddit住民
自分の落ち度ゼロで家の価値が下がるのもきつい。隣が古い家をまったく手入れしないんだ。うちの敷地に影響が出るところは「直していい?」って聞いて直させてもらってるし、手伝うとも言ってる。それでも6年でどんどん荒れて、今じゃ廃屋の隣に住んでるみたいな見え方になった。引っ越してきた頃はこんなじゃなかったんだよ。

9. 名無しのReddit住民
固定資産税と住宅保険が上がっていくのを、こっちが一切コントロールできないこと。家賃は上がるけどローンは固定だから安心、ってずっと思ってた。税と保険は普通に上がる。うちは8年で固定資産税が3割、保険料は今年だけで6割、8年トータルだと倍になった。

10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
住んでる場所によっては固定資産税がとにかく重い。しかもローンを払い終わっても終わらない。死ぬまで払い続ける。家は自分のもののはずなのに、毎年どこかに賃料を納めてる気分になるよ。

※ 米国の固定資産税は自治体が土地と建物を査定し直して決めるため、周辺相場が上がれば税額もそのぶん上がる。住宅保険のほうは、山火事やハリケーンの被害が続いた地域で保険料が跳ね上がったり、更新を断られたりするケースが近年増えている。

11. 名無しのReddit住民
この前ついに腹をくくって買った。何年もかけて貯めた数万ドルが、頭金と諸費用で一日で消えた。事前に住宅診断まで入れて問題を洗い出したのに、そこから5か月、毎月なにかしら新しい家電や設備が壊れてる。どれも冗談みたいに高くて、正直いま手元にある金じゃない。管理会社も大家もいないから、業者の評判を自分で調べて日程も自分で押さえる。これを一人でやるのが本当にきつい。

※ 諸費用(クロージングコスト)は仲介手数料や登記、保険や税金の前払いをまとめたもので、米国では物件価格の数パーセントになる。頭金とは別に現金で用意する必要がある。

12. 名無しのReddit住民
銀行は「あなたが払える上限」でローンを組ませてくる。あの上限、日々の生活費を引いたら残りがマイナスになる額だからな。買えるいちばん小さい家にしとけ。部屋数は後からじわじわ効いてくる。掃除も光熱費も修理も、全部そのぶん増えるんだから。

13. 名無しのReddit住民
ボイラーが死んだ月に、温風式の暖房機まで死んだ。ボイラーが1万ドル、暖房機が7000ドル。どっちも壊れる寸前まで気づいてなかった。それ以来、排水ポンプ、軟水器、屋根、窓、浄化槽、井戸、暖炉、エアコンと全部が怖くなって、いつ交換したのか、次はいつ来そうなのかを書き出したファイルと、緊急用の現金を用意した。

※ ボイラーは湯を沸かして家を暖める設備、ファーネス(暖房機)は温風を送る設備で、米国の家では別々に付いていることがある。下水や上水道が通っていない地域では、浄化槽と井戸も各家の持ち物になる。

14. 名無しのReddit住民
修理代って、壁の小さな穴とか蛇口のポタポタだけじゃないんだよ。緊急用の貯金も、その先に貯めてた分も丸ごと消えることがある。うちは10年で改修に10万ドル近く入れて、まだ終わってない。しかもそのかなりの部分が、配線とか配管とか燃料タンクとか、誰にも見えない場所に沈んでる。見栄えは何ひとつ変わらないのに金だけ減っていく。あの虚しさはなかなかのもんだ。

15. 名無しのReddit住民
問題が目に入ってるのに直す金が無い、あの状態。毎日その前を通るたびに、確実に一段階ずつ悪くなっていくのが見えるんだ。地味にメンタルに来る。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
わかる。うちの「いつかやる」リストなんて、もう紙一枚じゃ収まってない。優先順位を入れ替えてるだけで、一件も減ってないんだよな。

17. 名無しのReddit住民
2時間で終わるはずのDIYは、蓋を開けた瞬間に最低2日コースになる。どこかで必ず前の施工が手を抜いてるからね。配管を交換するだけのつもりが、壁を開けたら下地が腐ってた、みたいなのが毎回ある。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
前の持ち主が「自分は電気工事もできる」と思ってたタイプだと最悪だぞ。石膏ボードの裏から何が出てくるかは、剥がしてみるまで本当にわからない。

※ 米国の住宅は木の柱に石膏ボードを張った壁が主流で、素人でも比較的簡単に開けられる。そのぶん前の住人がやったDIY配線がそのまま隠れていることがある。

19. 名無しのReddit住民
修理そのものより、ぼったくらない腕のいい職人を見つけるほうが難しい。3社から見積もりを取って、口コミを読んで、それでも当たり外れがある。この作業が家を持ってるかぎり延々と続くんだよ。

20. 名無しのReddit住民
一人暮らしで維持と掃除を全部やるのは、とにかく量が多い。掃除、庭、修理、どれかが必ず待ってる。本当に、必ず、何かある。週末が「自分の時間」じゃなくて「家の当番」に変わった。

21. 名無しのReddit住民
壊れた・直したって話が多いけど、じわじわ劣化していくほうがしんどいよ。ドアの建て付けが渋くなる、コーキングがめくれる、床に擦り傷が増える、塗装が褪せる、家電の動作音が大きくなる。全部リフォームで新品にしたばかりなのに、それが少しずつ落ちていくのを毎日見てる。直すほどじゃない、でも確実に前より良くない。長く物を持つってそういうことなんだよな。

22. 名無しのReddit住民
夏のあいだ、毎週毎週ひたすら芝を刈る作業。気温32度のなかでやるうえに、一日おきに雨が降るもんだから伸びるのも早い。前庭を伸ばしっぱなしにしておくと近所から白い目で見られるし、地域によっては規約で刈る長さまで決まってる。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
定年してキャンピングカー暮らしに移る人の気持ちが、最近になってやっとわかってきた。家は最悪だし、世界でいちばん嫌いな作業が庭仕事なんだよ。

※ 米国の住宅地では前庭の芝を刈るのが半ば義務で、分譲地の管理組合(HOA)がある地区だと芝の長さやドアの色まで規約で決まっていて、破ると罰金が来る。原文の「90度」は華氏で、およそ32℃。

24. 名無しのReddit住民
木だよ、木。落ち葉は雨どいに詰まるし、根は配管に入り込むし、枝は屋根をこすり続ける。業者に切ってもらうと金がかかるし、切ったら切ったで夏の日陰が消えて冷房代が上がる。どっちを選んでも負ける勝負なんだ。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
ブラッドフォード・ペアは本当に悪夢。まず匂いがひどい。切り方を間違えると根元から何本も生えてくるし、幹が弱いから風でよく折れる。近所にもあちこち植わってるから、うちだけ手を打っても意味がないのがまた腹立たしい。

※ ブラッドフォード・ペアは、米国で街路樹や庭木として一時期大量に植えられた品種。春先に独特の強い匂いを出すことと、枝が裂けやすいことで嫌われている。

26. 名無しのReddit住民
賃貸のときは、雨がここまで怖いものじゃなかった。今は降り出す音で夜中に目が覚めるし、そのまま天井を見上げて考え込んでしまう。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
大雨のたびに屋根から漏れないか気になるし、強風のたびに木が倒れないか気になる。他人の持ち物に住んでたときは、こんなこと一度も考えなかった。屋根を叩く雨の音を聞きながら眠るのが好きだったのに、今は同じ音が不安の合図でしかない。

28. 名無しのReddit住民
しょうもない用事で人が玄関に来る頻度が異常。リフォームの営業、電力会社の乗り換え、宗教の勧誘、寄付のお願い、近所の子の資金集め。ドア越しに断るのが完全に週課になった。

29. 名無しのReddit住民
終わらないプロジェクトの連続。自分は離婚してアパートに戻ったんだけど、正直、自由な時間が返ってきたのが嬉しい。週末をだらだら過ごすか公園を歩くかできる。芝を刈って、庭の砂利をならして、どこかを直して、で一日が潰れない。資産がどうの、って言われるのはわかってるよ。それでも金だけが判断材料じゃないんだ。

30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
自分は逆で、もう賃貸には戻れないな。壁に好きなだけ穴を開けられるし、犬も飼えるし、上の階の足音が無い。何より、ローンさえ払っていれば誰からも出ていけと言われない。あの安心感は他のどこでも買えないよ。……まあ、その代わり家のことは全部こっちの仕事なんだけどね。ひとつ残らず、全部。

まとめ

スレッド全体で繰り返し出てきた不満は、一回あたりの金額の大きさよりも、「終わりが無い」ことと「自分では決められない」ことに集まっていた。設備は必ず順番に寿命が来るし、税金も保険料も近所の様子も、こちらの努力ではどうにもならない。賃貸なら大家に電話して終わる話が、持ち家では業者を探すところから日程の調整まで全部こちらの仕事になる。その手間賃が家賃にきっちり含まれていたことに、買ってから気づいたという告白がいくつも並んだ。

日本にも固定資産税はあるし、屋根や給湯器や配管がだいたい同じ時期に寿命を迎えて請求書が一斉に来る構図も変わらない。ただ、前庭の芝の長さが近所付き合いの評価に直結する感覚や、分譲地の管理組合が家の外観まで規約で縛る仕組みは、日本ではあまり馴染みのないところだ。それでも「ローンとは別に修繕費を積んでおけ」という結論は、国境を越えてきれいに一致していた。

そして面白いのは、ここまで散々に言われながら「それでも買ってよかった」側の声が最後まで消えなかったことだ。誰にも出ていけと言われない安心感、壁に穴を開けられる自由、上の階の足音が無い夜。損得の計算だけでは畳めない話として終わっている。皆さんは、家を持つことの「全部が自分の責任になる自由」と、賃貸の「電話一本で誰かが来てくれる気楽さ」、どちらを取りますか?

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