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海外「あのMMOのチャット機能を切り出して製品にしたのがSlackだよ」ゲームだけが畳まれた…惜しまれて死んだ名作

海外「あのMMOのチャット機能を切り出して製品にしたのがSlackだよ」ゲームだけが畳まれた…惜しまれて死んだ名作 エンターテイメント

サーバーを閉じられたり、続編を出さないまま放置されたりして、もう二度と戻れないゲーム。r/AskReddit で「あなたが愛していたのに死んだゲームは?」と聞かれたスレッドに、7000件を超える弔辞が並びました。ディスクは棚にあるのに人が集まらないもの、運営の一手で別ゲームに作り替えられたもの、儲かる新企画に開発陣を吸い取られたもの。死に方がそれぞれ違うぶん、恨み言の色もはっきり分かれています。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『リトルビッグプラネット』シリーズまるごと。オンライン機能が止まった時点で、世界中の誰かが十数年かけて作ったステージが全部まとめて消えたんだよ。本体が起動するかどうかの話じゃない。あそこに積み上がってた手作りの山が、一晩で跡形もなくなった。

※『リトルビッグプラネット』=ソニーのPS3・PS4向けアクションゲーム。毛糸人形のキャラを操るだけでなく、自分でステージを作って世界中に公開できるのが最大の売りだった。外部からの攻撃をきっかけにオンライン機能が止まり、そのまま恒久的に閉じられている。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
まだ手を付けてない神ステージが山ほど残ってたんだ。あとで遊ぶつもりでお気に入りに突っ込んだまま、結局ひとつも開けないうちに全部消えた。後回しにした自分が一番悪いんだけどさ。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
理屈の上ではいつでも復活させられるはずなんだよ。技術の問題じゃなくて、ソニーが自分ちの看板タイトルを大事にする気がないだけ。売れた実績があっても、儲けの計算が立たないものには一円も出さない。その姿勢がはっきり出てる。

4. 名無しのReddit住民
パンデミック・スタジオの『マーセナリーズ』。建物でも橋でも片っ端から壊しながら賞金首を狩っていくオープンワールドで、当時あれより自由に暴れられるゲームは他になかった。正面の入り口が固いなら壁を崩して押し入る、みたいな乱暴なやり方が普通に通ったんだぞ。

※『マーセナリーズ』=2005年発売のアクションゲーム(PS2・Xbox)。戦場になった国を自由に動き回り、指名手配された要人を捕まえて報酬を得る。ほぼすべての建造物を壊せるのが当時としては破格だった。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
今ちょうどXboxで遊び直してて、52人のターゲットを全員殺さずに生け捕りにする縛りでやってる。20年前のゲームなのに、遊んでる最中に古さを感じる瞬間がひとつもない。普通に今でも一級品だよ。

6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
今の時代に出たら化けると思う。4Kの広い地図で、好きな順番に賞金首を探して任務をこなせるってだけで十分すぎる。あと、地中まで貫く爆弾や巡航ミサイルを呼んで地形ごと消し飛ばしたときの手応え。あれ以来どのゲームでも味わえてない。

※ここで言う「52人」は、賞金首がトランプ52枚になぞらえて「デッキ」と呼ばれていたことから。イラク戦争のときに米軍が最重要指名手配者の顔をトランプに印刷して配った出来事が元ネタで、ゲーム内では殺さずに生け捕りにしたほうが報酬が跳ね上がる仕組みだった。

7. 名無しのReddit住民
『タイタンフォール』。オンライン対戦の出来が完璧だった。壁を走って二段ジャンプで屋根を渡って、頃合いを見て空から巨大ロボを降らせる。あのテンポを超えたFPSを、俺はいまだに知らない。

※『タイタンフォール』=2014年発売のFPS。生身の兵士で壁を走り回る高速戦闘と、上空から降ってくる搭乗型ロボット「タイタン」の組み合わせが特徴。開発は『コール オブ デューティ』を作っていた中心スタッフが独立して立ち上げたリスポーン・エンターテインメント。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
『タイタンフォール2』はあの時代のど真ん中で完璧な一本だった。まず一人用のキャンペーンが異常に良い。特に時間を行き来しながら進む面は、今でも「あれをやるためだけに買え」と言われてる。タイタンの見た目や決め技をいじるのも楽しかったし、対戦の中毒性は言わずもがな。

9. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
ここまでスクロールしないと出てこないのおかしいだろ。タイタンフォールが死んだのは流行りを追いかけたせいだよ。『Apex Legends』が大ヒットしていなければ、今ごろ3が出てた。

※『Apex Legends』=同じ開発元が2019年に出した基本無料のバトルロイヤル。タイタンフォールと世界観を共有している。これが大ヒットしたぶん続編に回す人手が吸い寄せられた、というのが海外ファンのよくある見立て。

10. 名無しのReddit住民
『アンリアルトーナメント』。俺は DoctorDeath って名前で IgU ってクランにいた。旗取りの一撃必殺ルール、回線ラグのないサーバー。twinkletoes とその親父さんの big、Capornicis、Wolfmann…名前を打ってるだけで手が震えてくる。またいつか撃ち合おうぜ。

※『アンリアルトーナメント』=1999年から続いた対戦専用FPS。「一撃必殺ルール」は全員が即死ライフル1丁だけを持つ改造ルールで、当たれば一発で決まるぶん、照準の腕前が完全に丸裸になる遊び方だった。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
この手のFPSは今も細々と生きてはいるんだよ。問題は、近所のサーバーに知らない奴らが毎晩勝手に集まってくる、あの空気がもう戻らないこと。ゲームが死んだというより、あの遊び方のほうが死んだ。

12. 名無しのReddit住民
いまだに『Evolve』を引きずってる。本気で好きだったから、ものにならなかったのが今でも悔しいんだ。4人がかりで1匹の怪物を追い詰める対戦は当時かなり新しかったのに、発売と同時に追加要素を細かく刻んで売りまくって、自分から客を追い払っていった。中身じゃなくて売り方で死んだ典型だよ。

※『Evolve』=2015年発売。ハンター4人 対 モンスター1体という、人数の釣り合わない対戦を早い時期に打ち出した一本。この形式が定番ジャンルになる前の先駆けだった。

13. 名無しのReddit住民
傑作なのに見捨てられた『バトルフィールド1』。第一次大戦が舞台で、泥と煙と怒号しかない戦場の空気が本当に良かった。なのに今は、試合を始めるのに必要な人数すら集まらない日がある。サービスが終わったわけでもないのに、静かに遊べなくなっていくのが一番きついんだよ。

14. 名無しのReddit住民
『Anthem』。ただしあれは、発売した瞬間にはもう死んでた。それでも空を飛ぶ操作感だけは本当に気持ちよかったんだ。目的地に向かわず何十時間もただ飛び回ってたやつ、俺以外にもいるだろ。

※『Anthem』=2019年発売の協力プレイ専用アクション。パワードスーツで空を自由に飛べる部分だけは高く評価されたが、遊べる中身の薄さで失速した。開発は『マスエフェクト』のバイオウェア。作り直し計画も立ち消えになっている。

15. 名無しのReddit住民
『ドラゴンエイジ』シリーズ。世界観も仲間キャラも本気で好きだったんだ。それが長い開発の泥沼にはまって、ようやく出てきた『ヴェイルガード』はファンへの別れの挨拶みたいだった。区切りとしても散らかっていて、納得して閉じられる終わり方じゃなかった。

※『ドラゴンエイジ』=2009年に始まったファンタジーRPGシリーズ。前作での選択が次の作品の世界に引き継がれる作りで支持を集めた。最新作『ドラゴンエイジ:ヴェイルガード』は2024年発売。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
『ヴェイルガード』、そこまで悪くなかったと思うけどな。戦闘の手触りは歴代で一番良かったし、仲間との会話も丁寧に作ってあった。前作までの選択が重くのしかかってくる続きを期待してた人にとって物足りなかった、というだけの話じゃないか。

17. 名無しのReddit住民
『ヒーローズ・オブ・ザ・ストーム』。自分は5対5で陣地を削り合うあの手の対戦が苦手で、『Dota 2』も『リーグ・オブ・レジェンド』も続かなかったのに、これだけは死ぬほど遊んだ。気楽に入れるのに、上を目指せば腕の差はちゃんと出る。その塩梅が絶妙だったんだ。二強を抜けなかったというだけで、十分やれていたはずなのに維持モード送りにされた。

※「維持モード」=サーバーは動かし続けるが、新しい中身をほぼ作らなくなった状態のこと。運営は終了と言わないので、事実上の店じまい宣言として受け取られる。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
6年ぶりに新キャラが追加されたからまだ死んでない、って言う人もいるけどさ。あれは周年のお祭り用でしょ。次がいつ来るか誰も言えない時点で、遊んでる側の体感としてはもう終わってるんだよ。

19. 名無しのReddit住民
サントラだけで言うなら、いまだに人生の一位は『WildStar』だ。『ファイナルファンタジーXIV』も『原神』も遊んでる自分が言うんだから、そこそこ説得力あると思ってる。西部劇とSFを混ぜたあの曲、今でも週に一度は流してる。

※『WildStar』=2014年に始まり2018年に終了したMMORPG。宇宙の開拓地を舞台にした西部劇風の世界観と、歯ごたえを売りにした戦闘で、人数は少ないながら熱心なファンを抱えていた。

20. 名無しのReddit住民
『コマンド&コンカー』。というか、あのジャンルごと消えた感じがする。俳優を使った実写ムービーで大真面目に世界の危機をやっておいて、中身は基地を建てて物量で押し潰すだけのゲーム。あのちぐはぐさが最高だったのに、代わりになるものが今どこにもない。

※『コマンド&コンカー』=1995年から続いたリアルタイム戦略ゲームの代表格。資源を集めて基地を広げ、軍を編成して攻め込む遊び方で、一時期はPCゲームの花形ジャンルだった。

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
このジャンルが完全に死んだわけじゃないよ。個人や小さいところが作った新作がちょこちょこ出てるし、昔の名作も手を入れ直して売られてる。ただ、大手が桁違いの予算を積んで作る時代には二度と戻らない、ってだけ。

22. 名無しのReddit住民
『ガンバウンド』。今のやつじゃなくて昔のガンバウンドな。俺はずっとブーメランを投げるキャラ一筋だった。風向きに合わせて曲げ方を変えるのが一番難しいキャラで、使いこなせるやつは無条件で尊敬されてた。当時の対戦動画を見返したら泣きそうになったわ。

※『ガンバウンド』=2000年代前半に流行った韓国製のオンライン対戦ゲーム。角度と威力を決めて撃ち合う砲撃戦で、風向きの読みがそのまま腕前に出る。日本でもサービスされていた時期がある。

23. 名無しのReddit住民
運営が自分の手で殺したのが『スター・ウォーズ ギャラクシーズ』。ある日いきなり戦闘も職業も全部作り直されて、酒場で踊るだけのダンサーや家を建てる建築家みたいな、一度も戦わない生き方ができるのが良かったのに、そこから根こそぎ潰された。別ゲームになった時点で、俺の知ってる惑星はもう無い。

※『スター・ウォーズ ギャラクシーズ』=2003年から2011年まで運営されたMMORPG。2005年の大規模改修で職業体系と戦闘が全面的に作り替えられ、それまでのファンが大量に離れた一件は、この手のゲームの失敗例として今も語られている。

24. 名無しのReddit住民
『スーパーマリオブラザーズ35』。数少ない「自分が本気で強かったオンラインゲーム」だった。過去作のコースを足すだけでいくらでも延命できたはずだし、何も足さずそのまま置いておくだけでも良かったんだ。なのに任天堂はきっちり半年で畳んだ。『テトリス99』は7年続いてるのに、あの線引きが本当に分からない。

※『スーパーマリオブラザーズ35』=マリオ35周年記念として2020年10月から2021年3月末まで配信された、35人同時対戦のオンライン専用ゲーム。配信終了日は最初から告知されていた。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
最初から期限を切った企画だったからね。ただ、あれだけ遊ばれたものを予定通り止めるのが誠実だ、って理屈もよく分からん。続けない理由が「そういう企画だったから」しかないの、やっぱりもやもやするよ。

26. 名無しのReddit住民
『ソウルキャリバー』。人生で一番遊んだ対戦格闘がこれなんだ。武器を持ったぶん間合いが独特で、一歩踏み込むかどうかの読み合いが他のどの格闘ゲームとも違う。あの感触の代わりになるものが本当にない。四十になる前に新作を見せてくれ、と毎年思ってる。

※『ソウルキャリバー』=バンダイナムコの3D対戦格闘シリーズ。剣や槍など得物を持って戦うため、拳で殴り合う格闘ゲームとは間合いの感覚がまるで違う。2018年の『ソウルキャリバーVI』以降、新作は出ていない。

27. 名無しのReddit住民
『スプリンターセル』、『GunZ』、『ラグナロクオンライン』、『メタルギアオンライン2』。並べてみると全部、夜中に少人数で集まって遊ぶ種類のゲームだな。特にメタルギアオンライン2は、地面を這って忍び寄って背後を取る、あの緊張感を再現したものが後にも先にも出てない。

※『スプリンターセル』=暗がりに隠れて監視カメラと警備兵をやり過ごす潜入アクション。2013年の作品を最後に新作が止まっている。『GunZ』=韓国製のオンライン対戦アクションで、壁を走りながら剣と銃を切り替えて戦う独特の操作が名物だった。

※『メタルギアオンライン2』=『メタルギアソリッド4』に同梱されたオンライン対戦。組みついて相手を拘束したり、段ボール箱に隠れて奇襲したりと、本編の要素をそのまま持ち込んでいた。2012年にサービス終了。

28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
『ラグナロクオンライン』は国によってはまだ現役だぞ。日本のサービスは20年以上続いてて、今日も課金しながら狩りに出てる人がいる。自分が死んだと思ってるゲーム、案外どこかの国では普通に生きてたりする。

29. 名無しのReddit住民
最近だと『The Elder Scrolls: Blades』が消えた。スマホでもタブレットでもスイッチでも無料で遊べてたのに、少し前にサーバーを閉じられた。それより前の、子どもの頃に入り浸ってたやつはもっとひどい。クラブペンギン、ネオペット、トゥーンタウン、ウェブキンズ…おもちゃ会社やテレビ局の公式サイトに転がってたミニゲームまで含めて、根こそぎ無くなった。ゲームというより、あの頃のインターネットごと消えた感じがする。

※クラブペンギン、ネオペット、トゥーンタウン、ウェブキンズは、いずれも2000年代の英語圏でブラウザから遊べた子ども向けオンラインゲーム。アバターで歩き回って他の子と遊ぶ造りで、日本でいうとハンゲームやアメーバピグに近い立ち位置だった。

30. 名無しのReddit住民
『Glitch』。ゆるくて変な見た目の箱庭MMOで、とにかく居心地の良さが飛び抜けてた。話はここからで、作ってた会社がゲーム内のチャット機能だけを切り出して製品にしたのがSlackなんだよ。みんなで遊んでた世界のほうは畳まれて、雑談用に作った仕組みだけが世界中の職場で毎日動いてる。ここまで読んできて思ったけど、消えたゲームの話って結局、誰といたかの話なんだよな。

※『Glitch』=2011年から2012年まで運営されたブラウザ上のMMO。開発元のタイニー・スペックは、ゲーム終了後に社内で使っていたチャットツールを製品化し、それが Slack になった。

まとめ

並んだタイトルを眺めていくと、死に方がだいたい三つに分かれます。ひとつは運営がサーバーを閉じて、遊びたくても物理的に戻れなくなったもの。ふたつめはディスクもデータも手元にあるのに、人が集まらなくて試合が始まらないもの。そして三つめが、続編を作る人手がもっと儲かる新企画へ吸い取られて、看板は生きているのに前へ進まなくなったものです。三つ目が一番やっかいで、公式に「終わりました」と言われないぶん、ファンはいつまでも待ち続けることになります。

面白いのは、惜しまれ方の強さと売れた本数がほとんど噛み合っていないこと。世界中で売れた大作よりも、数万人しか遊んでいなかったMMOのサントラや、半年で終わったマリオの対戦企画のほうが、何年経っても具体的な思い出とセットで出てきます。つまり弔われているのはゲームそのものというより、そこに毎晩集まっていた人の並びなんでしょうね。遊び方が残っていても、隣にいた相手がいなくなった時点で「死んだ」と言われてしまう。

日本でも、期間限定だったオンライン企画や、静かに終わっていったタイトルに同じ気持ちを抱えている人は多いはずです。皆さんが「これだけは戻ってきてほしい」と思っているゲームは何ですか?

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