新しい製品ほど便利とは限りません。エアコンを弱めるために画面を何度もタップする車、配信終了で曲が消える音楽サービス、充電が切れると動かない掃除機。手放せない“古い技術”には、古さではなく確かな理由がありました。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
紙とペン。電池も更新も月額料金もいらず、書こうと思った瞬間に使える。考えを整理するときは、画面で文字を打つより手で書いた方が頭に残る。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
紙は通知を出して集中を切らさないし、利用規約も変更しない。落として角がへこんでも、翌朝に突然起動しなくなる心配がないのも強い。
3. 名無しのReddit住民
十五年前の車で気に入っているのは、中央に巨大なタブレットがないこと。温度も音量も物理ボタンなので、前を見たまま手探りで操作できる。
4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
エアコンを弱めるだけで画面を起こし、三階層のメニューを開く車は進歩と言えるのか。運転中に触る物こそ、形と位置で分かる方が安全だよ。
5. 名無しのReddit住民
MP3ファイル。ネット接続がなくても聴けるし、毎月料金を払う必要もない。買った曲が企業同士の契約切れで、ある朝ライブラリから消えることもない。
6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
珍しいライブ音源や自主制作盤は、配信サービスに最初から存在しないことも多い。自分で保存した音楽は「提供地域外です」と言ってこない。
7. 名無しのReddit住民
有線イヤホン。充電を忘れても使えるし、左右の片方だけ接続に失敗することもない。差し込めば音が出るという単純さは、十分に高機能だと思う。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
キーボード、マウス、スピーカー、マイク、通信もできるだけ有線。机の上では数グラムの自由より、遅延も電池切れもない安定を選びたい。
9. 名無しのReddit住民
古いゲーム機。ディスクやカセットを入れれば、サービス終了後でも遊べる。発売日に何十ギガもの更新を待たされず、利用者登録も求められない。
10. 名無しのReddit住民
1080pのブルーレイが、配信の4Kよりきれいに見えることがある。数字上の解像度より、通信量に合わせて圧縮されていない映像の方が大切なんだ。
11. 名無しのReddit住民
1995年製の卓上ミキサーを今も使っている。金属部品が丈夫で、故障しても仕組みが分かりやすい。現行品が内部で摩耗しても、こいつは台所で回っていると思う。
12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
昔の家電は重くて機能が少ない代わりに、「一つの仕事を長く続ける」ことへ全振りしていた。アプリ連携より、二十年後も部品が回る方がうれしい。
13. 名無しのReddit住民
インターネットも無線通信も製氷機もない、三十年物の冷蔵庫。ただ冷やすだけだが、その仕事を毎日続けている。冷蔵庫から通知を受けたいと思ったことはない。
14. 名無しのReddit住民
古いiPod。何を聴くかはおすすめ機能ではなく自分で決めたい。何千曲も入れておけば、自分で編成したラジオ局をポケットに持ち歩く感覚になる。
15. 名無しのReddit住民
紙の本。停電してもろうそくで読めるし、充電残量を気にしなくていい。ページをめくる感触と紙のにおいまで含めて、読書の速度を落としてくれる。
16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
電子書籍も便利だけど、所有している感覚は紙が強い。貸す、書き込む、棚で偶然見つけるという体験は、検索窓だけでは再現しにくい。
17. 名無しのReddit住民
マニュアル車。自分の手と足でギアを選ぶ方が、車を操作している実感がある。今では運転できる人が減り、盗難防止装置のような役割まで果たしている。
18. 名無しのReddit住民
排ガス規制前の古いディーゼルエンジン。環境面で優れているとは言わないけれど、構造が単純で壊れにくく、自分の工具で修理できる余地が大きい。
19. 名無しのReddit住民
英国でよく見る、顔が描かれた有線の業務用掃除機。電池も高価な交換フィルターもなく、家のほこりから車内の砂まで勢いよく吸ってくれる。
20. 名無しのReddit住民
昔ながらの頑丈な缶切り。子どもの頃は家に同じ物がずっとあったのに、最近買う物は半年ほどで壊れる。次は飲食店用の巨大な物を台へ固定するつもり。
21. 名無しのReddit住民
外付けハードディスクへの保存。クラウドは便利でも、容量を維持するため永遠に利用料を払うのは嫌だ。手元と別の場所へ複数保存する方が自分には合う。
22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
クラウドか手元かの二者択一ではなく、両方に置くのが安心だね。「企業が守るから大丈夫」と「この一台があるから大丈夫」は、どちらも単独では怖い。
23. 名無しのReddit住民
1980年代から使っている針式の腕時計。充電も通知設定も不要で、腕を傾ければ時刻が分かる。時間を見る道具が、別の用事を増やさないのがいい。
24. 名無しのReddit住民
レコード。取り出して盤を拭き、針を落とし、一面を通して聴く。曲を飛ばす手軽さがないからこそ、アルバムを最初から最後まで作品として受け取れる。
25. 名無しのReddit住民
万年筆と機械式時計。効率だけなら使い捨てペンとスマートウォッチに負ける。でも手入れをしながら何十年も使い、道具が自分の時間をまとっていくのが好きだ。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
古い道具の良さは、性能表に載らない「直して使い続けられること」かもしれない。傷が増えるほど買い替え時ではなく、持ち主の物になっていく。
27. 名無しのReddit住民
1985年に買った金融電卓を四十一年使っている。電源を入れれば同じ配列で同じ計算ができる。ソフト更新でボタンの場所が変わらない安心は大きい。
28. 名無しのReddit住民
2007年製の小型車。最新の車より快適装備は少ないが、同じように目的地まで運んでくれる。そのために何百万円も払い直す理由がまだ見つからない。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
生産終了したサーブに乗っている。部品探しには少し苦労するが、車の方が先に「まだ終わらない」と主張してくるので、走れなくなる日まで付き合う。
30. 名無しのReddit住民
自分の頭。最近は機械が答えを出してくれるけれど、考える作業まで全部外注したくない。古くて処理速度も落ちてきたが、使わないとさらに鈍るからね。
まとめ
支持された古い技術には、物理ボタン、買い切り、修理可能、充電不要という共通点がありました。新製品は機能を増やす一方、通信、契約、電池、更新といった新しい依存先も増やします。便利さを否定するのではなく、自分が必要な仕事を最も確実にこなす道具を残すことが大切なのでしょう。皆さんにも、新型へ替える理由が見つからない愛用品はありますか?

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