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海外「一番近い人間は、頭上を飛ぶ宇宙飛行士」陸から最も遠い海“ポイント・ネモ”とは…?

海外「一番近い人間は、頭上を飛ぶ宇宙飛行士」陸から最も遠い海“ポイント・ネモ”とは…? その他

元スレのお題はシンプルに「海にまつわる一番怖い事実は?」。すると船乗りから海洋科学者、ただ海を眺めるのが怖いだけの人まで集まって、背筋の凍る話を次々と持ち寄った。陸から最も遠いたった一点、貨物船を真っ二つに折る巨大波、光の一切届かない漆黒の底——読み終わる頃には、たぶんもう海がこれまでと同じには見えなくなる。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
海で一番陸から遠い地点は「ポイント・ネモ」って呼ばれてる。どの方角に進んでも、一番近い陸地がとんでもなく遠い。しかも国際宇宙ステーションが真上を通過するときは、頭上400kmを飛ぶ宇宙飛行士のほうが、地球上のどんな人間より君に近い。想像しただけで背筋が寒くなるよ。
※ ポイント・ネモ:太平洋の南部にある、どの陸地からも最も離れた海上の一点。正式には「到達不能極」と呼ばれ、航路からも大きく外れている。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
そこはあまりに何もないから、役目を終えた人工衛星や宇宙船をわざと落とす「墓場」にもなってる。宇宙のゴミが降ってくる海域だと思うと、余計に近寄りたくないな。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ちなみにそこは、クトゥルフが眠る「ルルイエ」の座標でもあるらしいぞ。冗談だけど、あの何もない海図の空白をじっと見てると、本当に何かいそうで怖くなってくる。
※ クトゥルフ:作家H・P・ラヴクラフトが生んだ架空の邪神。海底都市ルルイエで眠るとされ、ホラー好きの間で有名なネタ元になっている。

4. 名無しのReddit住民
一番怖いのは「ローグウェーブ(一発大波)」だよ。前触れもなく突然、30メートル(100フィート)を超える壁みたいな波が立って、巨大な貨物船を真っ二つに折る。海洋学者でも、いつどこで起きるかは正確に予測できない。それじゃあ、良い船旅を。
※ ローグウェーブ:周囲より突出して巨大な、予測困難な単発の波。かつては船乗りの伝説とされたが、現在は観測によって実在が確認されている。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
もっと嫌なのは、その逆の「ローグホール」。波が高く盛り上がるのと同じ深さだけ、海面が突然ぐわっと落ち込むやつ。水槽実験では確認されてて、船乗りの遭遇談も残ってる。しかも大波は乗り越えて生還した話があるのに、穴のほうは……って考えると眠れなくなる。

6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
昔、ローグウェーブを実測する装置を初めて設置したとき「50年は記録できないだろう」って言われてたのに、3日後にはもう一発食らったって話を思い出した。理論上レアなはずなのに、実際は全然そんなことないんだよな。

7. 名無しのReddit住民
一番怖いのは、海は君の味方じゃないし、これから先も絶対に味方にはならないってこと。凪いで優しく見える日でも、こっちの事情なんて1ミリも考えちゃいないんだ。

8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
別に海に悪意があるわけじゃないんだよね。海はただ淡々と自分のことをやってるだけ。たまたまその進路に人間がいたら、容赦なく巻き込むだけ。悪意がないぶん、逆にどうしようもなくて怖い。

9. 名無しのReddit住民
どんなに泳ぎが得意でも、流されるときは流される。もうこれに尽きる。自信がある人ほど油断して沖に出て、気づいたら岸に戻れなくなってるんだ。

10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
仮にマイケル・フェルプスの10倍速く泳げたとしても、水のほうが常に強い。人間の筋力なんて、海流の前ではただの誤差だよ。
※ マイケル・フェルプス:五輪で史上最多の金メダルを獲得した競泳選手。“世界最速の泳ぎ手”の代名詞として引き合いに出されている。

11. 名無しのReddit住民
ある深さを超えると、太陽の光は一切届かなくなる。ただ濡れてるんじゃなくて、広大で、空っぽで、真っ暗。そこには闇の中で生まれ、闇の中で生き、闇の中で死んでいく生き物がいる。頭上で太陽が輝いても、あいつらには関係ない。まだ名前すらついてない何かが、そこでうごめいてるんだ。

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
そいつらが暗闇の中で「食う」ことも忘れないでほしいな。生まれて死ぬだけじゃなく、ちゃんと真っ暗な中で狩りをしてるんだよ。

13. 名無しのReddit住民
厳密には海だけの話じゃないけど、エベレストの頂上(約8.8km)からマリアナ海溝の最深部(約11km)まで、垂直方向の幅はだいたい20kmくらい。地球上の“知られている生命”は、全部このたった20kmの薄い帯の中で暮らしてる。毎日それ以上の距離を通勤してる人もいると考えると、ちょっと世界の見え方が変わったよ。
※ マリアナ海溝:西太平洋にある、地球で最も深い海溝。最深部は水深約1万1千メートルに達する。

14. 名無しのReddit住民
海に入った瞬間、君は食物連鎖の一部になる。しかも、頂点じゃない。陸の上でどれだけ偉かろうと、その序列は水に足を踏み入れた途端にリセットされるんだよ。

15. 名無しのReddit住民
「宇宙より海のほうがわかってない」ってよく言われるけど、本当にそうなんだよな。人類は25万マイル以上先の宇宙まで行ったのに、海の中はまだ数万フィートしか潜れてない。すぐ真下にあるのに、そこのことは何も知らないんだ。

16. 名無しのReddit住民
元カニ漁師(コディアック島)だけど、海の怖さは身に染みてる。普段は5〜6メートルの波の中で作業して、それ以上荒れたら操業中止。でもたまに20メートル級のローグウェーブが船首を越えてきて、76フィートの船が木の葉みたいになる。一度そいつに体ごと持ち上げられて、船長がPAで「グリーンウォーターだ!掴まれ!!」って絶叫する中、甲板の端から反対の端まで15メートルくらい吹っ飛ばされた。手すりの内側に落ちたから助かったけど、外に出てたら真冬の午前3時、暗緑色のカッパじゃまず見つけてもらえずに死んでた。次の入港で即オレンジのカッパに替えたよ。
※ コディアックはアラスカ沖の島で、カニ漁の拠点。「グリーンウォーター」は甲板を丸ごと洗う大量の海水のこと。

17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
読んでて鳥肌立った。想像しただけで生きた心地がしないよ……よく無事だったな。オレンジに替えた判断、めちゃくちゃ分かる。命拾いってこういうことなんだな。

18. 名無しのReddit住民
2023年、マートルビーチで彼女と波遊びを終えた5分後、ライフガードが猛ダッシュで海へ突っ込んでいった。全員上がれと号令がかかって、行方不明者が出たと。俺たちがいた場所から、ほんの3メートルの距離だった。ヘリも救急車も来て、何百人もが浜辺で無言で見守る中、捜索は何時間も続いた。結局その人は見つからなかった。20歳だったらしい。あと数分ずれてたら、同じ流れに巻き込まれてたのは俺たちだったんだ。
※ マートルビーチ:アメリカ・サウスカロライナ州の人気ビーチリゾート。

19. 名無しのReddit住民
海はとにかく“広くて深い”。最初にダイオウイカの死骸が見つかってから、生きた個体が野生で撮影されるまで131年もかかった。マッコウクジラの胃の中身から推定すると、常に数千万匹は生きてるらしい。別に隠れてるわけでもないのに、人間の行動範囲とただ重ならないだけで、それだけ会えないんだ。

20. 名無しのReddit住民
すぐ隣にバスくらいのデカさの何かがいても、君はそれに気づけない。そしてそいつは、たいてい君を餌だと思ってる。透明度の低い海だと、これが本当に冗談じゃなく起きるんだよ。

21. 名無しのReddit住民
海は昼も夜も、雨でも晴れでも、一瞬も止まらない。ずっと動いて、ずっとうねって、とにかく休まず動き続けてる。あの絶え間なさが、俺は一番ゾッとするんだよな。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
しかもそれを何億年も続けてきたし、これから先も何億年も続けるんだよ。人類が生まれるずっと前から動いてて、俺たちが消えたあとも、変わらず動き続けてるっていうのがまた怖い。

23. 名無しのReddit住民
「ドルドラム(赤道無風帯)」も地味に怖いぞ。波も海流も風も一切ない海域があって、エンジンもオールもない船はそこで完全に立ち往生する。泳いで抜けようにも広すぎて無理。凪いでるのに詰む、っていうのがいかにも海らしい理不尽さだ。
※ ドルドラム:赤道付近の、風がほとんど吹かない海域。帆船時代は船が進めなくなる難所として恐れられた。

24. 名無しのReddit住民
海洋科学専攻だからバイアスかかってるかもしれないけど、ここに挙がってる事実、俺はほとんど“怖い”より“かっこよすぎ”とか“面白すぎ”って思っちゃうんだよね。未知だらけって、それだけでロマンの塊じゃない?

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
わかるよ。真っ暗で何もわからないってことは、まだ誰も見たことのない景色がそこに残ってるってことでもある。怖さと美しさって、結局は紙一重なんだと思う。

26. 名無しのReddit住民
泳ぎには絶対の自信があった。子供の頃から競泳をやってて、一日中海で遊んでも平気だった。でもハワイで大うねりの日にサーフラインまで泳ぎ出たら、帰りに波が立て続けに来て、浮上した瞬間に次の波、また潜る、の無限ループ。岸まで6メートルもないのに「あ、これ死ぬかも」って本気で思った。浜辺の家族が15メートル先に見えてるのが、逆に地獄だった。なんとか戻れたけど、あれで4〜5メートル級。30メートルの波が実在するなんて、もう想像もつかない。

27. 名無しのReddit住民
海底で地図になってるのは全体の3割未満、実際に探査されたのはたった5%くらいって言われてる。しかも海の生き物の9割は、まだ分類すらされてない。マリアナ海溝の最深部「チャレンジャー海淵」にエベレストを丸ごと沈めても、山頂はまだ水面のはるか下だよ。
※ チャレンジャー海淵:マリアナ海溝の最深部で、地球上で最も深い場所とされる。

28. 名無しのReddit住民
海で泳ぐたびに、世界のどこかで亡くなった無数の“誰か”と一緒に泳いでる、って考えたことある?海は全部つながってるから、理屈のうえでは間違ってないんだよね。この事実を知ってから、もう二度と口を開けて潜れなくなったよ。

29. 名無しのReddit住民
もし地球に宇宙人が来たら、最初にコンタクトを取る相手はたぶんタコだと思う。あいつら知能が異次元だからな。海神ポセイドンでも、タコ型宇宙人の支配からは助けてくれないぞ。……というわけで、俺はその日に備えてボールペンのインクをこっそり溜めてる。タコ大王万歳。

30. 名無しのReddit住民
バイフォード・ドルフィンの潜水事故と、最近のオーシャンゲート「タイタン」の圧壊事故について読んだだけで、俺はもう海は充分です、ありがとうございました。水圧って、人間を一瞬で消してしまう力を、平気な顔で持ってるんだよ。
※ バイフォード・ドルフィンは1983年に起きた潜水設備の急減圧事故。「タイタン」は2023年に深海で圧壊した観光用の小型潜水艇。

まとめ

怖い話が並んだけど、よく読むと恐怖の正体は大きく二つに分かれていた。一つは“スケールの恐怖”。ポイント・ネモの孤独、光の届かない深さ、宇宙より知られていない未知の広さ——人間の想像力を軽く振り切る規模そのものが怖い。もう一つは“無関心の恐怖”。海に悪意はないのに、たまたま進路にいた人間を淡々と巻き込む。泳ぎの得手不得手も、こちらの事情も、一切考慮してくれない。ただ、海洋科学を学んだ人が「怖いより面白い」と言ったように、未知だらけであることはロマンの裏返しでもある。恐怖と好奇心は、たぶん同じ場所から湧いてくるんだろうね。あなたが海で一番ゾッとするのは、深さ?広さ?それとも、あの決して止まらない動き?

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