「一晩で金持ちになった人を見たことある?」——r/AskRedditに投稿されたこのシンプルな問いに、世界中から実話が殺到した。宝くじ、オイルマネー、IPO、ビットコイン、内部告発、訴訟、そして相続。お金が人生を変える瞬間の生々しい記録と、その後の顛末が淡々と語られている。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
10年近く隣に住んでた家族が宝くじに当選してね。うちに来て「当たったよ」って一言だけ告げて、数日後には国を出てった。以来、連絡は一切なし。でもガレージにBMWのX3、ロボット芝刈り機、発電機、作業用の工具箱、自転車を数台そのまま置いていってくれた。まるで「古い人生ごと引き取ってくれ」って言われてるみたいだったよ。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
その去り方、正直めちゃくちゃカッコいい。「じゃあな、俺の古い生活ごとくれてやるよ」って感じ。漫画の主人公かよ。3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ていうかガレージにBMW X3とロボット芝刈り機がある時点で、当選前からそこそこ良い暮らししてただろその人。
4. 名無しのReddit住民
うちの叔父は90年代の半ばに、自分でやってた小さなIT会社をマイクロソフトに売った。金額は教えてくれなかったけど「7桁(ドル)だった」とだけ。今はスペインの豪邸に住んで、ワインショップと骨董家具の店をやってる。顧客の注文で珍しい家具を探してくるタイプの店ね。しかも最近アイアンマン(トライアスロン)に出始めた。人生を楽しみ尽くしてる感じで、見てるこっちも気持ちがいいよ。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
いや全然「一晩」じゃないだろ笑。会社を立ち上げて、育てて、世界最大のソフトウェア会社に買収されるまで磨き上げた結果だよ。仮に3年で売れたとしても、それは「3年で金持ちになった」ってこと。6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
なんでIT長者はみんな売却後にトライアスロンかクロスフィット始めるの?うちの知り合いも同じパターンで笑った。
7. 名無しのReddit住民
息子がボーナスの25,000ドルをSafeMoonってコインに全部突っ込んでね。発表直後に仕込んだら、あっという間に200万ドルを超えた。半分の50万ドルだけ引き上げて、残りは「絶対大丈夫、月まで行く」って放置してたら、案の定しぼんだよ。でも50万ドルあれば家が買えたし、奥さんの学資ローンを完済して、犬まで飼えた。文句言ったら罰が当たるレベルだわ。
※ SafeMoonは2021年頃に流行した暗号資産ミームコインの一つ。「月へ(to the moon)」を煽りワードに急騰したが、その後大暴落した。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
犬を飼えるってことはもう成功者だよ。独身の頃に家賃払いながら犬飼う余裕なんてなかったからな、俺は。9. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
そもそも25,000ドルのボーナスを「投機に使っていい余剰資金」として扱える時点で、もう普通の人じゃないんだよな。
10. 名無しのReddit住民
90年代初め、隣の家の人が自分の土地の鉱物権(ミネラルライツ)を持ってて、石油会社と契約してたんだけど、ある日本当に油田が当たった。典型的な中流アメリカ家庭が、いきなり月9万ドルの収入になったんだ。2ヶ月以内に町で一番でかい豪邸に引っ越してった。あまりに早くて笑ったよ。
※ ミネラルライツとは、米国で土地の地下資源(石油・ガス・鉱物)の所有権を地表と分けて売買できる仕組み。日本にはない概念。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
同じ系統の話、大学時代に友達の彼女の実家がそうだった。牛10頭だけの小さな牧場だったのに、ある日石油会社が来て、今は月140万ドルの印税収入。でも夫婦は今も90年代のピックアップトラックに乗って、誰にでも親切な昔ながらの牧場主。ああいう人たちが一番お金に呑まれないんだよな。
12. 名無しのReddit住民
職場の同僚が2007年くらいに、スクラッチくじで100万ポンド当てた。その後の数ヶ月で新車を買っては数週間で大損して売り、また買っては売りを繰り返して全部溶かした。奥さんは「一生分の安心を目の前で燃やされる気分だった」って言って離婚。家と年金を全部持ってった。男は今66歳で、新しい家のローン払うためにまだ働いてるよ。同情の余地ゼロ。
13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
18歳の誕生日にくじを当てた知り合いがいたよ。俺が入隊してる8年の間に、家と車を買って派手にやって、戻ってきたら実家のガレージ裏でエナジー酒飲んでる側の人間になってた。なぜか「すごくいいトラック」だけは手放さずに持ってたのが哀しかったな。
14. 名無しのReddit住民
家族の一人が大手製薬会社で、承認外の用途に薬を売りつけるのを見てた。それを内部告発したら、政府が会社を訴えて勝訴して、報奨金としてほぼ5,000万ドル受け取ったよ。合法的に一晩で大金持ちになる、ほぼ唯一のルートかもしれない。
※ 米国には「Qui Tam(クイタム)訴訟」という制度があり、政府への不正を内部告発した人が回収額の15〜30%を受け取れる。数千万ドル規模になることも珍しくない。
15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
それ興味ある。要するに当局に駆け込めば、罰金の何割かが自分に入ってくるってこと?そんな美味しい話あったんか……。
16. 名無しのReddit住民
学生時代の友達のお母さんが890万ポンドの宝くじに当たった。前日までは普通に会ってたのに、翌日からしばらく姿を消してたよ。戻ってきた頃にはもう話しかけられる距離じゃなくなってた、っていう寂しさの方が印象に残ってる。
17. 名無しのReddit住民
ニューヨークで普通の給料で働いてた友達が、スタートアップに転職して数年後にIPOまで持っていった。上場の瞬間に数百万ドルが文字通り数秒で入ってきて、奥さんが震えてたのを覚えてる。でも派手なことはせず、隣町に普通の家を建てて、家族を助けて、今もわりと普通の車に乗ってる。こういう使い方する人が一番幸せそうに見える。
18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
それこそ理想形だよ。別に狂ったように金持ちになる必要はない。「これ以上お金のこと考えなくていい」レベルで十分なんだよ。19. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
「数秒で」って書いてるけど、IPOに至るまでは何年も無給に近い待遇でリスク背負ってきたはずだよ。ストックオプションって結局そういうもの。
20. 名無しのReddit住民
初期のビットコインに関わってた友達がいてさ。ビットコイン取引アプリのコードを書く仕事で、給料もBTCで受け取ってた。500ドルしか持ってなかった俺に「お前も買っとけ」って勧めてきたけど断った。ビットコインが跳ねた瞬間、彼は3,000万ドル近く持ってる立場になって、どっか外国に消えた。数ヶ月音沙汰なしの後、「カエルがBTCの波に乗って、学校→就職→家→老後の階段を登る一般人を見下ろしてる」ミーム画像を送りつけてきた時点で、俺は連絡するのをやめたよ。
21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
すごい話があるんだ。2010年ごろ、カリフォルニア北部の大麻農家の幼馴染がいて、銃を持った強盗に何度も狙われるのに嫌気がさして、Silk RoadでBTC決済の販売を始めたんだよ。
当時のBTCは1枚10ドル以下。彼は1,000ポンド以上の取引をして、それを全部そのまま保管してた。
2012年に俺が彼の農場にエアコンを設置した報酬が、USBメモリに入った50BTC。当時で600ドル相当。4時間の仕事だったから、気にも留めずに箱の中に放置してた。
2017年、BTCが暴騰して焦って引っ張り出して、コールドウォレットの扱い方を教えてもらって売却した。4時間の作業が人生を変えたよ。
※ Silk Road(シルクロード)は2011〜13年頃に運営されていたBTC決済の闇サイト。後にFBIによって閉鎖された。
22. 名無しのReddit住民
70年代からお世話になってた歯科矯正医が、1995年のパワーボールで3,200万ドル当てた。でも引退したのは4年後で、それまで普通に診療を続けてた。当選を知ったとき生活がほとんど変わってなかったのが衝撃的だったよ。そもそも歯科矯正医なんて当選前から裕福だしね。
※ パワーボールは米国複数州で運営される宝くじで、ジャックポットが数億ドルになることもある。
23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
妻の大叔父が80年代のパワーボールで2,500万ドル当てた。驚くことに、子どもが大人になるまで家族にも言わなかったんだよ。仕事も続けて生活も変えず、ちょっと豪華な旅行に行くくらい。本当に静かな人で、結婚祝いだけやたら気前が良かった。本人が交通事故で亡くなった後、初めて全部が明らかになった。
24. 名無しのReddit住民
地元のバーテンダーがユーロミリオンズに当選して、彼女を置いて失踪したよ。10年経つけど誰も見てない。一方で、別の知り合いは両親を交通事故で亡くして遺産が入ってきた。配当と賃貸で一生遊んで暮らせる額だったけど、ちゃんと大学を卒業して今もキャリアを積み上げてる。誰を失って手に入れた金かで、重さが全然違うんだよ。
※ ユーロミリオンズは欧州9カ国共同の大型宝くじ。最高額は2億ユーロを超える。
25. 名無しのReddit住民
職場の同僚が、ゲームストップ株のブームの1年前から「絶対買え」って言ってきてた。俺は「YouTubeのおじさんを信じるなんて無理」って断ったよ。でもその人はオプション取引ですでに30万ドル近く含み益が出てて、ゲームストップ騒動で数百万ドル稼いで仕事を辞めた。最後に聞いた噂では、アジアのどこかに移住したらしい。
※ 2021年、個人投資家が掲示板で結束してゲームストップ株を爆騰させ、空売りしていたヘッジファンドを破綻に追い込んだ歴史的な騒動。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
俺もあの騒動で6万5千ドル稼いだ。でも欲を出して持ち越した結果、10万ドル近く取れたはずのを溶かしたよ。今思い出しても胸がキュッとなるわ。
27. 名無しのReddit住民
同僚がタコベルを相手取って裁判をやってた。詳細は言わなかったけど「7,200万ドルで訴えてる、たぶん2万5千ドルで和解して休暇取って借金返す予定」って言ってた。ところがある日の朝9時45分ごろ、内線で呼び出されて電話に出たんだよ。10分後に戻ってきた彼は名札を外して、無言で店を出ていった。後で聞いたら、5年分割で1,500万ドルの和解だったらしい。訴訟の内容は、フランチャイズオーナーからの私的な労働搾取——洗濯物を取りに行かされたり、犬の散歩までさせられてたっていう内容だった。
※ タコベルはメキシコ料理風ファストフード大手。米国では店舗ごとのフランチャイズオーナーによる労働問題が度々訴訟になっている。
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
この話、ドラマで見たやつじゃん。てか名札外して無言で出ていくシーン、映画なら絶対スローモーションだろ。
29. 名無しのReddit住民
友達の親父さんが小さな会社を160万ドルで売却したんだけど、その全額をバカでかい家に突っ込んで、それから20年間ずっと社畜のまま。当時配当株に回してたらとっくに引退できてたのに。しかも本人は仕事が好きなわけでもない。人生で一番怖いのは、大金を手にしたときに「昔の自分」のまま決断しちゃうことなんだって、この話で痛感したよ。
30. 名無しのReddit住民
この手のスレでいつも思うのは、「突然金が入ると、多くの人が今の生活を捨てて姿を消す」ってこと。逆に言えば、それだけの人が今の人生を本当は変えたがってたってことだろ。宝くじが当たって初めて決断するんじゃなくて、当たらなくても変えられる部分はあるはずなんだよな。
まとめ
突然の大金を手にした人の顛末をまとめて読むと、大きく2つのパターンに分かれることが見えてくる。ひとつは「生活をほとんど変えない」タイプ。歯科矯正医、隣町に家を建てたIPO長者、2500万ドルを子どもにも言わなかった夫婦のように、既に自分の人生の形がある人たちだ。もうひとつは「古い人生ごと丸投げする」タイプ。家財を置いて国外に消える当選者、ミーム画像だけ送ってくる元友達、名札を外して無言で去る同僚。彼らは大金そのものより、それを理由に人生をリセットできる瞬間を待っていたのかもしれない。そして最後に、破滅するのは「大金を手にしたのに、昔の自分のまま使い続ける人」だという厳しい共通点も浮かび上がってくる。皆さんなら、もし明日突然10億円が振り込まれたら、この3パターンのどれになりそうですか?

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