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【満場一致】「悪いシーンが一秒もない」外国人が選ぶ完璧な映画30選|海外の反応

エンターテイメント

「悪いシーンが一つもない、完璧な映画は何か?」——海外掲示板Redditでこの問いを投げかけたところ、ジャンルを超えた30本の名作が集まった。「10点満点」と言い切れる映画の条件とは何か、一本一本の理由を読んでいくと見えてくるものがある。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
ターミネーター2は文句なしの10点満点だ。アクション・SF・感情の全てが揃っていて、続編でありながら原作を超えたと言っていい。あのラストシーンで涙が出ない人間を俺は信用しない。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
マトリックス(1作目)も同じ意味で完璧だと思う。あの映画は「悪いシーン」を探そうとしても見つからない。哲学・アクション・ビジュアル全部が一つの方向を向いている。続編がどうであれ、1作目は永遠に傑作だ。

3. 名無しのReddit住民
パイレーツ・オブ・カリビアン第1作「呪われた海賊たち」はノンストップで楽しい。ジャック・スパロウが初登場するシーンから最後まで、一度もテンポが落ちない。ジョニー・デップがあれほど生き生きとしている映画は他にない。
※ パイレーツ・オブ・カリビアン:呪われた海賊たち(2003):ディズニーが制作した海賊映画。ジャック・スパロウ役のジョニー・デップはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。興行収入は6億5000万ドルを超えるヒット作。

4. 名無しのReddit住民
ショーシャンクの空に。どのシーンも物語を一歩前に進めていて、一つも余計なシーンがない。何度観てもラストの「太平洋の青さ」のシーンで鳥肌が立つ。「希望は良いものだ」というモーガン・フリーマンの朗読を聞くたびに、映画をまた最初から観たくなる。

5. 名無しのReddit住民
ジュラシック・パーク(1993年)は間違いなく完璧な映画だ。恐竜が初めてスクリーンに現れる瞬間の、あのジョン・ウィリアムズの音楽と映像の組み合わせは、映画史上最も美しい「初登場シーン」の一つだと思う。CGと実物大モデルを組み合わせた映像は今見ても色褪せない。
※ ジュラシック・パーク(1993):スティーヴン・スピルバーグ監督。マイケル・クライトンの小説が原作。CGと実物大アニマトロニクスを組み合わせた恐竜映像は映像技術の転換点とされ、当時の世界興行収入記録を更新した。

6. 名無しのReddit住民
バック・トゥ・ザ・フューチャーは外せない。脚本の伏線の張り方が異常なくらい精密で、1回目は楽しめて2回目はその仕組みに驚ける。あれほど「再観賞が報われる映画」は多くない。

7. 名無しのReddit住民
ラタトゥイユを加えたい。料理・夢・批評・才能の民主性をこれだけコンパクトに詰め込んで、子どもにも大人にも届く映画は珍しい。クリティック(食評家)が最後に幼少期を思い出すシーンは、ピクサー映画の中でも最高の瞬間の一つだと思っている。
※ ラタトゥイユ(2007):ピクサー・アニメーション・スタジオ製作。パリのレストランで働くことを夢見るネズミを主人公にした映画。アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞。

8. 名無しのReddit住民
レイダース/失われたアーク《聖櫃》は鉄板だ。インディ・ジョーンズが最初にスクリーンに登場する数分間だけで、キャラクターの全てを説明してしまうあの脚本の密度がすごい。アクション冒険映画の「教科書」として今でも引用される映画だ。
※ レイダース/失われたアーク(1981):スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮のアクション映画。考古学者インディアナ・ジョーンズシリーズの第1作。アカデミー賞4部門受賞。

9. 名無しのReddit住民
プリンセス・ブライドは最高だ。ラブストーリー・剣劇・コメディ・おとぎ話を全部混ぜながら、どれも中途半端にならない。「私が思うに、この言葉はあなたが思っている意味ではないようだ」というセリフが今でも頭から離れない。
※ プリンセス・ブライド(The Princess Bride, 1987):ロブ・ライナー監督のファンタジー・ロマンス映画。公開当初は大ヒットしなかったが、ビデオリリース後にカルト的人気を獲得。現在もアメリカで根強いファンを持つ。

10. 名無しのReddit住民
ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間は個人的に完璧な映画だ。冒頭のガラドリエルの語り、シャイアの穏やかな日常、ガンダルフのリングの説明、パブのアラゴルン、リヴェンデル、モリア……全てのシーンが次のシーンへの意味を持っている。ゆったりとした場面も、物語と映像の進行に完璧に機能している。ファンタジー映画として、これを超えるものはまだ出ていない。

11. 名無しのReddit住民
ショーン・オブ・ザ・デッドはどう?ゾンビ映画・コメディ・友情映画の三つを同時に成立させていて、一つも犠牲になっていない。伏線の回収が後半に全部ガッとくる構造も見事で、エドガー・ライトの脚本力が詰まった一本だと思う。
※ ショーン・オブ・ザ・デッド(2004):エドガー・ライト監督によるゾンビ・コメディ映画。「コーネット三部作」の第1作で、ニック・フロスト、サイモン・ペッグが主演。イギリスのカルト映画として世界的に評価が高い。

12. 名無しのReddit住民
スタンド・バイ・ミー。ツリーハウスから始まって、線路を歩いて、町に向かって歩いていく最後のシーン。あの映画は「少年期がいつの間にか終わっていたこと」に気づかせる。大人になってから観ると、子ども時代のどこかのシーンが必ず頭に浮かぶ。
※ スタンド・バイ・ミー(1986):ロブ・ライナー監督。スティーヴン・キングの中編小説「死体」を原作に、4人の少年が死体を探しに旅をする物語。リバー・フェニックスの演技が特に高く評価された。

13. 名無しのReddit住民
インセプション。夢の中の夢の中の夢という構造を2時間28分で説明しながら感情的にも完結させている。「もみの木が倒れるか倒れないか」で終わる最後のカットは、映画史上最も議論された終わり方の一つだ。何回観ても「あのコマは止まったか」で意見が分かれる。
※ インセプション(2010):クリストファー・ノーラン監督・脚本。レオナルド・ディカプリオ主演。夢の中に侵入してアイデアを植え付けるという設定で、公開時の興行収入は8億3000万ドルを超えた。

14. 名無しのReddit住民
ジョーズは何度観ても新しい発見がある。あの映画は「サメをほとんど映さない」ことで恐怖を作り出していて、スピルバーグが予算不足でサメの機械を満足に動かせなかった制約が、結果的に映画の質を上げた話は有名だ。「もっとデカい船が必要だ」のシーンは何度観ても笑える。
※ ジョーズ(1975):スティーヴン・スピルバーグ監督。世界初の「サマーブロックバスター映画」とされ、映画の興行形態を変えた作品として映画史上の転換点とされる。撮影中、機械式のサメが頻繁に故障したため、サメをほとんど映さない演出が生まれた。

15. 名無しのReddit住民
千と千尋の神隠しは完璧だ。日本のアニメを一度も観たことのない人に最初に見せるとしたらこれを選ぶ。油屋の世界観の密度、音楽、カオナシ、銭婆……どのシーンを切り取っても一枚の絵になる。宮崎駿の集大成だと思っている。

16. 名無しのReddit住民
チルドレン・オブ・メンは完璧と言っていい。子どもが生まれなくなった世界という設定で、あれほどリアルな絶望と希望を同時に描いた映画はない。ロング・ワンテイクの戦闘シーンは映画技術として今でも語り継がれている。
※ チルドレン・オブ・メン(2006):アルフォンソ・キュアロン監督。18年間子どもが生まれていない近未来を舞台にしたディストピア映画。長回し撮影技術が高く評価され、映画監督からのリスペクトが特に高い作品。

17. 名無しのReddit住民
パディングトン2は2回泣かされた。「クマの映画」だと思って油断していたら、ヒュー・グラントが最高の悪役を演じていて、刑務所のシーンがどれも暖かくて、あの「マーマレードサンドイッチ」の一場面で完全に崩れた。大人向けに作られた子ども映画だと思う。
※ パディングトン2(2017):ポール・キング監督。映画批評サイトRotten Tomatoesで一時期「100%フレッシュ」を維持し、史上最高評価映画として話題になった。ヒュー・グラントはこの作品の悪役フェニックス・バックラーを自身のベスト演技と語っている。

18. 名無しのReddit住民
スナッチ(2000年)もおすすめだ。10人以上のキャラクターが絡み合う脚本なのに、一度も「誰が誰だっけ」とならない。ガイ・リッチーの編集のリズムと、ブラッド・ピットのピキー(ジプシー)英語が全部混ざって最高な映画になっている。
※ スナッチ(2000):ガイ・リッチー監督のクライム・コメディ。ブラッド・ピットがアイルランド系ジプシーのボクサーを演じた。複数のキャラクターが絡む群像劇を軽快なテンポで描き、カルト的な人気を誇る。

19. 名無しのReddit住民
フィフス・エレメントとホット・ファズの二本が思い浮かぶ。フィフス・エレメントはあのビジュアルの密度と世界観の独自性、ホット・ファズは伏線の仕掛けと最後の爆発的な解放感が完璧だ。どちらも「一つのシーンを削ったら映画全体が崩れる」という構造をしている。

20. 名無しのReddit住民
ダークナイトは最初から最後まで一秒も気が抜けない。ヒース・レジャーのジョーカーは「悪役の演技」という概念を更新してしまった。バットマン映画を超えて、人間の秩序と混沌についての映画になっている。
※ ダークナイト(2008):クリストファー・ノーラン監督。ヒース・レジャーはジョーカー役でアカデミー賞助演男優賞を受賞(撮影終了後に死去)。スーパーヒーロー映画として初めてアカデミー賞主要部門候補となった作品。

21. 名無しのReddit住民
ライオン・キングは名作だ。特に1994年のオリジナル版は、ハムナ・マタタから始まってシンバが父の幻を見る草原のシーンまで、子どもと大人で全く違う受け取り方をする映画だ。ハンス・ジマーの音楽がある時点で負けが確定している。
※ ライオン・キング(1994):ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作。作曲はハンス・ジマー、歌曲はエルトン・ジョン。シェイクスピアのハムレットを下敷きにしており、アカデミー賞2部門受賞。

22. 名無しのReddit住民
エッジ・オブ・トゥモローは過小評価されている完璧な映画だ。「同じ日を繰り返して強くなる」という設定を、飽きさせずに2時間引っ張る脚本と、トム・クルーズが最初は弱くて情けないという珍しい設定が噛み合っている。
※ エッジ・オブ・トゥモロー(2014):ダグ・ライマン監督、トム・クルーズ主演。桜坂洋の小説「All You Need Is Kill」が原作。タイムループを使ったSFアクションで、公開後に評価が上がり続けているリバイバル人気の映画。

23. 名無しのReddit住民
ノーカントリーはどう?静けさだけで恐怖を作り出している。アントン・シガーが登場するシーンで、BGMすらない沈黙が「何かが起きる」という緊張感を生み出している。コーエン兄弟の脚本は何一つ無駄がない。
※ ノーカントリー(2007):コーエン兄弟監督。コーマック・マッカーシーの小説が原作。ハビエル・バルデムが演じる殺し屋アントン・シガーは映画史上最も恐ろしい悪役の一人として挙げられることが多い。アカデミー賞作品賞を含む4部門受賞。

24. 名無しのReddit住民
パルプ・フィクションも完璧だ。時系列をバラバラにしながら全てが最後に繋がる構造と、何気ない会話が全部面白いというタランティーノの異常な才能が詰まっている。あのブリーフケースの中身が何かは、今でも議論が続いている。
※ パルプ・フィクション(1994):クエンティン・タランティーノ監督。カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作。時系列を意図的に入れ替えた複数の物語が交差する構成で、1990年代以降の映画に多大な影響を与えた。

25. 名無しのReddit住民
シャイニングは冒頭のインタビューのシーンですら不気味で、最初から最後まで一切緩まない。スタンリー・キューブリックは撮影中に出演者を精神的に追い詰めたと言われているが、その結果があの演技だとしたら複雑な気持ちになる。映像の美しさとセットデザインは今見ても別格だ。
※ シャイニング(1980):スタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演。スティーヴン・キングの原作小説とかなり異なる映画化で、原作者本人は映画版を批判していたことで知られる。

26. 名無しのReddit住民
サウンド・オブ・ミュージックも良い。歌が多い映画でありながら、一曲も「話が止まった」と感じさせない。エーデルワイスの場面は、ただの歌ではなく政治的抵抗の場面として成立している。ミュージカル映画の中で最も「物語が前に進む音楽」を使っている映画だと思う。

27. 名無しのReddit住民
トゥルーマン・ショーは全てのシーンが前のシーンを受けていて、ジム・キャリーの演技は本当に過小評価されている。コメディ俳優があれほどの繊細さを見せた映画は他にない。最後のシーン、あの扉に手を当てた瞬間で何度でも泣ける。
※ トゥルーマン・ショー(1998):ピーター・ウィアー監督、ジム・キャリー主演。自分の一生を生放送されていたことを知らない男の話。現代のリアリティTV文化・監視社会を予言した作品として今も語り継がれている。

28. 名無しのReddit住民
ゴッドファーザーは外せない。3時間近い映画なのに、一度も「長い」と感じさせない。コルレオーネ家の食卓シーンだけで、あの家族の全員の関係性が理解できる脚本の密度がすごい。マーロン・ブランドの演技は映画史の財産だ。
※ ゴッドファーザー(1972):フランシス・フォード・コッポラ監督。マリオ・プーゾの小説が原作。アカデミー賞作品賞・脚色賞・主演男優賞(マーロン・ブランド)受賞。AFIが選ぶ「アメリカ映画ベスト100」で第2位。

29. 名無しのReddit住民
グランド・ブダペスト・ホテルは素晴らしい。ウェス・アンダーソンの映画は全てスタイリッシュだが、この作品は内容の深さも伴っている。M・グスタフとゼロの友情が、戦間期ヨーロッパの喪失と重なっていて、コメディとして笑いながら最後にずっしりくる。
※ グランド・ブダペスト・ホテル(2014):ウェス・アンダーソン監督。アカデミー賞4部門受賞。対称構図と鮮やかな色使いが特徴的なウェス・アンダーソン映画の中でも、最も商業的に成功した作品の一つ。

30. 名無しのReddit住民
エイリアン(1979年)。無駄なシーンが一切なく、全てが緊張感を積み上げている。実物大の機械仕掛けとセット撮影だけで作られた映像が今見ても色褪せないし、シガニー・ウィーバーはアクションヒロインという概念を作った人物だ。ホラー・SF・サバイバルスリラーの三拍子を30年以上誰も超えていない。
※ エイリアン(1979):リドリー・スコット監督、シガニー・ウィーバー主演。H・R・ギーガーがデザインしたエイリアンの造形は今も映画史上最も恐ろしいクリーチャーデザインの一つとされる。アカデミー賞視覚効果賞受賞。

まとめ

30本を並べて気づくのは、「完璧な映画」の条件が人によって少しずつ違うということだ。

「無駄なシーンがない」派(ショーシャンク、エイリアン、ゴッドファーザー)、「何度観ても発見がある」派(ジョーズ、パルプ・フィクション、ロード・オブ・ザ・リング)、「感情を裏切らない」派(スタンド・バイ・ミー、トゥルーマン・ショー、パディングトン2)——それぞれが別の意味で「完璧」を語っている。

共通しているのは「一つでも抜いたら映画全体が崩れる」という構造の密度だ。どの作品も、シーンではなく「映画全体として」機能している。「好きな映画」とは別の問いを投げかけた時に出てくる答えが、このリストなのかもしれない。皆さんが「悪いシーンが一つもない」と思う映画は何ですか?

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    格調高い名作ぞろいにライオンキングみたいなゴミが混ぜてあるとイライラする
    ハムレットが下敷きになってるなんてのは、かなり後になってから付け足したこじつけだな
    もちろんジャングル大帝のパクリであることが後でバレて、さんざんに非難されたため、
    それを誤魔化すためだ。

  2. Reddit名無しさん より:

    子供映画が多いな
    子供時代に見て以降更新されてないのかな

  3. Reddit名無しさん より:

    ゼロ・グラビティだな

  4. Reddit名無しさん より:

    エイリアンディレクターズカット版見ると「このシーンはカットして正解」というのがわかる
    体育座りするエイリアンはダメだろ

  5. Reddit名無しさん より:

    ロバート・レッドフォード&ブラッド・ピットの「スパイゲーム」
    導入部、劇中での回想&背景明かし、知的で漢気溢れるED、観賞後の爽快感。
    派手さは無いが、今のハリウッド映画が亡くした映画の面白さの全てが詰まってる